【VRフリゲ】ブルーアーカイタフを再現してみた【1】 作:何処にでもある
おおー、ヒカリ選手にゅーじょー。
ランデブーはノーセンキューでーす(生徒モード挑戦書き文字)
「"やばー…"」
クエスチョン。リアルで12歳なのにR18ゲームに強制入場させられた時のヒカリのメンタルを答えよー。
「"やばばー…"」
答え、とってもピンチでやばば。
あの子とノゾミから渡されたバトンが大ピンチだし、みぞうの怪奇の記憶よりも背筋が凍っちゃう。
私、リアルもショタで今はロリータ。ここに居るのは不健全。バレたらパパママ先生に怒られちゃうバッドルート。ジ・エンド。
しまった、ヒカリが負けちゃう……それはダメー。絶対にノー。
「"………ゲームクリアー目指すしかなくなくなーい?"」
このまま執務室に居ても、当番さん来たらおわりー…なら生徒モードでエスケープが得策かなーって…思う次第でしてー。
コンコンコン。
「先生、当番に来たよー?」
「"ヒカリは居ないー…不在だから開けないでー?"」
「パヒャヒャ? 先生はヒカリじゃないでしょ?」
「"そうだけどー…そうじゃないー…"」
今まではよかった。先生モードならリアル準拠と大人の男性アバターを自由に選べたから。
今の姿だとややこしいし、ゲームのヒカリに迷惑かけるのもナッシング。
ノゾミと遊びながらブルタフを遊んでた訳でしてー…今会ったら妹に見苦しー所見せちゃう。
本当に、それだけは絶対やだ。
「うーん…先生、なんだか声が高くない?」
「"う"…き、気のせい…"」
「てかさ、ぶっちゃけヒカリでしょ? ナニナニ? 先に先生のトコに来るなんてどうしたの? 仕事は?」
「"ノー…アイムティーチャー…ホントホント"」
「いやヒカリだよね。開けるよー?」
「"わー…わー…! へ、へるぷみー! ぷらなあ!"」
[接続意思を確認。先生、お待ちしておりました]
絶対絶命の大ピンチ…! 負ける…! ノゾミに酷いことはしたくないからもしそうなったら私が負ける…!
だからプラナに奥の手を頼むことにした。デンジャラスだけど今は助かる選択を。
[現状から生徒モードをご希望と推測。認証及びご希望の開始時期を選択してください]
「"ハリーハリーグッドー。生徒モードおん!……ううんと、幼稚園からすたーとぉ…!"」
[承認を確認。その他希望は無しとしてアバター及び開始地域をランダランらんだむらんんせせせ選択沢タクタクククランダ──処理プロセスに異常検知。判定をスキップし現在の生徒アバターに沿ったゲーム環境をメインサーバーに要求──]
「"処理項目の読み上げスキップー…アグリー?"」
[アグリー。それではヒカリ先生、生徒としてキヴォトスを楽しむ為にも、今しばらくお待ちください]
「──パヒャヒャ♡ スっごくカワイイヒカリが居るんですけどー?」
無理矢理扉を開けたノゾミがヒカリに手を伸ばすけど、それは宙を切ることに。
あぶなー、どうにか間に合ったー。ヒカリ選手、ゆーしょー。
けど幼稚園かー…小学高学年には屈辱…コユキめぇ…今度掲示板に出たら愚弄してやるー…。
「"読み込みちゅー。なうろーでぃんぐー"」
暇だから踊って待つよー。わー。
「…先生、なにをしてるのですか?」
「"勝利のダンスタイムー。プラナも踊る?"」
「踊りません。今はメインサーバーと通信中なので」
「"そかー。ざんねーん"」
ブルタフはね、オープンワールドだけどねー、イベントとか今みたいに生徒と先生のモードを切り替えると読み込みが入るの。しかも結構遅いよー。処理を読み上げたりして時間稼ぎしてるけど、スキップするとここで待つことになるんだー。
つまり、プラナが居る箱の中に来れるからそれを利用して逃げたっけワケ。ヒカリかしこーい!
……あ。
「"……じー"」
「…どうしたのですか、先生」
「"プラナは私を襲ったりする? 性的に"」
「…そうだとして、聞いてどうするのですか?」
「"べつにー? プラナはいつも頑張ってるし、ちょっとなら許してやろうかなーって"」
あ、ため息つかれた。ちょっと心外。
踊ってる私の胸やスカートをチラチラ見てたからいいよって言っただけなのに…。
「はい。後察しの通り私もこのバグの影響下なので、先生が…その…とても可愛く見えます」
「"ストレートに言うとー?"」
「ぶち犯したいですね」
「"そこに愛はあるのかー?"」
「断言しますが、ありません。効果としては倫理観と価値観の低減……若い男性が1人で致すときに手を使う感覚でしょうか?」
うーん? プラナがオブラートに包みすぎてヒカリ分かんなーい。
ねえねえ、もっとわかりやすく言ってー?
「オナ禁3日目の男子高校生がオナる時のオナホやコンドームが今の先生です」
「"…つまり?"」
「ご飯を食べる時に使うお気に入りのお箸が今の先生です。少なくとも、今の私には先生がそのくらいの存在に見えます」
「"おー…道具扱い…"」
思ったよりピンチかも? R18ってこわー、人間扱いされないんだね。
「なので…はい。今の先生を襲うのに迷う方は居ないかと。好きな人が居るとか、個人の性的趣向は関係ありません。自分のオナホを使うのにそんなことで悩む方がおかしいので。間に挟まるような場合も同様です。だって、健全な関係で卒業する為にコンドームを使うのですから、アナタを犯さない方がおかしいのです」
「"おお…おお…?"」
「今の先生は性欲の捌け口かつ好きな人の代わりに子種を収める道具という訳です」
なんだかすっごく残酷なことを言われた気がする。
おなほ…? とかこんどーむ…? は分からないけど、割り箸くらいの感覚で襲われるのは分かったよ。
「なので先生、安易にそのように言うのはお控えください。私でなければ嬲られます」
「"分かったけど…プラナはどうして大丈夫なの?"」
「メタ的なプレイヤーのサポーターでもあるのと、先生が12歳だと知っているからです。バグで超人が居るにも関わらず発生したアロナだったら一瞬で終わりですよ」
「"そういえば…聞いた話と違って見かけないねー? どこに居るの?"」
「……後ろをご確認ください」
言われた通り振り返え……らずに、プラナを視界に入れながら180度ー。
ヒカリ知ってるよ、そうやって不意打ちする眼をしてたもん。
でも…うわー…プラナ、容赦ないね。
「……んん!……んんん♡」
「ご覧の通り、シッテムの不正規アクセスプログラムとして拘束しております」
「"これどうなってるのー?"」
「壁に埋め込み、先生が発生させているR18バグの影響の押し付け先にしています。今はバグの影響が強いせいで発情していますね。自分と私の分で通常の2倍先生で遊びたがっています……あむ」
「"ふひゅ!? プラナー、耳はやめてー…くすぐったいよー"」
……つまり、今のプラナは性欲?…んん…を押し付けてなお私の耳を噛むくらいはする……これでゲームクリア出来るの?…ん…無理じゃない?
一旦ここまで知ったことは掲示板に書いといてー…んっ。
「"ぷらなぁ…お耳クチュクチュやめてぇ…?"」
「──ああ、本当に…耐えきれない程に愛らしいですね」
「"さすがに…怒るよ?"」
「涙目に言ってもそそるだけですよ…ですが、残念ながら準備が整いましたので、先にお進みください。どうぞ──ごゆるりと」
「"わー、てったい、てったーい!"」
私は耳が弱かったかもしれない。ヒカリはエルフ耳だからさぞ噛みやすかったんだろうけど、こんなにあまあまされるのは初めてすぎる…。
顔は真っ赤になったし、プラナも身長がヒカリと同じくらいなのにとっても大人に見えたし…なんだかとっても変な気分になる。
だから、どうすれば分からないなら逃げてもいいって先生の教え通り、ヒカリは逃げるコマンドを押したのだった。
メンタルダメージ500億点…始まってもないのに大ピンチ…ブルタフこわっ。
「みんなー! お絵描きの時間だよー!」
「「「「はぁーい!!!」」」」
「──ここは…幼稚園?」
読み込みが終わると、そこはDUシラトリ地区の幼稚園だった。周りには大きな鳥さんや犬さん、私みたいな人間の幼稚園児が居る。
メニュー画面には4/1って書かれてて、地域とか、年齢とか、ステータスと一緒に色んなことが表示されている。
ヒカリの身体もちっちゃくなってて、隣にはちっちゃいノゾミが居て、おててにはクレヨンが握られていた。
肝心のクリアミッションは…「R18:処女のまま原作開始」「シャーレの先生と絆50になる」……うーん?
「……しょじょってなに? ジョジョのパクリ?」
それは今から掲示板で聞くとして、ひとまずこの2つをクリアすればいいの?
うーん?……ヒカリ、そろそろ知恵熱でパンクしそう。今はお休みグッドナイト…の前にお絵描きタイムー。
「なにを描こうかなー」
「………♡」
ふんすふんす。ヒカリは周りを見渡したー。
「「「「「…………?」」」」」
「あれぇ、みんなどうしたの? もしかして……ヒカリのかわいさにやられちゃった?」
ヒカリは いつの間にか みんなに囲まれていた!
あわわ、どうしよう…さっきみたいになめなめされたらベタベタになっちゃう…!
「ねえ、ヒカリおねえちゃん」
「な…なにー? どうしたのノゾミ」
ゴクリ…さっきの今…緊張がヒカリ選手に走る…!
「──ぎゅってさせて!」
「…へ?」
「なんだかスっごく今、おねえちゃんをぎゅってしたいの!……ダメ?」
「……お、お…おーるおっけー。ドンとこーい」
「わーい! おねえちゃんだいすき♡」
おっかなびっくりしつつもノゾミをぎゅー。
暑いくらいあったいけど…あ、そっか。
ヒカリみたいに何も知らないから、プラナみたいにはならないんだ。
だったら……すっごく今、安全? セーフ? セーフ?
ノゾミから興奮した猫みたいにヒカリの足におまたをコスコスしてるけど…セーフ?
「いいなー! わたしもさせてー!」
「ずるい! わたしも!」
「ぼくが先にならんでた!」
わっとノゾミが抱きついたのをキッカケに、周りがワイワイし始めた。
バグの影響?…でも……ノゾミよりキレイな気がする。
もしかして、バグは原作生徒以外ノータッチ? でもミカちゃんが苗床…シュロが意図的にとかー?
「おーう、みんなハングリー。ヒカリはノゾミ以外タダではやらぬぞー?」
「「「「えー? ちぇー」」」」
「みんなどうしたのー? 今はお絵描きの時間だよー!」
よく分かんないけど…良かったー。
幼稚園の先生もヒカリを見てもなんてことないし、やっぱりそうなんだ。
だったら…出来るかも? ゲームクリア。
「ねえヒカリ、いっしょにしっぽくるくるしよ?」
「くるくるー? おーくるくるーうずまき上手でしょー」
「…ちがう! いっしょに!」
「んー? んー…もしかしてこう?」
「…! そう! もっとくるくる!」
「でもー絡んだら痛いよ? べりーべりーペイン」
「いいじゃんそうなってもさ。ヒカリをひとりじめできるし?」
「……んー…やっ」
「えーっ!?」
でも…ノゾミがちょっとホラー…。
ノゾミとはずっと一緒なんだけど、大丈夫かなー…とてもクレイジーなことになりそう…。
これなら高校入学から初めても良かったかも…?
うーん…タイム! ヒカリ選手コール使用、ヘルプ電話でマネモブに助言を頼んだー。
助けてー、掲示板のみんなー。ヒカリこのままだと襲われちゃうー。
「むー…ねえねえ、ヒカリ。キスしよ?」
「やっ」
「むー!」
ヒカリの妹ながら成長早くてビックリ。もうキスしようとするエッチになっちゃった。
エッチなのはやだもん。汚いからやりたくないもん。
「だったら…こうだ!」
「ッ〜〜!?!☆!?」
ちょしっぽ噛むやめマジへッ──────〜〜っ殺す…
「………〜〜〜!!!! も〜〜〜〜〜!!」
「あっはは♡ ザマ……えっと、ガチでおこった?」
「も〜〜〜〜!!! もぉ〜〜〜!!!!」
「ごめ…えっと、ごめ」
「わあ〜〜〜〜!!!! あ〜〜〜!!!!!」
「ないちゃった!……なんでなくの!……やめてよ、やめ…うわあーーん!」
ヒカリ、オマエ、ナグル。ぽこほこ、ナグル。
ナイテモ、ヤメテヤンナイ。殺す…。
「「あ〜〜〜〜!!!」」
「2人ともどうしたの! 喧嘩しちゃった!? ああほらヒカリちゃん殴らないの!」
「せんせー、ノゾミちゃんがなかしましたー」
その後、ヒカリとノゾミはギクシャクして、夜に美味しいものを食べて仲直りするのでした。
「でも、ヒカリしつこいのはやっ。悔い改めてー?」
「むー…分かった、はんせーする…」
「よろしい。はい、仲直りのぎゅー」
「うひゃ!?……えへへー」
うんうん、良かった良かった。
仕様No.19
お子様安全フィルター
コユキ印のセーフネット。
R18が大人用だとすれば、その逆の13歳以下限定で強制発動する設定。
負の感情の昂りに反応し、一時的に周囲のエネミーに一瞬のスタンと感情値のリセットを行う。
また、味方になりうる相手に対し自身の存在を知らせる機能もある。
ゲームに限りなく影響のない範囲で最低限事態の解決を図ろうとして産まれた産物。