私のヒーロー   作:おいーも

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次回作、きっと私のアカデミア(仮)執筆しました。よろしくお願いします。(現在第9話)

主人公が両性具有の関係で一応R18です。そういう描写はほぼない予定です。

https://syosetu.org/novel/394526/




印照才子の職場②

 

 

 

 

 

side印照才子

 

 

 

「〜♪」

 

「気分が良さそうですね?」

 

「はい!久しぶりのパトロールなので!」

 

 

今日は傷原被身子様……ブラッドヘリアンサス様とパトロール。

 

 

ブラッドロータス事務所のサイドキックにして、ブラッドロータス様の旦那様。お2人は互いに女性でありながら結婚されてます。愛のカタチは人それぞれと言いますが、身内に女性同士の夫婦が居ると当たり前のように思えてしまいます。

 

 

そういえばなんでブラッドロータス様の方が歳上であられるのにブラッドヘリアンサス様が旦那様なんでしょうか。

 

聞いてもはぐらかされるのですよね。いつか知りたいものです。

 

 

ブラッドヘリアンサス様のコスチュームは白衣のような物。雄英の養護教諭になるにあたってコスチュームを新調したのだとか。

 

確か前はウールコートみたいな装いでしたが……ブラッドヘリアンサス様の個性の都合、脱ぎやすい物がお気に入りだそうで……。

 

私も個性で衣装を特殊なものにしなくていいので、外見にこだわるのは分かります。

 

 

「〜♪」

 

今日は機嫌が良さそう……というか、ブラッドヘリアンサス様曰く『いつも嫌な奴が顔だしてくるし基本暇だから雄英の養護教諭大変なんですよね。流水さんが家で待ってないと発狂します。』とのことで……。そんなに過酷なんでしょうか。

 

 

「先輩。そういえば見ましたよ!」

 

ブラッドヘリアンサス様は……私よりもブラッドロータス様と長くお付き合いされてますが、サイドキックとして正式に加入したのは今年なので、勤務年数は一応事務所最少。なので私を先輩と呼んでくださってます。

 

 

「何をですの?」

 

「いつもより重いバーベル持ち上げるやつ!凄いじゃないですか!」

 

「あっ……ありがとうございます。皆様ほどではないので……もっと精進せねばなりませんね?」

 

 

ブラッドヘリアンサス様は、私の事務所でブラッドロータス様に次ぐ肉体の持ち主。脱いだら凄いです。(筋肉が)

 

「自分のペースでいいんですよ。出来ることを増やせるのはいくつになっても楽しいものです。」

 

「……そうですね。」

 

「そろそろインターンの時期ですね。……流水さん誰取るんでしょうか。」

 

 

「エスネイラー様は取ると仰られてました。あと2,3件申し込みが来てるみたいですが……そっちは少し精査すると。」

 

「エスネイラー……あっ日巡璃ちゃんか。まぁ日巡璃ちゃんはもうプロヒーローになれるくらいですから、何も困りませんね。寧ろ学生にしておくのが勿体ないです。」

 

「はい。彼女ほどのヒーローならチャートも凄まじいスピードで登っていくでしょうね。」

 

「そうですね。未来が楽しみな生徒です。」

 

ふたりで走り出す。

 

仕事の時間です。

 

「……そっちは頼みます。」

 

「承りました。お任せ下さい。」

 

 

 

私は道路を飛び出す。

 

私が肉体を鍛えたのはこのため。

 

道路で転けたおばあちゃんを抱き上げ、そのまま歩道に突っ込む。

 

そのすぐ後、車が通り過ぎる。あと少し遅れてたから……どうなってたか。

 

 

「「「ワーーー!!」」」

 

見ていた人から歓声が上がる。ヒーローのコンテンツ化。ブラッドロータス様が大層気に入らないようで……まぁここで言ってもどうしようもないですね。

 

 

「お怪我はありませんか?」

 

「大丈夫だよぉ……ありがとうねぇ……。」

 

 

軽く確認しましたが、怪我は転けた時の膝くらいで目立った外傷は無い。

 

「次からは横断歩道を歩きましょうね?」

 

「……身にしみたよぉ。」

 

 

そのままおばあちゃんを近くの病院に運んで、ブラッドヘリアンサス様と合流。

 

ブラッドヘリアンサス様はひったくり犯の確保。合流する頃には全部終わっておりました。

 

 

「流石です。ブラッドヘリアンサス様。」

 

「いえいえ。先輩もお見事でした。」

 

 

ブラッドヘリアンサス様はその首に巻いてる白い……捕縛布でしたっけ。マフラーのような……包帯のような布で相手を拘束します。白衣の色と相まってとてもオシャレです。

 

 

「少し動いたので休憩しましょうか。コンビニ寄りましょ?」

 

「はい。私が出しますよ。」

 

「いいんですか?ありがとうございます!次は私が奢りますね?」

 

「その時はよろしくお願いしますね?」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

コンビニで軽く昼食を摂る。

 

ブラッドヘリアンサス様は肉まんとトマトジュース。いつもこれですね?私はメロンパンと紅茶。

 

「先輩。いつもそれですね。」

 

「ブラッドヘリアンサス様こそ。」

 

お互い様でしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残りのパトロールを終わらせて事務所に戻る。

 

 

「流水さん!ただいま戻りました〜。」

 

「おかえりなさい。被身子さん。才子さん。」

 

「あれ?冬美様だけですか?他の方は……。」

 

轟冬美様。ブラッドロータス事務所の事務員さん。最近浮ついた話があるみたいで……色々ブラッドロータス様やブラッドヘリアンサス様に相談されてるのをよく見受けます。

 

 

「流水ちゃんはもうすぐトレーニングから帰ってくるよ。呼ぼうか?」

 

「大丈夫です。私もこれからトレーニングに行ってきます!」

 

 

ブラッドヘリアンサス様の無尽蔵の体力……本当にすごいです。

 

「才子ちゃんは?」

 

「それでは私は今日処理した仕事を纏めておきますね。」

 

「じゃあいってきまーす!」

 

バタン

 

 

そのままブラッドヘリアンサス様はトレーニングに行ってしまわれた。

 

「…………才子ちゃん。」

 

「わかってます。誰も通すな……ですわよね?」

 

「うん。2人きりだしね。」

 

こういう配慮も欠かせません。

 

 

お2人が使った後はすごく綺麗になってるので文句もありませんしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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