私のヒーロー   作:おいーも

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昨日夜投稿できなくて申し訳ありません。

寝落ちしてました。

気がついたら背骨がバキバキでした。大変申し訳ありませんでした。




再戦

 

 

 

 

 

 

 

side傷原流水

 

 

 

「ベストジーニスト。待ってください。」

 

 

ベストジーニストの血を使ってベストジーニストの傷を塞ぐ。そして補強。

 

「こんなことしか出来ませんが……ベストジーニスト!ブラッドヘリアンサス!デクを頼みます!」

 

「……わかった!」

 

「はい!」

 

 

2人が死柄木弔に駆けていく。

 

「エッジショット!聞こえますか!!私が今から輸血、縫合、補強全部やります!心臓を……爆豪勝己の心臓をお願いします!!」

 

 

倒れて何秒だ……分からないが時間との勝負。内側から塞げ。エッジショットが全身糸にして縫合しているのであれば……きっと自分の身体ごと爆豪勝己に譲る気だ。

 

その覚悟を無駄にするな傷原流水!失敗は許されない。思考と行動のインターバルを無くせ!

 

 

「あなたはっ……全部越して最強のヒーローになるんでしょうがッ!緑谷くんも……私も……オールマイトだって!!あなたはまだ誰1人として!追い越せてないッ!!!だから……生きなさい!爆豪勝己ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side渡我被身子

 

 

 

「デトロイト……スマッシュッ!!」

 

2発目……割り込む隙なんてなかった。

 

あれを流水さんに使ったんですか?……なんで生きてるんでしょうね?彼女。

 

 

 

何……死柄木の身体がひっくり返って……

 

 

 

 

 

ガオン!

 

揺れ!?何がっ!?

 

 

 

「……ハッキングされた……だと!?まずい!このままだと雄英が墜ちる!!!」

 

「!?」

 

 

そんなの……どうすれば!

 

「うわあああっ!?」

 

「物間くん!?」

 

 

振り向くと、物間くんと相澤先生とマニュアルが……脳無に襲われている。なんで!?どこか……ら……黒霧!!!

 

プレゼントマイク先生もいるけど……多分黒霧に連れてこられたんだろう。このままだと抹消も……!

 

 

「デク!!死柄木が動きます!!は……や…く…」

 

なんで……お互い動いてない……?

 

何が……!?

 

 

「ブラッドヘリアンサス!征くぞ!!」

 

「……!はい!!」

 

そんなこと考えてる暇はない!

 

ベストジーニストが死柄木を縛る。

 

私は緑谷くんの前に出る。

 

 

「……こういうこともあろうかと……アンコシャスの中に脳無を大量に入れ込んでたんだ。……黒霧はそこから脳無を送り出してる。質はそこまで良くないが……場を乱すには充分だろ。」

 

アンコシャス……白灘睦月ですか!黒霧のワープでセーフゾーンに無理矢理入ったってことですか!?そんなこと出来るんですか?

 

 

 

「デク。立てますか。」

 

「ご……ごめ……ん……変速の…………反動で…………。」

 

変速の反動…………デメリットですか。

 

「……相手も動けないようなので……どうにか……。」

 

死柄木が紐に触れた!

 

ボロ……

 

「崩壊ッ!!」

 

縛っていた紐が完全に崩れ去る。だったら!!相澤先生の個性で!!

 

ドロ…………

 

「…………させません。」

 

「……イレイザーヘッド……じゃないな。」

 

 

ズキン……ズキン……

 

目が……頭が痛い。維持するのは無理だ。

 

 

「デク!まだですかッ!!」

 

「くそ…………あと……もうちょっと…………」

 

 

もう……

 

 

 

無理…………

 

 

 

 

 

ズダァン!!

 

瞬間。死柄木弔の腕が吹き飛ぶ。

 

 

「「「!?」」」

 

『嬢ちゃん!あんたが流水ちゃんの彼女さん!?お姉さんにも手伝わせて!正確な位置を教え続けて!!』

 

急にトランシーバーに連絡が入る。

 

「え!?誰ですか!?……いや。お願いします!!位置はさっきより少し右です!」

 

ズダァン!!

 

 

 

追加でもうひとつの腕も飛ばす。

 

すごい……どこから撃ってるか分からないほどの長距離狙撃。流水さんは…………こんな人も救ったんですか?……本当にすごいです!

 

 

 

ドロ……

 

変身が解ける。

 

 

「ベストジーニスト!!協力者が居ます!デク復帰まで死柄木弔の時間を使い続けます!!」

 

「承知した!!」

 

 

もう抹消はない。だからこそできることを全てする!

 

すると……急に浮遊感がなくなり、雄英が空中に浮き上がる。

 

『なにこれ……空気がトランポリンみたいに……』

 

マンダレイの声。墜ちてる雄英を持ち上げれる人が……居るんですか!?

 

 

「トランポリン……まさか…………」

 

デクは何か知ってるみたいですけど……そんなことより!電磁バリアが薄くなって……

 

 

 

「電磁バリアが……ベストジーニスト!!」

 

「わかっているとも!!絶対に外に出さない!!」

 

電磁バリアが消える。電力が……足りてないのか!!

 

 

戦闘が長引きすぎた。緑谷君の合流が遅かったんだ!私の失態ですね!

 

「……ありがとう。2人とも!あとは僕に任せて!!」

 

「え……!?デク……!」

 

 

緑谷くんが私を抜けて死柄木を確保。外に飛び出した。

 

「!?デク!!!何をッ!!!」

 

「外に出て……崩壊をさせないようにしたのかッ!!」

 

またひとりで!最善かもしれませんけど!!

 

「……!脳無は!!」

 

振り向くと……脳無は通形先輩が既に確保。……ただ……。

 

「相澤先生!!物間くんは!!!」

 

 

相澤先生の首が振られる。……死んだわけじゃないですよね!?

 

『頭に一撃。息はあるが……物間は休ませるしかない。』

 

……緑谷くんは居なくなった。……本当に彼は。

 

それよりも……

 

爆豪くんはどうなったんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side傷原流水

 

 

 

「傷の縫合……出来る限り終了しました。……あとは……爆豪勝己。あなただけです。」

 

懸命な心臓マッサージが続く。エッジショット……

 

 

 

『傷原!』

 

「え!?塚内さん!?」

 

急にトランシーバーにお声がかかる。

 

『今!オールマイトがオールフォーワンと戦ってる!手を貸せないか!?』

 

オールマイトが!?何を……無個性で……!?………………いや。彼のことだ。何か策があるんだろう。

 

ベストジーニストと被身子ちゃんが様子を見に来てくれた。……緑谷くんは行ったんですね。死柄木の個性を発動させなかったのは……褒めてあげましょうかね。

 

「……ベストジーニスト。ブラッドヘリアンサス。この場をお願いします。」

 

立ち上がる。

 

「え!?流水さん……何処に……」

 

「オールマイトに手助けしてきます。私が行かないと……私しか……行けないんで。塚内さん。座標を送ってください。」

 

『すまない。……死ぬことになるかもしれない。命だけは……』

 

「オールマイトは平和の象徴。殺す訳にはいかないんです。」

 

座標が送られてくる。相当近い。

 

「…………わかった。この場は私が持つ。ブラッドロータス。行ってこい。」

 

「ありがとうございます。ベストジーニスト。」

 

ベストジーニストに頭を下げる。

 

 

「流水さん…………。」

 

泣きそうな顔。

 

「被身子ちゃん。……お姉さん行ってくるね?オールマイト助けてくるよ。」

 

天空の棺の縁に立つ。

 

あと一歩外に出たらもう私は下に落ちる。

 

 

「……ッ。」

 

被身子ちゃんに抱きしめられる。

 

「流水さんっ……ぐすっ……流水さん。私!待ってますから!絶対に帰ってきてください!」

 

被身子ちゃん……泣かないで?私も泣きたくなっちゃう。

 

被身子ちゃんを抱きしめ返す。

 

「……私のヒーロー置いて……死ねないでしょ?待っててね?」

 

「はいっ……はいっ……。」

 

一瞬の時間を噛み締める。

 

 

 

「ブラッドヘリアンサス。……そろそろ。」

 

「……わかってます。」

 

どちらともなく離れる。

 

 

「流水さん。絶対に生きて帰ってください。」

 

「うん。約束。」

 

 

 

私は空に飛ぶ。

 

重力に身を任せる。

 

 

「流水さーーーーん!!頑張ってくださーーーーーい!!!」

 

被身子ちゃん。……ありがとう。

 

 

 

 

落ちながら血を纏う。血管。筋肉。関節。骨。皮膚。頭から指先まで。

 

「エスコルチア・リミットブレイク。」

 

時間はかかる。被身子ちゃんにサポートしてもらった時より……雑かもしれない。

 

どれくらいの負荷がかかるか分からない。……だとしても。これが私と被身子ちゃんの愛の結晶だから。

 

 

 

ふたつのビルに血を伸ばす。

 

落ちてきたスピード×弾力最大の血液の糸×エスコルチアのパワー。

 

「位置は……あそこですね。」

 

飛ぶ。ビルが砕けた。ごめんなさい。

 

 

 

ぐんぐん進む。見えた、オールマイト。

 

黒い鎧。なんだろあれ。まぁいいや。オールフォーワンは……え?なんで血染くんが!?

 

 

 

腕を振り上げてるのはオールフォーワンか!!

 

血染くん!!

 

 

「まだ……死ぬには早いですよ!!ステイン!!」

 

 

白雪落としッ!!

 

バリアを展開されたが貫通。撃ち抜く。

 

 

「……いつの間にかちっちゃくなりましたね。オールフォーワン。」

 

「……お前……誰だ。」

 

もう一度勝負です。オールフォーワン。

 

神野以来ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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