バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
ヒースクリフが、自身の肉体が巻き戻ろうが拭えない返り血を振り払いつつK社戦闘員との同士討ちを見物していた技術解放連合の一人に明らかな苛立ちを見せながら
「度胸もないって言葉は取り消してやろう、俺達がアレと楽しく遊んでいる間よく逃げ出さずにいられたな?」
カツカツと建物を歩く特有の足音に血の濡れた音を混ぜながら進み…………
「テメェはこれでおしまいだ、人のモン奪って使うことしか出来ないお粗末なロクデナシの分際で………」
手に持ったバットを、目の前の一人の頭部に対して確かに振り下ろすが
確かな硬度がある棒と棒がぶつかる音が辺りに響きフィクサーでもない研究者となるだろう技術解放連合の一人は鍔迫り合いを押し返す
「つっなんだぁ」
「そうかも知れませんね、だから今度はロボトミー社からちょっと毛並みが違う物を持ってきました」
準備ができた、という様にヒースクリフを対応していた者以外もego装備を起動する
俺はヒースクリフの攻撃を押し返した光景を見て、そりゃK社ドローンにego装備諸々の準備できたなら大きく出れるだろうなと思う
規模的にも、今回で決める腹づもりだろうと
「もうロボットだよりじゃないか」
〈気をつけて戦っていこう〉
俺は、そう言いつつ知っていたとしても自然に冷や汗が出てきた………毒ガスで死ぬのを知っていて呼吸が荒くなったのと同じ様に
管理人は、俺含めた全員が向こうが出してきた新たな手札に同じような様子なのを感じたのか
気を付けてと、落ち着かせるような確かな言葉を聞きつつ
目を閉じる
「手帳には、今から書き込むか?名前はまぁいいか……… コレから直ぐに消すことになる」
全てが仕返し対象分かりやすいが、持っている手帳にはそれらしい人間は居ない一応書いたほうがいいのだろうか?そう思いつつ、書いても直ぐに消すことになると手帳を仕舞い
鎖が擦れて鳴る音を、耳に入れつつ敵前へと向かう
ロボトミーコーポレーションと同じだとしたら、使ってるのは、紅籍とたぷつきegoのランク的には終末鳥武器等上位特有の特殊攻撃は無いだろうと考える
ビナー………ガリオンから見て、ロボトミー職員はego装備を振り回しているだけと言っていた
精製されてないegoをこっちは使っているが、逆に言えばあちらもあんなに大規模な大技連発にはなり得ない
「どいつもこいつも、同じ動きかっ」
整えられた物は、動かしやすく洗練もされているが同時に画一的である
俺は、見ていたがまだ知ってはいない
武器が振り下ろされるよりも前に、腹に拳をねじ込ませる確かな感覚こそあれど致命には至らず手についた液を直ぐ様振り払い体の構えを整える
「ちっ此方に飛ばすなよ、あぁ?」
たぷつきの液を飛ばされた先には、傘を纏ったヒースクリフがいた
イサンの今被っている人格の技術解放連合のドンベクが、egoを開花する前に使っていたロボトミー式のego武器をヒースクリフは人格を被ることで使っている
何ともややこしい気がする
ヒースクリフは、俺が飛ばしてしまった液を傘を開いて受け止めつつその流れで紅籍のegoによる打撃を面で受けてから瞬時に閉じて目を抉り穴が開く
彼の脳はもうだめだろう
「隙を見せるなっ」
そういう考えを読まれていたのか、またはただボサッとしていたのが気に障ったのか情報を得るためのフィクサーとしてあるウーティスが強い口調で飛んで横から向かってきた1人の腕を飛ばす
俺は即座に追撃しつつ、他の敵にぶつける
「ガッま」
長物があったのなら、纏めて貫けるのだが無いものは仕方が無いそのままかけて、頭を殴ればパンっと綺麗に割れて白い中身が見えドサッと落ちる
〈ガリバー横にひいて〉
「私がお前の為に祈るが故、お前は必ず壊れる」
そんな事さえ気にするものではない、あるのはいつも人が死んだのではなく敵が一つ居なくなったというだけだ
管理人の言葉から、直ぐに横に引けばムルソーがゆっくりと目を開けて鉄槌を与えようとしている姿が目に入る
「いやぁ、怖いなぁ」
放たれた光に触れると、身体が軽くなった
HP回復効果か………巻き戻し式かアンプル式か、結局は戦闘でしか使わないのだからそこを根掘り葉掘り考えを言ってもくだらないことだろう
結局確かなものは無く、ソレがソウでしか無い
同じ幻想体が元だろうが、精製されてない影響か、それとも囚人達の影響が強いのか発揮される性能が異なっている
ウーティス然りドンキホーテ然りヴァルプルギスのロボトミー人格から見るに、割と後者の囚人の影響が強そうに見える
「よっと」
眺めていたのを隙と見たのか紅籍の棒が迫るが、俺は膝を曲げて内に入り肘鉄をぶつけそのよろけた流れで蹴りを入れる
大分数は減ってきた
ドローンに迫られているわけでもなく、仲間の死で狼狽えるものはあれど逃げるものは、居ないようだ
「これで全て草は刈り終わりました」
ここの戦いは優位なものが、更に優位になるように出来ている
R社の角によって苦しむ、イシュメールは頭を抱えながら酷使によって焦点の合わない目で確認した情報を端的に発した
増援が来る様子は、俺から見ても無い
記入する必要は、もう無いようだ
管理人が、端末を弄る
俺の思考は、被せられていた人格にもよるが自身から見ても目に見えた変化はすることは無くなっていた
「おい、変じゃないか?egoってあんな風にずっと維持したまま乱射出来るやつだったのか?俺は知らなかったよ」
人格を解かれたグレゴールは、目に見えて分かる異変を先程殺した技術解放連合の死体を見ているのかそれとも身に纏ったegoを見てか言う
グレゴールのego使用に対する負担の文言に対し、ロージャも荒事慣れしているはずのない構成員に使われているはずなのにと強い同意の意を示した
ウーティスは、ただのegoではないと断言し何をしたと考え込む
「一つ思い当たる可能性があります」
そんな中ファウストは遺体を一つ弄り札の感触を確認するように剥がし触れば、今までの知識と合わせ確信したように口に出す
ざっくり纏めると技術解放連合はロボトミーコーポレーション式のegoの使い方をしているという事だ、ロボトミーコーポレーションもegoをフィクサーではない者が使っていたと驚いているが………
まぁゲームで、ポンポン眺めていた事と感覚が違うのは当然か自決用とはいえ
末端の事務員が、税金クソ高の銃配布されて何発もパンパン平気で撃つ翼がL社だし
「あくまで、ファウストから見てあちらの技術解放連合は黄金の枝前提のego使用って事な………」
「って事は………!!!」
「黄金の枝を握ってるドンベクが居るって話か」
俺は知っている事に、へぇ~と言うような返答をしたらイシュメールとグレゴールが直ぐ様繋がった様に反応する
ドンベクが居ることが、状況的に確定した瞬間にウーティスはサムジョの方を睨みながらお前らのガバナンスはどうなっているんだと変わらず詰めた
サムジョも、返す言葉がないと静かに落ち着く
「技術解放連合は、名のある会社を退職した人達で構成されていますからね」
それに何か思う所があったのか、フォローの様にドンランは想定してない状態になるのも仕方ないと暗にこれ以上の叱責を止めるように伝えていた
ドンキホーテとサムジョは、それぞれ理解できないと話すが………イシュメールだけは静かな理解を示していた様子を俺はただ見ている
「さて、先に進むか………」
「そうだ、行けっ」
周囲を再度見回して、音的にもまだ大丈夫そうだと見て先に進もうとだけ言葉にして歩けばウーティスが明らかに俺を前にする様に誘導の言葉を出す
俺は立ち止まり後ろを向く
「………ウーティス?こう言うのは」
「先が、詰まるぞ 隊列が乱れる」
すれば直ぐ様、獲物を引き抜いては居ないが手には掛けている俺は思わず少し顔が引きつるが………ホンルはニッコリ笑いつつ
「言い出しっぺて、こういう事を言うんですね〜」
そう追撃をしていた、もういいや………と俺は思いながら前に向き直り
次は絶対先に向かう文言はコイツラの前では言わない事にしようと決心しつつ
暫く歩いた曲がり角で、襲撃する為に待機していただろう技術解放連合の複数人からの初撃を
彼らと交戦になるたび、俺は受け続ける羽目になった
5期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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バラのスパナ工房フィクサー
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K社
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南部セブン協会
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技術解放連合
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剣契
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LCCB
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黒雲会
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東部センク協会
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南部ツヴァイ協会
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南部センク協会
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南部ディエーチ協会
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東部シ協会
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T社徴収職職員
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北部ヂェーヴィチ協会
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西部ツヴァイ協会