…おかしい。
私は昨日リグルちゃんの演奏会を見に行って、チルノちゃんが寝ちゃったから、大ちゃんを残してチルノちゃんをいつもの寝床に連れて帰ってきた。
ここまではあってる、このあと私も眠くなったから一緒に寝た…はず…
起きたらまだ夜だったようで真っ暗だった、だから二度寝した…いや、もうすでに四度寝くらいしてる…
なのになんで、ここはこんなに暗いのかな?
うーん、わからん。
また寝れば朝になってるよね?
「おきろー!」
「ぐへぁっ!」
「いつまでねてるのー?起きるまで暗くするの疲れちゃったよー!」
「起きてるからぁ!起きてるから私の上でぴょんぴょんはねないでー!」
「やっとおきたのかー、まったくねぼすけだなー」
周りの暗闇がパァっと晴れる。
おなかに乗っている黒い服を着た金髪の少女が、こちらの顔を覗いている。
「私の名前はルーミア!あなたはなんていうの?」
「あ、あのそれより早く降りてもらえませんか?く、苦しくって…」
「おー、ごめんごめん!すぐ退くよー」
そういって空中に浮かび上がった。
もしかして、この時代の生き物ってみんな飛べるのかなぁ?
最初飛べたときはしゃいで飛び回った自分が恥ずかしい…
「それで、あなたはだれー?」
「あ、えぇと、永奈っていいます…あれ?私の隣に青い女の子がいませんでしたか?」
「んー?チルノのことー?チルノなら朝早くにどっか行っちゃったよー。
その時に「この子が起きるまで寝やすいようにしてあげて、あたいったらさいきょーのこころづかいね!」って頼まれたから私が寝るときと同じようにしてあげてたのー」
「そうだったんですか…えと、ルーミアさんありがとうございますおかげでゆっくり眠れました!」
「お昼まで寝ちゃうのはどうかと思うけど気にしないでー」
「…はい」
この子はルーミアっていうんだね、どうやらチルノちゃんとは知り合いみたいだけど友達なのかな?
なにかを頼まれるくらいってことはリグルちゃんぐらいはチルノちゃんと仲が良さそうだね。
…まぁ、暗闇の中はちょうど寝やすい涼しさで気持ちよかったからお腹の上に乗られたのは大目に見てあげよう。
「それでー、永奈は妖怪なのー?」
「そうだよ!ルーミアさんも妖怪?」
「そうだよー、私は宵闇の妖怪っていって“闇を操る程度の能力”をもってるんだー」
「闇を操る程度の能力…かっこいいね!
私は強いて言うなら狼の妖怪かな?能力は言葉を実現させる程度の能力」
「へー永奈は狼なのかー!狼のほうがかっこいいと思うよー」
「そ、そうかな…えへへ」
「……ちょろい」
「へ?なんか言った?」
「なんでもないのかー」
なんか聞こえた気がするが気にしない気にしない!ルーミアさんはなんか凄そうな妖怪だなぁ…
大妖怪なのかな?
「ルーミアさんは大妖怪かなんかなの?」
「あー、ルーミアでいいよー。私は別に強い妖怪じゃないよー、永奈こそ大妖怪なみの妖力持ってるけどどうなのー?」
「私はただ長生きしてるだけだよ。力も強くないし頭もよくないからね…」
「へーそーなのかー」
「…なんか投げやりな感じ」
「それが私の特徴なのかー」
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ところかわって夜の山。
あのあと、チルノちゃん達が帰ってくるのをルーミアと待ってたけど帰ってこなかった…
まぁ、代わりに今はルーミアのオススメのお食事処、焼きヤツメウナギの屋台に向かっている。
なんでも、妖怪のやってる屋台らしくてウナギが絶品らしいです!
ウナギですよウナギ!しかも絶品!おぉっとよだれが。
まぁ、そんなこんなで屋台にとうちゃーく!
「みすちーウナギ食べた~い」
「…あなたはなんて物連れてくるのよ」
「あー、大丈夫だよー永奈の目的もウナギだからー」
「あれ?私来たらダメでした?」
え?一見さんお断り?ここまで匂いかがせておいて?泣くよ?本気で泣くよ?
あ…ちょっと涙出てきちゃった…
「あー!みすちーが永奈泣かせたー」
「ええ!何で泣いてるのー!?私何かしたー!?」
「いや、その、ここまで美味しそうな匂いかがせておきながら食べさせてくれないのかなって…」
「食べさせるから!食べさせるから店先で泣かないでよー!」
「……ちょろい」
ん?またなにかルーミアが言った気がする…
まぁ、気にしてもしょうがないっか!
「で?あんた達お金かその代わりになるものかは持ってきたんだよね?」
「みすちー、つけー!」
「ない…です…。」ウルッ
「…はぁ、しょうがないわね、今回はただにしといてあげる」
「やったー!」
「たべれるー!」
「まったく…」
みすちーさん、流石です!感謝してもしきれない!
あぁ~、油のはじける音が、タレの焼ける匂いが、たまらないー!
…あれ?私食いしん坊だったっけ?
大和編も残りわずかになってきました!
え?戦闘が少ない?たまには戦わないほんわかな物も良いじゃないてすか!
まぁ、戦闘()は後にとってますので、次回もお楽しみに!
神々の争い関係ないじゃんとか言わないでね(小声)