バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
奥歯ボートセンターの3人に、砂糖ジャリジャリのコーヒーを飲ませた朝の後
物音を立てて、クラップ蟹を誘き寄せては引き寄せられる個体がいなくなっては移動しそしてまた音を出してを繰り返す
どれぐらいの範囲の音に反応するのか等を調べられればいいが………1人で穴を掘るのとは訳が違うからなぁ
1人で音を出してやったら、クラップ蟹に体をむしられて骨と骨についたわずかな肉になる気しかしない
堀式の罠は、クラップ蟹以外の引っかかったし仕掛け式は純粋にクラップ蟹の武器にされる
ハサミに切られない上等な縄なら、あえてスクラップに括り付けてクラップ蟹の武器として癒着させるって方法も考えられるが………そういう高価そうなものは持ってるわけでもないしランタン放置してこの紐使ったら何故か確実にファウストに怒られそうだし
地道に、クラップ蟹を倒すしかないらしい一応居ない所で純粋なスクラップも俺は拾ってるが
〈結構集まってきたね〉
「そうですねぇー、これがどうなるんでしょう」
倒しては、クラップ蟹を奥歯ボートセンターに移動させを続けて居れば前日と違って丸々一日な事もあって、かなりの量が積み重なっている
「いやぁ………更にクラップ蟹から、剥がしてどうなるかだな」
「アレ腕疲れるんだけど………」
「ロージャ、それも仕事だ」
俺はそれを見て、集まったのはスクラップではなくクラップ蟹何だよなぁと思いつつ
戦闘後に、前日とは比べ物にならない量を処理しなければならないのだがと言葉に出せばロージャはそれに同意してグレゴールは敢えて言わないでくれと言うような目でこちらを見ていた
ひとまず、ベリベリと全員で剥がしていけば14人と奥歯ボートセンターの17人掛かりと言うこともあり
疲労こそあれど、先日のように明日になることもなく終わった………
イシュメールに、太湖の災害について聞きたいのもあるが先の件で後回しやら時間を取る件には同意する訳にはいかないからそこら辺は仕方ないだろう
その権限は、此方にそもそも無い
対人関係において八方美人をするのはいいが、その皮が剥がれるのはいけない皮が剥がれれば美人ではなくただの肉塊だ
最低限、太湖の話等であればイシュメールがこの囚人や管理人含めた中では一番である事実、そして俺はその話を聞く用意と意思自体はありわざわざ険悪になろうとは思ってはいないと伝えられただけ、あの時点ではまだマシだろう
まだ次の日も、起きて焼き増しのような仕事をこなせば………その日の夜にはカンカンと施工をする音が響く
「はい、これぐらいならやれそうですね」
その日の分を、剥がし終わった後の現在の作業分を除いた分のスクラップの山を見つつミカは言う
ロージャを始めとして、シンクレア、グレゴールとドンキホーテはやっと終わった休める遊べるとそれぞれ隠しきれない感情を出した声を漏らすが………
「はい?休むって何がですか?私が言ってたのは、これで開始はできそうって意味です」
「えぇ………」
改造工事の開始が可能ってだけらしく、クラップ蟹から剥がされたスクラップ等を見つつ最終的に大体の必要量はこれの7倍程度だと伝えられる
ムルソーは、今のペースだと次の業務に差し支えがあるのではないと
「今までの効率を考えると、十分な睡眠は取れそうにないな」
「安全やら慣れを考えて、全員で狩っていたが人数を分けて区域を広げる等も考えられる」
「うむ、睡眠時間を減らして稼働時間を増やす以外のそれもクラップ蟹をとる効率を上げる手段だ」
睡眠を減らすのは、ちょっとなとは思った為各種の対応人数を減らして分けて活動範囲を広げるって方法もあると俺が言えばそれもまたとムルソーは納得はした
勿論負傷のリスクが上がるのは、俺が行った方法だが最終的に決めるのは管理人だ
その後は、イシュメールとヒースクリフが喧嘩してボロいボールでバレーボールして境にぶつかって割れて、イシュメールとヒースクリフが喧嘩した事ぐらいしか無い
空気は悪くなったが………
「イシュメールが、何も言わず船でどうしょうもない場所で爆発するよりはまだ良いんじゃないかな?今もどうこうできづらい状態ではあるけど」
見えづらく悪化するよりは、まだマシな状態だろうとイシュメールなどの騒動につられて同様に精神が悪化しているだろう管理人に声をかける
力なくカチコチと音と共に
〈うん、でもどうすれば………〉
「扱ってるのが人だからなぁ、一括りな正解があったらそれは洗脳か強制ぐらいだろ
今の内にたくさん悩め、そういう物が即決できるようになったらオワリだ色んな意味で」
〈時間がある内に、答えを出せるようにはするよ〉
はっきりと悩みを口にする、俺は取り敢えず今現状出来ることや魔法の言葉はないと言いつつ
どれだけそれが悪手だろうと、悩まず言った言葉よりは悩んで考えた方が管理人の業務らしいとなるべく笑っていう管理人からは簡潔に2人が離れている内に考えておくとカチコチと確かな音が発せられた
暫く、クラップ蟹を倒してスクラップを剥がす仕事は日夜続く
ムルソーから効率的に、睡眠時間を削るしか無いと言ってはいたが純粋に慣れ等により討伐スピードが上がったのもあり………
「く・へ」
「いやここでは、あ・へが正しい」
「チッうん?」
クラップ蟹の調理研究に振られていた、良秀とムルソーが中身の解体で俺が味付けやらの物だ
一応俺も、使えそうな部位は取れるが………フグの毒性がある内臓取りみたいなもんで可食部が酷く少なくなる為、それをベースにして可食部を増やす様な捌き方を2人がしているつて所か
「はぁ………スパイスやらまぶしまくって味やら匂いをごまかすのは基本だが、随分豪遊になるな」
2人の会話を背中で、聞きつつ
大航海時代に、胡椒が金とほぼ等価で取引されたのが肉の腐臭を消す為が理由の一つだったりするし立派な調理法ではあるのだが
金がなぁ………少し使うぐらいなら気にならないがそれが主張するぐらい使うってなると金はかかる
炭火とかも、ごまかしの一つ………スパイス以外となると味を純粋に濃いものにするとかかな
ある調味料でなんとかなるか?海鮮系って濃いよりもさっぱりしたイメージがあるんだよな………いやちゃんと濃い味もあるけど
「取り敢えず、一品は出来たからそれ食ってくれ 長く時間待たせて悪い」
ひとまず、まだ茹でても強いヘドロ味がしない部位だけ取り分けて生姜等の臭み消しを放り込んだ鍋で茹でてから茹で上がりの汁気をある程度取って
身をボウルで、レモン汁とマヨネーズで混ぜて辛味抜きした薄切りにした生の玉ねぎも加えた
焼き立てではないが、用意していたパンを2つに割って焼き目をつけて両面にマーガリンを塗ってそれを挟む
ロブスターロールの亜種みたいなものだ、イシュメールの原典のアメリカの郷土料理みたいなもので味覚は自体は合うだろうか?
コネチカットスタイルは、ロブスターの味を直接楽しむようなバターだけの味付けだからある程度別の味が混じって誤魔化しが聞くメインスタイルにするしかないと思う
「あ~!やっとかよぉ!」
「もう少し早く出来ないんです………?」
これでまぁ、腹減ったとか煩くなることは無くなるだろうと思いつつ普段のように一人づつ渡す暇はないから勝手に取っていけと30個程度拵えた、クラップ蟹のサンドを皿に持って置いておく
「ミカ、姐さん多分コレでも早い方だよ」
俺の分も取っていた為、それを片手に食べつつ色々出してみて反応を見ておこうかと思うが………基本クラップ蟹の為魚でもなく加熱調理でエビ・カニ系統さらに味の誤魔化しが効きやすいのだとメニューが狭いと頭が痛くなる
唐辛子も含めたスパイス焼き、カレーとクリーム煮、トマト煮、チリやマヨ………フライにするなら付けるタルタルの酸味を強くする等各種ソースの味の主張をメインよりはっきりさせればいけるか?など思い出せる内に、やれる分だけやってそのうち新しいものが出てくる事を期待するしかなかった
そうやっている内に、ファウストにイシュメールとヒースクリフの事を聞いていたイサンが話しかけてくる
「ガリバー君」
俺は知ってるが、時間軸的に俺は知らない為
「イサンどうした?一応最初の奴は………もう無いか、すまん次待ってくれ」
イサンにそう言って、出したばかりのサンドの方に見るが結構詰んだはずの山が空になっていて溢れたパンくずやちょっとついたマヨネーズのソースがくつっついているぐらいになっている
俺は、次を待ってくれと言いつつ空になった皿を下げて戻ろうとするように見せるが
「いや、夕餉の物ならず
イシュメール君とヒースクリフ君の好みの物はガリバー君には分からずや?」
「うーん、ちゃんと聞いたことはないが………」
イサンは、大体ファウストに聞いた事と似たような事を俺に聞いてくる………俺は少し直接聞いたわけでもなく考えつつも食いつきがいいという面ならと心当たりがある味付けの傾向やらをイサンに伝える
ちょっと天才相手なのだが、疑問符マーク浮かんでたのは俺の説明が下手だからなのだろう
「でも、そうやって動いてるって事自体が2人に伝わればいいねイサン」
「さべしな」
「っと………鍋焦がしそうだから、いつでも話しできるなら聞くからまた」
話された単語に軽い疑問符を浮かべているイサンから、会話をまた続き等は何時でもすると言って切り替える
今回は臭み消しを大量に入れてるとはいえ、茹でてからが多いこまめにお湯を取り替えないと大変なことになるのは俺が一番わかっているから
何時も通り共に、食卓は囲まずに終わる
6期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
-
奥歯ボートセンター〈今回が最後〉
-
西部ツヴァイ協会
-
北部ヂェーヴィチ協会
-
南部ディエーチ協会
-
南部センク協会
-
南部ツヴァイ協会
-
東部センク協会
-
黒雲会
-
LCCB
-
剣契
-
技術解放連合〈今回が最後〉
-
南部セブン協会
-
K社〈今回が最後〉
-
バラのスパナ工房フィクサー〈今回が最後〉