ちょっとだけ話の毛色を変えました。
久しぶりに2人のイチャイチャが書きたくなったので。許せサスケ。
side傷原被身子
「……。」
偶にはぼーっとするのも良いものですね。
あ、そういえば包帯が少なかった気がしますね。消毒液の期限も見とかないと行けません。
メモに書いて色々用意しておきましょう。後で流水さんと買いに行きましょ〜♪
今日の予定ができました!デートですデート!んふふ……結婚したらマンネリ化するとか聞きますけど……ぜーんぜんそんなこと無いです!
どうやったら相手に飽きるか教えて欲しいものですね!
スマホを開く。……最近こっそり撮った流水さんの寝顔。無防備にヨダレ垂らして……んふふ。本当に可愛い。
「……ふぁ〜……暖かくて気持ちのいい陽気ですねぇ……」
ダメダメ。このままだと眠くなっちゃいます。
今日の書類もあらかた終わっちゃったので……というかあまりすることがないので、道具の整理と備品の管理だけするだけなんですよね〜。
あと女子生徒の話し相手になったりとか。被身子ちゃん先生とか呼ばれてます。……あのころの流水さんみたいです。同じ立場になれて少し誇らしい。
「…………。」
あの頃と比べて……私の周りの私物は……ぜーんぶ流水さん関連になりましたね。
このペンも。スマホも。ケースも。カバンも。アクセサリーも。服も。全部流水さんと買いに行ったものです。もしくは、流水さんに貰ったものです。
そして……
「この指輪も……ですね?」
私があれだけ待って欲しいって言ったのに……私が買いたいって言ったのに。もう待てないって。我慢できないって。わがまま言って買ってきてもらった指輪。
あんなに焦ってた流水さん初めてだったなぁ……
コンコン……
「はーい。」
ガラッ……
「被身子ちゃん先生居る〜?」
「あのさぁ〜、授業わかんないところあって〜……」
「忙しかった??」
ぞろぞろと生徒が遊びに来る。
「全然?ここはいつもでもウェルカムですよ。」
さて。今日もしっかり先生やりましょうかね!
「ってことがあったんですよ〜。」
「もぉ……モテモテだねぇ?」
学校が終わり、流水さんと買い物を終え、手を繋いで帰る。この何気ない時間がすごく愛おしい。
指を絡めて歩くだけで。何もない日の出来事を喋るだけで。隣に歩くだけでこんなにも心が満たされる。幸せになれる。
「モテモテって……流水さん以外は嬉しくないです。」
「知ってる。」
「ですよね?」
「「ふふふっ……」」
ふたりで笑い合う。
何も無い日が、暇な日が1番幸せ。
何もない……ううん。
「今日は被身子ちゃんの好きなグラタンだよ〜。」
「え!楽しみです!お腹ぺこぺこなので!」
「んふふ〜♪あと焼くだけなのだ〜!」
「さっすが私の流水さん!」
「だから一緒に食べようね?」
「当たり前です。」
私は私の当たり前の日を守るために。
ヒーローになったんですよね。
私の流水さん。私の当たり前。
あぁ私の神様。
彼女の当たり前に……私はなれてますか?