side傷原被身子
「ね……ねぇ被身子ちゃん……」
「ふんふふーん♪なんですか?」
「あのさ……私もう30なんだ?なんなら超えてるんだよね?」
「はい?」
「えーっと……ちょっと……恥ずかしいっていうか……」
「ダメですか?かぁいいと思ったんですけど。」
「うっ……そんな顔されたら……断れないじゃん。」
「久しぶり……婦婦水入らずのデートなんですから。かぁいい服の方がいいですよ?」
「えっと……でもね??さすがに……下着まではやりすぎだと思うの?」
「?」
今日は久しぶりに流水さんとデート。だから全力でかぁいく着飾ってあげてるんですけど……
「いや……まぁ……100歩譲って服は……すっごいミニだね!?下着見えちゃうよ??」
「んふふ。」
「見たいだけだな!えっち!」
真っ赤な顔でキャンキャン吠える流水さんは……すごくクるものがあります。
「それは一旦置いておいて、なんで下着まで吟味してるのかなぁ!?」
「えぇ……だって……流水さんのスカートめくれた時……見える下着は最高なものがいいに決まってます。」
「決まってないけどね??私の羞恥心を置いていかないで??」
「ダメですよ?見せるのは私だけです。」
「ん〜?会話って知ってる??」
「……悩みますね。今日の服は……全体的に白が多め。気温は少し暖かくなってきましたけど……まだちょっと肌寒いです。こういう日は黒!…………てのは安直ですよねぇ。白……は子供っぽいですし。そこもかぁいいですけど。うーん……うーん?赤!青?……いややっぱここはタイツを履いてもらって2重で楽しむのも……」
「あーもうこれダメかもしれない私の旦那。」
流水さんはかぁいくてえっちなので考えることが多いんです。罪ですよ罪。これは罰です。
「えへへ〜……かぁいい。」
パシャパシャ……
「飽きないねぇ?」
デート中。流水さんの写真を撮り続けます。フォルダがいっぱいになっても気にしません。PCにデータを移せばいいので。
かぁいい流水さんが悪いです。これも罪です。大罪人ですね。これは私の刑務所に終身刑で収監ですね。
結局白いワンピースに唾が大きめの白いハット。ストローハットってやつです。あとは黒いタイツに白いヒール。これがこの低身長で似合ってしまうんだもの……恐ろしい人。
「私が流水さんに飽きるとでも?」
「考えたことも無さそうだね?」
「ご名答。」
「……もう。被身子ちゃんだけだよ?」
「〜〜〜ッ!!さっきのすっっっごくかぁいいです!録音させてください!」
「許可なくてもしてるでしょ!」
「いーやーでーすー!こっちのボイスレコーダーじゃちょっと音質悪いんです〜!」
すると流水さんが私にスっと手を差し出す。
「……もう。私……被身子ちゃんとフツーのデートしたいな?」
「すぐしましょう今すぐやりましょう。」
スマホケータイボイスレコーダーその他もろもろをカバンに詰めて、流水さんの手を握る。
「んふふ……ねね。被身子ちゃん。どこ行こっか?」
「っ!」
あぁ!?かぁいい!!こんなの私の心臓爆発罪で逮捕です!今日も流水さんが輝いて見えます。こんなの独り占めしてもいいんせすか!?誰であろうと渡しません!
「流水さんとなら……どこへだって楽しいです♪」
「そっか……そうだね!じゃあこの辺ブラブラしよ?」
「はい!」
今日のデートも、しっかり日記に残しておかなきゃいけませんね♪