Mimicry 汚れた天才とニセモノサッカー 作:イリノイ州の陰キャ
某プレミアのレッドデビルさんがターンオーバー気味の4部チーム相手に1軍出してPKまでもつれ込んだ挙句ド派手に散った記念に書き始めました。握り拳から血が出そうです。涙が止まらない。
トータルフットボール、つまり、全ての選手がピッチの上から下まで走って攻守を務めるサッカーの概念が浸透してから、早半世紀と余年。
プレーヤーはゴールキーパーすら攻守どちらの動きも求められるようになり、3レーンから5レーン理論に移行しつつあるピッチ上は、日に日に混迷を極めている。
「スイ! クロス! 上げろッ!!」
僕は右サイドいっぱいの位置でパスをもらうと、ボールを要求する声を無視して、センターラインを踏み込んだ辺りから急激に方向を変え、中央へと切り込んだ。
「おい!! スイ! さっさと出せよッ!!」
僕の本来の位置は右ウイングバック。攻撃陣形としては、タッチラインを駆け上がってクロスか、フォワードの後ろで絞ってこぼれ球狙いのボレー待機が基本だ。
しかし、僕はあえてパスを要求する声を無視して、右足のアウトを使って跳ねるようにドリブルで持ち上げていく。
「スイッ!! パス出せ!! パス!!」
中央を切ってやや左寄りの位置まで侵入した時、僕は四方を敵に囲まれ、完全にドリブルコースを失っていた。
当然だ。この位置を抜ければバイタル(ミドルとディフェンスの中間辺りの失点に直結するスペース)に突入する。ここを抜けられると、後ろから傾れ込む攻撃手達を相手に、数人のディフェンダーが不利な戦いを余儀なくされる。
「だからさっさとッ……!?」
だからこそ、ここが狙い目だ。僕はロールで軽く左に重心を見せた瞬間、突然その右足のアウトで反対に切り込み、大きく足を振り上げた。
その動きにつられ、相手のハーフが一人前に飛び出してくる。その瞬間、振り上げた右足でボールの側面を叩き、軸足の裏を通して左側へと一気に加速する。
「クライフターンか……!」
ほぼ真横に走ることでレーンを横断し、誰がスティールにいけばいいのかを混乱させる。気付けば僕は10数秒のうちにコートの右から左へと一人で走り込み、サイドチェンジを果たしてしまっていた。
「いい加減にしろッ!! おい! 聞こえねェのかッ!!」
今のところ、相手のディフェンスは大きく左に引っ張られている。誰かが右側を走って上がっても、すぐには対応できない。今なら行ける……!
「中抜けろッ!! 中!! 走れッ!!」
思い切り腕を上げながら中央を指差しながら、僕は声を張り上げた。
相手のディフェンスがほんの一瞬だけつられて、思わず振り返る。このタイミングを逃す手はない。
ここでクロスが通れば、ほぼ得点のビッグチャンスだ。僕は左足でキックフェイクを織り込み、すぐにカットインでやや中央へ戻りつつ、右足でボールを叩き、こすり上げた。
「ナイスパス……!」
インで上げられた内巻きのボールは、ディフェンダーの裏を抜けるフォワードの進行方向に沿って完璧な軌道を描き、キーパーとの1対1を作り上げた。
「喰らえッ……〝グレネードショット〟ォ!」
チェレンコフ光のような目に悪い光を放射状に展開したボールに、力を溜めた蹴り足が力強く振り下ろされる。
しかし、ここで相手キーパーは裏抜けを察しており、フォワードとかなり距離を詰めていた。固めた拳に強い思念がこもり、猛突進してくるボールに殴り付けられる。
「〝ねっけつパンチ〟ッ!!」
闘志あふれるパンチングは、渾身の力で繰り出された〝グレネードショット〟と1秒にも満たない一瞬だけ拮抗し、そして打ち勝った。
「やべっ……! 止められ……!?」
今のシュートは止められるべくして止められた。僕に焦りはない。大丈夫。こうなることも全て想定の範疇だ。
あのキーパーが出てくることも、ディフェンダーがまだ陣形を直せていないことも、それによってペナルティエリア左側に、致命的なスペースが生まれているということも。
僕達の攻勢はまだ終わっていない。だって僕が終わらせるから。
「ここだッ!!」
僕はフォワードが〝グレネードショット〟を構えていた時点で、すでに左からバイタルを抜け、最終ゲートの裏まで抜け出していた。
パンチングによって弾かれたボールは左に逸れて、丁度走ってゴールを目指す僕の正面に転がってくる。
「止めろ!! 撃たせるなッ!!」
ディフェンダーが左右から、ファール覚悟の際どいタックルを仕掛けてくる。しかし、ここで倒される訳にはいかない。
「抜けろッ!!」
僕は相手のディフェンスに服を掴まれ、倒されそうになりながら、スライディング気味にトーキック(つま先のキック)を繰り出した。
無理やり足先で蹴り出したボールが、倒れ込んだキーパーの右に向かって鋭く転がり、伸ばした指のギリギリ4センチ先をすり抜けていく。
ピィィィッ!!
ファーに向かったボールは、ゴールポストの内側に当たって金属音を鳴らしながら、そのまま内部へとバウンドし、同時に得点を知らせるホイッスルが鳴った。
『ゴッ……! ゴォーールッ!! 得点は背番号2番の
プレーが一瞬止まるこの瞬間、全員の集中が1秒だけ途切れ、歓喜と失望が著しく明暗を分けるこの一瞬が、僕の体を底の底から震わせる。
『ここでホイッスル!! 試合終了、試合終了ォォーッ!!』
僕は駆け寄ってきたチームメイトに揉みくちゃにされながら、拳を大きく振り上げていた。
体の発する熱が空気との間に膜を作り、僕を現実感のわかない勝利の間隙に置き去りにしていた。
今この場、この瞬間においては、僕達の勝利。僕達が、僕こそが、日本で一番うまいプレーヤー……!
『優勝はモレキュール稲妻FCジュニア!! 去年まで全く無名だったチームが、たった一人の選手によって王座に導かれたッ!! そう、〝ミミック〟です!! 恐るべき〝ミミック〟!!』
そうだ……もっと、もっとだ……! 観客席で身を乗り出してる観衆も、ピッチの上の負け犬達も、僕のおかげで勝利に浸るメンバー達も全員、全員!!
僕の名前を呼べッ……!! 頭から離れなくなるまで、忘れたくても忘れられなくなるまで、喉が枯れても、何度でも……!!
「僕は〝ミミック〟ッ……!」
何にでもなる。何にでも擬態する。
僕は、
以前まで所属していたモレキュール稲妻FCジュニアは、稲妻KFCと同じく、稲妻町に存在するサッカークラブだ。
モレキュール稲妻FCの下部組織で、全国大会に出場するジュニアメンバーはセレクションで選ばれるような、本格的サッカークラブ。
それなのに、JFA未加盟の単なる地域チームである稲妻KFCにも負け越すようなレベルで、僕がレギュラーに抜擢されるまでは、ブロック予選を突破できるか否かという弱小チームだった。
しかし、僕がスタメンに起用されてからはブロック大会、中央大会共に優勝。東京代表チームとして全国大会に出場し、全国リーグ初進出にして見事、初優勝をも果たした。
それが、今から大体2年前の話だ。
「
春先から熱心な練習の声が聞こえてくる。ここ
「おっす。早いな、スイ」
「
ドサ、と、隣の席に中身の多そうなリュックサックが置かれ、ブレザーの代わりにジップパーカーを羽織った、短い黒髪の女子生徒がそこに座った。
「日直だから。というか、君も」
「げっ、忘れてた。今日ウチらの担当だったか。わりーな」
「いいよ。サッカー部は朝練だもんね。日誌だけ書いてくれないかな」
「おっす」
彼女は隣の席の
1年生ながら精力的に活動に取り組んでおり、放課後には、校舎裏の使われなくなったテニスコートで、サッカー部を叱咤する彼女の声がよく響いてくる。
「朝練多いね。入学式の日からやってるでしょ?」
「部長が張り切ってるんだよ。今年こそ、フットボールフロンティアの予選を通過するんだ! ってな具合でさ」
条知中サッカー部のプレーヤーはたったの11人。そのうち僕らと同じ1年生が4人、2年生が7人という内訳らしい。
今や珍しい部類だ。世間はイナズマジャパンのFFI優勝以来、最も人気な中学生の運動部に、5年連続でサッカー部が選ばれるほどの白熱ぶりだというのに。
「本戦、出場できるといいね」
「まーな。ウチのサッカー部、予選一回戦も突破したことねーらしいけど」
予選にエントリーする中学は、雷門中がフットボールフロンティアを2連覇した次の年から、倍以上に膨れ上がったそうだ。
その勢いに乗って、日本の中学サッカーは飛躍的にその地位を高めつつある。それまで日本のジュニアユースは、世界では下から数えたほうが早い実力とまで言われていたというのに、現在は5大リーグ関係者までもが視察に来るほどだ。
「つーかよ、スイ! お前帰宅部だったよな!? 運動とか好きか? ウチのサッカー部入れよ!」
「え、いや、僕は……」
「未経験でもいいって! 私が教えてやるからさ! あーでも、その前髪は切ったほうがいいかもな。走ると邪魔だし」
倉前さんは僕の手を掴み、目を輝かせていた。心底サッカーが好きな人間の目だ。公園で団子になってボールを囲む小さな子供達と、同じ目をしている。
だからこそ、僕にその申し出を受け入れる資格はない。
「髪の毛切るのは嫌かな……なんて」
「ヘアバンドもありだぞ!」
「家の手伝いがあってさ。ごめんね」
彼女の手を乱暴にならないように丁寧に剥がしてから、詫びを入れつつ断った。
「そっかー……いや、こっちこそ悪かった。無理に誘ったりして」
「そんなことないよ。誘ってくれて嬉しかった」
彼女の熱意は痛いほど伝わってきた。この分ならきっと、新しいメンバーもすぐに見つかるはずだ。
そして、それは僕じゃない。
円堂守率いるイナズマジャパンが、FFIにて劇的な優勝を果たしたことにより、日本サッカー界はかつてないほどの盛り上がりを見せ始めた。
翌年には同人物がキャプテンを務める雷門イレブンが、フットボールフロンティアを2連覇。その年の雷門サッカー部スタメンの11人は、先達である伝説のチームに準え〝イナズマイレブン〟と叫ばれ、現在に至るまで、サッカー小僧の間で神聖視されている。
「次代の豪炎寺修也は君だ、ね……」
確実に本人に許可を取っていないであろうポスターが、第二社会科準備室の隅で埃を被っていた。
数年前、サッカー部の設立時に作られたポスターであるという。なぜそれが社会科準備室に保管されているのか、理由は定かではない。
「相内くん、今日もごめんねー! 先生これから会議で、ちょっと外さないといけないの。それからサッカー部にも顔出すから、戻るの遅くなっちゃうかも」
「いえ、あとは僕だけでも大丈夫です」
「本当に助かるー! 今学期の中間100点にしてあげる! 嘘だけど。じゃ、よろしくねー!」
帰宅部である僕は、暇だろうという至極短絡的な理由から、視聴覚資料の整理によく駆り出されている。
いつの資料か分からない紙と、黒い箱みたいな映像記録媒体から、埃を払ったり、天気のいい日には虫干しをしたり……そんな雑用だ。
僕は案外この仕事を気に入っている。準備室は狭くて静かなので、根が陰気な僕の性に合っているし、古い紙の匂いも好きだ。それに、自習室や図書室が混んでいる日でも、カギを預かっている僕はここを使えるから。
「あ、そういえば相内くんさ」
足早に部屋を出ていったかと思えば、すぐに戻ってきた先生が、ノックもなしに引き戸を開いて入ってきた。
「何ですか?」
「なんかね、深夜12時くらいにさぁ、君によく似てる子が高架下を歩いてたって、学年主任の先生に聞いたんだけど、もしかして君?」
見れば分かるほどに雄弁な先生の目は、まさかそんなはずはないだろうと、本気で僕のことを信用していることを物語っていた。
「…………人違いですよ」
「そうだよね。君に限って。あの人老眼すごいし、絶対見間違えたんでしょーね」
先生はその一言でほっと息を撫でおろすと、すぐにキッと目端を吊り上げ、僕に人差し指を向けてきた。
「あ、そうそう。あそこの高架下、夜な夜な怖い人達が集まってるらしいじゃないのよ。君も近付いちゃダメだからねー!」
そう言って、先生は今度こそ小走りで部屋を出ていった。今度は僕が胸を撫でおろす番で、誰もいない部屋の中で、埃混じりのため息を吐いた。
僕にはもはや、健全なサッカーをする資格はない。
「くそッ……! なんで取れねぇ!!」
高架下の金網フェンスに囲まれたコンクリの上で、僕は縁日で取った菓子パンモチーフのヒーローのお面を被って、4号球を好き勝手に転がしていた。
「いいぞぉ! そのまま取られんなよ!!」
「ガキに遊ばれてんじゃねぇよ!! さっさと奪えやクソ素人がぁッ!!」
夜だというに四方から街灯の光が集まって眩しいフェンスコートを、タバコやらそうじゃないものやらを吸う風采の悪い不良達が、金網越しに取り囲み、歓声と罵声を飛ばし合っている。
「このっ……! 調子に乗んじゃねーぞ!!」
安易に足を出したところで右片足のVターン。ダブルタッチで距離を離しつつ、近寄ってきた瞬間に、今度はダブルタッチに見せかけたチョップで足裏を通し、立ち位置を入れ替わる。
「いいぞガキぃ!! 取られんじゃねーぞ!! 取られたらぶっ殺すからなぁ!!」
「ふざけんじゃねェ!! さっさとロストしやがれ鼻タレ!! こっちは5万突っ込んでんだぞッ!」
プレーの度に頭の悪い怒声が響くのは、金銭が発生しているからだ。
15分間、一度もボールをロストしなければ僕の勝ち。スティールされたら相手の勝ち。勝者には賭け金から一部を切り取った賞金が配当される。
「ハエみてぇにチョロチョロ逃げ回ってんじゃねぇぞ!!」
僕のシャツを無理やり引っ張って倒そうとしてくるが、この程度のラフプレーはハンデにもならない。
振り回されるその軌道に逆らわず、衛星のように僕自身とボールを従わせる。振り回してくる手が離れた瞬間に軽く距離を離しつつ、体を入れ替えながら、足裏で押して相手にボールを突き出してみせた。
「ナメやがっ……てッ……!?」
咄嗟に反応して足を出してくる相手を軽くおちょくって、ボールと相手との間に体を挟みながら、ステップオーバー(シザースと逆にボールを跨ぐ)で左に振ってからアウトサイドで逆を突く。
「なぁっ……!? でっ……!」
相手をよろめかせるのに腕力はいらない。ただ、相手の進行方向とは反対に深度のあるフェイントを繰り出せばいい。そうやって両方に足を出させ、重心を固める。
一歩で届かない位置にボールを置けば、重心の埋まった相手と、ボールを蹴り出している自分。どちらが有利かなど自明だ。
盛大に尻餅を突いた男はフェンスの外から大いに嘲笑され、あるいは怒り任せに罵倒されていた。
「こんっ……クソガキがぁ!!」
男は先ほど己がおこなった酷い反則を差し置いて、フェイントに引っかかって転倒したことに激しく激昂した。
「ぐっ……ぁ……離、せ……!」
「うるせぇッ!! 喧嘩じゃオレに勝てねぇクソチビが! 球遊びで調子こいてンじゃねえぞッ!!」
立ち上がった勢いそのままに、ボールそっちのけで僕の胸ぐらを掴むと、男は右腕を思いきり振りかぶった。
「死ねやボケがぁッ!!」
拳が振り下ろされようというその瞬間、僕と相手の間に、フェンスの中で腕組みをしていた二人が割って入り、僕から男を引き剥がした。
「お前の反則負けだ。出ろ」
「なんだてめーら!! 離せカス共!! このしょんべんくせェクソガキをぶっ殺して……! ぶぁえっ……!?」
拘束から抜けようとした男は、顔を思いきり後ろ回し蹴りで蹴り飛ばされ、その上腕を極められると、苦悶の表情でフェンスの外へと引き摺られていった。
途中まで試合を見届けていた二人は、この品性に貧するトトカルチョの胴元に従う管理人だ。こうしてあってないようなルールすら無視して暴れる者を、さらに強い暴力で制圧する。
「今日もお前の勝ちだ。受け取れ」
投げ渡された封筒をズボンとパンツの間に雑に差し込んで、僕はボールをフットサル用の小さなゴールに蹴り入れた。
「受け取ったらさっさと行け。ここは中坊のガキが一人で出歩いていい場所じゃない」
「…………どーも」
フェンス扉を開け、外に出ようとすると、僕の周囲だけ割れるようにして道が開いていく。先に出た管理人の二人が、僕に詰め寄ろうとする観衆を無理やり押さえ付けていた。
「てめぇのせいですっからかんだ!! 二度と来んじゃねぇクソガキがッ!!」
僕をなじる誰かの声が聞こえる。ここではいつもそうだ。突出して上手いプレーヤーは、当て馬の倍率が大きく跳ね上がり、大穴狙い達にとっては一攫千金のチャンスとなる。とはいえ、僕は未だにそれを誰にも許していない。
悪質な場合には、金網越しにも届くために、レーザーポインターを使って妨害するような奴もいる。学も良識もないフーリガン共の溜まり場だ。
「おい、聞いたか? あのガキ、今回で43連勝だぞ」
「怪物め……奴が来てから、賭け金が干上がっちまった。とんだ疫病神だぜ」
僕はここから抜け出せない。
「いつまでこんなとこにいンだよ、あいつ……」
「なぁ、マジでやっちまおうぜ!? 球蹴りがうまいだけのヒョロいガキ、数人で囲んじまえば……!」
「おい、やめとけ……! 胴元のお気に入りだぞ……!」
悪い遊びに興じるようになってから、もう丸一年。普通のサッカーをやる資格はない。あんなに好きだったサッカーを、自分自身で汚してしまった。
『ウチのサッカー部入れよ!』
「…………」
前後に何の脈絡もなく、突然頭の中に、今朝の倉前さんの表情が浮かび上がってきた。
楽しそうな表情。それは真っ当なサッカーを知る顔だ。転がっていくボールを追いかけているだけで、足りなかった何かが満たされていく。
サッカー部のメンバーとは面識がないものの、倉前さんのことは知っている。入学してからまだ一週間の短い付き合いだが、彼女のような人物がいる場所でやるサッカーが、面白くないはずがないということも。
『私が教えてやるからさ!』
「…………いや」
フーリガン共の泥だまりに浸かった足で、今更神聖なピッチに上がろうと言うのか?
許されない。そんなことは。
用語解説
ここでは現実のサッカーにおける専門用語の詳細な解説、キャラクター紹介等をおこなう予定です。
本編の説明では物足りない方向けです。本編のみをご覧いただくにあたっては不要な解説ですので、興味のない方は容赦なく読み飛ばしてください。
その他、本編中で分からなかった用語等がございましたら、そのうち作るであろう活動報告欄でその旨をお伝えいただければ幸甚です。
デュエル
サッカーにおいては1対1でボールを競り合う展開を指す。特にルーズボール(誰の手にも渡っていない球)の奪い合い時には激しい身体接触を伴うため、筋肉や体幹、接触を避ける体捌きやフェイント技術が求められる。
下記は各リーグなどにおける定義の参考。
・5大の定義
身体接触がある場合の競り合いにおいて、攻撃側は突破、ファウル取得を勝利としてカウント。防御側はボール奪取、ドリブル突破阻止、キーパーによる(1対1の)ドリブルやシュートの防衛、ファウル獲得等で勝利判定となる。空中戦もデュエルには含まれるが、集計時は別カウント。(Opta準拠)
・J1の定義
突破(フェイント等で相手の足をかわしても、完全突破でなければノーカン)及びタックル勝利をカウント。タックルは成功すれば自陣のボールにならなくともカウント。どちらも空中戦を除く。