バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
最初っからつけとけっ!
どうも渋滞に巻き込まれつつ、殆どというか数日全部メフィストフェレス内で過ごしている俺ですK社の巣に出る前にある程度の買い出し済ませて正解だったな
何も無いのは暇なのか、W列車で飛んでいく話が出てやっぱりバスがいいと軽い話題が出てすぐに終わりになった
この話が出たという事は、これからU社の裏路地に行って、バスの改造になるはずなのだがファウストがメフィストフェレスをあらゆる物事を読んで作成したとするならば………本来最初っから水陸両用として機能を付属しててもよいと思うため
まぁあそこで起きる出来事が、何かが必要なのだろう………イシュメールと全体的に険悪になったぐらいしか物事が起きた覚えはないが
奥歯事務所からで、図書館の情報開示か?それともここで停滞することで時間を稼ぐのかどちらでも従う他ない別のルートに行っても意味はないし
うーん暫く、船の上になるし改造時のスクラップ余りとかで釣り竿とか作ってもらおうかな?スクラップカニを釣りエサにすればそれなりに回数使えそうだし俺は生で食う気はないが、電気ショック与えられる道具も欲しいな寄生虫対策で
とか考えつつ暫くの追加の日数を鏡ダンジョンやら屈折鉄道やら諸々何時も通りに過ごせば、渋滞のせいかエンジンの音が微かに響いているが、巣から裏路地へと抜けたのか速度が確かに速くなる
「おっなんか空気感が、変わったな」
「ほぼ到着しましたね、このトンネルさえ通ればまもなく道が開けるでしょう」
様子が変わったと、俺が言えばファウストはほぼ到着したと返しその言葉に各自が各々の反応を示す
眠りこけている人も多くいるが
〈よかった、外はまだちゃんと見れてないけど目的地にはほぼ到着したかぁ………
そう言えば目的地は………〉
「え~と移動する前に居たのはK社だから、どっか飛ばして物理的に無理な距離ワープする様な移動って事はないし、常識的に考えて区の隣接のみと考えるとD社E社J社T社U社のどれかかになるだろうな、L社の跡地はさすがに無いだろ………無いか?」
まぁ目的地は伝えられずとも、この考えに足してバスがおおそよどの方向に進んでいるかである程度分かりそうなものだが………カロンやヴェルギリウスがそこら辺迂回路とか色々使って工作している様子はないし
けれど明言するのは、案内人の仕事だ
俺は頭を疑問に思ってるように傾げてU社に向かってるもう知っている、方角的にもう分かってる本来の事を誤魔化した事を言う
〈D社E社J社T社U社………L社かぁ、うんなんというか………そろそろ目的地を言ってから移動してくれると嬉しいんだけど〉
「ダンテさんが、目的地を尋ねてますね」
いつもの様にファウストは管理人の通訳をして簡潔にまとめる、完全にそう言う内容では無いけど発声から翻訳になんて幾らでも曲げられて、自ら話す言語さえ本心を映す物ではないから仕方ないか
………時々ファウストからもう、お前は知ってるだろと言う目線がコチラにあるのは何なんだろ
知識量から見れば、ファウストの方が遥かに上だってそれに天才の言ってることよく分からないし分かろうとも思わないバカ寄りだと言う自覚あるし
「今回の目的地は………」
そのヴェルギリウスの言葉に、管理人も含めた起きている他の囚人達も静かになるバスがいや自身が何処へ向かうのか、それは皆にとっても重要なのだろう
"誰かの番"というのは、必ず回ってくるのだからそしてそれは必ず心当たりがあるモノ・コトになりうる可能性が高いのだから………毎回なるこの様子を面白く思っているのか、俺には知らないがヴェルギリウスは嗤う様にして
「あぁ最終目的地は、U社に位置したロボトミー支部です」
「………!」
「ううぅん………どうしたのイシュ起きたの?急にビクッとしたからビックリしたじゃない」
最終的な目的地は、U社にあるロボトミー支部であると言いイシュメールが強く反応する
ロージャが急にどうしたと言うが
「あっ………すいません」
ただ呆然と返して、顔を伏せる
それしか出来る事はないのだろう、何を言おうが叫ぼうが閉鎖空間やれるのは限られている
現状に耳を塞ぐか、慌てるか、そのどちらしかない
〈待てよ、最終目的地ってことは〉
「今我々は、経由地に向かっております」
ヴェルギリウスのその言葉を待っていたように、トンネルから抜けたようで眩しい光とその光景に真っ先にドンキホーテとシンクレアが大湖だと感嘆の声を上げる
滋賀県にとっての、琵琶湖みたいなもんだろう
海水だろうから、カスピ海の方が近いか?
光のせいかそれとも二人の声のせいか、囚人の殆どが起きて窓の外の光景を見ながら期待を膨らませてあの景色の中何をしたいのかと次々と話し出す
今回の番となるイシュメールは、除くが
この光景で過ごすことはないだろうと知っているから、楽しみを口にするのはイマイチ想像できないが………乗ったほうが自然だろうと
「日差しが痛そうだな、こんなんだったらK社の所で日焼け止めでも買っておけばよかったかな」
「そんな物U社でも買えるでしょー!なーにー塗りたいの?」
「いや、皮焼けて剥がれるぞ後シャワーが染みる」
バケーションを過ごすならば、水着になるけど日差しは強いし日焼けしそうだと言えばロージャが俺の方にわざわざ寄ってきてナニを考えてたのか、日焼け止めを塗りたいのかとからかう様に聞いていた為
あっこれ慌てると逆に駄目になるやつだなと感じ取って、日焼けで皮剥けと、水で染みるようになるのが嫌だと理由を簡潔させた
ロージャは明らかにつまらなそうな態度を見せたが、何を期待してたのやらそういうのはシンクレアにするといいよ
「おい管理人の旦那、俺たち本当に休めるのか?」
「そんなわけ カロン」
こんな熱狂の中、グレゴールはヴェルギリウスが休むとは一言も話していないことに頭が冷めていたらしいその時に冷笑も交えて否定の意を示しつつカロンに一言声をかける
「タイヤを溝に引っ掛けるよ、きぃぃっ」
「また急停車かよ!!!」
俺はそう叫びながら、ロージャの番の時の様に自身の腕と管理人の腕を最早扱いになれた様に紐を伸ばして拘束した
ガンっと打ち付けられるような、強い衝撃が走る腕に痛みは残るが転げ回るよりはまだマシだろう
〈………ありがとうガリバー〉
「あぁまた言わずにしちまったな」
ドンキホーテとヴェルギリウスの会話を聞き流しつつ、俺と管理人の拘束のため腕に巻いた縄をほどいて降りる時特有の空気の抜ける音を聞く
完全に止まった為、俺と管理人除いた転げ回った囚人達が次々と起き上がり窓の外やバスの下降口………降りた先にある風景を見る
「こっこれって………」
「これは一体、何でありまするかっっ!??!?!!」
そこは、夏に使うまえのプール清掃前の風景をそのまま拡大化した様な光景が映っていた
先程までの青い水とは違い、全面ヘドロのようなものである俺はふと気になって足元見たが………いつも血肉を踏んでいても中に血は染みていないため靴はこの地面を踏んでも大丈夫そうだろうと思って
落胆している多くの囚人達を置いて、俺は真っ先にメフィストフェレスから降りていく
U社の巣が無菌室ならば、ここはそれ以外ということだろうか混ざり合ったら逆に羽達が耐性なくて死滅しそうだなと単純に思う
今回が最後とアンケートには書いてますが、シーズン自販機みたいに後ほど再投票の機会はあります
シーズン3でシーズン1の人格投票枠再度入れる予定
6期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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奥歯ボートセンター〈今回が最後〉
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西部ツヴァイ協会
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北部ヂェーヴィチ協会
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南部ディエーチ協会
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南部センク協会
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南部ツヴァイ協会
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東部センク協会
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黒雲会
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LCCB
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剣契
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技術解放連合〈今回が最後〉
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南部セブン協会
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K社〈今回が最後〉
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バラのスパナ工房フィクサー〈今回が最後〉