side傷原被身子
「こんにちは〜。」
「こんにちは♪」
「ということで、今夜も始まりました血の花束が送る『ブライトリリーラジオ』第……何回目だっけ?」
「137回目ですよ。」
「そうそう。137回目。もう歳だね。」
「ふふ。ご冗談を。」
「ってな訳で今日もファンの皆のお便りを中心に、最近会ったことをゆるゆる話していこうと思うよ〜。よろしくね。リアルタイムでもコメントしっかり見てるから、沢山コメントくれると嬉しいよ!」
「はい。それでは最初のお便りです!」
私たちが何をしているか……と言うと、定期的に動画配信サイトでラジオ配信をしています。月イチなので……もう2年以上ですか。
始めたきっかけは特に無いのですが、公安委員長からもう少し知名度をあげて欲しいと言われたのが多分そうですね。
だったら私たちふたりのアピールができる上、家でもやれるラジオ配信がいいかなと。楽ですし……何より流水さんと喋るだけでいいのであれば無限にできるので。
「まず最初のお便りです。『ブラッドロータス様のお弁当毎日素敵です!これを毎日食べられているブラッドヘリアンサス様が羨ましいです!お弁当を作るコツなどはありますか!?ペンネーム百合オタ過激派』さんからのお便りでした。ありがとうございます。」
「ありがとね〜。コツかぁ……愛じゃない?私は被身子ちゃんに美味しいもの食べてもらいたいし、被身子ちゃんはそれを毎日全部食べてくれるし。それがわかるだけでも努力は欠かせないよね。」
「流水さんに胃袋掴まれちゃってるので私は何が出ても残すという判断になりません。余程の事がないと雄英高校のお昼の時間は保健室が開かずの間になってますよ。」
コメント
・それは草
・職務放棄で草
・てぇてぇ
・私も雄英生になってブラッドロータス様のお弁当に舌鼓打ってるブラッドヘリアンサス様を眺めたかった。
・↑わかる
・↑わかる
「職務放棄だって?」
「余程のことがない限りと言ったでしょう?職務は全うしますよ。ちょっと機嫌悪くなりますけど。」
コメント
・草
・草
・草
こんな感じでお便り読んでコメント読んでみたいな在り来りな感じです。それでも喜んで見ていただいてるので、このまま変わらないコンテンツとして提供できればなと。
「それじゃあ次は私が読むね。んーと『血の花束のおふたりさんこんばんは!先日修学旅行で会ったJKです!』……あー!あの子達か!デートしてる時に会った子達だよね。」
「元気してますかね?」
コメント
・修学旅行でデートしてるふたりに会えるだと……!?
・前世でどんな善行積んだらそんなこと……
・うらやまじい!!!
・デートしてるってわかるだけでも嬉しい
「それでそれで?『ご相談なのですが、この度私に好きな子が出来ました。恥ずかしながら男性なのですが……。彼とは幼なじみなのですが学校が違って、日常的にあまり顔を合わせる機会がないです。どうやってアピールすれば良いですか。』との事です!」
「アピールですか……難しいですね。」
「そうだねぇ。どっちも男じゃないしね?男性の考えはよくわかんないよ。」
コメント
・ふたりのいつもしてるアピール教えてあげたら?
・↑天才現る
・総員!衝撃注意!
「私たちのアピール?それ勉強になるかな??」
「ま。やってみますか。」
「え!ちょ?」
有無を言わさず流水さんの腰を抱き、顎をクイッとこちらに寄せる。
「好きですよ。流水さん。この世の誰よりも愛してます。」
「ひ……被身子ちゃん!今配信中……」
「そんなの関係ありません。私は毎日流水さんの事しか考えてません。」
「ふっ……ふぐ……」
照れてる流水さんかぁいい……♡
ので耳元に顔を寄せる。
「流水さん♡ずーっとずーっと私だけのものです♡拒否権はありません♡」
「…………うん……嬉しい♡」
流水さんが私の背に手を回す。
コメント
・参考になんないだろ
・何言ってんだこれが見たかったに決まってるだろ
・あぁ〜……今日は神回か
・毎回神回定期
・だいたいイチャイチャしてるからね。ありがとうございます
・明日からも生きられる。なのでもっと聞かせてください。
「ふふ。こんなものですかね。」
「…………♡」
「流水さん?早く戻ってきてください?その顔もかぁいいですが……襲っちゃいますよ?」
「はっ……う……うん。まぁそれは後でしてもらうとして、次のお便り行きます!」
後で……??やっていいんですかね?言質は取りました。
コメント
・!?!?
・後で……!?
・とんでもないこと言ったぞこの人!
・やっぱブラッドロータス様受けなんだって!
・世界は今日も平和です。
コメント欄がよくざわつくのも私たちのラジオあるあるですね。
実際にある密な百合見せつけられてる訳ですから……劇物でしょう。
そんなこんなで今日のラジオもつつがなく終了しました。流水さん?襲いましたよ。ええ。もちろんです。