「その攻略法、デマですよねw」と笑われた俺のブログ。なぜかS級美少女配信者だけが信じて実行している件   作:chickden

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クロエとシンシア

 

「こちらクロエ隊、初子です、北東通路より彷徨う魔物(ワンダリング)襲来。ポイズンジャイアントとおぼしき魔物が三体、至急増援を求めます!」

「は!? ポイズンジャイアントが三体!? 同時に!?」

 

 初子が本隊に連絡すると、あちらの通信担当が明らかに驚愕の声を上げた。

 通信機の向こうで、慌てふためく雑音が飛び交っているのがわかった。『ま、まて今ハヤテさんに確認する』『いやハヤテさんはいま前線で……!』『おい、どうしろっていうんだ!』

 

「わかった、予備隊を救援に向かわせる! こちらのジャイアントを倒したら本隊も向かうから、それまで耐えててくれ!」

 

 そして、応援に駆け付けた予備隊はたったの三名だった。

 

「本隊はなにを考えてるの!? あちらは一体、こっちは三体なのよ!?」

 

 初子が思わず通信機を床に投げつけかけて、(こら)える。

 クロエが初子をなだめた。

 

「初子さん、嘆いていても仕方ありません。もう接敵します、やれるだけのことをやりましょう」

 

 クロエの声に『☆』がない。それだけ事態は切迫していた。

 彼女は新規三人を合わせて指揮下となった八名の方を向くと、方針を示す。

 

「皆さん知ってらっしゃるかもしれませんが、私の『魔力の檻(マナ・プリズン)』は多数の敵を一度に止めることが出来ない上、長時間の拘束は消耗が激しいです」

 

 聞いた幾人かが、ざわついた。

 応援に駆け付けた予備三名だった。

 

『え、そうなのか?』『話が違う、クロエ君には”魔力の檻(マナ・プリズン)”があるから耐えるだけなら余裕だろうと聞いてきたのに』

 

 あからさまに動揺している。

 クロエが続けた。

 

「ですので、今回は防御的な活用を主とします。具体的には私が後方から戦況を俯瞰しつつ――」

 

 戦法を説明しつつ、クロエは笑顔を見せた。

 そうして味方を鼓舞しようとするが、指揮は上がらない。

 

『三匹……ポイズンジャイアントが、だ』

『本隊だって一匹を倒すのに時間を掛けるのに、耐えるだけと言っても……!』

『ちくしょう、貧乏くじだ!』

 

 不満を隠そうともしない予備三名に、初子が怒鳴ろうとしたその瞬間。

 

「グチグチうるさいわよ、あなたたち!」

 

 シンシアが先に声を上げた。

 

「私たちが耐えなかったら、本隊だって全滅の危機なの。やるしかないの。ちょっとカメラマンさん、ちゃんと撮ってる? ……よし! ほら、記録だってされてるわ、情けない姿を全世界に配信なんかされていいの? 明日からもう外歩けないわよ!?」

 

 予備三名は、一瞬カメラから顔を逸らした。

 どうやら自分たちの発言が、情けないことだったという自覚はあるらしい。

 

「でも大丈夫、さっきのシーンはまだ配信されていない。配信されるのは、ここから私たちが本隊の為に命を懸ける姿だけ!」

「命を懸ける……」

「そう! 命を賭けるのよ。なにに、って、ここに居るクロエに!」

 

 シンシアがクロエの方を見た。

 

「ね、クロエ。あなたは絶対に私たちを守り切る。その『目』で」

「もちろんです。――任せてください」

 

 即座に言い切るクロエだった。

 そしてもう一度、指揮下となった八名を見渡して。

 

「一人たりとも欠けさせることはありません。大丈夫、私はS級。『レインボーシャイン』です」

 

 我ながら自分を偽ってるな、とこのときクロエは、内心で苦笑していた。

 自分に自信なんかまったくなかった。むしろ鼓舞して欲しかったのに、私は今、鼓舞する立場を演じている。

 

 こんな自分を可笑しく感じられるくらいには、まだ余裕があるらしい。いやむしろ、これは感覚がマヒしているだけなのだろうか。

 

「ほら聞いたでしょ! 信じなさい、あなたの国が認めたS級を! あなたたちが『信奉』するハヤテさんが見いだした才能を!」

 

 いや違う、と。

 クロエはシンシアの方を見た。

 

 私はシンシアと出会ったばかりだけど、いつの間にか彼女に信頼を寄せていた。

 彼女と一緒なら、なんでもできる。不思議とそんな気がしていた。心の奥底で、なにかがそう囁くのだ。彼女となら最強のコンビにもなれる、と。

 

 自分には自信がないけれど、シンシアと一緒なら。

 そう感じていた自分を、クロエは自覚した。

 これが初めての共同戦線のはずなのに、彼女は確信していたのだ。やれる。私たちなら、やれる。

 

「見えて来たわよクロエちゃん、ポイズンジャイアント三体!」

 

 初子が声を上げた。

 そして、その様子はカメラマンの独断でネットに配信開始されていた。

 数々のコメントがピックアップされて、電子音声でこの場に流れだす。

 

”え、ポイズンジャイアントが三匹襲来?”

”ヤバ! そりゃヤバ!”

”クロエちゃんの隊が迎え撃つの!?”

 

 見られていることを意識したのか、及び腰だった三人も態度を改めた。

 

「わかった……シンシアくん、だったか。君の言う通りだ、情けないことを言っているときじゃない。クロエくんを信じて、我々は責務を果たす」

 

 初子の言う通り、ほの暗い通路の向こうにはポイズンジャイアント三匹が視認できる。カメラがそちらを映すと、コメントの雨が降り注いだ。

 

”本当だ!”

”うおおお、逃げてクロエちゃん!”

”バカ! ここで逃げたら本隊全滅かもしんないぞ! 死守だよシシュー!”

”頑張って、頑張って!”

 

「はい! ありがとみんな、『私たち』頑張りますよー☆」

 

 クロエは笑い、前衛に接敵の号令を掛けたのだった。

 

 ――――。

 

「ポイズンジャイアント三匹だって兄貴!? 大丈夫なのクロエちゃんたち!」

 

 居間で湯飲みを手にしたまま、お茶を啜ることも忘れている七海が横にいる兄、蓮司の顔を見た。彼は七海に横顔のままで。

 

「わからないな。判断の材料が足りない」

「そんな! ここは気休めでも大丈夫って言う場面じゃない!?」

「いや、無責任な発言はプロジェクトにおいて一番のノイズに……」

「そーゆーとこ兄貴! そーゆートコだぞ!」

 

 七海の叫びに困って、思わずお茶を啜り出す蓮司だ。

 

「こういうときは楽観した方がいいんだから! 信じると結果はついてくるんだから! これ本当だよ!」

 

 なら最初から聞くべきではない。――とは蓮司は言わなかった。

 そういうものなのか、と素直に心の中で頷いたのだった。七海は物知りだ、と。

 

「ふむ。時として意志や観測は、事象に影響を及ぼすという説もあるからな。このことは、魔法が研究されるようになって、論理(ロジック)としても真実味を帯びてきた。魔力とも今は呼ばれている『かつては観測されなかった』エネルギーが、世界の有様を変容させるように、事象の『可能性』にも影響を与える、という説だ」

「難しいことはいいから! クロエちゃんを応援して!」

「はい」

 

 蓮司は姿勢を正されたのだった。

 ――クロエたちの戦いは、ハヤテたちがポイズンジャイアントと戦っている映像の端に、サブ配信として小さなワイプ画面で表示されている。

 

 メイン画面では、『いまこそ奮い立て、我が精鋭たち!』と黄金鎧のハヤテが本隊後方から指揮を取っている姿が映されていた。白い歯を見せながら、ときおりカメラ目線。

 七海は目を細めたて口を尖らせた。

 

「なんか……滑稽」

 

 クロエちゃんたちが突破されたら自分たちも壊滅の危機なはずなのに、と彼女は呟く。

 

「もっと必死に戦いなさいよ」

『おおおお、黄金剣三の型! 日輪の輝き(ブリリアンス・オブ・ザ・サン)!』

 

 カメラ目線のハヤテが剣を掲げたところで、クロエたちの戦っている姿がメイン画面に映し出された。ハヤテの活躍は、プツンと切れた。

 

「あ」

 

 口を開けたまま止まる七海に、蓮司が言葉を添えた。

 

「……配信ディレクターが配慮したのかもしれないな。いま、どう見てもクロエちゃんの戦いの方が重要だし話題性もある。逆に言えば、今はハヤテの活躍が望まれていなかった。七海みたいな感想を持つ者が増えたらと危惧したのかもしれない」

 

 大画面で戦うクロエ隊。後方に控えたクロエを、さらに後ろから撮るアングルで配信は始まった。

 

「ね、兄貴。なんかポイズンジャイアントの動きが変じゃない?」

「……なるほどクロエちゃん、能力をそう使うか」

「え?」

「見ていろ七海。いま前衛として戦っている彼の死角から、ポイズンジャイアントが棍棒を振り下ろそうとしているだろう? あのジャイアントの動き、きっと止まるぞ」

 

 蓮司が未来を見通したようなことを言う。

 七海が注目していると。

 

「……あ、ホントだ」

 

 確かに止まった。

 棍棒を振り上げたところで、ポイズンジャイアントの身体が固まったかのように動かなくなる。

 

魔力の檻(マナ・プリズン)だよ。クロエちゃんの必殺魔法の」

 

 感心した表情で、蓮司は続けた。

 

「きっと彼女は守りに主軸を置いて、魔力の檻(マナ・プリズン)をピンポイント活用しているんだ。見過ごすとクリティカルな打撃になりそうな場面を選択して、そのときだけポイズンジャイアントの動きを止める。これなら確かに、三匹を相手にしても味方の安全を一定値担保できる」

 

 クロエちゃんの負担も軽減しながら、長時間『守り』の戦いができる。

 蓮司はそう語った。あれは勝つための戦いでなく、耐えるための戦いなのだ、と。

 

「……良い選択だ」

 

 蓮司は満足げに、そして誇らしげに、自分が推している者を評したのだった。

 

 ――――。

 

「クロエ、次ナンバー3が動く」

 

 クロエの横では、シンシアが彼女のサポートしていた。

『目』のチカラの応用で、魔力の揺らぎをいち早く察知して、次に攻撃態勢に入るポイズンジャイアントがどれかを指摘する。

 

魔力の檻(マナ・プリズン)……!」

 

 それを受け、クロエが魔法を発動していたのだ。

 二人の息は合っていた。まるで何年も一緒に戦ったことがあるかのようなリズム感。

 

「思い出すわ、昔を」

 

 シンシアが笑う。

 

「昔も、こういう戦いをしたっけなー」

「そうなの?」

「……ええ。私の国でね」

 

 彼女は続けた。

 

「私は戦うために存在していたの。今でもそうだと思っているけど、昔は特にそう。楽しかったな、戦うのが」

 

 どこか懐かしむような顔で、シンシアは語る。

 

「小さな頃からたくさん鍛錬を積んでたわ。たくさんの敵を屠ってきた。でも、あるときその意味を見失った」

「なにか……あったんだ?」

「うん。色々とね、色々とあったんだ、本当に」

 

 どこか寂しそうな声。

 

「だから、またこんな気持ちで戦えると思ってなかった。ありがとね、クロエ」

 

 しんみりとした、でも優しげな声。

 クロエが思わず横にいるシンシアの顔を見ようとすると。

 

「クロエ、集中。ナンバー1、くるわ」

「え、あ? はい! 魔力の檻(マナ・プリズン)……!」

「ダメだよ、戦いに集中しないと」

「だって、シンシアが急に語り始めるから……」

 

 あなたが言う? と驚いた顔と共に、少し膨れツラをするクロエだ。

 二人は一瞬目を合わせると、同時にクスクス笑いだした。

 

「私たち、緊張感に欠けてるわ」

「そうねシンシア、なんだろう私、こんなときなのにね、なんだかワクワクしてるの」

「うん?」

「あなたと一緒に戦ってるのが、不思議に心地好い。まるで昔から一緒にやってたみたい」

「……嬉しいこと、言ってくれるなぁ」

 

 シンシアは心底嬉しそうに、そして何故か、どこか寂しそうな顔をして笑った。

 

「じゃあ私、久しぶりに踊っちゃおうかな」

「踊る?」

「そう、踊るわ」

 

 そう言うと、シンシアの手の中に突然、一本の長剣が現れた。

 

「え、その剣、どこから!?」

「ふふ。『アイテムボックス』と呼ばれる能力よ。魔法とはちょっと違うけど、まあ似たようなものね。空間に物を収納しておけるの」

 

 シンシアは笑うと、

 

「フォローよろしく、クロエ。あなたなら一人でも大丈夫、そのチカラがあるわ」

 

 そう言うと、剣を右手にポイズンジャイアントへと向かい走っていったのだった。

 

 ――――。

 

「すごい……なにあの子」

 

 居間で、七海が茫然と呟いた。

 

「まるで、踊ってるみたいなのに……」

 

 大画面TVモニタの中で、シンシアが剣を振るっていた。

 彼女が剣を振るう度、ポイズンジャイアントの肌から血がしぶく。返り血を浴びながら、シンシアはまさに踊るようにポイズンジャイアントたちの間を駆け抜ける。

 

「驚いた。あんな流麗な動きは、これまで俺が『目錬』した中にもない」

 

 ネットもざわめいている。

 

”なにあの子?”

”綺麗なプラチナブロンド。美人さんだ”

”いやそういう話じゃねーよ”

”強すぎひん? ポイズンジャイアント三体相手に一人で大立回りとか”

 

「――いや」

 

 と蓮司はそのコメントに反応した。

 

「一人、じゃない。クロエちゃんのフォローあってこそだ」

「え?」

「よく見ろ七海、ポイズンジャイアントの動きを。クロエちゃんの魔法により、要所で止められている。あの子はその一瞬をしっかり見極めて攻撃を加えているんだ」

 

 言われるがままに、七海はモニタを凝視した。

 

「あ、ホントだ……」

「すごいな、そこまで息を合わせられるなんて。二人はよっぽど長いのか? ――いやでも! クロエちゃんにそんな仲良しがいるだなんて話、ファンの間でも一切聞かなかった気が! うおお気になるぞ!」 

 

 クロエちゃんのことになると、ちょっとキャラが変わってしまう兄を見て、七海は肩を竦めた。しっかり『オタク』なんだよね兄貴も。

 

 モニタの中で、ポイズンジャイアントの処刑が行われていた。

 そう、それは処刑だ。

 クロエの生命を脅かした者に対する、罰。

 

”シンシアだってさ、シンシアちゃん! 名簿にあった!”

”新顔? へえ、ハヤテがスカウトか”

”ハヤテの肝いりかー、それは強いのも頷ける”

 

 やがて三体のポイズンジャイアントは沈黙した。

 この日からシンシアは『血しぶきの踊り子』と呼ばれるようになったのだった。

 

 ◇◆◇◆

 

 そこから先の探索は、クロエたちによる先遣がうまく機能したこともあり、特に大きな危険もなく終わった。三層への扉も見つかり、そこが開くことも確認できた。

 

 ボスが道中で戦った三体のポイズンジャイアントだったのだろう、と言われたのは、そいつらがひと際大きな紫魔石を落としたからだ。それは、彼らがこのダンジョン『シブヤ』に突入してから一番見事なドロップ品だった。

 

 シブヤ入口まで戻ってきたチームハヤテを迎えた報道陣は、ハヤテよりもシンシアの姿を探した。そして群がる。

 

「シンシアさん、見事な戦いぶりでした!」

「あの見事な剣技は、いったいどこで覚えたのでしょう?」

「お話を。シンシアさん!?」

「あ、クロエさん! クロエさんも一緒に頑張っておられましたね、今回の成功は先遣隊が優秀だったからという意見も多いみたいですが、その辺についてご感想を!」

 

 囲まれてしまった二人だ。

 困惑するクロエの手を掴むと、シンシアはクスリと笑った。

 

(大丈夫、こういうのは得意な人に任せちゃお?)

 

 小声でクロエの耳元で囁く。

 そのまま彼女を連れて、シンシアはハヤテの背後へと走った。

 すると、今度は一気にハヤテに注目が集まる。

 ハヤテは直前まで少々仏頂面をしていたのだが、カメラが向くと、瞬時に甘いスマイルを顔に浮かべた。

 

「ハヤテさん! シンシアはハヤテさんがスカウトしてきたとのことでしたが、いったいどこで!?」

「クロエさんを先遣に指名したのもハヤテさんだと聞いています!」

「見事な活躍をしてみせたお二人に、なにかひと言ありますか!」

 

 マイクを向けられて、ハヤテはフッと笑った。

 

「よくぞ皆さん、見抜いてくれました。さすがの慧眼、ならばこのハヤテによる今日の目論見も、お見通しでしょう」

「と、仰いますと?」

「今日の戦いは、全ては我がスペシャルチームの『新戦力』お披露目会のため意図された演出」

「え、演出!?」

「そうですよ。俺たち本隊が『わざわざ』一体だけを相手にしたのは、あくまで今日の俺たちは『前座』だったからなのです。観客(オーディエンス)の目を引きつけて、温めるためだけのね」

 

 やれやれ、といった調子で彼は首を振り。

 

「そしてその熱量は、この俺が秘蔵してきた才能、クロエちゃんとシンシアくんの『メインステージ』に受け継がれる。彼女たちのポテンシャルを『世界』に示すことこそが、今回の真の目的だったんですよ」

 

 おおおおお、と報道陣が沸いた。

 ネットのコメントも。

 

”なんてこった!”

”俺たちは、ハヤテさんに踊らされていた……?”

”計画通り……だと?”

 

「どうだい。我がチームの層の厚さ、理解してもらえたかな? 俺という太陽だけでなく、クロエちゃんたちのような美しい新星も輝いている。このチームは、まだ始まったばかりだ」

 

(よく言うよね)

 

 シンシアがクロエに小声で笑いかける。

 悪戯な笑みだ。まるで、秘密を共有する共犯者のような。

 クロエもまた、一瞬躊躇いながらも。

 

(……そうだね。よく言う!)

 

 思い切って本音を口にする。

 ハヤテさんて、ホント取り繕うのがうまい人なんだね、と。

 

「わかるかい『R』くん、ここにはホンモノの才能が集っている! キミがこの先も、デマを綴るばかりのブログを続けるようなら、俺たちホンモノが黙っていない。いい加減に、自身の真実を自覚するべきだと思うがね!」

 

 ハヤテの後ろで目を見合わせ、仲良く笑いを堪える二人。

 本物は、あの人の方なのに。

 

 こうして『チームハヤテ』による、シブヤ二層攻略は幕を閉じたのだった。

 

 

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