被身子ちゃんの誕生日です。皆さんケーキは買いましたね?
side傷原被身子
「被身子ちゃん♡改めまして!お誕生日おめでとう!」
「ありがとうございます!流水さん!」
今日は私の誕生日!なので流水さんがちょっといいレストランを予約してくれました!
今日はお互いお仕事だったので日中は遊べませんでした。ですが!明日は休みを合わせたので、明日は今日の分楽しみます!
今日は前夜祭みたいなものですね。
明日はパパとご飯食べる予定もあるので……ふふっ♪今から楽しみです!
それにしても……個室で好きな人と見る夜景は相変わらずいいものですね。自分たちだけの空間って感じがして……ロマンチックです。
「被身子ちゃんの誕生日だからこそ私が料理をしてあげたいけど……んふふ。やっぱり雰囲気も大事だよね!こっちにしてて良かった!」
「私は流水さんが居れば何処でもいいですよ?」
「知ってる♪だから困っちゃうんだよねぇ〜……いっつも頭悩ませてるよ!」
「嬉しいです♪もっと私の事で頭いっぱいになってください♡」
「これ以上は頭が破裂しちゃう…………んふふ。とりあえず乾杯しよ?」
「はい♪今日は流水さんもお酒飲むんですよね?」
流水さんの手元にはワイングラス。
流水さんワイン自体は結構好きらしいです。あまり飲めないので、いつもは嗜む程度で抑えています。
「ちょっとだけね。被身子ちゃんが介抱してくれるんでしょ?」
「当然です。私以外に流水さんのあんな顔見せられません。」
「えぇ〜?じゃあ尚更あんまり飲めないね?」
流水さんがワイングラスを掲げる。
私も一緒に。私もあまりお酒は得意ではない(流水さん程じゃない)ので、度数の低いお酒ですが……
「「乾杯♡」」
カツン
こういうのは楽しんだもの勝ちですよね。
カプレーゼ……ビスク……お魚のマリネ……
……酸味が強くてさっぱりしてるものと、甲殻類。……もしかして……
「流水さん?」
「どしたの?」
「このコース料理……もしかして私が好きなものしか無いですよね?」
「気付いた?調節してもらったんだ〜♪」
本当にこの人は……もう……
「幸せです♡」
「そう言ってもらえて嬉しいよ♪」
「流水さんの誕生日は覚悟してくださいね?」
「んふふ。楽しみにしてる♡」
口の中だけじゃなくて心まで満ちる感覚。流水さん♡流水さん♡もっともっと流水さんナシじゃ生きられない体にされちゃいます……本当に嬉しい♡
最後にデザート。とびきり甘いプリン。全部美味しかったです。
「はい。被身子ちゃん♪プレゼントだよ♪」
食事が終わり、ゆっくりと会話を楽しんでる最中流水さんが紺色の包み紙を渡してくれた。
「ありがとうございます♪開けていいですか?」
「どうぞ〜♪」
包み紙を開けると、中にはすごく高級そうな箱が……そーっと開けてみると……
「これ……懐中時計ですか……?」
蓋付きのシルバーの懐中時計。蓋には私の星座の獅子のマークと、私のヒーローネームのひまわりが。そのまわりにいくつか宝石がちりばめられていて……
……これって絶対オーダーメイドですよね???世界でひとつだけ……!
「……これ……使っていいんですか?」
「うん!最近腕時計買い替えたいって言ってたでしょ?だから奮発してオーダーメイドで作ってもらったんだ!」
「……」
それ……2ヶ月前の……それにこんな素敵なもの……
「流水さん♡すっごく嬉しいです♡」
「よかった♡喜んでくれて嬉しいよ!」
「流水さん……♡」
お酒が入って少しだけ頬が赤い流水さんはそれはそれは綺麗で……可愛くて愛おしくて。
「ね……流水さん。早くお家に帰りましょう?私我慢できません♡」
流水さんの手に自分の手を重ねる。
「……んふふ♡私も♪今日は眠れない夜になりそう♪」
流水さんもそれに合わせて指を絡めてくれて……
「私……すっごく幸せです♡」
誕生日はいくつになってもいいものですね。今日は私だけの幸せです♪