舞台裏?それに近いものですかね。
・・・男は縁側で軽く死にかけていた。
それを呆れた様子で眺めている少女。
これだけだったらなんて変哲のない人達なのだが、片方の少女にフェネックの耳と1つの尻尾が生えている。
さらには身長が恐らく143cmほどであろう少女。もう片方の男は彼女より少しは大きい。
そんな2人の元に巫女服姿をした少女・・・いや、博麗霊夢が近づいて、
霊夢「あんたらなにしてるのよ」
と呆れたような顔をしながら言う。
陽花「少しでも体力作ってもらおうかなってね。私と一緒にやってみていただけなんだけど・・・」
縁側と和室にかけて横たわる男を見ながら言う少女。
遥季「お前の方が体力あるって・・・どういうことだよ・・・」
そうやって横たわる男がなんとかして上半身を起こす。
陽花「なんでかな。さっぱりだよ」
首をかしげながら言う。
霊夢「ったく・・・あんたらもう正反対ね。本当に知り合いなの?」
それに対し、2人が同時に、
遥季「俺らは知り合いだ!」
陽花「私達は知り合いだよ!」
と言った。
暫くしたあと、境内で少女・・・雨宮陽花と男・・・月森遥季がお互いを見合っていた。
その様子を巫女服を着た少女がお賽銭箱を背後にして座りながらみていた。
霊夢「あんたら、なにがしたいのよ。さっきから睨みあってるだけじゃない」
呆れたようにそう言った。
陽花「いやぁ、なんか見たいっていうからみせてるだけだよ?」
顔を向けてそう言い、遥季をみては苦笑いを浮かべて。
その当本人である遥季は陽花に近づいてしゃがむなり、陽花を撫でた。
陽花「・・・いや、なにしてるの」
いきなりなでられて呆れた様子で答える。
霊夢「あ、そうだわ。ちょうどいいからあんた達で買い物とかすませておいてくれないかしら?ちょっと紅魔館に招待されてるのよ」
そう言いながら陽花に5枚、遥季に3枚ものお札を渡した。
陽花「あ・・・分かった」
きょとんとしながらもうなずく。
遥季「あ、あぁ・・・」
戸惑いながらうなずく。
それから2人して顔をあわせたのち、霊夢を見た。
霊夢「んじゃ・・・陽花、あんたに遥季を任せたわよ」
と言い残すと空を浮き、そのまま紅魔館の方へと飛んでいってしまった。
遥季「なぁ・・・俺、守られる側になってね?」
遠い目でそう呟く。
陽花「ま、まぁまぁ。体力をつけていけば遥季だってよくなるよ」
しゃがんでいた遥季の肩を右手でたたき、そう言う。
陽花「とりあえず・・・ゆっくりつけてば自分の物になるって。急ぐ理由はないよ」
それから少し離れてうなずく。
遥季「ったく・・・お前はそういう面では大人びてるよな。まぁ、いいんだけどよ。っと・・・陽花、買い物でも行くか」
立ち上がると鳥居の方を向いてそう言う。陽花はすぐにうなずき、
陽花「そうだね、紅魔館になんの用事で行ったかは知らないけど・・・私達に任されたことだから先にしないとね」
と言った。
2人はそう言って里の方へと向かった。
こういう感じで進んで行くかと思います。
たいしたことはありませんが・・・。