バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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ギリギリセーフっセーフっ

俺は思った 終わった とそれだけ

 

「ぐぅ………」

 

出そうと思ってなかったどうせ捨てるから良いかと適当に作った料理を、ボンちゃんは背中に乗せてウンボンのチキン酒場の店主に出すのを察知した瞬間追いかけたが………間に合わずベチャという効果音が聞こえそうなほど綺麗にコケた

また、ボンちゃん達が動けない俺の周りを集った

めっちゃ、元は羽のあたりでペチペチと叩かれてる気がする

 

「何やってんですか?ガリバー???」

〈………物凄い集まってる〉

「鳥頭として同類だと思ってるんだろう」

「なにとも言ひ難き光景なり」

「ガリバーさん襲われてますよねっ!?なんでそう傍観してるんですかっ!?」

 

言いたい放題言いよってお前ら

俺が何を思ってるかも知らない癖して

 

「ゴゴゴ………ギギギ………グググ」

「おいっ管理人なんて言ってるんだ」

〈ヒースクリフちょっと待ってえーと………それは料理人の仕事として客人に出して対価をもらう料理ではなく、人間として日々を生きる糧の料理でした〉

 

勝手に出された、料理に対して客人には出せるものではないという真っ当な評価が下されるそりゃそうだよ出す気無かったんだもん

周りの奴らの一匹が勝手に持っていっただけで

 

「ヴヴヴ………ブブブ………ゼゼゼ!」

〈客に出すことが前提の店の料理としては評価する事は難しいですが、家庭料理としては100点評価の100点与えても不足はないとみます

追加で材料を使わず事前に評価しました3点の料理のから出てしまった本来廃棄分となる材料と、そして限られた調理過程諸々から見まして

 

貴方の料理には、私の個人の見解として次を期待せざるをえないでしょう!〉

 

俺はその言葉を不合格と見て、目を閉じたがカチッとした音の後に見た数字は1ではなく3であった

カウント増えとるわ………コレいいのか?まぁ最終的にウーティス監修の料理食わせりゃいいから良いか何とか大丈夫だろ

 

〈………カウンター増えたね〉

「そうだな管理人」

「急に風格のある審査委員長みたいになりましたね………」

 

管理人は、俺と同じ方向を向きカウンターが1回増えたことに反応しイシュメールは、管理人によって通訳されたねじれの言葉の変化に驚いていた

 

「次ってことは、あのねじれから見たらお前分の一回追加じゃねーか?」

 

おいヒースクリフ余計な事を言うな

 

「取り敢えず、もうそろそろそっちも2つ出来上がってるんだろそれ試して残り1回になったらやるよ」

 

俺はそう言いつつ、評価が終わり集っているというほどに近くには居なくなったが周囲にはまだ居るため気をつけつつ起き上がってから

管理人渡す前紙切れに写し書きした候補5つの中から最も確率は高いだろうなと思う味付け以外の4つに追加で斜線で消しながらヒースクリフの答えに返答した

 

〈チャンス自体は3回になったけど、最後の1回はガリバーに任せることにする

取り敢えずマニュアル通りに作ったムルソーから見てみようか〉

 

今回のトラブルで増えた、回数を最後に俺が消費するという話になりひとまず流れはもとに戻る

ムルソーが、完璧に拵えられているが何かが足りないと言われウーティスがねじれの琴線に引っかかりウンボンのチキン酒場のねじれの自我心道が開かれた

 

「侵入しよう、諸君ケリをつけに行く」

 

中に入れば、戦争風景やら氷の城やら死体の丘やらなんやらそれなりに経験は積んだが

少しチキン中心という、奇妙なもんだなと感じた

 

そんな所でも外部の異物を出そうとするものは出るもので

 

「さて………戦闘か」

 

使ってくると軽くはなるとはいえ、端にノイズは走るため一旦目を閉じる

突然グラッと、ハシゴをはずられ落ちるような感覚が全体に走りまた最初の人格を被せられるように膝をつく

 

不快感と共に目を開けても、ノイズが端どころか前が見えないほど埋め尽くされ………

 

ノイズが晴れた

 

「殲滅戦か」

 

すぐに改造施術を行われた、発露したのは片腕と足の一部グレゴールやウーティスの様に大幅な戦力強化になるようなものではなくある程度頑丈になって使える程度になった………ぐらいだろう

 

走り駆ける、どれだけ生物の特徴を保持しようと根本の目的からして身体強化施術でしかない

皮膚が溶ける入れ墨を入れようが、何しようが特に変わったものではないという認知だ

 

「K社が含まれる集団は、いつも脳を潰さなければ終わらない」

 

腕等の行動の為に必要な部位を潰す等もあるが、それぞれの戦闘に使う為に調整された特異点がある今回は回復を命題とするK社が含まれている

どれだけ藻掻こうとも、頭を潰してそこでも終わりにする必要は出てくるだろう

 

俺は貫くように、相手の口の中に腕を伸ばし脳髄を壊すように上に振り上げる、戦闘を行うにあたってどの程度の硬度なら砕けるか事前に知っている

 

さてウーティス部長がいるのならば、今回の戦争は勝てるだろうか?

無数に反射する鏡の中の一つを覗くようなものだ、示されている限りは可能性はあり、示されてなくとも確定はしてない

 

「末端兵にはいつでも終わりは、関係のない話ですわ」

 

目の前の全てが沈黙する、だがすぐに次の戦場へと生きた者たちがリクルートされていくだろう

英雄など出来るのは、戦況が芳しく

 

「ってぇ………管理人、事前に言えと俺言ったよな?」

 

G社の末端兵、あの敗残兵の人生のデッドコピーやらなんやらって事か大分遅く出たみたいだなと思いつつ頭の不快感を誤魔化すためこめかみをグリグリと押しながら

管理人に新しい人格を被せたのは嫌がらせか?と、俺は我ながら珍しく不満を出した

 

コレばかりは、俺がどうこうして何とかなるもんじゃない

 

〈ゴメン………〉

「分かってくれりゃ良いけどな………」

 

管理人の萎れた様子に、軽くだったがコレでも言いすぎだったかと思いつつ先に向かう

 

もし料理のグループに入ってたら、グレゴールには悪いけど突然の虫が湧く事になったんだよな………入んなくて良かったわここでの判明で

やっぱりちょっと管理人人格選ぶセンスが悪いのか?性能とかの戦闘面では無いけれども

第4期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)

  • 鉄工会〈今回がラスト〉
  • ぽんぽん〈今回がラスト〉
  • 南部セブン協会
  • マリアッチ〈今回がラスト〉
  • 剣契
  • LCCB
  • 黒雲会
  • G社〈今回がラスト〉
  • 南部ツヴァイ協会
  • 南部センク協会
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  • 東部センク協会
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