5話 恐怖のUSJ
戦闘訓練から数日、いきなり相澤先生が委員長を決めるとか言ってみたりと本日も雄英高校はドタバタしている
ちなみに委員長が緑谷君、副委員長が八百万さんになった緑谷君ガチガチだけど大丈夫?
「あー委員長やりたかったな!」
「投票で決めたから仕方ないよ 芦戸さん」
授業と授業の間の休み時間、隣の席の芦戸さんはまだ委員長になれなかったのが悔しいらしい
「菓子魔は票入ってなかったけど誰かにいれたの?」
「そんな所、クッキー食べる?」
食べるー!と言って俺からクッキーを貰う芦戸さんと葉隠さん……葉隠さんいつの間に
「菓子魔君は誰に入れたの?」
「教えない 後口の中の物なくなってから喋ろ葉隠さん」
透明なのに多分だけど口周りにクッキーのカスが付いてるよ
ハンカチで芦戸さんの口元を拭いていると、制服が捲れガヴからゴチゾウ 〝クッキッキー〟が飛び出してくる
「おぉ!新しい奴そうやって出てくんのか!」
近くにいた切島君が興味津々にクッキッキーを拾う
「俺が食べたお菓子によって眷属達、ゴチゾウは生まれるんだ」
【クッキー*1】
「学校だから 人は沢山いるんだよ」
他にも出てきたクッキッキーが俺の手の中に飛び込んできたので話していると葉隠さんが隣に来る
「菓子魔君はその子たちが何言ってるのか分かるの?」
「まぁね 俺の眷属だし」
ちなみに学校に何体かゴチゾウ達を放っている、ないと思うけど非常事態があったらいけないからね
「4限目はこれで終わり、皆予習を忘れないようにね」
セメントス先生の授業を終え昼休み、ちなみに授業を受けてみて一番わかりやすいのはセメントス先生だ
教え方が丁寧で頭に入ってくる
前は教室で食べたけど今日は外で食べようかな、ゴチゾウ達が桜がよく見える場所を見つけてくれたらしいし
自動販売機でドクターペッパーを買いゴチゾウの案内でその場所を目指す
「わーすご」
裏庭の近く、一際大きな桜の木が満開に咲いている
「じゃあ今日はここで食べようかな 皆もありがと」
ゴチゾウ達がワーワー喜んでいるのを後目に桜の下に腰掛ける
「おや珍しい ここに生徒がいるなんて」
声のした方を見ればプリン?みたいな髪色の女性が弁当袋を持って立っていた
「どうも…えーと」
「これじゃあわからないですよね 13号です」
お辞儀するみたいに右手を腹の前に置いて頭を下げる女性…えっと
「宇宙服の人?」
「はい 僕は宇宙服の人です」
そのまま隣に座る13号先生、先生もここでご飯?
「ここは前に僕が見つけた場所で中々見つからない隠れスポットなんですよ」
なるほど、確かに俺もゴチゾウが居ないとここ見つけられないかも
「君は菓子魔君でしたね 菓子魔さんの弟さんか〜」
「姉さんの事知ってるの?」
「僕は3年生の時に担任を受け持ちましたからね、彼女も今や立派なプロヒーローですか」
懐かしそうな目をする13号先生、姉さんの学生時代か
「良かったら教えてください、ご飯食べながら」
「いいですよ 彼女は……」
俺が知らない姉さんの事を教えて貰いながらご飯を食べる、桜が風に舞う
13号先生と話しながら食事をしていると学校から激しめのアラームと放送が鳴り響く
「Lv3!!侵入者がここに!?菓子魔君 君は安全を確認しつつ教室へ!」
「大丈夫 こんな時の為の彼等だから」
俺の元に散らばっていたゴチゾウ達が帰ってくる
「何か見た? 侵入者の正体とか」
「マイクを持った人間が沢山?」
「「マスコミか!」」
人騒がせな…姉さんがマスコミは面倒臭いと言ってたけどここまでとは
「どうします先生」
「とりあえず1度職員室に報告に行きます 菓子魔君は」
「俺も行きます 見つけたのはこの子だし」
手に乗ったもふぱちを見せながら言うと13号先生はそうですかと微笑み2人で職員室に向かう
「なんか声しませんか?」
職員室に近づくと誰かの声がする
「…?誰の声でしょうか?」
13号先生も知らない? ちょっと怪しいかも
「お願い 様子見てきて」
近くに居たドーマルとクレプーナに頼むと2体がぴょこぴょこ跳ねながら職員室に入っていく
数分も経たずに2体が戻ってきて説明してくれる
「手だらけの男と黒いモヤモヤ? 机の上の書類を見てるらしいです」
「侵入者…マスコミは囮か!」
13号先生が急ぎ職員室のドアを開けると黒いモヤが慌てるように広がってくる
「先生しゃがんで!」
〝ホッピングミ ジューシー!!〟
急ぎ変身してガヴガブレイドを取り出し力いっぱい横凪に振りモヤを吹き飛ばす
「誰もいない! 皆!!」
叫ぶとゴチゾウ達が辺りを探しているが居ないみたい
「逃げられたみたいです…」
「仕方ないですよ しかしこれが見られていた書類ですか…」
ドーマルがここ!ここ!と跳ねて教えてくれた書類を13号先生が確認する
「次の授業の予定ですね…先輩達に報告だ」
顎に手を置き考える13号先生と目が合う
「ここからは僕達の仕事だ! ありがとう菓子魔君でも無断で個性を使うのは気おつけてください」
腰のガヴをツンっと小突かれる、焦って変身しちゃった…
「すいません…」
「大丈夫、これは僕と君の秘密にしておこう?」
そう言って笑った13号先生に頭を撫でられる、姉さんや家族以外にされる事なんてないけど…なんか安心する
「これは僕からのお礼、さぁ教室に戻って」
そう言って先生がくれたのは恐竜の化石を発掘?して遊べるお菓子、キャラパキだ
先生と別れ教室に戻り、あの騒ぎがマスコミによる侵入の者と説明された やっぱり職員室の侵入者は触れられないか
そのまま授業があり解散、相澤先生からは真っ直ぐに帰れと個性で髪を逆立てた状態で言われた
「菓子魔」
帰ろうとしたら相澤先生から呼び止められる、変身したのバレたのかな?
「バイクの通学だが明日からかまわない、駐車場は裏門にあるので確認して帰るように」
そっちか、でもやったバイク許可出た
次の日、しっかりブルキャンバギーで登校して朝のHRが始まる
「本日のヒーロー基礎学だが内容を変更し俺を含めた4人の教師で見る事にした」
〝4人〟しかも内容の変更って事はあの騒動で見られた内容の授業は今日のだったのかな?
「はーい 何するんですかー!」
「救助も災害もなんでもござれ 救助訓練だ」
ある意味ヒーローでは一番大事な事かな、災害救助も仕事の内だもんね
そんな事を考えていると皆が口に出して騒いでいた為相澤先生の怒りの声が静かに響き皆静かになる
「バスで移動する、コスチュームに着替えするように 遅れるなよ」
思ったよりコスチューム着る機会多いなぁ、まぁ姉さんとお揃いだからいいけど
「菓子魔 お前はバイクがあるな?それで向かってこい」
もしかして今日からバイク登校の許可出たのその為? そしたらマジで合理的マシーン*9だよ…
〝キャンディ EATキャンディ EATキャンディ ギャアアア〟
ガヴから重たい音をたて〝ドシンッ!〟と土煙がまう
〝ブルキャンバギー!〟
同じく生成されたヘルメットを被り先生に手を挙げ準備完了の合図を送る
「俺達の乗るバスに着いてこい」
「わかりました」
発進したバスをこちらもバギーで追う、もっとスピード出したい…
ゆっくりとした風に揺られながらバスが停るのが見えた、目的地かな?
「皆さんお待ちしてましたよ」
あれこの声って
「うわああ!13号!!私ファンなの!」 「スペースヒーロー13号!個性ブラックホールで瓦礫なんかを直ぐに撤去できる救助のスペシャリストだ!」
緑谷君早口だなぁ……あっ13号先生手を小さく降ってくれ、こっちも振り返しとこ
「訓練を始める前に皆さんに小言を1つ、2つ 3つ」
(((増えてる 増えてる)))
13号先生のありがたーい言葉は原作通りなのでカットします*10
いい話、セメントス先生の次に分かりやすいかも
「説明ハ終ワッタカ?」
おっエクトプラズム先生、あれもう1人は?
「オールマイトさんはどうした」
「出勤途中ニ電車ノ事故ヲ救イ銀行強盗ヲ逮捕、ヒッタクリヲ捕マエタリナドデ遅レルソウダ」
相澤先生が頭抱えてる、もう1人の人は遅刻かな?
「はぁ……それじゃ各自班に別れ…エクトプラズム!」
相澤先生が叫んだ瞬間エクトプラズム先生も噴水の方を睨みつける
ゾワッ!!
「ッ……! 変身!!」
〝ギャアアア!ホッピングミ ジューシー!!〟
「えっ!?菓子魔どうしたの!」
「来る…」
瞬間 噴水に黒いモヤが現れ続々と人が出てくる、中には恐らくあの時の手だらけの男が
「あれ〜オールマイトいねーじゃん」
首元をガリガリと掻きむしる手だらけの男
「生徒を殺せばぁ……出てくるかなぁ!」
今USJに悪意が満ちる
作者の教師陣の中での推しは13号です