バスの囚人に転生したぞー!   作:カンジャリ

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部品がっ足りないっ

クラップ蟹のクラップチャウダーを、深夜に喰わされてインドとかに行った時の恒例のウェルカムシャワーみたいにはならなかったが………

味は確かに悪かった、何と言うかな一応色々な所に行ってるつもりだから一度食ったような味はするが、その料理は見た目は思い出せるが名称よくわからない

不味い味は、そこまで覚えても仕方ないだろう

 

「肉体的に疲労大丈夫そう………」

 

改造のためにメフィストフェレス内での諸々は出来ないため、日課のような幻想体討伐が丸々一日中のクラップ蟹討伐今日は、奥歯ボートセンターの一角を借りて寝て起きた日でまだクラップ蟹に慣れておらず装甲に弾かれる様子が多かった

 

………集められればいいのだから、戦わなくてもいい方法はあるだろうかスクラップ品含めれば人程の背丈とはいえあくまで海生生物だしえーとカニかごの作り方や仕組みを応用していけば幾つかはいけそうだな

 

奥歯ボートセンターの近くまで、キングクラップ蟹が出てたぐらいだし奥歯ボートセンターのところの地面を掘れる場所で穴を掘って餌を放り込めば良さそうだ

オスのヒヨコみたいに、下に最初落ちたクラップ蟹は自然に圧死するだろうし

 

「何掘ってるんですかそんな何もない所を」

 

イシュメールは、誰もいない掃除屋が来る前にもう殆ど寝ているだろう中ガサゴソ動いている俺に声をかけられた

よく寝れないのだろう

 

「クラップ蟹捕まえればいいだけなら、戦う必要は無いかもしれないなって思って」

「そんな小さい穴で、何かなるとでも」

「………イシュメールは寝ないの?」

 

サクサクと、穴を掘っている理由をクラップ蟹の罠といえばそんな一人でやる物に対した足しにもならないと吐き捨てれば俺は笑いながらスコップとバケツをイシュメールに渡しながらならなぜ明日に向けて寝ないんだと疑問とともに笑った

イシュメールは、渡されたスコップとバケツをあり得ないものとして見ながら

 

「私も掘ると、思ってるんですか???」

「イシュメールは、小さな穴じゃ何とかならないと言っていたから 気になるなら、そうすればいいと思う」

 

一緒にやると思ってるのかと、聞くが………まぁやりたいならやればいいと思う

そう思って時間を見つつ、ただ倒してきたクラップ蟹のおおよその幅を確保しつつひたすらに深く深く掘り進める掘って外に出す土がバケツ一杯になるのを2回繰り返す時間があってもイシュメールはその場から何もしなかった

 

「………」

 

気候が暖かい夜は冷える、特にこんな水辺だと寝れないこと自体は分かるが何をしているんだろうそう思いつつ

また進んだ底へ、向かおうと思えば

 

「ガリバー」

「んっ?」

 

イシュメールにはっきりと声をかけられる、俺は一旦その声につられるように立ち止まる

 

「そんな穴を掘るより、大切な事が山程あるんですよっ!?」

 

それは他人事なのに、どうにも我慢が出来なくなった様な叫びだった

思わず目が点になる

 

「………そうなんだ」

 

あとに続くへぇ~と言う言葉を飲み込んで、ただ首を傾げた目の前にいるイシュメールは、ただため息をつき

 

「そうです、だからまだやるべき事が」

「イシュメール、本で見た陸で学んだ海と本当の海は違うのかな」

「………え?」

 

半年以上かけて海に慣れるべき、それか後回しにするべき準備が足りていないそしてその提示した準備は各種知識と管理人の鍛錬

なるべく俺は、イシュメールの目をしっかり見て考えて続きを捻る

アイツ………エイハブに連れられ釣れられた時も、巣の羽として業務に携わっていたとはいえ大きな危険のある波や鯨に対峙した事は土台がしっかりした船に乗っていた頃はなくその後だろう

 

その時も、その準備を考えていたのだろうか?

 

「今回の太湖?で、最も頼りになって頼りにされて先導し船頭になるのは俺としてもイシュメール………君だと思うけど

多分俺達が君の思うどれだけ準備しても、君が納得する水準まで届かないと思うんだ

勿論殆どが初めての船出になるだろうし………それまでにそれからも俺が、出来る限りのやり方はするけど

 

それに、何事も有限だから 

君は君自身に、満足してる?」

 

同行者を広く見るのであれば、ヴェルギリウスと言う特色フィクサーという戦力が乗っている(常時手を出すとは言っていない)状態で不安が残ってる

俺含めた囚人全員が地上で強くなりましたって、なっても今度は太湖が〜なんたらかんたらとしかなり得ないだろう

イシュメール自身の知識を意思を持った写し身が、増えたとしても

 

ソレとは別に、俺個人としては太湖の災害としてイシュメールが口にした単語がどういうものなのかは気になるから知りたいけれども

 

「そんなわけっ、あの野郎を殺すまでは」

「なら急がないと、準備してる時間はある?今は泳いで渡る気がないなら準備期間だけど 人の命は有限なのだから」

 

その手で殺したいのならば、準備は矛盾する

 

あの野郎は生きていると確信を持った執着をしてても結局は人でしかなく、放っておけば自身が死のうがその内死ぬ存在でしかない

まぁ血鬼や、保険やアンプル等無数にある延命技術等含めればこの世界狭く言えば都市において、自らトドメを刺す以上に確実なものは無いのだろうが

 

あぁ死ぬまで待つってのも手、だから準備だけずっとしておいてそこまで引き伸ばすってのもそうかという考えは流石に言わないでおく現状だってかなり綱渡りの自覚はある

すぐ死ぬ、俺がいるべき場所よりも遥かに死が近いのに相手が悠久であると思うのはイシュメールもヒースクリフも似てる所が結構あるなぁと考えるところの一つだ

 

「………もういいです、ガリバー貴方の考え方は分かりました」

「………、まぁ俺も仲悪くしようとしている訳でもなし必要な事があったら言って欲しいし教えて欲しいことだけは確かなのは頭に入れておいて」

 

イシュメールは話すのに疲れたのか、くるっと背を返して奥歯ボートセンターの宿として借りている所に戻っていく

俺はそれを見届けつつ、掘り進めウッカリ浅い水道管まで進んでしまったため底の少し上の深さまで埋め直して掃除屋の夜が来るとこれから来るだろう掃除屋にバケツに入った土を掛けるようにバッと撒いてから

皆が起きる朝まで、眠りについた

 


 

寝ずの番から、朝の活動まで毎回こんなモノの為1番早く起きたが………自身の部屋ではないから音の関係でラジオ体操でも流せないことをちょっとした不満に思いつつ

改造に着手できそうなクラップ蟹についていたスクラップの量は、集まっていなかったはずだとメフィストフェレスに軽く乗り込み食料ではなくコーヒーやココアも含むお茶を淹れる為の粉末を外へと持ち出す

 

囚人やヴェルギリウスとカロンのは、毎日淹れているが奥歯事務所………奥歯ボートセンターの人達は何か淹れてからにするよりも聞いてから淹れればいいか

 

そう考えて勝手に給湯室を、お借りしてそれぞれのマグカップに用意しテーブルに置いてから前の日の夜に掘った穴をみてくる

掃除屋が一体落っこちて穴に引っ掛かっていた為引き摺り出して戦って装備を剥ぎ取るとか考えられもしないから対処に困りそのまま掘って出ていた土を上から掛けて埋めた

 

何事もやらない事には、先人達がもう理由を知っているからだという言葉を思い出す

 

「もう起床していたか」

「おはようムルソー、いい夢見れたか?」

「変わりはない」

 

日ごとにそれぞれであるが、今日はムルソーが早く起きてきたらしい

ムルソーは一番に起床していた事を時間帯的にもうと表現しつつ俺に話しかけてきた為具合はどうだと聞けば変わりがないと言いつつ自らのマグカップに手を伸ばした

 

その後大体次々と起きてきたが………奥歯ボートセンターの3人よりも遅いのはまぁいつものメンツだ

取り敢えず、3人が来たあとに謝りつつどんな飲み物を飲むか聞いた所裏路地ではなかなか見かけない混ぜモノなしの本物のコーヒーが気になったらしくそれを頼んで全員で挑戦していたが

ダメだったらしい、まぁそりゃそうだよねと

 

溶けきれないほどの砂糖を、3人の出したコーヒーに混ぜ込んでまた渡す事になった

6期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)

  • 奥歯ボートセンター〈今回が最後〉
  • 西部ツヴァイ協会
  • 北部ヂェーヴィチ協会
  • 南部ディエーチ協会
  • 南部センク協会
  • 南部ツヴァイ協会
  • 東部センク協会
  • 黒雲会
  • LCCB
  • 剣契
  • 技術解放連合〈今回が最後〉
  • 南部セブン協会
  • K社〈今回が最後〉
  • バラのスパナ工房フィクサー〈今回が最後〉
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