俺以外に様子のおかしい幼馴染に翻弄されながら送る日常 作:アマテス豆
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これからも頑張っていきます。
俺-久常紘葉は、寝不足であった。
理由は、ただ一つ。
美涼の事が頭を離れず眠れなかったからだ。
あの時、無理矢理結論を出し考えないようにしていたのだが、無限に考えが湧いてきてしまったのだ…
寝不足でも、学校には行かないといけない…今の俺が美涼と顔を合わせると何をするかわからないが、そこは考えないように、いつも通りに振る舞う。
いつも通りに支度をし、いつも通りの時間に家を出て、いつも通り美涼に挨拶を……できなかった……
「美涼、おはよう!今日も綺麗ぇ…えええ!!」
俺は、咄嗟に変な声を上げてしまった。
無理もない…だって…だって…
美涼の綺麗な黒髪が…いつも以上にに綺麗になってるんだもん!?
例えるなら…白馬がユニコーンぐらい神秘になったそんな感じだ!もう光り輝いてるよ!
「いつも以上にに綺麗なんだけど?え?リンス変えた?…マジ綺麗なですが…」
「…おはよう。…こうくん…リンス変えた…よ…」
てかリンス変えるだけでここまで変わるのか…うん?変わる?
ここで俺は、昨日の事が頭によぎった…「…つまりデートするらしいんだ。」……
確か…恋する乙女は、見た目が変わるってどこかで聴いた事がある……つまり…コレは確定なのでは?!てかここまであからさまに変わるものなのか?!180度ぐらい変わって見えるのですが?!(※だだリンスを変えただけです。他の点は、何も変わってません。)
やっぱり…美涼は一条に……俺は虚しくなって、少し黙ってしまう。
「どうした…の?」
美涼が黙ったままの俺を見て心配そうに聞く。
「…………いいや!なんでもないよ。あ、そういえば最近、色々と変わったよな……ははは…て、あ…。」
俺はつい変なノリになり思っていた事が口から出てしまった。
「変わった。・・」
美涼は、なんの疑問を持たずに即答。
「…学校は、楽しいか?」
「楽しい。…友達もたくさんできた…」
「ならよかった…あ、そういえば昨日俺が作ってる奴の・・・」
俺は確認してから、話の話題を変える。
その後、途切れ途切れの会話をしながら登校した。
登校した直後に、一条とばったり会てしまう。すると…
「お、おはようございます…。…一条くん。」
美涼が率先して挨拶を交わした。
「おはよう、彩瀬さん久常くん。」
「…お、おう、おはよう。」
俺は昨日件で少し気ままずさを感じてしまっていたので挨拶が遅れる。
その後、靴を履き替えていのまであって会話もなく、自分のロッカーに向かうが…
「あの…一条くん…昨日の事なんだけど…」
「うん、分かってるよ…」
「ありがとう…」
美涼と一条が何やら会話をしているのが聞き取れた…名前順で並んでいるので美涼と一条は、ロッカーの距離が近いのだ。
そして俺は…美涼の顔が少し熱くなっているのを見過ごさなかった…
え?なんか昨日より発展してる?!!辿々しさが緩和されてるし、なんか二人で通じ合ってるような会話?!
まだ確定したわけじゃないけど…二人が付き合ってる可能性も…こうなるとガチで俺の初恋バイバイなんだけど…
それから、俺は逃げるように席に着く…
そのあとは、寝不足なこともあってか、授業をボーと受け気がつけば昼休みになっていた。
「どないしたんや?久常くん、今日一日元気ないやん?」
昼休みになってすぐ心配そうな顔で同じグループの萌月さんが話しかけきた。
萌月さんは、グループのツッコミ担当だ、あと面倒見が良くて、クラスメイトや別クラスの子達からも人望が高い。
複数のグループを行き来している。
「いや、部活の作品に没頭して徹夜してな…」
俺はあまり勘繰られないようにそれっぽい嘘をつく。
「嘘やな。」
が、一瞬で見破られてしまった…
「う、嘘じゃないよ?」
俺は少し足掻いてみた…あまり女の子に恋愛で迷ってる事悟られたくないし…
「いいや、嘘や、うちにはわかんねんて。」
「……」
「まあ、察しは、ついとるんやけどな。元気ないから、ちょっと気晴らし的な感じで話しかけただけや。」
「…ごめん。」
心配してくれてるのに申し訳なくなり謝る。
「別に謝る事ないって、まあ久常くんが元気ないがちょっときになってただけや。相談とかあったら聴いたるから早よ元気出してな。」
「あぁ…連続三日ぐらい寝込んだら大丈夫かも。」
「いやそれあかんやん!最低次の三連休までこの調子なんか!?」
萌月の華麗なツッコミが炸裂する。
「ナイスツッコミ。まあ三日は、冗談、今日だけや明日には回復してると思う。心配してくれてありがとな。」
「いいって事よ。」
するとここで何やらこちらに向かってくる人達がいた。
「あ、萌月ちゃん、何やってんの?今日は、私達と一緒に食べる予定でしょ!」
萌月の友達らしい。あまり俺とは接点のない子だ。
「なんか呼ばれてるぞ?」
「うん、じゃ行ってくるわ。元気出すんやで!」
「了解…」
心配されちゃったな〜、そんなに表に出してないつもりなんだけどな〜。
「は〜、落ち込んでる時は…美涼を見て癒されよ…て、美涼の事で落ち込んでるんだから逆効果じゃん!」
「今日は、外で食べるか…頭冷やそ。」
今日はいつものグループでは食べない、萌月と佐奈美、一条が別の人達と食べるから自然とそれぞれで食べることに、御堂は部活の先輩達と食べるみたいだし。他にも友達は居るんだけど今はそんな気分じゃないしな…。
俺は弁当一式を持って外へ出る。
この間偶然見つけた日陰+風が心地いいスポットを見つ出たので、そこへ向かう…
「げ!久常?!なんでここに?!」
すると…そこには見覚えと言うか知っている先客がいた。
「いや、無沙こそ今日は、美涼と食べてるんじゃ無かった?」
俺は驚く…昨日、俺達と食べていたが美涼だが、普段は無沙と食べている。昨日は無沙が部活の用事があったからこっちに来ただけだ。
「美涼ちゃんは誰かと食べるって…てっきり久常達と食べてるのかと思ってたけど…」
「今日俺達、別々。…てことは美涼は、一条と…」
と俺小言を漏らす。
「え、ちょ待ってなんで一条が出てくるわけ?」
それに無沙は、反応してその訳を聞く。
「あやべ、口に出てた…まあ…色々とね。昨日見たでしょ…二人が一緒に帰ってる所。」
訂正してもしょうがないので、理由を話す。
「いやでも…美涼ちゃんは一条より私を優先するはず…私優先順位は二番だと思ってたのに…」
無沙は、少しがっかりした顔になった。…てか
「分かる、分かるよその気持ち!?」
ほんとうに…俺だって優先順位上だと思っていたらこの様だからな…はぁ…
「え、ちょ何!盛り上がったと思ったら急に落ち込んで!」
「てか、美涼の優先順位一番て誰なの?!」
俺は続けて疑問に思った事を聞いた。
「教えないよ?」
無沙は、即答ではぐらかす。
「え〜、教えてくれたっていいじゃん…」
「絶対、教えない。」
「そっか…」
その一番にも越されているのかと考えると…はわわわぁ…
「ちょっ、あからさまに落ち込まないでよ…てか、今日一日中落ち込んでない?元気ないって聞いたけど?」
「いや…べ、別に元気なかったわけじゃねーし。」
「え、何それキモ、久常にツンデレは、似合わないよ?どっちかと言うとヤンデレが似合ってると思う。」
うわ…ドン引きされた…
「ヤン…デレ……、そうです。俺はヤンデレですよ、一番面倒くさいタイプですよ…はは」
ヤンデレ…やっぱりそうだよな…
「え、あちょ。え、地雷踏んじゃた?めんどくさ…じゃなくて、マジどうしたの?」
「いや……俺って自分勝手だなと昨日から考えててね…」
「中学時代の反省で美涼に友達ができるように立ち回ってたんだけど…いざ美涼に男子友達ができたてなったら、離れろって思ったりしちゃって、美涼が決めることなのに…しかも美涼と一条がデートするって聴いた時。一番最初に止めたいて感情が湧いてきちゃっててね…そして…」
そこまで言った時、無沙が話を遮った。
「え?ちょっと待って?今なんて言った?」
「だから一番最初に止めたいって…」
「いやその前。」
「美涼と一条がデートするって聞いたらとき…」
「そう!そこ!」
無沙は、驚いたように指摘する。
「マジで!美涼と一条がデートすんの?!」
「うん…」
俺はメンタルがやられていたのもあって正直に話す。
「よし!尾行しよう!」
と無沙が正気とは思えない提案をしたところで俺は正気に戻る。
「え?なんでそうなるの?」
え?マジで何でどう言う発想したら友達のデートを尾行しようてなるの?この雰囲気から?
「心配じゃん?!あと美涼ちゃんて推しに弱いからワンチャン無理矢理付き合わされてるのかも!」
「いや…それはないんじゃ…」
「いいや、そうよ!だって…美涼ちゃんが一条とデートするなんて考えられない!」
その根拠は、どこから?と聞きたいが…正直それは思う…けど…
「尾行は、ダメだよ。」
「昨日尾行していた人に言われたくないけどね。」
……そうでした、俺昨日尾行していたんでした。
「……ぐうの音もでね〜。……分かりましたよ、手伝います。」
「じゃ、そうと決まれば作戦よ!二人を尾行して、一条の裏の顔掴んだるわい!?」
「一条に裏の顔なんてあるのかな?…」
それから、休み時間をたっぷりと使って美涼と一条のデート尾行作戦の構想をねった。
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