私のヒーロー   作:おいーも

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次回作、きっと私のアカデミア(仮)執筆しました。よろしくお願いします。(現在第3話)

主人公が両性具有の関係で一応R18です。そういう描写はほぼない予定です。

https://syosetu.org/novel/394526/




傷原被身子の暇な一日①

 

 

 

 

 

 

side傷原被身子

 

 

 

今日も今日とて保健室。正直ヒーロー科の生徒以外あんまり対応することないんですけど、それでも流水さんがしていたこの仕事に誇りを持ってます。

 

さっき流水さんからインテリジェンス先輩がいつもより重いバーベル上げれたって動画付きで連絡が来ました。

 

みんな楽しそうで何よりです。聞こえる声的に気月さんもいるのかな?

 

 

 

コンコン

 

ノック。仕事仕事。

 

 

「はーい。居ますよ〜。」

 

「渡我さん。入るね。」

 

「……げ。」

 

 

この声……

 

「こんにちは!渡我さん。」

 

入ってきたのはデク先生と……あれ?

 

 

「よお。」

 

「やっほ。被身子ちゃん!」

 

爆豪くんとお茶子ちゃん。雄英にいるなんて珍しいですね。

 

「2人ともこんにちは。今日は何用で?」

 

 

「いや。2人が渡我さんに会いたいって言ってたから!」

 

「出久。そりゃギャグか?」

 

「デクくん。もう渡我じゃないよ?」

 

「…………アッ!そうだった傷原さんごめん!!いつものクセで……。」

 

 

「…………次言ったら流水さんに言いますね。」

 

「ウッ……。ハイ。」

 

デク先生がシュンとする。未だに流水さんに頭が上がらないデク先生。本当にグラントリノとオールマイトみたいになりましたね。

 

 

「ちゅーか本当に保健室の先生やってるんだ!かっくいい!!」

 

「もうそろそろリカバリーガールも良い歳ですから。世代交代です。」

 

「……ハラセンがすると思ったんだがな。」

 

 

デク先生をほっぽり出して2人が話しかけてくる。

 

「流水さんは事務所作って忙しいので。まぁ……家で妻が待ってるって考えると幸せですよ?」

 

「ひゅー!惚気てる!いいなぁ!」

 

あなたはデク先生とどうなんですか??

 

「チッ……腕落ちてねぇんだろうな?」

 

「安心してください。身体は学生時代以上に仕上げてるので。」

 

……まぁ流水さんもあの時以上に仕上がってるんですけど。あの人ずっと成長期じゃないですかね?年々仕上がってるの意味わかんないんですけど。

 

「……ならいい。」

 

「爆豪くんは変わらんね!チャートもちょっと上がったんでしょ?」

 

「デク先生がヒーロー本格的に活動するようになってから……ちょっと人付き合い頑張ってるんですよね?」

 

「うるせぇ!」

 

「かっちゃん負けず嫌いだからね。頑張って欲しいな!」

 

「てめぇはどこから目線だ出久ゥ!」

 

 

 

コンコン

 

「デク先生〜。次の授業どこでs……」

 

あっ。日巡璃ちゃん。

 

「あれっ!皆さんお揃いで?」

 

 

「あっ。ごめんね槍田さん!次は運動場γに来てくれるかな!みんなにヒーローの動きを実際に見て欲しくてね!」

 

「はっ……はーい!失礼しましたっ!」

 

そのままその場を離れようとする日巡璃ちゃん。

 

あっ待って!

 

「日巡璃ちゃん!」

 

「はい!ヘリアンサス先生!」

 

にょきっとドアから顔が出る。かぁいい。

 

「また流水さんがインターンおいでって言ってましたよ。」

 

「はぁ!!いいんですか!また絶対伺います!」

 

「はい。待ってますね?廊下は走らないこと。」

 

「大丈夫でーす!」

 

日巡璃ちゃんは足を地面につけてスイーっと滑っていった。

 

 

 

「さっきの子生徒?おっきいねぇ!……そういえば雄英体育祭で見たような……。」

 

「そういえば今年は麗日さん職場体験受け付けてなかったね。あの子は2年生だけど、次世代のビッグ3に入るかもって言われてる子だよ。すごく優秀なんだ!今委員長してくれてるよ!」

 

「……ビッグ3?……だが2年の体育祭はそこまで奮ってなかった気がすんぞ。」

 

よく見てますね。爆豪くん。やっぱり有望な人材は欲しいですか?

 

 

「あっいやいや。あれは不慮の事故があってね。左足怪我してたからあんまり活躍できなかったんだ。」

 

「そうか。」

 

「……私が治す力があれば良かったんですけどね。まぁ無茶はさせられません。」

 

「リカバリーガールが特殊すぎたよね。いっぱい助けられた。」

 

「1年の頃とかデクくん皆から引かれてたからね。」

 

「うっ…………今はしてないから…………。」

 

 

「どうだか。こいつは根っこが全く変わってねぇからな!?またハラセンにシバいてもらうか?」

 

爆豪くんがデク先生の頭をガシガシと撫でる。

 

「いてて!やめてよかっちゃん!僕もう個性無いから師匠とのタイマンとか多分いい勝負にすらならないと思う!」

 

「まぁ……そうでしょうね。流水さんあの時よりずっと強いですし。」

 

「…………なんで俺はハラセンにまだ負けてるのか未だに分からねぇ。楽しいからいいけどよ。」

 

流水さんも凄く楽しそうですけどね。

 

 

「傷原先生すごいんだぁ……私も久しぶりに会いたくなっちゃったな。」

 

「来ます?最近公安の仕事も無いから暇だねって言ってましたよ。」

 

「えー!じゃあ皆で押しかけちゃおうかな!」

 

「私がいる日にしてくださいね?」

 

「うん!当然。予定後で送ってよ!」

 

「はい。何かあれば連絡お願いしますね?」

 

「わかった!」

 

少し楽しみが増えました。

 

 

「そうだ!渡我さん!伝えたいことがあったんだ!」

 

 

「「……。」」

 

「……なんですか?」

 

「次の授業なんだけど、2人と一緒に出てくれないかな!」

 

「私が?いいですけど。」

 

「生徒個人個人のアドバイスになると人手が足りなくて!ありがとう!」

 

「わかりました。コスチューム準備しますね。」

 

 

「うん!お願い!……それじゃ2人とも。そろそろ時間だから行こっか!」

 

「そうだな。傷原。また後でな。」

 

「被身子ちゃん!一緒に頑張ろうね!」

 

「はい。よろしくお願いしますね。」

 

 

3人が保健室を出ていく。

 

……さて。コスチュームに着替えますか。

 

それはそれとして……

 

流水さんにも連絡しないといけなくなりましたね。

 

絶対に許せません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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