バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
鏡屈折鉄道の攻略は、見るからに難航している道中だ………レベルちゃんと上げててegoも人格も揃ってるんだが攻略動画とかと縁が出来ようはずもないし、ある種根本的な仕組みすら違うからなぁ
良秀とヒースクリフの合い挽きが出来た地点は、現段階で突破は出来たが………
一旦最初は、資源稼ぎって事でegoを振り回すのはファウストの水袋だけにして後は人格で何とかすることから始めてかなりゆったり時間をかけている
「冷凍スペースは、ちゃんとあるな………」
いつもの通常業務は、グレゴールとファウストとシンクレアとイサンとウーティスが出ている為俺はまだ時間がある方
その間に今日の昼と夜、フライドチキンの下味をつけたり野菜の下処理と諸々の常備菜と明日の為のカレーを作ったりしている
いちいちメニュー決めるの面倒で曜日ごとで火曜日麺類と金曜日カレーと事前に伝えている
船ではないが、これから船に様式を替えて乗る展開はあるからなそういう仕組みは取り入れてもいいだろう………イシュメールからはツッコミは入らなかった
イシュメールの乗った船には、缶詰を別に変えるとかのそういう簡単な仕組みを仕込む余裕すらなかったんだろうけど
「コレで暫くは、大丈夫か」
何日分の処理が終わったみっちりほぼ隙間がない冷凍スペースに、出汁とかの為の野菜や肉や魚の端材を押し込む
………最近、鏡屈折鉄道の攻略もあり俺の寝ずの番が来ずにメフィストフェレス全体の汚れが気になるしファウストに渡していた資料の作成も滞るがそこは我慢しよう
流石に人が行き交う時間帯でするのは、俺としても大変だし何より俺個人の不満やらの解消の行動でしかないから
諸々の仕込みの最中に、炊いていた米を取って
中に冷蔵庫に入れていた鮭やタラコのほぐし身とかツナマヨや常備菜を入れたり、いくつかの鮭やタラコを入れた握り飯を醤油や味噌ダレで焼いたり、韓国海苔とたくあんとコチュジャンを入れてた物と天かすと青海苔を麺つゆで纏めた物の2つの混ぜご飯でそれぞれ握り飯を用意する
「………やっぱり染み付いてんのかな」
本当ならゼリーでも固形食料でも効率面等々から問題ないはず何だが、腹に溜まった気がしないのと同時に少しファウストと遭遇して契約に至るまでの過程の最初がなぁ………
辺りを照らすのは武器と言い張らされてる持っていた照明器具ぐらいで足の辺り怪我してて身動きも取れないし、僅かに持ってた携帯食を下手に早く消費して枯渇させるわけにもいかず
活発に体を動かして、エネルギーを浪費できるわけもなく………ただなんとか飲める砂が混じる青白い光に照らされた泥水をずっと見てるしか無かった
現実でも遭難はあるが、俺は危ない事は何度かあっても遭難とは無縁だったあちこち国内外問わず行ってる方とは言えど立ち入らないでくださいと言う場所に入った事は無いし
そんな状況でも髪が矢鱈と長くなってたし色も明らかに違ってたから、俺が俺ではない事と所有物に刻まれてた名前でガリバーだって事だけはその時知ることは出来たから今ガリバーと名乗っている
鏡を見たのは、当たり前のようにファウストから連れ出され後だが泥水で水面に映った顔とか見ようとしても出来ようもないし………そもそもそんな余裕がねえっ
「まぁ予算さえ守れば誰が困るってもんでもないし」
何となく気が進まないし腹にもたまらないと言うだけで、固形食料やゼリー飲料が喉さえ通らないってわけでもないから染み付いているとしても重度ってわけでもないだろ
そう取りまとめつつ昼の分は出来たので、夜に出すハンバーグのタネを纏めて焼いて焼き目が両面に付いたらほぐしたしめじと一緒にトマト缶を入れてタイマーを付けて弱火にした
………冷蔵庫のスペースがあったら、肉ダネだけあれば色々ソースとかにも肉詰めとか肉団子にも出来たなとちょっとだけ後悔した
かなりの人数いるし事前処理やら準備やらもじきに使い切るだろうから次からそうしよ
ハンバーグの火入れしている間に、残った食材や残金等をノートに描いて纏めて皿を2つだけ用意して煮込み終わったカレーを別容器に移したりカレーの鍋含めてその他出来る限りの洗い物等を済ませる
「これで、大丈夫か」
人数分のハンバーグを2つだけ皿に避けて、他を別容器で纏める皿に乗せた2つには常備菜の内の幾つか粉ふき芋とニンジンのグラッセほうれん草とコーンのバター炒めを添えてラップをしてカロンとヴェルギリウスの名を描いた付箋を上から貼る
そして冷蔵庫に入れた
ハンバーグ煮込んだフライパンも洗ったし、朝洗濯機回したから取り込んで乾燥機かけに行こう
そう思い、鏡屈折鉄道内に持っていく予定のおにぎりが入った袋を持ち上げる
「ガリバーダンテから集まれって〜」
「時間的には、一応まだだが………いつものが早めに終わった感じか今から行くよロージャ」
まだ濡れている洗濯物を乾燥機に入れて、洗剤の詰め替えなどを行っていた時にロージャが俺を呼んで来いと言われたのか来ていた
腕時計を見たが、いつもの想定時間よりも速いよく攻撃が回ったんだろうか
俺は、キリのいいところまで済ませてからランドリールームを出てすぐ近くまできていたロージャに声をかければ
「あっそれ、おにぎり?」
「真っ先にそれ うんそうだけど、今はダメ」
「え〜」
「ダメだからな?」
真っ先に、手に持った袋の中身が気になったらしく嗅覚が鋭いのか中身まで言い当てた………ラップで巻いていても焼きおにぎりと混ぜご飯は少し匂いがするか
ロージャの催促を、全員分の昼ご飯だからと避けながら集まった囚人達へ合流するロージャが呼ぶのを頼まれたとあって一番最後になってしまった
「遅くなって申し訳ない」
〈いや、本来より早めになって前倒しになっただけだから遅れてはないよ〉
「鮮やかな管理人の手腕が光る采配でした」
俺はいた全員に頭を下げた時、管理人より本来より大分早く済んで前倒しになっただけなのでガリバーの認識では遅れてないほうが正しいと言った
ウーティスは、それに合わせていつもの様に胡麻をすっていた
全員がやっと集まり、鏡屈折鉄道に向かおうとする前に俺は少しだけ足を止め
「カロン、ヴェルギリウスここからいくつか取って」
「コロコロ、3つ、カロンはこれ」
袋を開いて2人に呼びかける、カロンは真っ先に3つ程気に入った物を取っていくが………ヴェルギリウスは取りにも動かなかった為文句言われるだけだし時間をそこまで取るのも面倒だと
俺が適当にこれ、ヴェルギリウスの分と3つ………4つでいいかカロンに渡しながら
「夜に回っても戻らなかったら、冷蔵庫に用意はしてあるそれ温めて済ましてくれ」
炊飯器に保温している白米はあるし
それだけ伝達して、止めていた足を動かした
「はは、ロボトミーの残り香がこんな所になぁ………俺達が埋められたのは一体何だったんだ???」
様々な開けた可能性の奥で埃をかぶっていたような視界が、再度開け
目の前にいるのは、管理もしたことがない何処かの支部でいたのだろう幻想体漏電し錆びているのが分かる似たようなもの自体はあったが大きさや動き挙動からも全く別と見れる
本当にすぐ埋めて隠しても曝け出されるのならば何故埋める必要があったのだろうか、俺達は何だったのか
元々何でもないのに、何を言っているんだろう
その行き場のない薄っぺらい被せられた皮一枚でしかないだろう感情が、皮を知っている管理人により行き場を示される目の前の幻想体としてある機械に
「ハハッ今日も根が強い草だなっ」
俺達がいた支部に派遣されていたウサギだろうか?もうどうでもいい、ただ機械人形から振り下ろされる腕を支給され何度も同僚達の頭を足を潰すことになった警棒でいなし繋ぎ目が脆弱な部分に振り下ろす
弾がばら撒かれ、釘が刺され、次元が裂かれ、包丁を刺す混沌とした戦場の中
機械人形から伸びる腕に捕まった
「あか"ぁ"っ」
錆びた水は電気の通りがよく皮膚が爛れる、ギチギチと当人の許可などどうでもいいように締め付けられ身動きすら取れず苦痛に満ちた悲鳴を上げるしかない
「……………っ」
声を上げるための、声帯すら枯れ果て静かな風が通る音しか出せなくなった頃準備ができたと言うように体のいくつかを貫かれ用済みというようにポトッと落ちた
俺は直ぐ様、起き上がり体制を整える片目がやられたのか視界が狭い
こんな中だろうと、体はまだ動けた
機械人形がこちらに向かってくる、腕はどっちから来るそう考える前に警棒で弾いて返しの一撃を与える
それが怯むきっかけになったのか、元々ボロがきていたのか包丁を持った女が向かって来て
幻想体は卵へ変換される
「………………」
人格が一度管理人の手により剥がされる、痛いとかそういう事より前に声が出せねぇ………もうメモ持ってくるのも必須にすべきか?
そう考えながら明らかにヨロヨロとした、動きで待機者の場所へと戻る
「よくこんな状況で、食べられますね」
カチコチと時計が回った後
一旦休息と言う事で、他の囚人が出張ってる中持ってきたおにぎりを2つ取って食べているとイシュメールが呆れたものをみるような目で言われた
………ごみ袋とした予備の袋に結構、ラップやら入ってるから俺以外にも事前に消費しているのはいるんだが
「こんな状況だからだろ」
結局人間だけの特別を求めるが、人間も動物だからな人それぞれは個体差で、遊びもいじめも人間以外の動物も行う
命の危機があるほど、生まれる個体は増えるし
実際に死ぬ数が多い魚は、卵が多いし
先進国より発展途上国や新興国の方が出生児は多い
ナニカだから我々は特別だと、思いたがるがそういう訳では無いあくまで生き物の一つだと俺は考えてるのもあり
「寝不足と、空腹でまともに動けないのは笑える話じゃないぞ」
どれだけ本能的と言われようとも、寝て食べてから考え動いた方が飢えて睡眠も取れていない時よりは、比較的マシな考え方と動き方は出来るだろう
………何より飢えるのは、怖いんだよな
よく食う方ではあったけど、食い意地が張ってるように見えるのは都市に来てからなのは確実だろうと思う
「それにしても、なんでこんなに」
「いいじゃないー色々あるとかイシュメールが、要らないなら私もら」
「いります」
イシュメールは、納得したように言うが袋に入った握り飯の種類とその数を見つつ、もう少し種類は少なくても飢えを満たす意味だけではいいのでは?と言うがロージャが数ある分いいと笑いながらなら貰うとからかった瞬間に
いるかいらないかならいると、判断しイシュメールは素早く風の音がしそうな速さで何個か取って抱えている
「食うのは、自由でいいが飯いるなら早く取らないと無くなるぞ」
そう言いながら、イシュメールの他にまだ取ってない囚人がいるだろうと思って一応全体に声かけを行った
中身を少し確認すると、混ぜ込みと焼き物が普通のより多く減っていたでも好みとかは様子自体見ないとわからんからな
〈ガリバー、良秀、ヒースクリフ、ファウスト、グレゴール次お願い〉
こう話している間にも、戦闘するものが出たり入ったり入れ替わっている時俺の名前が呼ばれ目を閉じる
他社のegoに呑み込まれたN社の異端審問官や、首が切られた魚と電信柱が刺さったオオカミ、信者を従える仏像をほぼ俺目線では休む暇が無い程に相手をする事になる
その時の負傷は、追い詰められた時の毒以外は無かった余りに余った罪悪資源で大体次元裂きと桃色の欲望連打してだけだし
「なんとか最後まで………え」
「ここまで、ですね」
〈何にもないの?〉
シンクレアは、この鏡屈折鉄道で死んだはずのクローマーに再会した気疲れもあるのかこれ以上はないだろう事これから先に待ち構える想像していた褒美との差に落胆していた
それにファウストが、ここから先には進めないとだけ返し管理人も何度も死んで進んだ結果がコレと明確な先がない行き止まりと言えそうな場所を呆然と言った様子で見ながらファウストに聞き返す
「辿り着く時間によって、見える景色が違うかと」
〈今回でも何とかだったのに、早くか〉
「まぁでも最初と違って、全ての情報は割れてるしある程度道筋は見えてんだろ
そこら辺は、俺は期待してるんだ」
早く辿り着けば、違うかもしれないと言う言葉に今でも四苦八苦しているのにその上早くかぁと管理人が悩めば俺は最後あんだけ罪悪資源と体力を持たせた上でのゴリ押しもあったが
必要な耐性やギミックは全て割れている状態とそうではないのとは違うだろうと挑むのであれば別に不快感はないと口にした………1回こっきりのストーリーでヘマされる方が怖いし
「結局何にもねぇなら、帰るぞ」
ヒースクリフは、辿り着いた先が無い事に落胆を見せることも怒りを覚える事も出来ないぐらいに疲労が溜まっているらしくさっさと帰ると言っていた
〈うん出ようか〉
「総員、帰還の指令が出たぞっ」
「何にも無くとも偉大なるフィクサーへの確実な一歩であったであるなっ!!!」
腕時計を確認する、時間は深夜を割っていたカロンとヴェルギリウスはもう済ませてるだろう
「夕食いる奴は?要らずに寝たいなら手を挙げろ」
俺の言葉に手を上げて反応する奴は、いなかった温めは13人分だなと思いつつ皆と同じ足取りで鏡屈折鉄道から抜け出した
管理人は俺の言った言葉の後の様子から、ターン短縮には乗り気みたいだし暫くはこんな生活が続くだろうか
第4期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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鉄工会〈今回がラスト〉
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ぽんぽん〈今回がラスト〉
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南部セブン協会
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マリアッチ〈今回がラスト〉
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剣契
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LCCB
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黒雲会
-
G社〈今回がラスト〉
-
南部ツヴァイ協会
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南部センク協会
-
南部ディエーチ協会
-
東部シ協会
-
T社徴収職職員
-
北部ヂェーヴィチ協会
-
西部ツヴァイ協会
-
東部センク協会