バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
パチパチと、接触が悪い電灯のように青く点滅する
進むたびに赤と黒と白が混じる
「あははー始末書どうなりますかねー」
「時間的には殆ど掛からないだろ」
今交戦している中に、K社のドローンは居なかったそういう混成部隊はリスクがあると向こうも考えているのかあんまり作らないらしいと思いつつ
薙刀の形をした武器で頭から真っ二つに切り裂いたせいか、返り血がついているホンルがしつこいですねと声をかけていた為
業務時間なんて歪んでるだろうと俺は返しつつ、切れ味だけは保証されている刃を腹に向けて臓器を捻り出す
何で治ったのかそのへんは、まだ伝わっていない為ウーティスが意気揚々ともらなさい限りは管理人は力なき哀れな一人としてしか見られないだろう
そういう安心自体は持ちつつ戦いを進める
「こっちもそういう技術かっ」
マリルという男は、そう舌打ちをしながらegoが強制する動きに従うがままに長い日本刀と言っていいだろう刃を持ったロージャの攻撃を弾く
何処かしこも甲高い音が鳴る、武器だけではない血飛沫や悲鳴もそこの音の中に含まれる
「あ"」
敵だけとは限らないのはいつもの事、本来それが1回で終わるのに何度も管理人の苦痛と共にやり直されるのもいつもの事
足元に転がることになった、包帯を幾重にも巻き付けたイシュメールの死体を視界の端にだけ入れて対応する方向などを調整する
緑の鉄槌が目の前に迫り、横で飛ばされ脇の骨が何本か折れた気がするが動けなくはない
「ゴホッ」
だけど胃辺りに刺さったのかどうかは知らないが、口から血が混じった液か血そのものか噎せたと同時に吐き出される
「大丈夫であるかっ!ガリバー!」
「あー大丈夫ですよ、さっさと他の対応してください」
「そうであるなっ、後でちゃんと見るのだぞ」
苦しさはあるが、まぁ慣れた足が折れたとか腕が折れたとか動けないものではない為涙目ではあろうが同じW社として心配しているのかドンキホーテが駆け寄ってくるのをしっしと手で追い払う
そう言えば、直ぐ様同意を示し自体を収束させるのが先だと敵にたったかと掛けていく
俺は、口の中の鉄の味に確かな不快感を感じつつ唾液を混ぜて吐き出してから絞り出すように服の袖に押し付けてから誰に急かされるわけでもなく前に進む
「シュレンヌさんは、こんなのにやられ」
技術解放連合の一人は、技術を吸い上げた為放置したK社のL社支部でフィクサーまで連れたシュレンヌの身に起こった事を連想したのかそう叫ぶが言葉を言い切る前に上顎と下顎を脊髄ごと切り離す
戦闘が始まって、資源も溜まってきたのだろうと此方もegoを使い始める
基本的には、egoを使えばこちらがマッチで負けることはない威力から見て人格よりは強いから
後は詰めるだけであり、管理人も攻め込み時と判断したのだろう腹の苦痛が無くなるイシュメールもあちらからこちらへ戻り俺等と同じく敵へと向かう
「残りは俺だけか………」
「とっとと逃げればいいじゃねぇか」
最後に残ったマリルが、周りを見てegoの武器を握りしめるヒースクリフは逃げないだろうと分かりつつも何故そのままいると言葉に出す
「いや………ただ死ぬならここだろうな、そう言うだけだ」
そうやって目を閉じて、ヒースクリフへ向かって走るヒースクリフもマリルに対しての向かい
瞬間周囲の明かりが高圧の電気によって消えて、ヒースクリフの頭上に雷が落ちるのが見えた
灯りがやっと復帰した後、ヒースクリフは狼を想像するような黒い衣服に身を包み真っ直ぐ標的を見て笑う
「よし、内臓まで焼いてやる!」
武器が合わさる音すら聞こえなかった、マリルが持っていた棒が遠くに飛ぶ
そうしてヒースクリフの振り下ろされた武器で、悲鳴すらあげることなく原型すら持たず黒い塵の人型に変わる
〈………終わったね〉
もう動く者が、こちらの人間以外居ないと判断したのか安心する管理人の声が頭に響いた
声とともに、混ざっていた思考が分かたれる
「あー大丈夫でしょうか、早く先に進まないと」
管理人が動いたのを安全だと判断したのか、ドンランがひょっこり出てきてマリルとの会話もなんとやらと理事長の許可も取った上でドンベクが入っていってしまった場所が気になるのかそれ以外か再度先を急かす
「………引き続きお願いします」
サムジョは、明らかに吐き気がまだ抑えられていないが何とか戻り炭の様になったマリルに目を明らかに背ける
目は明らかに、この光景を見たくはないが先に進む為に必要なための最低限の情報を得る為に目を薄くしてたえていた
先に進む者は、誰もいない音もしない
明らかに俺が、そういう担当だと管理人や囚人だけでなく皆が思っている様だった
口で答えても、時間的に無駄と吐き捨てられるだけ
「進むか」
K社ドローンに追われ、研究員を襲う警備員やランやマリル、シュレンヌ等頭領となるドンベク以外の相手方にとって中核メンバーを失いつつも勢いに収まらないegoを纏った技術解放連合を相手にしっかりと息の根を止めつつ先へと進む
暫く歩く音だけが響いていた時に、後ろから話し声が確かに聞こえてきた
珍しく良秀から、話が切り出されイサンに繋がれるが………イサンの返事はハッキリとしないいつもの宙を浮いた様な物で、結局話はイサン中心であるが回すのは現状では周囲だ
話していると、自然と歩く速度は遅くなる
気になって後ろを振り向けばそれなりに距離が離れていて、俺も後ろにいた奴らも気にしてない
「とっと先に行き過ぎた………うん、何か話してたか?」
内容自体は知っているが、このまま俺が先に進んでも後続が続いてないと意味がないという事で戻るウーティスも離れすぎては先に行かせておく意味がないと理解はしているのかその行動に対しては文句の一つも出さなかった
「ガリバーさんえっと」
「入社提案だよ、入社提案お前も聞かれただろ」
シンクレアが真っ先に話そうとした中ヒースクリフが簡潔にお前はどうだと聞いてくる
一応聞かれたしちゃんと望むものをってやったけど、あの状況で断るってしても………何にもなかったからなぁ正直イサンの入社提案自体への話していた思いとそう違いはない
ただ死ぬよりは、まだ可能性はあるだろうと判断しただけでそれがどうよりも入ること自体が目的とも言いかえてもよかったと思う
「選べる状況ではあったけど、選べない状況でもあったな………」
〈………無理やり提案飲まされたとか〉
「いえちゃんとした、同意の上です」
提案を受け入れる以外に選択がなかったと言えば、管理人は無理やりだったのではとファウストの方に目を向ける
それにファウストは、余計なことを言うなと言うように俺の方を一目見てからはっきりと否定する
実際俺が入社提案を受け入れた時、ファウストは無表情ではあったが何処か焦りというか驚きは見えていた命の恩人ーって感情を持たせて売るにしても………あの状況はちょっと手間が掛かりすぎていると思う
「うんちゃんとした同意の上だったな、いやぁわざわざあそこ迄の迎えはそっちも手間が掛かっただろ」
俺は、管理人を安心させる為ウンウンと頷きながら怒るわけでも呆れるわけでもなくしっかりと何も無い同意の上だったと明言した
例え最初のアレが、リンバスカンパニー側のマッチポンプだろうとも
入社提案自体には、特に何も帰るための期待はしてないしどうでも良かったが………まぁ話としては管理人含め他の囚人達とかなりズレるよな
大体の囚人は
俺の様に囚人になる為に乗り込んだのではなく
入社提案が、先に存在するのだから
「本当に訳わかんねぇなテメェ」
ヒースクリフは、そんな会話の様子を見て改めて理解ができないと口にして
なら体験してみっか、あ"?と思いはしたが、そこまで話すと規約違反になりそうだったのでしれーっとした様子で流した
「余計な話が挟まりましたね、先に進んでください」
ファウストは、イサンの入社提案から規約違反になると止めた辺りの知っていた所が終わった段階で俺が来て、話が挟まってしまったのだろう
無駄な話をしてしまったと、ぼやきながら再度先へ進むこととしようと全員を促した
俺もどうせ終わるなら、先に行き過ぎた事を気にせずさっさと進めば良かったと無駄な話をした事には強い同意の感情を持ちつつどの囚人よりも先にさっさと前を向いていただろう
5期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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バラのスパナ工房フィクサー
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K社
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南部セブン協会
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技術解放連合
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剣契
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LCCB
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黒雲会
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東部センク協会
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南部ツヴァイ協会
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南部センク協会
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南部ディエーチ協会
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東部シ協会
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T社徴収職職員
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北部ヂェーヴィチ協会
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西部ツヴァイ協会