バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
緊急事態中に仲良く?絵本を読んでいた中
「早く登ったほうが良いと思います、状況がかなり深刻そうですし今回は研究室だけじゃなくて、実験室まで侵入したようです」
サムジョと共に、逃げ延びた他の研究員たちから上の現状を聞いたのだろうドンランが声を掛ける
ドンキホーテは、手に持っていた絵本をそそくさと元の棚に戻しつつ首を傾げ周りを見てから思考を言葉に出そうと息を軽く吸っている
「うぅむ?それなのに此処は平和過ぎぬか?逃げるものがおらぬではないか!」
そう言えば、サムジョは避難の指示はされているがK社の労働ルールに接触する可能性があるため逃げるものがいないと説明した
週70時間労働は、こっちの時間だと週7日の内5日間働くとするなら1日14時間労働か………有給って概念あるんかなこの会社
〈簡単じゃないんだね、こんな場所で勤務するのって〉
「眼あっても使う時間が無さそうだ 家賃で消えるのか?巣を司る翼ってだけで、誰もが入りだがるものらしいし俺にはよく分からんが………」
こんな状況でも逃げない職員に対して、管理人は入ったからには安心ってものではないと呟いていた
それに対して俺はそんなルールを聞かれたとしても入りたい奴は山程いるから成り立つんだろうと
旧G社のグレゴールの半強制施術や、L社のユーリの人身供養の強制、ねじれによる万単位の死亡、記憶に新しい巣内の幻想体の暴走等を思い浮かべつつ都市に人間とってはコレが良いのだろうと考えながらも理解できないと言う言葉の代わりに分からないと吐き捨てる
ウーティスは、1回目エントランス2回目研究室3回目には実験室まで入り込まれたのを怠慢か?と暗にいうような口調で話すがそれをドンランはものともせず
「時間が無いので登りながら説明します」
そう俺達を上へと急かす
「異議 俺達が一緒に登るべき理由を一つ挙げてみろ」
「うむ、契約条件は遂行した」
良秀とムルソー2人の囚人が、それに待ったをかけた引き渡し条件は研究室として使用していたK社のL社支部の奪還のみであり
バラスパナ工房の様に、K社本部のゴタゴタ時に一定期間借りていた傭兵ではない
「そうです、でも黄金の枝を差し上げようにも目の前で取られてしまったじゃないですか」
「黄金の枝が用意できないのは、こっちの責任じゃないだろう依頼主の問題になると思うが?」
ドンランは、理由として黄金の枝が奪われてしまった為渡すことが出来ないからと理由を挙げるが………俺は純粋な考えとして、黄金の枝を取引条件として持ち出したのはそちらであり
奪われたとしても、用意自体が出来ないのはリンバスカンパニーでは無くドンランサムジョ側の問題ではないかと良秀とムルソーの考えに同意を示した
「ふっ………く・へ・い・き・ぶ………」
「これ大丈夫なの?その………契約書にはなんて書いてあるの?」
当然その返答に、良秀は目を赤くしてロージャは明らかに不味い方向に行っていると思ったのか契約書の存在を口にしてもう一度見直すべきだと狼狽える
………この中で契約書を一番深く知っているだろうファウストが、ここまでに口を挟んでないあたり上に向かうのが目的としては良いのだろうことは分かる黄金の枝は必要だがその上で覚醒を求めているからだろうか
「ふむ………さぁ、僕あまり法律に詳しくなくて」
「こっちのファウストと確定契約か、事後検討契約か、代表機関執行方式か、共同執行方式か言ってたのになぁ………」
ロージャの言葉に、こっちはあんまり話せないとサムジョは眼鏡を拭きながら答える
法律に詳しくないと言っても、色々話してた上契約関連の法律に詳しくないは通じないだろうと言いながらもファウストの方に目を向けた
その瞬間ファウストに目を逸らされた、実際裏とか考えないのであれば一番抗議するべきなのはお前だぞ?目を逸らすなファウスト
………どうやら、サムジョの答えは良秀の気に更に触れ頭をかち割られそうになって慌てて緊急だからという理由にもなってない理由を話す
ヘルズチキン然り、良秀に頭凄く切られそうになってるな………
〈取り敢えず早い所登ろう、良秀〉
囚人達の契約についての議論は、管理人の上に登るという意思の決定により一先ず落ち着いた
主にサムジョに促されつつ、上に登る
そこは悲鳴があたりに響き血の匂いが漂っている、2回目は避難命令である程度の被害を抑えられていたか………こんな中週70時間労働制度の為にいるとしてもそもそも仕事にならんと思うのだが
実験機器も、殆ど使える様子には見えない
「あのロボットは無いのか、それでこの被害???」
何を使ってるのか分かりきってはいたが、辺りを見渡しつつ身体に巻き付いたカンテラの紐を緩める
技術解放連合は、襲撃しつつ先に進んでいるんだろうと俺達も戻ることは出来ず先に進むしかない
全員小走りで、廊下を進めば………
技術解放連合の一人と、その人に殺されたと結果が残るだろう研究員がドンランの方に目を向けて助けを絞り出していた
ドンランは、そんな状況で必死になるわけでも無く会食の話を大事な情報として話す技術解放連合も不要と切り捨てた
「テロ組織の摘出を命令された、目標は全部位の摘出」
ヒースクリフとウーティスとそれぞれ話している内に、K社の摘出職………戦闘員が此方に規律正しく向かう
よく訓練はされているようで、これならばとイシュメールは安心したようにメイスを構えた
「ラン様の主要分野は機械強奪でした。戦闘よりは「ハッキング」特化型でいらっしゃいました」
K社戦闘員と、リンバスカンパニーというそれなりの人数に囲まれながらも平然としていたランさんの事を信頼していたのだろうか?ソレか、K社のアンプルヘルパーがロクに此方にとって使い物にならないようになっている事を知って分かっていたんだろう
使い物になっていたのならば、研究員含めたK社職員はアンプルをヘルパーによって投与されてしかるべきだからこんな事にはなりようがない
「あっ………コレくそっどうしょうもない」
やっと向こうも異変に気がついた様で、5秒のカウントがされるうちに先程までドンランに助けを求めていた研究員を手に掛ける
こちらに今走って向かっても、間に合わず崩壊アンプルの投与が始まると判断したのだろう
「………あ"っ助けダレ」
正常な細胞が、抗体物質によって壊されるそういう物はよくある事だそのうち何も手を打たなければ死ぬ為ダラダラと長引かせるよりは楽にはなっただろうそう思いつつ
〈待って、敵が私達になったのか?〉
前を見る、管理人の言葉にさしずめ免疫機能が狂ったかなと内心だけで考えて最初の彼に沿うようにここから向かうK社戦闘員は敵として処理されるだろうと無言で頭の数を数える
今いる者たちで、崩壊アンプルが撃たれようと此方側に向かう社員は居なかった
「当然………崩壊アンプルを打たれたくないから、俺は生きたいんだ………」
崩壊アンプルを打たれない為の立ち回りとして、純粋にアンプルヘルパーの敵認定者を排除するだけだとまた別に敵認定増やされて終わらない気がするが
そんな言葉は通用しないだろう、彼等にはそういう考えしかK社の職員として持っていないのだから持っているならばきっとそれは適合外としかいいようが無くなる
「彼らもまた自分と我々の命を天秤に掛けている者です、戦闘を許可してください」
〈分かった………〉
ウーティスも、ムルソーもドンキホーテも向かう攻撃を避け避けるしかない
明確な戦闘という行為には、管理人の一言がいる
それが 今下された
後は特に言うまでも無いだろう、時計が回り続けてただ向かっていたK社戦闘員達が崩壊するか、崩壊ではなく回復も出来ない損壊した状態で転がるだけになっただけだと
きっとコレが、K社ドローンを導入して勝率が上がった結果得られる光景だろうとも
https://syosetu.org/novel/393324/
新しい囚人ガリバーの小説が出てきたので、ここでちょっと載せます
ガリバースレの概念を広めたい一心で、コレ書いていた所が大部分であったのでこうやって実際に書いてくれるまで見ていると本当にやっててよかったなーととても思います
今後とも、短く気まぐれな更新ですが着実に先に進めていこうと思いますので今後とも宜しくお願いします
5期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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バラのスパナ工房フィクサー
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K社
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南部セブン協会
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技術解放連合
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剣契
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LCCB
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黒雲会
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東部センク協会
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南部ツヴァイ協会
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南部センク協会
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南部ディエーチ協会
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東部シ協会
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T社徴収職職員
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北部ヂェーヴィチ協会
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西部ツヴァイ協会