バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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今年最後の投稿です


多分水質の良い所で、飼育すれば

ドンキホーテは、あからさまな落胆を見せながらがっくりとうなだれる

 

「ありえませぬ………こんな場所でヴェケイションを楽しめというのでありまするか………?」

 

その内膝でも付きそうだ

俺は、あたりを軽く見つつ降りたけどどうすりゃ良いんだこれは………と洗ったばかりの頭が痒くなりそうだなと掻きつつ

 

「まぁ休む所じゃないわな、ココ 休ませてもらえるんなら、メフィストフェレスの中の方が快適そうだ………うんでもなぁ」

 

あの作り物じみたいや、作り物の青く澄んだ海と心地良く整えられた陽光の空間を見ながらメフィストフェレスの方が気分がよく過ごせるだろうと俺は言いつつ

割り当てられた部屋を思い浮かべて、うんやっぱあの部屋はないわ〜と自分でもわかるほど怪訝な表情を作る

イシュメールの水没部屋とか血肉が平然と出てる数々の他の部屋よりはマシだと思うけどさ、俺の部屋湿っぽいし暗くて先が明かり無しだと、ほとんど見えないぐらいで

カンテラを伴うことが前提な気がする、どんな部屋だよ本当に

 

「ドンキホーテ、ガリバー驚いた事にな………ヴェルギリウスの野郎は一度も遊べや休めとは言ってないんだよ」

 

グレゴールの言葉を皮切りに、良秀の芸術的価値観にあっているのか気に入ったという事以外各々さっきの綺麗にだけ見える砂浜の落差によって失望の声を漏らしていく

まぁそんな光景はすぐ近くにあるんだけど、ドンキホーテはすぐさま気がついてあっちではないのかと指をさすが………ファウストに目的地じゃないから行くはずはないと一蹴され

 

流れる様にガクッと膝ついた

 

〈なんだかこうなると思ってたよ………〉

「行動するのが巣の中なら、会食時みたいにコトが終わった後に数時間だけ一回ぐらいは行けるんじゃないか

そういう風に考えた方が、気分がいい」

〈そうかなぁ………〉

 

管理人も、薄々勘づいていたようだがやはりあの海との落差は気分が落ちるらしい

それに俺は、K社の会食の時みたいに数時間ぐらいならばあそこで遊興する時間を取ってくれるかもしれないかもなぁと目を横にした

カチコチと時計の音が鳴る

 

ここから先は、あまり思う事はない

巣と裏路地の違いが、再度語られるぐらいだから

 

その違いを端的に示すように、ドンキホーテとヒースクリフの叫びとともに何かが出る

 

「ただの珍しい動物………じゃ無さそうだなコレ」

「敵対存在発見、管理人戦闘指示を!」

〈わっ分かった〉

 

管理人がいつも通り、人格を被せる為に最早慣れた手つきで端末を弄る

俺は、目を閉じた

 

目を開く真っ先に写った手は、虫へと変質している

煙戦争よりは、だいぶ環境はマシだが

 

「人の形じゃないのは、似たようなもんだな」

 

いつも通り、思考や性格が変質している多数の群れの前突を走る

1体だけ見つけたと思ったが、元々群れで行動するのかそれとも人………餌を見つけたと集まっているのかガラクタの山から次々と集まってくる

まぁ狙うなら

 

眼球だろう、そうやって武器となって異変化した腕を伸ばし貫くだが痛覚が鈍化してるのか逆に興奮する材料になったのか鳴き声らしき音を上げながら

勢い収まらず襲いかかってくるものが

 

「ふむ!人ではないモノとの決闘か、決闘である限りフィクサーとしての仕事であろうなっ」

 

横から鋭い剣先が、目の前に飛んでくる

センクの者らしく、眼の前の一体のトドメが終わったとみてドンキホーテは体液で汚れた剣を共にあるものとして斬れ味を保つためでもある為真っ白な布で拭い

すぐさま次へと向かう

 

「うーん、随分珍しいお客さん達ですね………この対応は慣れてますので頑張りますね」

 

シンクレアは、U社に合わせたような服装を身に纏いR社らしいムルソーなどなど噛み合わせが見えない組み合わせに困惑しつつ目の前の生物を同期によって慣れていると

背丈もある武器のエンジンを震わせながら、身に付けた廃材ごと切り裂き確実に動きをとめる

が………

 

「スクラップだと、無理が………」

 

有り合わせを組み合わせた武器だと多少無理が出てくるのだろうと、不具合が出た事に気が付き慌てる

ソレを横切りするように、同じ様な場所に合わせた服装を人格を変えたイシュメールは時間を稼ぐように止まったシンクレアに向かってくる敵対生物を

 

「シンクレア、新しい物でも試していた?」

 

一撃で、一瞬で粉砕した

 

「あっありがとう、イシュメ」

「さっさと直して次に行こ」

 

そのシンクレアを戦力としてちゃんと数えているのだろうと、武器を直してまだまだ来る物へ向かえと話して走っていく

 

「あぁ不純っ、人の形以外でもこんな不純物をつけるのか何たる事」

 

ファウストは、純粋信仰してるようだが………ある意味擬態であり義体みたいなものだろうからなこの生物の生態は人でなく文字通りの畜生であるが心地のいいものではないだろう

 

〈ガリバー!〉

 

入り乱れつつその物音につられてどんどん出てくるのもあって戦っていく中に、確かなカチコチという音が管理人の声が響いて

注がれる、そして器より溢れ発露される

 

「シーフードスープの味には、慣れてきたか?」

 

手元にあるのは、縄であり漁でホンルとも良秀ともまた違う役割を与えられている様だ

あぁもっと仲間を増やさなければならない、エビ漁は忙しいのだ、いくら人手が人でなくてもあっても足りないウミネコが鳴いてもネコの手にはならない

 

「やっと手には………」

 

何度も訳が分からない、事を言うたびに締め付けて起きた時にまた締め付ける

そうしてやっと静かになり、今度はマトモな手になるだろうかと思ったそうして目が覚める

 

「ふぅ、続きやるか」

 

縄を掴んでいた手は、もう虫へと変わっている

 

そのまま弱りきった物へと振りかざした

 

〈やっと………終わったね………〉

 

周囲から騒ぎで、出てくる個体が粗方出切ったのか死者こそは出てないからまだましと言う様に、負傷の巻き戻しがカチコチと聞こえた

 

「かる~くやっただけでコレかぁ………」

「はぁ………それでこの虫みてぇな甲殻類は何なんだよっ!?」

 

俺は、山程積み上がった死骸を見つつ狭い一角でコレかぁとボヤけばヒースクリフは死骸を強く足蹴にしながら訳わかんねぇと声を出す

 

「あのな………俺の方を向かって聞くな知ってるわけないだろ」

「おたくのことなんか見てぇよ!おっさん、何度もそう思うのって被害妄想だぞ?虫の話が出るたびに………」

「イシュメールなら、知ってるんじゃないかな?裏路地にもすぐに気がついたし」

 

グレゴールは、虫の話として反応したがヒースクリフは被害妄想と一蹴したけれどもそういう物は、被害妄想だけれども

柔い所でもあるのだから、必要最低限気を使う必要はあるだろうと取り敢えず知っているならばイシュメールが一番情報を持っているだろうとつげて

俺はまだ表情が優れてないイシュメールの方を見た

 

「アレはクラップ蟹ですね………あんな風に甲羅に、ゴミや廃品みたいなのをくっつけて家や武器にする生き物です」

 

イシュメールが先ほど相手した説明している内に、今回お世話になる工房である元奥歯事務所

 

「あの~早速ソレを捕まえているんですか?」

「ミカ、ミカ!大事なお客様だろもう少し礼儀をわきまえ………」

 

奥歯ボートセンターの人間が、2人声を掛けてくる

 

「いや今のは襲われていたから、対応していただけだな 所でお客様?えーとファウスト?」

 

俺は首を傾げながら、そういう事前準備はファウスト管轄だろうと目を向ける

だけれども、その間に本来の俺含め事態が分かっていない囚人の中でも良秀やらウーティスやらが明らかなバットコミュニケーションを奥歯ボートセンターの2人に行い、その後にファウストが再度説明を行う形になった

ボートセンターに車を納車する為、話しかけてきた2人と共に全員が再度メフィストフェレスに乗り込む

 

バスの中でも、会話は続く

 

〈どうして、私たちをお客様って呼ぶんだろ?〉

「いや………そもそもどうしてここに寄ったんだ?」

「簡単に言うと、私たちの目的地であるU社は太湖の上の船で構成されている巣です

よってメフィストフェレスの現在の形態では渡航することが出来ません」

 

ファウストは、メフィストフェレスを船に改造する必要があると言ってはいるがここで純粋な疑問として

 

「………へぇ元々メフィストフェレスに、船の変換機能無かったのか」

「太湖は、環境が刻々と変化していく所です最初っからつけたら新しい物に対応できません」

 

時間をかけて、作ったのにファウストはそれぐらいの事態は想定していないのかと俺は言えばイシュメールは最初っからつけたら環境に間に合わないと恐らく間違ってるだろう事を当たり前のような理由として言った

ファウストも、ソレを否定はしない同時に肯定もない

そこら辺を突っ込むのは、俺の趣味でもないし利益にもならないので無視する純粋に小骨が引っかかるような感じがするだけの疑問だし

 

「だからだ、だから前もって適した工房に訪れてバスの改造を予約したんだ」

 

ヴェルギリウスは、何故か俺の方を一瞬向きこれ以上突っ込むなと言う様に言いながら

バスの空気が抜ける音がする、目の前にあるのは心配になるような見るからに年季の入った店構えだった

 

「ふぅむ………コレが………適した………?」

「はぁ………これぐらいにして入ろうか」

 

グレゴールは、その心配を店主や店員の前というのに直接口にするがヴェルギリウスは気にせず真っ先に店の中に入る

こういう会話は、まぁ意味はないだろうから

 

「にしても、早速捕まえたって………なんで言ってたんだろうかあの人たち」

「面白い生き物ですからねぇ〜」

「いやぁそうかなぁ………」

 

ミカはもう、あの時から俺たちがする事言ってたんだろうなぁと思いながら呟けば面白い生き物だからじゃないか?とホンルはのほほんと言った

 

俺はただ、本当にそうかなと力なく洩らした

6期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)

  • 奥歯ボートセンター〈今回が最後〉
  • 西部ツヴァイ協会
  • 北部ヂェーヴィチ協会
  • 南部ディエーチ協会
  • 南部センク協会
  • 南部ツヴァイ協会
  • 東部センク協会
  • 黒雲会
  • LCCB
  • 剣契
  • 技術解放連合〈今回が最後〉
  • 南部セブン協会
  • K社〈今回が最後〉
  • バラのスパナ工房フィクサー〈今回が最後〉
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