side傷原被身子
「……。」
今週は……一段と何も無いですね。
少し長めの連休明けってのもあって……まぁ……なんと言いますか。
「…………すっごく暇です。」
何のために保健室にいるかわかんないくらいです。……流水さんは気を利かせて書類仕事すらこっちに流さないので、なーにもやることがありません。
……流水さん……はぁ……流水さん流水さん流水さん……
今日のお弁当も美味しかったなぁ……ほっぺたが落ちそうでした。……恋には毎日落ちてますけどね?
っていう話を三奈ちゃんに以前したら
『毎年新婚かよ!』
って言われました。そうでしょうか?…………たしかにずーーっと雰囲気が変わらないのに私達マンネリ化しませんね。
「…………愛ですよ。三奈ちゃん。」
貴方はとっとと切島くんと進展しなさい。そろそろアラサーですよ?
緑谷くんもよーやっと最近お茶子ちゃんを自分の家に泊めたって言ってたので……やっと進展したっぽいです。
…………付き合ったって聞いてないですね……おや?
コンコン
「!…………はーい。」
「先生〜!」
この言い方……
ガラッ
「久しぶりに話に来たよ!」
「響香ちゃん。久しぶりですね?」
「ほんと渡我変わってないねぇ?」
「よく言われます。今日はどういった要件で?」
響香ちゃんに椅子を出して、お茶を汲みに行く。
「ん〜?いやぁ……色々あってね。……ありがとね。まだ確定事項じゃないんだけど……文化祭に顔出すことになりそうでさ!」
「え!!そうなんですか!?」
「うん!顔出すって言っても少しだけライブするくらいだけどね。」
「…………イヤホンジャックのライブって凄いことになりませんか?」
「だから事前告知無し!突発ゲリラでやるんだよ。」
「……粋ですねぇ。」
「ロックだよね!」
「お茶です。熱かったら言ってください。」
「ありがとう。……あつっ!」
「…………水入れますね?」
「……ありがと。」
早いよ響香ちゃん。
「んでんで……ライブするなら学生の時みたいに爆豪とヤオモモと常闇呼びたいなって思ってるんだよね!」
「へぇ!いいじゃないですか…………あれ?上鳴くんは?」
「事務所隣だからいつでも連絡できるし、アイツならすぐ来る。」
「…………。」
これで付き合ってないんですよ?
「ま……まぁいいんじゃないですか?でも……上鳴くん忙しくないです?」
「アイツがウチの予定ブッチしたことないしなぁ……」
これで付き合ってないんですよ!?
「最近一緒に昼飯食べたけど……最近は落ち着いてるって。いい事じゃんね。」
これで付き合ってすらないんですよ!?!?
…………以前お茶子ちゃんに発破かけたのは……お茶子ちゃんが緑谷くんの事好きだったからで……三奈ちゃんも響香ちゃんもどっちも自分の恋心自覚してないみたいなんですよね。
っていうか響香ちゃんに至っては恋心がどっか行って親友みたいになっちゃってるのが良くない。
そこから恋心に戻すの大変なんですよ!
「……まぁ…………頑張ってくださいね?」
「?」
これはまだまだ先になりそうですね……
透ちゃんと尾白くんを見習ってください。彼ら私を除いて付き合い始めたの最速ですからね。本当に早い。
まだ隠してるって思ってるようですけど。
こっちには気月さんがいるので隠し通すのは無理ですよ!
「まぁいいや。それでさぁ〜……」
響香ちゃんの話にめいっぱい付き合って、今日はサクッと解散。
楽しかったのは楽しかったんですが……
「……あの2人は考えものですねぇ……」
うーん……どうなることやら。