私のヒーロー   作:おいーも

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2人の休日①

 

 

 

 

 

 

side傷原被身子

 

 

 

「ね……ねぇ被身子ちゃん……」

 

 

「ふんふふーん♪なんですか?」

 

「あのさ……私もう30なんだ?なんなら超えてるんだよね?」

 

 

「はい?」

 

「えーっと……ちょっと……恥ずかしいっていうか……」

 

 

「ダメですか?かぁいいと思ったんですけど。」

 

「うっ……そんな顔されたら……断れないじゃん。」

 

 

「久しぶり……婦婦水入らずのデートなんですから。かぁいい服の方がいいですよ?」

 

「えっと……でもね??さすがに……下着まではやりすぎだと思うの?」

 

「?」

 

 

今日は久しぶりに流水さんとデート。だから全力でかぁいく着飾ってあげてるんですけど……

 

「いや……まぁ……100歩譲って服は……すっごいミニだね!?下着見えちゃうよ??」

 

「んふふ。」

 

 

「見たいだけだな!えっち!」

 

真っ赤な顔でキャンキャン吠える流水さんは……すごくクるものがあります。

 

 

「それは一旦置いておいて、なんで下着まで吟味してるのかなぁ!?」

 

「えぇ……だって……流水さんのスカートめくれた時……見える下着は最高なものがいいに決まってます。」

 

 

「決まってないけどね??私の羞恥心を置いていかないで??」

 

「ダメですよ?見せるのは私だけです。」

 

「ん〜?会話って知ってる??」

 

 

「……悩みますね。今日の服は……全体的に白が多め。気温は少し暖かくなってきましたけど……まだちょっと肌寒いです。こういう日は黒!…………てのは安直ですよねぇ。白……は子供っぽいですし。そこもかぁいいですけど。うーん……うーん?赤!青?……いややっぱここはタイツを履いてもらって2重で楽しむのも……」

 

 

「あーもうこれダメかもしれない私の旦那。」

 

流水さんはかぁいくてえっちなので考えることが多いんです。罪ですよ罪。これは罰です。

 

 

 

 

 

 

 

 

「えへへ〜……かぁいい。」

 

パシャパシャ……

 

 

「飽きないねぇ?」

 

デート中。流水さんの写真を撮り続けます。フォルダがいっぱいになっても気にしません。PCにデータを移せばいいので。

 

 

かぁいい流水さんが悪いです。これも罪です。大罪人ですね。これは私の刑務所に終身刑で収監ですね。

 

結局白いワンピースに唾が大きめの白いハット。ストローハットってやつです。あとは黒いタイツに白いヒール。これがこの低身長で似合ってしまうんだもの……恐ろしい人。

 

 

「私が流水さんに飽きるとでも?」

 

「考えたことも無さそうだね?」

 

「ご名答。」

 

「……もう。被身子ちゃんだけだよ?」

 

「〜〜〜ッ!!さっきのすっっっごくかぁいいです!録音させてください!」

 

「許可なくてもしてるでしょ!」

 

「いーやーでーすー!こっちのボイスレコーダーじゃちょっと音質悪いんです〜!」

 

 

すると流水さんが私にスっと手を差し出す。

 

「……もう。私……被身子ちゃんとフツーのデートしたいな?」

 

「すぐしましょう今すぐやりましょう。」

 

 

スマホケータイボイスレコーダーその他もろもろをカバンに詰めて、流水さんの手を握る。

 

「んふふ……ねね。被身子ちゃん。どこ行こっか?」

 

「っ!」

 

 

あぁ!?かぁいい!!こんなの私の心臓爆発罪で逮捕です!今日も流水さんが輝いて見えます。こんなの独り占めしてもいいんせすか!?誰であろうと渡しません!

 

 

「流水さんとなら……どこへだって楽しいです♪」

 

「そっか……そうだね!じゃあこの辺ブラブラしよ?」

 

「はい!」

 

 

今日のデートも、しっかり日記に残しておかなきゃいけませんね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

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