私のヒーロー   作:おいーも

274 / 274
傷原被身子の暇な一日㉑

 

 

 

 

 

 

 

side傷原被身子

 

 

 

「オイ傷原ァ!!」

 

 

ガラッ!

 

「わっ!?爆豪くん!?」

 

「…………うるさ。なんですか?」

 

せっかくお茶子ちゃんとお茶してたのに…………

 

 

 

今日はお茶子ちゃんが緑谷くんの授業で雄英におじゃましてたみたいで、帰る前に顔だしてくれました。

 

なのでお茶兼恋バナを。最近は緑谷くんと上手くいってるみたいで何よりです。

 

 

「あ?麗日も居んのか。」

 

「久しぶりだねぇ爆豪くん!同窓会の時以来じゃん!」

 

爆豪くんに手を振るお茶子ちゃん。かぁいいです。

 

 

「……まぁいい。相談乗れや。」

 

「え……爆豪くんが……相談??」

 

「いいですよ。お茶いります?」

 

「ん。」

 

「はいはい。」

 

爆豪くんがソファに座る。

 

 

「ちょ……ちょちょ!被身子ちゃん!爆豪くんって相談なんてするの!?」

 

「あぁ!?どういうことだゴラァ!!」

 

あぁ……そういえばお茶子ちゃんは知らないんでしたっけ。

 

 

「爆豪くん普通に相談に来ますよ?稀ですけど。」

 

「……へぇ……」

 

「……ふん!」

 

素直じゃないですからねぇ……

 

「それで?何かありました?」

 

 

だいたい爆豪くんはなんでもできるセンスマンなので、相談事は基本人間関係です。特にお弟子さんとか話が多いですかね?

 

 

 

どうせまた今回もお弟子さんが……

 

 

 

「女の喜ぶプレゼントってなんだ。」

 

 

 

 

 

 

「「…………へぁ???」」

 

 

……え??????

 

爆豪くんの口から聞きなれない言葉が…………

 

 

 

「……いや!?あの被身子ちゃん!?爆豪くんといつもこんな話してるの!?」

 

「……そんなわけないです。……爆豪くん熱あります?」

 

「ふざけんなゴラ!!俺は至って真面目だ!!」

 

「いや……あなたに限って冗談ってことは無いでしょうけど……」

 

爆豪くんが女性にプレゼント……!?誰にだ……?

 

 

「お弟子さんにですか?」

 

「ちげぇ。世話になってる人だ。」

 

「流水さんですか?」

 

「ちげぇ。」

 

「ミルコさん!」

 

「ちげぇ!!詮索すんなボゲ!!」

 

「むぅ……」

 

「へぇ……爆豪くんも女性にプレゼントするお年頃なんだねぇ……」

 

「んだそれ。」

 

 

お茶子ちゃん。言いたいことは分かります。

 

 

 

「ん〜……その人との関係値にもよりますけど、好きな物あげたらいいんじゃないですか?アクセサリー系は余程親密な仲じゃないとNGです。花もダメ。無難なのは食べ物ですね。」

 

「…………そうか。」

 

……おや?

 

 

「贈り物で思い出したけど、最近デクくんが超美味しいカレー屋さん連れてってくれたんだよ!後で被身子ちゃんにも教えるね!」

 

「ありがとうございます。……爆豪くん。もしかして結構親密な仲だったりします??」

 

「え?」

 

「……………………ふん。」

 

 

ビンゴ。

 

 

なんか反応的にそんな気がします。……もしかしてお付き合いしてる人居るんですか?あの爆豪くんが?

 

「……」

 

 

あまり茶化すと怒りそうですね。茶化すものでもないですし。

 

ノートの切れ端にサラサラサラと、流水さんとよく行くアクセサリーショップをいくつか書いて、爆豪くんに渡す。

 

 

「気のせいでしたか。まぁいいです。コチラ……爆豪くんにお渡しするので有効活用してください。」

 

「……すまねぇ。」

 

爆豪くんはグイッとお茶を飲み干し、紙を持って保健室を後にした。

 

 

「…………なんだったんだろ。ね?」

 

「はい。よく分かりませんでした。」

 

 

お茶子ちゃんはニブニブですねぇ……

 

ま。いいです。成功するかどうかは爆豪くん次第ですし……

 

……まぁあのセンスマンはなんだかんだいいもの選びそうですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【私のヒーロー外伝】私の大事なスターチス(作者:おいーも)(原作:僕のヒーローアカデミア)

▼オールフォーワンとの戦争が終わり早一年。▼戦争の爪痕が未だ消えぬ日本、雄英高校で3年生としてヒーロー科に所属する渡我被身子。そして戦争で戦い抜いた傷原流水(きずはらるみ)▼彼女の緩い日常を書いた小説です。肩の力を抜いて楽しんでいただけると幸いです。▼※これは私が以前書いた小説【私のヒーロー】の後日談になります。読んでいただいた方が辻褄が合う部分が多いのは確…


総合評価:36/評価:-.--/連載:12話/更新日時:2026年05月19日(火) 09:57 小説情報

わたしのヒーローアカデミア(作者:Plot Must Die)(原作:僕のヒーローアカデミア)

▼個性『大活性』を持ち、ほぼ全ての記憶を失った少女が、我等がNo.1ヒーローによって謎の研究施設から救け出された。▼そんな彼女が憶えていることが二つある。ひとつは、自らの個性について。もうひとつは……。▼まぁそれはそれとして、なんやかんやでトガヒミコと仲良くするそうです。▼「ちうちう……する?」▼※トガちゃんヒロイン。あと改変▼※アンチ・ヘイトは念のため▼


総合評価:1606/評価:7.95/連載:87話/更新日時:2026年06月13日(土) 07:30 小説情報

待て! 止さぬか! 儂じゃなかったら死んでおるぞ!!(作者:一人称苦手ぞ。)(原作:僕のヒーローアカデミア)

こら! 血を吸うのを止さぬか! あ……っ、ちょっ……待ってぇ……。▼


総合評価:8650/評価:7.88/連載:553話/更新日時:2026年02月16日(月) 22:00 小説情報

魂を満たす物語(作者:よヨ余)(原作:僕のヒーローアカデミア)

中国の軽慶市での「発光する赤子」の報道以来世界各地で超常現象が報告され、世界総人口の約8割が超常能力“個性”を持つに至った超人社会。“個性”を悪用する敵(ヴィラン)を“個性”を発揮して取り締まるヒーローは人々に讃えられる存在であり、憧れであり、目標だった。▼ある少女、「夜月 静江」もヒーローを志す人間の一人である。▼幼少期の数多の経験を活かし、ヒーローを目指…


総合評価:316/評価:6.62/連載:65話/更新日時:2026年08月19日(水) 22:53 小説情報

八木雪花とほのぼの轟一家ヒーロー録(作者:あならなあ)(原作:僕のヒーローアカデミア)

この物語は、轟焦凍の従姉妹と轟家+αが織り成す日常を淡々と綴っていく物です。過度な期待はしないでください。▼*本編完結済み▼*主人公は転生者ではありません。▼*色んな人を救済しています。具体的には敵連合幹部とか銃の美魔女とかガチ重オールマイト信者とか他大勢。▼*ラブコメ多めです。色んなCPが多々出てきます。▼*不定期更新です。筆が乗ったら書いて投稿します。ご…


総合評価:1553/評価:7.76/完結:249話/更新日時:2026年09月07日(月) 13:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>