BlueArchive SOLID   作:Roon

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MISSION LOG

誘拐同然にゲーム開発部へ連れてこられたスネーク。
この部は窮地にあるといい協力を仰がれるが、スネークはエンジニア部の元へ行く急用があった...。




メタルギアmk-IV

 

 

スネークが分かったことは

 

 

・ゲーム開発部はこのままだと人数・実績共に条件を満 たさず、廃部になってしまう。

 

・実績を残すとしても、コンテストであるミレニアムプライスで優勝するのは至難の業である。

 

・まず、『廃墟』にある『G.Bible(ゲームの聖書)』が必要であること。そこにはゲームの全てが載っているという。

 

 

──────────────────────────

 

 

スネークはユウカの説教に巻き込まれ、エンジニア部との約束にさらに遅れる事態となった。

 

 

モモイ・ミドリと夕方に集合する約束をし、スネークはエンジニア部の部室に向かった。

 

 

 

ここでスネークは無線を掛ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

スネーク「アロナ、ドローンの手配を頼む!」

 

 

アロナ『えっ、ドローン...ですか!?』

 

 

スネーク「ああ。急ぎだ。武器が必要でな。」

 

 

スネーク「今から言った通りの内容で頼む。」

 

 

スネーク「まずSOCOM mk23と弾薬。」

 

 

アロナ『わ...かりました』ポチポチ

 

 

スネーク「それとスタングレネード、レーションを3個、最後にスティンガー。」

 

 

アロナ『あとはスティンガー...スティンガーですか!?何するんです!?』

 

 

スネーク「もしものためだ。切るぞ。」

 

 

アロナ『ちょっ...まっ』ツー

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

エンジニア部 部室

 

 

 

スネーク「すまない、遅れた。」

 

スネークは息を切らしつつも、エンジニア部へ滑り込んだ。

 

 

 

ウタハ「随分遅れたね、先生。何かあったのかい?」

 

 

スネーク「ユウカに捕まってな。」

 

 

ウタハ「ああ...なるほどね、それならしょうがない。」

 

 

一息置いてから、ウタハが喋り出した。

 

ウタハ「肝心のロボットの方だけど、最高の仕上がりだ。」

 

 

ウタハ「先生の送ってきた設計図に則るなら、本機の名前は『メタルギアmk-IV』かな?」

 

 

スネーク「ああ。フォルムも懐かしい......」

 

 

 

ウタハ「じゃあ、早速機能の紹介に移ろうか。先生の言っていた通り、多機能すぎない実用的なものにしたよ。」

 

 

スネーク「その前に、自前のOSを入れさせてもらう。動かしながらの方が機能も分かりやすい。」

 

スネークがシッテムの箱を取り出し、オタコンのデータを送る準備を始める。

 

 

 

ウタハ「それもそうだね。そこは任せるよ、先生。」

 

 

 

オタコンのデータが転送され、シッテムの箱からオタコンが消えていく。

 

 

 

アロナ『そっちからもサポートをお願いしますね!ハル先生!』

 

 

オタコン『そのつもりだよ。そっちもよろしく。』

 

 

 

 

 

......

 

 

 

 

......DOWNLOADED

 

 

 

オタコン『...起動成功!やったね。』

 

 

ウタハ「あなたがハル先生だね。よろしく。」

 

 

オタコン『よろしく。それで、機能だけど...』

 

 

 

ウタハ「うん。基本的な物は、まず今動かしてるマニピュレーター。放電機能付きだよ。」

 

 

オタコンは腕に電気を流し始めた。

 

 

オタコン『おぉ〜...』バチバチ

 

 

ウタハ「大体の機能は設計図の通りだけど、部品の小型化で余裕が生まれてね、銃を内蔵したよ。」

 

 

オタコンがオレンジ色の身体を動かし、その銃の存在に気付く。

 

 

オタコン『本当だ...撃ってみても?』

 

 

ウタハ「もちろん。あそこのダミー人形を狙ってみて。」

 

 

パンッ

 

 

オタコンが発砲すると、狙い通りダミーの頭部を撃ち抜いた。

しかし、そこそこ離れた距離で結構な威力が出ているため、反動も強そうなものである。

 

スネークはそこが気になった。

 

 

オタコン『......!』

 

 

スネーク「なあ、その内蔵した銃ってまさか...」

 

ウタハ「そのまさか。SOCOMだよ。」

 

 

ウタハがにやりと笑って答えた。

 

 

 

ウタハ「反動は強いし、銃身も大きい。けど、人が手に持って撃つのとはワケが違うからね。」

 

 

オタコン『しかもこれ、自動照準(オートエイム)だよね。これでこのサイズに収まるなんて...エンジニア部はすごいや。』

 

 

スネーク「これで『金が要らない』?本気か?」

 

スネークは、この完成度でウタハが開発費用を請求しないことを疑問だった。

 

 

ウタハが雷ちゃんに寄りかかり、オタコン目線を合わせて話しかける。

 

 

ウタハ「ハル先生だったね。あなたにはエンジニア部の顧問になってほしいんだ。」

 

 

オタコン『え?』

 

 

スネーク「そんな急にか?」

 

 

ウタハ「いや、この間、依頼を受けた時から目をつけてたんだ。あの設計。機構。あなたはロボット工学のスペシャリストじゃないのかい?」

 

 

ウタハ「私たちが思いつかなかった、そして私たちの設計では行けない領域まで、あなたの技術があれば行けると思ったんだ。」

 

 

ウタハ「是非、お願いしたい。」

 

 

オタコンが戸惑う。無理もない、急に所属組織に関することをお願いされたらこうもなる。

 

 

 

オタコン『スネーク、もし君が良ければ...僕はここの顧問になりたい。』

 

 

 

スネークがものすごく真剣な声色で話し出す。

 

 

スネーク「オタコン。お前の人生はお前が決めろ。俺が口を出すことじゃない。」

 

 

 

 

 

オタコン『......そうだったね。こんな事、前にも聞いたっけ......』

 

 

オタコン『...ウタハ。君のそのお願い、引き受けるよ。』

 

 

ウタハ「本当かい!?」

 

 

 

ウタハ「ありがとう...ハル先生。いや、教授?博士?」

 

 

オタコン『そんなにかしこまらなくていいのに。オタコンでいいよ。』

 

 

ウタハ「オタコン?」

 

 

 

スネーク「助かった。ありがとう、ウタハ。」ダッダッ

 

 

オタコン『僕はね───あっ、ごめん、このあたりは今度にしよう。この後用事があるんだった。』

 

 

スネークが時間を見てから急ぎ足で出ていくので、オタコンは慌てて追いかけた。

 

 

 

ウタハ「.........。」

 

 

ウタハ「...何だか素敵だな。あの2人。」

 

 

 

 

 





どうしてもウタハを出したかったんです。どうしても。
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