side傷原被身子
「……ふぅっ!ありがとうございました!」
「ちっ……全然鈍ってねぇな。」
「当然でしょう。流水さんと一緒にいるには強さが必要ですから。」
今日は久しぶりに全力で身体を動かせました。やっぱり休みの日は運動に限りますね。
「被身子ちゃ〜ん!!かっこよかったよ〜!」
流水さんにもかっこいいところ見せれますし♪
「ありがとうございます〜♪」
「……てめぇらなんか学生ン時より惚気けてねぇか?」
「うふふ♪」
「……チッ。うぜぇ。」
今日は爆豪くんと轟くんが事務所に来ているので、久しぶりに私も参加させてもらいました。
「空中戦の爆豪と、地上戦の傷原。見応えがあった。」
「轟くん。……相手が空中に居ようともタダでは負けてあげませんから。」
「ハラセンは一旦いいとしてよ、傷原もどんどんキレが上がってんのはなんなんだよ。」
「……愛。ですかね?」
「ハァ!?」
「そうなのか?」
「冗談ですよ冗談!」
「そうなのか……」
轟くんは変わりませんね。
「次私たちだからね〜!とっとと場所を開ける!」
「はーい。」「うす。」
と、流水さんが私たちに割って入る。
実は今日はもう1人参加者が居るんです!
「よろしくお願いしますッ!!」
無神神奈月さん。雄英高校のヒーロー科2年A組の委員長さんです。今大・爆・殺・神・ダイナマイトのところにインターンで来てるんですよね。
日巡璃ちゃんの同級生でもあります。
「テメェ!腑抜けた試合したらぶっ殺すぞ!!」
「ハイ師匠!!」
「もう完全にお弟子さんですね?」
「……チッ。」
1年前くらいに職場体験を受け入れてからなんだかんだずーっと面倒見てくれてるみたいです。
いやぁ……爆豪くんも丸くなりましたねぇ。
「ンだよその目ェ!!」
BOOOM!!
「知らないでーす!」
そんなの当たりませんよ〜♪
「……今の雄英はレベルが高いな。」
「あ?あれくらい普通だろ。俺らン時もあんな感じだっただろ。」
「私たちの時は事情も事情でしたし……あなたたちが居たからそもそもレベルは高かったですよ。」
「「?」」
この人たち……ホント……
「……まぁ今の子達も戦闘力だけではヒーローをやっていけないのはわかってると思いますが……それにしてもよく動けてますよね。」
……あ。あれ躱すんだ。
まぁ流水さんなら2の矢があるんですけど。
「爆豪の弟子も強くなったな。」
「……たりめぇだ。俺を越して貰わねぇといけねぇからな。」
「…………」
丸くなりましたねぇ!!!
「うぜぇ!!」
「何も言ってないじゃないですか!!」
BOMBOMBOM!!
「そういえば傷原先生って今いくつだ?」
「35です。」
「……見えねぇ動きしてんなホント。」
「衰えが無いのか?」
「無いですね。」
「「……」」
言いたいことは分かりますよ。本当に。
まぁ流水さんのおかげ?でヒーロー業界の戦闘力もみんな高いですし……何があっても割とどうにかなる気はしてます。
……これを見越して……?真意は分かりませんが、流水さんならやりそうだなとだけ。
「……はぁ。」
にしても……
「かっこいいですよねぇ……」
「「……。」」
何度見ても惚れ惚れしちゃいます。
本当にかっこいい。私の自慢のお嫁さんです。