私のヒーロー   作:おいーも

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愛と決意

 

 

 

 

 

 

 

 

side傷原被身子

 

 

 

「はい♡あーん♪」

 

「あ……あーん。」

 

 

うっ……こんなの久しぶりすぎますって……高校生以来ですよ。…………なんだか少し恥ずかしいです。

 

 

「どう?美味しい?」

 

「は……はい。美味しいです。」

 

「えぇ〜照れてるの?可愛い♪」

 

「もっ……もう!からかわないでください!」

 

「んふふ♪ごめんね?」

 

 

流水さんにお世話されたのいつぶりでしょうか……新鮮というかなんというか。

 

 

大人になって羞恥心が出てきてしまったんでしょうか。雄英の頃は……あまりそういうのは感じませんでしたが、なんて言うか……なんて言うか……

 

 

 

「ん〜?どうしたの?」

 

スリスリ……

 

 

「っっ……」

 

 

し……刺激が……

 

 

 

今私にご飯を食べさせてくれてる流水さんですが……私の膝の上に乗ってる形で……スリスリと擦り寄ってくるしよく見ると薄着なのでチラチラ見えてしまいますし……なんで下着着てないんですか!?

 

 

なんなんですかこれ?夢?夢なんでしょうか。たしかに最近甘えたいとも愚痴りましたし……流水さんに褒められたいとも言いましたけど……

 

「な……なんでもないです。」

 

 

「えぇ〜?隠し事?」

 

流水さんが私に抱きつく。

 

 

「私……そういうの少しヤだな?」

 

「ヴッ……」

 

流水さんの甘くていい匂いが鼻腔をくすぐる。柔らかい体が私を包む。

 

 

「が…………我慢できなくなっちゃいます……流水さん。」

 

「……そっかぁ♪……んふふ。」

 

 

流水さんが私の耳に顔を寄せる。

 

「いいよ?いつでも♡ご無沙汰だったでしょ?」

 

ドクン……

 

 

「いやっ!?今ご飯で……!!」

 

「いっぱい甘えていいんだよ?今日はぜーんぶ答えてあげる♡……それとも……私の事飽きちゃった?」

 

 

ふわっとスカートをたくしあげる流水さん。

 

ブチッ……

 

あーもう無理です無理無理。こんな誘い方誰が教えたんですか。ありがとうございますホントに!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………んぅ。」

 

あ……寝てました。……時計……時計……14:05……まだまだですね。少しだけ寝ちゃった感じでしょうか。

 

 

「…………ごくん。」

 

凄かった。流水さん。あんなに甘やかされたら……戻れなくなっちゃいそうです。あの身体のどこにあんな母性が……

 

 

 

「……あれ?」

 

私の横で寝てるはずの流水さんが居ない。何処に……

 

 

「……〜ですね。」

 

「!」

 

 

……廊下?誰かと通話してる?

 

ドアに耳を当てる。

 

 

「……雄英の管理体制が難しいのはわかってますけど、それで本来残業が無いはずの養護教諭にまで残業がいってるのは意味わかんないんですけどオールマイト。」

 

『〜〜……〜!!』

 

「それはそれ。これはこれです。だってそれ部下の教育を疎かにしてるだけですよね?たしかに今の時期は体育祭やら職場体験やらインターンやら期末試験の後は林間学校ですごく忙しいのは分かります。経験者ですし。だとしてもその手伝いを被身子ちゃんがしてるのは違いますよね?」

 

『……〜!!〜〜!』

 

「うるせーです。それは被身子ちゃんを良い駒に使っているだけに過ぎません。被身子ちゃんのPC見たんですけど、被身子ちゃんは自分の仕事を終わらせてるじゃないですか。……きちんと学年主任はこの残業量を理解してますか?教頭のあなたですら理解してなかったじゃないですか。……で?被身子ちゃんがその影響で昨日帰ってきて速攻過労でぶっ倒れたんですけど、それについてはどう謝罪するつもりですか?もし死んでたらどうするつもりだったんですか?」

 

 

「……!!」

 

流水さん……

 

もしかして私のために……

 

 

「残業量多くてどうしようもないならとっとと私なり公安なり、林間学校はプッシーキャッツの皆さんですよね?だったら早めにそれらと提携を取れば良かったんですよ。多少やること減ったはずですよ。新人教育しっかりしてください。次甘えたこと言ったら公安と一緒に直接殴り込みに行きますからね。」

 

ピッ……

 

 

 

「…………ふぅ。」

 

後ろから流水さんに抱きつく。

 

 

「わ……起きちゃった?」

 

「流水さん……ありがとうございます。」

 

「バレた?……今日は甘やかすだけだったんだけどなぁ?」

 

「すっごく嬉しいです。……幸せです。」

 

「……私……被身子ちゃん居ないと生きていけないから。」

 

「!!」

 

流水さん……流水さん!流水さん!!

 

私もです!私も!!流水さんと一緒にいたい!……流水さんと私の……形あるものを……残したい!

 

「ね……流水さん。」

 

「どうしたの?」

 

「孤児院から……子供を引き取りませんか?」

 

「…………え?」

 

「その子を私たちの子供として育てましょ?」

 

「……本気?」

 

「はい。日巡璃ちゃんの血だと、私が使った場合は無精ってことがわかっちゃったので……私流水さんとの子供……絶対に欲しいんです。」

 

私は人の体と個性を真似するだけ。身体の仕組みをそのまま変えてる訳じゃない。私は……流水さんを孕ませれないから。

 

全身で変身すれば出来るかもしれませんが……私が流水さんを抱きたいのでそれはナシです。

 

「…………いいわね。私も欲しい。」

 

「……流水さん……私!嬉しいです。」

 

「孤児院ならツテがあるからそこから選びましょ?」

 

「はい♪」

 

流水さん……孤児院にもツテがあるんですね??

 

 

「……被身子ちゃん?」

 

「はい?……んっ……」

 

不意に流水さんに唇を奪われる。心臓が跳ねる。

 

 

「……もっとできるでしょ?」

 

「…………今日は……積極的ですね?」

 

今日の私……ちょっと変ですね。

 

 

「もっと癒してあげる♪被身子ちゃんの可愛い顔……いっぱい見せて?」

 

流水さんのこの顔を見るだけでいっぱいキュンキュンしちゃいます。

 

「……はい♡」

 

 

これから……また流水さんにいっぱい可愛がって貰っちゃうんでしょうね……

 

今日の流水さんには……私勝てません♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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