アルゴノームⅠ   作:Type-Yasenbunko

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政治回です。
……ほぼウチのAI(アル)が考えて、私が校正しました。
……正直に言ったからって許されると思うなよキサマッッ!!


第43話

【臨時国会・衆議院 安全保障委員会】

ジブチ基地およびキャンプ・レモニエへの核攻撃3日後

 

野党第一党・質問

「永山くん」

「まず総理に伺います。

今回の核攻撃により、我が国自衛官も多数巻き込まれた可能性がある。

総理、これは事実上の“対日本攻撃”と捉えるべきではありませんか?」

「内閣総理大臣」

「事態は深刻に受け止めており、“我が国の能力を超える武力攻撃”の可能性も含め、

米国・関係各国と緊密に連携し、情報収集中であります。」

 

野党第二党

「小澤くん」

「先程から曖昧な回答ですよ総理。

我々は“事態の深刻さ”ではなく、

国家としてどう判断し、どう行動するかを聞いているんです!」

(議場「そうだ!」「答えろ!」ヤジ)

「内閣総理大臣」

「繰り返しますが、情報の正確性を確保した上で、

今後、必要な措置を速やかに講じる考えであります。」

 

与党質問1

「牧島くん」

「防衛大臣に伺います。

ジブチの自衛隊拠点は、諸外国と比較して防護が薄かったのではないか。

核攻撃に耐えうる態勢がなかったのは事実ですよね?」

「防衛大臣」

「申し上げます。

核攻撃を前提とした施設整備は、いずれの国におきましても“通常の対テロ対処の想定外”でありまして、

拠点の性質上、即応性と展開性を優先した結果でございます。」

 

与党質問2

「川口くん」

「想定外では済みません。

大臣、国際テロ組織が核を使用した前例ができた以上、

海外基地の再整備、特に高射特科、機甲科、AMI装備の普通科部隊増強の常駐は必要では?」

「防衛大臣」

「検討を進めたいと考えております。」

 

 

保守系与党第2党

「長谷部くん」

「外務省に伺いたい。

黒旗戦線の背後にイラン革命防衛隊(IRGC)の影があると複数の国が指摘している。イランとの外交チャンネルで何を確認したのか?“関与していない”の一点張りではありませんか?」

「外務省局長、長川くん」

「現地大使館を通じ、イラン政府とは随時連絡を取っておりますが、

現時点で“国家としての関与はない”との回答を得ております。」

 

極右保守野党議員

「大臣、“国家としての関与はない”なんて、イランはこういうとき必ずそう言うんですよ。本気で信じているんですか?」

(場内ざわつく)

「外務大臣」

「疑念を持つ国が存在することは承知しております。今後、国際社会とも連携し、事実関係の解明に全力を尽くします。」

 

リベラル系野党

「愛川くん」

「総理、今回の核攻撃はアフリカの民間人にも多数の犠牲をもたらした。

日本は今後、“報復の連鎖に与しない”という立場を示すべきではありませんか?」

(議場ざわ… “このタイミングでそれ言う?”という空気)

「内閣総理大臣」

「日本としては国際法に則った対応が必要であり、いかなる国、いかなる組織に対しても無辜の民間人に危害を加えることは許されないという立場です。」

 

極左野党

「富川くん」

「核兵器の使用は一切許されません。

今回の事態を受け、日本こそ核軍縮と核兵器禁止条約への参加を――」

(与党席から小さいヤジ:「現実見ろよ…」)

「外務大臣」

「ご指摘の趣旨は理解いたしますが、現行の安全保障環境を踏まえ、慎重な検討が必要と考えております。」

 

与党第一党

「橋本くん」

「最後に総理。今回の攻撃は、我が国の自衛隊が海外で初めて“核攻撃の射程”に入ったという事実を示しました。

総理、国民を守るため、防衛力の抜本強化を即断すべきではありませんか?」

「内閣総理大臣」

「国民の生命と財産を守ることが、政府の最も重要な責務です。

今回の事案を踏まえ、防衛力の強化については“あらゆる選択肢を排除せず”検討を進めてまいります。」

 

【国会・与党控室】

臨時国会の休憩時間。与党控室、ドアは閉まり部外者の立ち入りは厳禁となっている。中は大臣や閣僚経験者、選対委員長、若手議員、官邸スタッフが入り乱れた混沌を繰り広げていた。全員の顔が引きつっている。“国会中継では絶対に見せない顔”になっている。

【挿絵表示】

 

当選8回ベテラン議員が呟いた。

「……総理の顔色が悪すぎる。

官邸がまだ被害規模を掴めてねぇな、あれは。」

その派閥の若手議員も合いの手を打つ。

「このレベルの準備された核テロとか、対処不能じゃないですか。国会どうするんです?」

「どうするって?

“政府責任を最小化して、防衛強化を最大化する”

に決まってんだろ。今の世論なら全部通る。」

周囲に小さく笑いが漏れる。酷く黒い空気。

政調会長が続けて言い出した。

「問題は外務だよ外務。

イランが“関与してない”なんて言い訳、はいはいって聞き流すしかねぇが……

アメリカが完全にキレてる。

日米同盟の枠組みが一段階ギア上がるぞ。」

忙しげに官邸秘書官が概要をまとめた資料を確認するよう議員たちに促した。

「皆さん、次の本会議で野党が“責任追及モード”に入ります。

想定問答を刷新します。“想定外” “国際社会と連携” “関係国と緊密に”

この三点で切り抜けてください。」

「テンプレですね……」

「テンプレじゃないと死ぬんですよ国会は。」

「防衛費5%は既定路線だな。

むしろ国民は“早く増やせ”と言い始める。やっと追い風が吹いた。」

腹の底から響く声でベテラン議員の言葉。その声には暗い利権の臭いがとぐろを巻いている。

「いや……“追い風”って言い方は……」

「政治ってのは現実だ。

起きたことをどう使うかが政治家の仕事だ。」

別の中堅議員が目頭をほぐしている。

「自衛隊の遺族説明会、荒れるな。

でも現場は“核攻撃”なんて防ぎようがない。謝罪したら認めたことになる。

謝らなかったら炎上する。」

政務官が答える。

「“誠意を持って対応”で押し通します。」

「これ……

下手すると総理の支持率一回跳ね上がります?」

「跳ねる。

国民は“危機のときほどリーダーに期待する”。

でもミスれば内閣が吹き飛ぶ。

勝負所だぞ今は。」

「これは戦後政治のルールが書き換わる瞬間だ」

控室のこの空気を政治家全員が感じていた。

 

 

【“核テロ”後の自衛隊・防衛会議】

防衛省内地下「危機対処センター」

臨時の防衛会議に防衛大臣・内局幹部・統幕議長・陸海空の幕僚長・情報本部長が参加している。当然のことだが全員の声が低く神妙だ。

【挿絵表示】

 

「笑い」も「政治的配慮」も一切ない。

ここは本気の戦争会議の様相。統幕議長が口火を切る。

「……まず確認する。

核攻撃だ。通常の対テロとは次元が違う。」

静まり返る会議室。続いて、冷静に情報本部長が続く。

「黒旗戦線の背後にIRGCが関与している可能性は“高”と思われる。

米軍情報も同じ評価。ただしイラン政府の正式命令とは限らない。」

「命令かどうかはどうでもいい。

“核弾頭が非国家組織へ流れた”という事実こそが問題だ。」

陸幕長は違った視点で議論を上げる。

「次に懸念されるのは追撃攻撃だ。

黒旗戦線が一発しか持っていない保証はない。“模倣テロ”も起こりうる。」

会議室の空気がさらに重くなった。海幕長も口を開く。

「アデン湾の海上輸送の安全確保が最優先だ。

商船への核テロが最悪のシナリオだ。」

防衛大臣が、一拍置いて続ける。

「では、我が国として如何なる施策が実行可能でしょうか?」

統幕議長が総論を述べる。

「結論から申し上げます。

“海外で核攻撃を受ける前提での自衛隊運用”を早急に再設計する必要があります。

現状の部隊編成では持ちません。」

やや慌てたように事務次官が口を添える。

「しかし、海外展開の恒常化は憲法上……」

その言葉に制服組全員の視線が次官に刺さる。

「憲法論をしている余裕はありません。

核です。対処しなければ、次は“国内”が狙われます。」

「追加で申し上げると、

黒旗戦線が“核を撃てることを証明した”以上、世界中のテロ組織が活性化します。

アメリカは間違いなく報復する。

その反動が日本にも飛び火するのは必定でしょう」

情報本部長の言葉に続いて統幕長が総論をまとめた。

「よって、

1.アフリカ方面への部隊増強案

2.AMI・外骨格の常時展開

3.AIOSの軍事統合

4.在外邦人退避計画の再構築

5.核攻撃時の被害想定の作り直し

この5項目を急ぎたいと考えますが、大臣、如何でしょう」

かつてなく神妙に、統幕長が大臣に伺いを立てる。大臣は僅かに息を呑みつつ、

「……これは戦後最大の自衛隊改革になるな。」

「これは“テロとの戦い”ではなくなりました。

“核を持った非国家アクターとの戦争”です。世界が変わりますよ。」

統幕長の追加の一言で、会議の皆が唸るように溜息を吐き、会議はお開きとなった。




え~、あくまでAIが考えましたので、私の思想がどうのというのはごにょごにょ……
ともかく、政治屋のオジサンたちは普通科隊員よりも使えるものは骨の髄まで使うってスタンスなんすね!!
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