バスの囚人に転生したぞー! 作:カンジャリ
外からの襲撃で、轟音が鳴り続けるロボトミー支部の内部から外部へ出る
目の前に広がるのは、船の群れ
随分な数だけを揃えて来たものだ、思わずそう思ってしまう…………いや都市って面積(勿論土地拡張技術もあるだろうが)の割に矢鱈と人口多いから組織となると人が集まりやすいだろうせいもあるのだろうか?
そうやって口を閉じ、舌をまた噛まないようにしながらまるで弾丸のようなスピードを伴って跳んでくる銛を直撃しないようにしながら
「シンクレア斧貸して」
「えっえ?」
シンクレアから柄の長い斧を一旦拝借して、次々と打ち出され船とここを繋いでいく銛を近くにある順からロープに対して斧を振り下ろして断ち切る
まぁ位置とか、銛自体の攻撃によって無理な所もあるが………数が減る分には良いだろう
俺は、管理人を糾弾するイシュメールや擁護するドンキホーテ船を嫌な予感か睨む良秀等々の反応を横目に流しながらひたすら手につく分切断を試みる
〈あんな方法あったんだ………〉
管理人のボヤと共にシャーッ一切に多くの人がと縄を伝ってくる音がする、何処となく田舎のアスレチックのアトラクションを思い起こさせたが………それも気にせず"今は"此方に付いていない為切断した時に連鎖する悲鳴とボチャンボチャン落ちる音と本来の高さの差によって潰れた死体が、いくつか出来上がったが
俺の知る事ではない、伝って来たソッチが悪い
そう思いつつこれ以上は、斬り切れなかった縄を伝って此方に来る海賊も出てきて無理だと判断しシンクレアに斧を返せば
「やたらと手慣れてますね」
「いろいろ見てきたって言っただろ、そのうちの一環管理人早く人格牌の用意を!」
イシュメールが何処か訝しむ様な目つきをしながら、こちらを見て来るが色々やってきたといつも言っている言い訳を使って誤魔化しつつそんなのに意識を割く余裕があるのかと管理人に対しての催促へと切り替える
そうすると、管理人はいつもの端末を弄り全員がそれぞれ今にあった装いに整えられた
「海賊とあれはあぁ後ろ盾があったか面倒な事になったな………」
南部リウ協会特有の赤いコートを羽織り、基本的にいる区域として対応することが少ない海賊という敵対存在を見る
実質海上で相手にするわけでもない、足元が不安定な訳でもない為船上独特の戦法に気をつける必要は少ないだろう
俺は、周囲のまだ生きているグレゴールやムルソーと課が高いホンルやイシュメールを見つつ………
「イシュメール、君が一番この中で課が上になる指揮を」
「ガリバー六課部長に委任します、ふざけるのは辞めてください!」
今このいるリウ協会のフィクサーの内一番課が高いのは、イシュメールな為大まかな指揮はイシュメールが取ったほうがいいだろうと声に出せば普段よりも機嫌が悪いらしくすぐに権限が此方に上の者として委託された
ならば、その様にするしか無いだろう
「はーい課が下ですけど、一応は課長ですからねぇ指揮下に入りますよー」
「一応俺達の課長だからなぁ」
「理解した」
言葉がそれぞれに伝わった際、ホンルは課が上の為"一応"課長といい六課として同じグレゴールはホンルに合わせてふざける様にムルソーは、端的に今回の指揮系統に対して理解を示していた
もう海賊はたくさん降りてきているが………今現状そこに大将に見える人物は居ない
「取り敢えず現状、いつもの様に俺に対する乱戦状態になる様な事は気にしなくていい目の前の敵への撃破を優先しろ
掛かるぞっ生きて帰れ」
俺は、リウ協会の戦いらしくはないが真っ先に戦闘を切って進む
本来ならば、大勢の多数とそれをまとめる中核に分けて対応するがまだ居ないそれなら俺も多数を相手にするように動きってすぐに切り替えられる様するのがいい
「何回か服を変えっ」
何か海賊が変なことを言い出したが、俺は気にせずにそのまま顔に拳を入れて頭を潰す
そこまで柔らかいものでもなく、動かなくなって服やらに火がつき脂のせいか海賊の体全体に燃え広がった
熱の中で、動くのはリウ協会の専売特許と言ってもいいだろう………戦争後の後先を考えないとも言えるが
だけれども、生きていればいい
今はそれだけを考えればいい
「はぁ似た仕事って言っても、ここまでの量は中々無いんじゃないか?」
「えぇ僕の課だと、ここまでの数だけってのはありませんね〜」
グレゴールとホンルはまだ余裕があるようで、適当に戦況交換がてら話が聞こえてきたのが耳に入った
動かなくなった死体の山が積み重なり、焚き付ける燃料になるのは代わりはないまだ灰になるには此方は早い
「はぁ本当に、頭数が多いだけで厄介ですっ」
くっちゃべりながら、戦闘をこなす二人を横目にイシュメールは何処かにも置くことができない怒りや焦りをぶつけるように海賊達を殴り伏せていった
頭が完全に砕けるほどの苛烈な様子で
「戦闘に私情を挟み行動するのは、作戦行動に支障が出る可能性がある」
飛び散った血を浴びたせいなのか、ムルソーは端的にイシュメールの異常行動に釘を刺す
「ムルソー、そういうのは後でいいイシュメールも何かあったら俺に言ってくれ」
何となく不味いと感じ、俺は勢いこそ収まってきたが頭数が減る様子が見えない海賊の相手に内心辟易としつつも今険悪になってもどうしようもないと今は大丈夫と言いつつ次がないようにイシュメールにこの戦いが終わったら話を聞くと伝えれば………これ以上言っても無駄と判断したのか互いに火がつく前に収まってくれた
安心しつつ、あの紫の船を見る
紫と言えばやはり後ろだては中指だが………
そう思いながら、海賊の頭を飛ばせば
「っと………、管理人どうしたんだ」
〈いや、なんとか双鉤海賊団に対抗できてるけどさ〉
管理人から一旦何人かの人格が剥がされた
海賊達も、何かを待つ様に完全に静かになり始めたのに違和感を感じた様だった
ホンルは管理人の横に、脇に備える様にまだ向かってくる海賊の上と下に人格が剥がれてすぐの状態で分けながら
「あの真ん中にいる船に何度も目がいきますね〜特に鮮やかなのはそれ相応の理由があるんですかね?」
のほほんとした調子で、覗き込むような仕草をしている
ホンルの目から見ても派手らしい
「あれが、今回の襲撃の本丸って所だろ………2時間稼げるかコレ そうだヴェルギリウスに連絡って」
俺はどこの組織だか、ハッキリと分からないがと言う風にけれどもアレは今回の中でも飛び切りヤバい事は確実だと声に出し、どうせ連絡もできないヴェルギリウスの存在を口に出した
そう言えば、ロージャがそんなにヤバいの?と言った雰囲気を出すが明らかに目立つだろうある人物に目が行った瞬間体を硬直させる
「あ………れれ……あの真ん中にいる人」
〈あのカッコつけている人?〉
管理人は、周りの囚人とは違いまだ現状を理解しきれてないようで色々と話した上で現状の理解度は、シンクレア以下だろう
互いに手を出せない微妙な時間が続いている間に、末兄が通る場所の準備ができたのかまるで赤いレッドカーペットの様な場所が用意される
音楽も、中指である彼らの物が掛かって雰囲気も支配していくと言うよりやっぱりシンプルに煩い
俺は純粋に今の実力では無理だと言う様に、末兄のリカルドが降り立った瞬間に管理人を後ろに不自然にならない様に押しのける様にまだマシな所へ誘導しつつ手を上げて降参のポーズだけをする
「っと………わざわざこんな辺鄙な所まで来て下さるとは何とも」
冷や汗を思わず出しながらも、半笑いしながらリカルドの方をしっかり見据えた
他の囚人達は、大なり小なり現状の実力の差をみた瞬間察していた様で海賊を相手にする様に攻撃に移る様子はない
「交渉っ交渉を望むのであれば、こちらで用意がある」
「あの時と真逆だな………」
「悪人と交渉とは」
ドンキホーテはともかく、一旦末兄の話を聞くしかないだろうと………それと同時に後ろ盾の会話を邪魔してはいけないと海賊や末弟の動きも止まり
末兄が話すためだけの空間が出来上がる
ロージャが余計なことを言ったが、結局ヒースクリフのヘアクーポンで書かれることになるのだから追加になってもどうも無いだろう
罰には刑があるが、皆重すぎれば殺人もちょっとしたおどけも同罪に等しくなるだろうに
その時に周りの海賊達が、スミー副船長の事ではなかったのかという驚きの表情や空気が流れていたが………ハッキリと驚愕を示せるほどの地位もないのだから仕方がない
「つまり………個人の逆鱗ウッカリ踏んでしまったということかなぁヒースクリフ」
「なっそんな事になるとは思わなかったんだよ!」
今回来た原因が、ヒースクリフのヘアクーポン窃盗にあることが分かった際俺はその行為が必要である事が分かりつつも………実際深夜清掃でも必要になったし
けれども、いつもヒースクリフに言われてばかりな気がした為丁度いい弄りどころが出来たと思いながら
末兄のこだわりという逆鱗をウッカリ踏んだという、現状を簡潔にまとめつつヒースクリフに目を向けた
もう手を挙げる必要はないだろうと、降参のポーズを取り下げて
話の流れからも、俺たちを許す手段は仕返し手帳に書いてある通りしかない
もしもは、ダンテが爆発してからでも良いかな
………さて、全滅していくとしよう
星が最後の、熱する輝きとはね
「ハハハ………いや、ここまでとはな」
ゲームと同じ様に最初は、比較的末兄リカルドも遊びでしか無かったのだろうと食らいつけたが………
処刑として、力を見せ始めた途端防戦すら満足に出来なくなった
ゴホッと咳き込めば、口の端から肺に内骨でも刺さったのだろうか唾液に血が混じっているのか?それとも血に唾液が混ざっているのか分からない量と色が出た
意識が途切れる
時計の音と共に、意識が覚醒される
血も何もなくなる、その瞬間人格が被されているかいないのか分からない内に末兄のリカルドへ向かう
そうして今度はしこ
「なぁ管理人………」
〈何、ガリバー〉
「管理人はどれだけ苦しんでもいいか?」
頭自体を吹き飛ばされて考えられもしなくなっていたらしい
囚人達の位置が目まぐるしく変わる、正確に言えば飛ばされて血肉だけになりそこから死体から生きた身体へ変わっているのが正しいのだろう
〈………それで勝てるのなら〉
「あぁ俺もだよ」
俺は、笑いながら管理人に告げる
恐らくあのegoを侵食させれば、罪悪資源だけは手にはいる………この世界はゲームシステムだけで動いてはいないのだから、もしそれが他者であろうが自己であろうが苦痛と代償のかわりに恐らく無制限に異界の肖像も3月27日のシェルターも無いけど
身なら幾らでもある
管理人は、俺の言葉に同調する様に僅かに残った資源が注がれる
何が起きても俺は………
白い衣服が、俺を包みそして外側から無数の時間を掛けるように溶かされていく様々な苦痛と混濁を合わせた様な時間が過ぎ去る
本当の時間は、いくつ経ってるのか分かりはしないだけど感じている時間よりはきっと短いだろう
「ここから、もう二度と………」
意識が途切れない、感じうる全ての感情を絞りとされる様なきっと何も感じなくなった瞬間に赤い霧に変わるのだろうだけども
あぁ………他の囚人に、他の人に向かうようなものでなくて良かった
いや違うか………この苦痛もきっと管理人の者もあるのだろう
〈ガリバー〉
管理人が心配するような声が聞こえる、きっとあの状態を味わったのだろう
だけれども………
「管理人必要ならしてくれ、全ては俺よりも管理人の苦痛が優先だ」
〈うん、分かった………ガリバー〉
起きた瞬間に、囚人達の別の死に方をしているのが見える
だけれどもきっと、普通に戦うよりもegoを振り回す方が先が見えるような気がするだろう
侵食はすぐに起こせる、精神力がすり減るから
グシャッと侵食によって自己が搾り取られ一滴も残さない様にまた潰れる長く溶けていく、何回起き上がるのだろうか管理人が諦めないのであれば俺はずっとそれをしててもいい
無茶をするね
結局死んでも死ななくてもいつもの都市の俺が求めていない光景だ
きっとコレから、管理人が囚人の命を測りそして軽くだが確かに使い進んでいく必要があるのだから俺が今している事自体で足を止める程度で終わってはいけないから
7期ガリバーの人格抽出(投票が多いほど優先度↑)
-
双鈎海賊団
-
ピークォド号
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南部ツヴァイ協会
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北部ヂェーヴィチ協会
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南部ディエーチ協会
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南部センク協会
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黒雲会
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LCCB
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剣契
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東部センク協会
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マリアッチ
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ぽんぽん
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鉄工会
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西部ツヴァイ協会
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南部セブン協会