嬉しくて涙がちょちょぎれてます。
やあやあみなさん!
俺の名前は永奈初めて出来た人間の友達から貰ったすばらしい名前だ!
え?なんで今こんなにテンション高いかって?それはな…
「しつこいやつらめ!」
そう言って俺は後ろを振り返り咆哮をあげて目の前に人間達を怯ませる。
怯んだ人間達は足を止める。
「お、畏れるな敵は狼の妖怪一匹だぞ!」
「そうだこの妖怪が八意様を森に連れ去ろうとした妖怪だ!」
「だから何もしてないって!」
そう、今俺は12人程度の人間に追いかけ回されてる、あいつらなんだよあれ、完全に某巨人漫画の立体機動みたいなの使ってきやがる、早すぎだろ!
更にあいつらレーザー銃みたいのも撃ってくるし痛いっての!
「嘘をつくな妖怪風情が俺は見たんだぞ八意様を無理やり森の中に連れて行ったのをなぁ!」
「だからあれは永琳の手伝いをしただけだって!」
「問答無用ぉぉぉ!」
本当のことしか言ってないっての!
てゆーか話聞いてると永琳が森に入っていくところから見てたらしいけどそれなら蜘蛛に襲われた時点で助けにこいよ!
「いい加減追いかけてくんなって!」
「うるさいわ!大人しく滅されろ!」
そう言って一番偉そうな見た目の奴がレーザー銃を撃つ。
「くっ!掠ったか!」
しまった、足に掠っただけでも滅茶苦茶痛い。
あれ?目から汗が出てくる…
「もういっちょぉぉおお!」
「がはっ!」
人間の撃ったレーザーが永奈の足にもう一度当たると永奈は足をもつれさせ転んでしまう。
偶然にも森の出口まできていたお陰で木にぶつかることなく平地に倒れる。
「今だこの妖怪を取り押さえろ!」
「了解!」
「くっ!」
永奈は起き上がり逃げ出そうとするが足がもつれて倒れてしまう…
そうしているうち気づけば動けないよう体中を縄で縛られていた。
「本来ならばこのまま殺してやってもいいが今回は俺の“能力”で弱らせてからいたぶり殺してやろう」
「や、やめてくれ…」
嫌だ、またあの恐怖を味わうなんて出来ない!
誰でもいいから助けてくれ…
「フン!お主ら妖怪にはその怯えた姿が一番似合っとるわい。
俺の能力はふれた相手を弱体化させ姿を変える程度の能力、お主がどんな姿になるか楽しみよのぅ」
「い、嫌だ…やめてくれ…」
「もう遅いわ、お主が八意様に近寄らなければまだ長く生きられたものを…かわいそうにのぅ」
そう言う奴の顔は笑っていた。
怖いただただ怖いその感情が俺の心を支配してる、あまりの恐怖に体が言うことを聞かない…
そうして奴の手が俺の頭に触れる。
その瞬間光が俺の体を包み込んだ。
何だか永奈のキャラが早くもぶれてる気がする…
気がするだけさ。