バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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花が完全に散った頃

 

空間が歪みK社の研究所としか言えない場所へ移る、そこで起こったことは特筆すべきことではない為記憶に残らなかった

死んだ人間達が、あの時に戦った幻想体と大体同じ状態になっていただけだし

 

………イサンの自我心道、あそこは役を与えられてその通りに進んでいく俺に使えるような余っている役はあるのだろうか

一応見た限りは似た者が、選ばれていくらしいが

ここは入れと誘うように、ドンベクが纏っていた花が漏れて彩られた割れ目に入っていく

そこには………

 

「わぁ、またここに来れるとは思わなかったな 黄金の枝って物のおかげかな?あるいは君のおかげなのかな?イサン」

 

ドンランが、先に居て後から来た同じ客を迎える様にこちらを向いていた

空気としては優しくまだ暖かい、それをロージャもイサンも感じ取ったのか

 

「心地いいね………ここは何処だったのイサンさん」

「唯一息を吸うにあたう場所………なり」

 

ロージャの発言にイサンも、ある意味での同意を返す

 

〈………机の上に紙がたくさん置かれてる〉

 

真っ先に管理人がたくさんの紙が置いてあることに気がつき、おそらくは手に取った瞬間にそれぞれの役割が振られるのだろうと今はまだ白紙かもしれない台本の一つを手に取って

内容を確実に目に入れる

 

【貴方は、此処にいてはいけない

ちゃんと役割振って欲しかったんだけどな

そんな事はとっくに、俺自身が分かっていると叫びそうになったが呑み込み直ぐ様他の囚人達に見られないようにT社で追憶の時九人会のイサン達が飲んでいただろう、誰かのコーヒーを拝借して濃い黒色で自らの台本を塗りつぶす

 

その先に台詞はなかっただから、問題はないはずだそもそも此処にいてはいけないと書いてあるのにセリフがあったらもはやどうしろという問題になる

 

俺はずっと無言のまま、流れを見る他の囚人達のように下手に話を挟んでそれが役に添わないと見られたらたまったものではないからだ

わざわざ戦闘回数を増やしたいわけでも、減らしたいわけでも増やした結果黄金の枝を手に入れるルートがうっかり潰えたりしたらとんでもない事でしかない

 

流れる

九人会はS社から流れ着きT社で研究することになった話色が唯一性というのは、どうにもしっくり来なかった漫画とかの表現として白黒等の色が無いからこその物もある

キャビンアテンダントのスカーフの巻き方等も、規則等の制限があるからこそ多種多様になったとかもあるし

まぁ研究を推奨すると言えど、色がないと純粋に不便ではあるだろう信号機しかり直球の伝達として色よりも優れているものはない

赤は大体危険、それは誰もが答えられるだろうから

都市の人にとってそれぐらいしかないんだろうね

流れる

人格技術の根本がこれにて作られる、ヨンジと言うこの組織の中核者が作り上げた技術をさらにイサンが改良した物

正確に言うとヨンジの技術を手鏡として改良したものをさらに調整した物だろうか

リンバスカンパニーで使ってるのは、更に仕組みを変えているようだがまぁイサンとサンイから何となくどのように変えているのかは察せられる

遊び道具としては、本当に面白いよね

流れる

涙の記憶の一部が流れる、外郭の果て静かで星が輝く世界K社の創設者ステファネットと名もなき少年の二人が仲良く話している

アインとカルメンの二人に被って見えた

脳は鶴瓶 目は涙

まぁ俺が考えることなんて、殆ど盲言で妄想にしかならないのだろうと考えつつも今はいいかと切り捨てる

星に願ってしまったか

流れる

涙が少し流れた後

九人会の作った物が、本来の目的とは違い改良され続け本来のあり方が見えなくなる事

概念焼却機が設置され、九人会の崩壊が確実に進んでいくきっかけがどんどん出来ていく一度ヒビの入った硝子の破損がそこから進んでいくように

………九人会以外の組織が技術を差し出した話は、例としてか?ゲームとして時間的に省略されて居る部分もあり得るがまだ確定はしない

あの時は、面白い事になったよ

流れる

ドンランの内通によって、崩壊した

ステファネットが死んで、K社のアンプル採取がアルフォンソの発見によって過激化した

他の人混ぜるとこうなるよね

流れる

崩壊した後、クボに連れられイサンはN社に鏡技術研究への軟禁状態になったヘルマンより鏡に映る世界の破壊をしたいと言われてるけど

無数にある可能性の破壊と言っても、また分岐が出来てくるのがせいぜいだと思うのだが、まぁ俺都市からみて頭は良くないし変なことばっかり考えているに過ぎないからな………

にしてもクボさぁ………イサン諸々友好にしたいなら飯と幻げほんっ栄養剤置くだけじゃなくて、一緒に研究とか話し相手ぐらいになってあげたほうがよっぽどいいと思うけど研究好きだとしても目標ないときついよ?サンイの影響で硝子世界の破壊のモチベーション下がってるし

実は私とイサン、話しの馬が合う思うんだ

そしてイサンが白い部屋から出ていき………行き着く前に、流れが止まる

ずっと何も読まず話さずいた俺に対して不信感か又は面白さか何かを感じていたらしい、ヒースクリフがこちらの手元を覗いていた事に俺は気が付かなかった

 

「うわっなんだお前の台本真っ黒じゃねーか!?どうなってんだよガリバーお前ホント」

「コーヒー溢した」

「はっ?」

 

後ろから大きな声をヒースクリフが上げて、全員の目線が俺の方に向かう台本が何も見えなくなぅていることについてコーヒーを零してこうなったと嘘ではない文言を言った

それを理解できなかったのか、ヒースクリフは聞き返すように一言にもなっていない一音を漏らす

 

「だから………コーヒー溢した」

「理由の事言ってんじゃねーぞっ!台詞あったら何回戦うと思ってんだ」

「あぁ"あいやだから、緊張して見てたんだけど………」

 

俺はもう一回コーヒーを零したと言う、逆鱗に触れてしまった様で首根っこを掴まれて酷く揺さぶられる

頭がグラグラする、気分が悪い

そんな中、だから緊張感してたと言い訳をしても周囲からのちゃんと聞こえてたか分からない

 

「………ヒースクリフの方が、マシだとは思いませんでした どうして時々そうなるんですかガリバー?」

「なったものは、仕方が無いと思う」

 

イシュメールから、ヒースクリフに揺さぶられるのは無くなったが首根っこを掴まれ続けている俺に対して呆れが確実に見える目線をこちらに向けた

なんか何回も続くと慣れてくる

俺は、まぁそうなった物は仕方が無いとだけ返してやっとヒースクリフの手が離れて床にドサッと落ちた

多分わざとやってると思う

 

〈それで、済ませるの!?!?!?〉

 

管理人の驚く時に発せられるガキャンとした音が鳴った………うんそこまで驚くような事をやったのは悪かったと思ってるけど

 

貴方は、此処にいてはいけない

ゴミカスから話は聞いた、お前は私から見て決して加害者ではない被害者だ、早く真実を知るべきでその上で考える必要がある

こんな使い方が、あってたま

根本の元すら、貴方達の鏡でもないのに、可笑しい事だねドンベクさん黒砂糖と白砂糖を一緒にするようなものだよ?ゴミカスってそんなに私の態度悪かったかな?流石の私でも悲しくなってくるよちょっと話して彼の役としては貴方の知っている誰が、この寸劇の適任か聞こうとしただけだったのに

結局他人事なんだし大切な友人のイサンさんやドンランさんに、どうするか考えた方がいいと思うけど

まぁいいかコレ以上はやめてねドンベクさん、伝えなきゃ良かったかなまぁこれが割れても困るし

 

内容が内容だしなぁ貴方は、此処にいてはいけないって………とそう内心だけで思いつつ誤魔化しながら、床から立ち上がって再度何となく目の前の風景から台本に目を移す

コーヒーを隠す為に俺が思ったより掛けすぎたらしく、大部分が滲んで広がっているようだった

紙は、割と染みるから当然と言えば当然だろうか?

 

「お前は本当にっ」

「ウーティス終わった事に突っ込むのは止めようよ、さて目の前目の前」

 

説教は後と怒りカンカンになってるウーティスに言いながら、失態の証であるコーヒーに塗れた台本の一枚を破り捨てた

 

「わざわざ破る必要性………」

「だって恥ずかしいんだよ」

「お前のせいじゃねーか、此方見るなガリバー」

 

シンクレアが破り捨てる必要性に言及していたが、まぁ他の面々も演技終わってるし必要になる事が無いもの捨てたほうが身軽だろうと思いつつ

ヒースクリフの方に恥ずかしいからと、顔だけ向けた

 

「そろそろ僕の番だね」

「あぁ変に挟まったが、終わってはいない続けよう」

 

さて後は、ドンランエピローグの時間だ

5期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)

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