バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
ヒースクリフが戻ってきてからも、クラップ蟹からスクラップを剥がして取り出す作業は続く
一応イシュメールも、戻っているけど積極的に話すのは火にわざわざ飛び込む虫のようなもので………取り敢えず幾つか深夜作業用の夜食に、反応が比較的良かった種類のクラップ蟹のサンドを枕元に置いてはいる
一応食べてるのか捨ててるのか分からないし、渡した以上イシュメールの物であるからその後はどうでもいいがちゃんと無くなってはいた
「お~い、ミカの方から改造終わったって早く来いよ〜」
「えっじゃあこのスクラップは………?」
「細かいこと気にすんなって〜こっちだって分かんねぇんだし」
俺がその時に任されていたのは、クラップ蟹を狩るのではなくひたすらスクラップを剥がす作業であり当然俺以外にも何人か任されていた
そんな中オルガが、ひょっこり覗きながらバスのボートへの改造が終わったと知らせてくる
何となく、最終的には後々必要になるのだが今剥がしているスクラップは無駄な労働では?とオルガに聞くがのらりくらりとかわされた
「でもやっと改造が終わったんですよね?」
「冒険の足音が聞こえますなっ!」
「うーんっ太湖に直接出れば、もう少しここのヘドロみたいのじゃなくて綺麗な海見れるかもっ」
俺以外のスクラップ剥がしに従事していた囚人達は、改造が終わったという知らせだけで浮き足立っている
そのまま、俺達はクラップ蟹をその場に放置して改造されたメフィストフェレスの方へオルガを先頭にして向かった
〈改造までお疲れ様、皆………〉
「お疲れ様管理人ってイシュメールは?」
〈来てないみたい〉
「出発までには来るだろ」
休憩を挟んでいた者や、クラップ蟹の討伐に入っていた者、最後まで改造に参加していた者等などイシュメールを除いて全て集まっている
管理人はそんな中で、改造終わりならば酒やジュースでも持って乾杯でもしていいはずなのだが何処か暗い声で今目の前にいる皆に労いを示すが
俺はイシュメールが今もいないと、言葉にして口にすればそれが一番の管理人にとって頭の痛いことなのだろうと来ていないようだとがっくりと項垂れていたのを背中を叩きながら船出までには来るだろと励ました
「おぉっこれが新たに変わったバスの姿でありまするかっ!」
「こは、バスボオトなりやボオトバスなりや?」
〈バスボートじゃないかな?〉
これだけの人数で集まれば、騒がしくなる
ボートとバスを足した何かやら、車輪がないけど両方とも使えるように当然したとか、現実でも水陸両用車両もあるからなぁ運転技能が物凄くいるらしいけど
そうやって、ボーと全体をながめていればミカが乗り込んだのかエンジンが掛かり
ミカが最初にいじった時にも鳴った気が覚めるような、警報が響く 耳が痛い
「うーん何か足りない気がしますね、形象変換装置が問題なのかな?」
「うわぁ~鼓膜が、破れるかと思った何が足りなきゃあんな音が出るの?」
「ミカ、多分この前適当に仕上げたアレ………」
「適当って言った!?本当に大丈夫なのかココ!?」
「はっ?適当だと言ったか?」
まださっきの強い警報を聞いて耳鳴りしている様な中で、ウーティスと似たような事を言った
高くて替えが効かない部品こそ抜けてはいけない気がするが、奥歯事務所だからなこのボートセンターの人
完成と言われた中、施工の不備が発覚し明らかな落胆示す人や批難をしようとする人を見てミカは言い訳を始めるがそれもすぐに止まった
キングクラップ蟹が、メフィストフェレスの悲鳴につられて此方に着実に進んで来ている
「いえ、むしろこれで良かったんじゃないですか?」
そんな中、イシュメールはちゃんと話はその場にはっきりと現れてはいなかったが聞いていたらしい
ガイドは作っていたが、全体的に拗れてもイシュメール貰えるだろうか?管理人から全体の為ではないと言ってからそれでも粘って、ヴェルギリウスに契約だとその粘りを切られて終わった
キングクラップ蟹の討伐については、そこまで目ぼしいことでも無かった為飛ばす
その後倒したキングクラップ蟹から、必要部品を取ってそれを取っつけて潮が丁度良く満ちてくる
俺達は、メフィストフェレスを船にして太湖へ進む
「ファウスト、所で操縦ってどうなってんだ?カロンもまぁアレだし」
「自動操縦機能が働いておりますので」
「うんそうか、せっかくだしいろいろ見ておくよ」
取り敢えず俺は、ファウストに今の操縦はどうなってるんだと聞けば簡潔に自動操縦担っていると聞き
頷きながら、船ならではの管理は当然あるだろうと諸々見てくると離れた小舟は必ずあるとして
救命胴衣は、何処にあるだろうか?
〈ガリバーそんなにうろうろしてどうしたの?〉
「うーん?救命胴衣の場所探し」
〈確かに確認するのは、大事だね〉
管理人が声をかけてくる、それに返事をしつつあたりをカチャカチャと弄る
すると救援信号用狼煙の筒が2、3本ぽろぽろ落ちてきて
救命胴衣が見つかった
「出したならちゃんと閉まっておけ!」
「こういうのってしまうの大変なんだよなぁ………」
ぽろぽろ落ちた狼煙の筒や、雑多に引き出された救命胴衣をだらしがないと感じたのかウーティスは終わったならちゃんと仕舞えと睨むような目で此方を見ている
それを、思ったよりぎっちりと詰まっていた為また仕舞うのが大変だろうなと俺は頭を掻いた
やけに頭に残る沈む様な水の音が、聞こえる
バス内を歩いていると、パチャと音が鳴った
「船って、水入るもんか?」
「そんな訳ねぇだろっ早く水抜けっ!」
結局水を抜こうとかしても自然と人当然勝てる訳もなく、そのままでは出航できず、真っ先に我先にと救命胴衣の取り合いになりそれも足りなかったのか俺は着られなかった
カロンが、小舟を見つけてオールを漕いでくれたこともあり問題なく?全員無事だ
けどやっぱ大丈夫か、ボートセンター営業
再改造の話は、章外にて
6期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
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奥歯ボートセンター〈今回が最後〉
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西部ツヴァイ協会
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北部ヂェーヴィチ協会
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南部ディエーチ協会
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南部センク協会
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南部ツヴァイ協会
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東部センク協会
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黒雲会
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LCCB
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剣契
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技術解放連合〈今回が最後〉
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南部セブン協会
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K社〈今回が最後〉
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バラのスパナ工房フィクサー〈今回が最後〉