バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
「反動が来たか」
〈………今のは、私が悪かったね〉
巻き戻りが挟まり、意識が覚醒する
周囲を見て直ぐ様全体を把握後戻ろうとするが、管理人の声が頭に響く今どうなっていたか認識はしていたらしい反省をぺちゃくちゃ話している余裕は無い
〈すぐに変える〉
「試行して失敗したら、手を変えればいいよ」
手をヒラヒラさせて、前に走る
今は通りが悪いと判断したのだろう、他の囚人の人格も振動は使ってはない
握る者と握らんとする者を出して、全体的に色欲よりか………そりゃ出血とかそういうものになるから振動は噛み合わせもシナジーもあったもんじゃないな
振動変換は、俺のT社人格は持ってなかったみたいだし………記録的に加速やらなんやらを純粋に攻撃としてホイホイ使わない思考回路になっているのが原因か
バラスパナとか諸々振動系の人格追加あるし、俺にもそういうのあったら良かったんだが無いものねだりにしかならない
イサンからもファウストからも、人格の強さには期待するなと最初に釘さされてたからな………正確に言えば人格の発展性が他より低いだったかな
また目を閉じる
「………機械?まぁいいか………」
奥に赤が転々とある、顔が見れない変わりにこの仕事やってる内に染まるようになってきたが………あくまで顔が見れない代わりというのもあってロボット等はそのままロボットにしか見えてない
シ協会は、殺す仕事で壊し屋ではないんだけどな
そう思いつつ、現状ではそうするしかない
俺視点の思考では此処にいる時点で、人も機械も大して違いはない重さもない
たっと、足を前に踏み出す
何体壊しても、金にもならないんだよな今回の依頼の対象存在ではないから
結局この戦闘が終わったらすぐそんな思いも消えるだろう
「………」
目を閉じること無く、"今の俺"が本来知るはずのないセピア色の記憶を自身に重ねる
弱い所は、遅い世界で分かっているその通りに、刃を通して中の動力機関を狂わせ壊し続けた、人よりも随分大きい機械が多い
K社ならば、再生アンプルが効いても苦しむように内部に鉄やら不純物を埋め込む様にすればどうか?と言うこともある
例えば心臓に流すための太い血管を塞ぐようにとか
外から内に入れられた鉄やらプラスチックすらも、自分の肉体の一部と見るなら話は別だが
ガチャンと機械が大きく壊れる音に、混じり肉や血が噴き出る音が混じる一応技術解放連合の方が戦い方としてはロボット使ってて先進的に一見見えるな
見てくれ的には後進的に見えど、根本的に戦闘人員の投下量の差と投下速度の問題はあるのだろう
下から上に行く都合上ロビーからワッセワッセとここまで持ってこなければならないし
常時機械の襲撃はあれど、勢いの波はある
人格は剥がされる
「確かに………便利そうではあるな、骨が折れる程度なら瞬時に回復するだなんて」
グレゴールは、純粋に手が空いたのと戦場での経験からそんな波が穏やかな時だと感じ取ったのかK社の警備員の戦闘風景を改めて口にする
他の囚人達も、一呼吸置いている
戦闘区域を浮くK社のドローンの一体に近づき、ロージャが使っても良いかと事後承諾の様に怪我をしていると自己判断した方の手を差し出せば
投与対象外と跳ね返られ、返された内容に腕を切り落とせと?と文句を垂れるがその答えはK社の警備員の行動とサムジョそれが当たり前であると言うかのような説明によって答えられた
「チキンの羽と足だけではなく貴重なアンプルでかすり傷では済ませず、人間の腕と足も大量生産するんだなぁ………いやぁ認知は広い」
かすり傷で勿体ないと言って、最終的に腕や足切断する本来戦闘へ向けられるべき時間のロスと本来の補完量より遥かに多くの欠損を意図的に発生させる状況になってるのは本末転倒な気がしないでもない
投薬量の調整が効かないタイプで、HP全回復しかないならHPギリギリでって気持ちは分かるけど
ヘルメットで人型としか分からないけど、確か鶏の羽は箇所的に腕だしなぁ切ってる場所そう言えば同じだなぁと想いながら何気なく口にした
「反論します、K社は戦闘で発生した腕や足の欠損部位は生産品として処理してはいません」
「………論になってたんだコレ」
ここまで反応されるとは思わなかった………ねぇ皆と周りを見れば、シンクレアが目を逸らし、イシュメールは関わり合いにならない様に離れ、グレゴールは頭が痛い仕草をし、ヒースクリフは口をあんぐり開けていた他の囚人もからかう様な返事すらない
そこまでされる、発言だったかな???
〈あちゃあ………〉
無言となった気まずい空間を、鉄屑が飛び壁にヒビを入れるそれをしっかり見た管理人は………
ドンランとサムジョが二人立っている、安全な方に足を動かす管理人の近くにいたドローンが一定ラインを超えたと判断し回復アンプルではない崩壊アンプルを打ち出すだろう
俺は、その光景を管理人は安全な場所行くなら流れ弾には気を使わなくて良さそうだというフリをして見なかった
下手に気づいてたのに、イシュメールと違って庇わなかったそれよりも前に何も言わなかったとか言われる困るし
「管理人、大丈夫でしょうか!」
ウーティスの声に、反応するように振り向く
情報処理に時間が掛かっている様に、目線だけを彷徨かせてからイシュメールの方に向かう
………そう言えば俺は、比較的前線に近い方に陣取っていたし何気なく言葉にした時に距離を取られてたなと思いつつ完全にイシュメールの元に辿り着いた時には、手は完全に溶け切っている状態だった
俺は、手首掴むが微かにあった感触でさえすぐに液になって掴めなくなった
ただイシュメールに、落ち着けるように声を掛けしか出来る事はない
サムジョとウーティスとファウストとグレゴールは、戦線離脱者の実物サンプルイシュメールを見つつ愉快に歓談中である
内容は、もう知っている
K社ドローンって導入時の結果が"完勝"か、"全滅"かにしかならなそうなんだよな………勝率がいくら上がっても大事なトコ取れなきゃ終わりだし必要なのは率より幾らで落とすかな気がする
ただ勝った結果を挙げるのはいいが、それを導入したうえで敗北時の状態とかも踏まえる必要は大いにある
情報って大事何だけど、一応この都市にもG社ウーティスの人格ストーリー描写より戦争犯罪を責めるのに似た風潮はあるしそれを掴んでスネを蹴るためにも
意気揚々と勝ち戦挙げて勢いに乗り進行経路を広げすぎて、物資や人員が足りなくなりパンクするなんて例歴史の何処でも山程あるし都市自体狭いからそこら辺含める考えが無いのかも知れない
どっちが正しいってもんでもないし
戦線離脱者の処刑が効果的と同時に、その"上層にとって理想的な士気の高い軍勢"を率いていた上官が"うっかり敵を掃討しようとした味方の流れ弾"で"部下たちの懸命な治療もむなしく"死んでしまう例も沢山あるけどK社ドローンはあくまで高額と言っても
機械故にその辺のリスク軽減には、助かるのだろう事は容易に頭に浮かんだ
俺は戦争のセの時の知らない素人だから、この考えは言うもんでも話し合いたい物でもない
〈待って、みんな何を言っているんだ?イシュメールが今………融けてるじゃないか………!〉
管理人が、四人の会話に呆然としていた様子を戻す様に声を上げるウーティスもファウストも時計を回す事についての返答を返した
本当に求めていた答えは、そういう物では無いだろうが管理人がイシュメールに出来るのは巻き戻す事だけなのは確かで
イシュメールが崩壊アンプルによる融解から完全に戻っていくのを掴んだ手に付着したイシュメールの一部だった緑の液体もイシュメールの元へ移動していくのを見て感じていた
「アンプルが効かない攻撃方使われてるのに、それをよぉく俺等より分かってそうな警備員さんが突撃し続けてる時点で怪しめばよかった」
俺はそうぼやいて、ソロソロ来そうな次の波へと備えていた
5期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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バラのスパナ工房フィクサー
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K社
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南部セブン協会
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技術解放連合
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剣契
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LCCB
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黒雲会
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東部センク協会
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南部ツヴァイ協会
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南部センク協会
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南部ディエーチ協会
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東部シ協会
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T社徴収職職員
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北部ヂェーヴィチ協会
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西部ツヴァイ協会