新しい創造へ   作:なつきさん

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本編の余韻をぶち壊していけ、はーじまるよー!


おまけ:アリアドネの糸編(白竜カグヤ)●

前回、スバルが豪運により一発で婚姻まで行きました。

で、あれば……私が行わない理由はありません。

 

決まりは簡単。不正行為はしない。難易度は高い状態で行う。スバルを婿にする。以上です。

……私が白竜の乗り手なんですか。うーん。仕方ないですね。

 

では、よーいはじめー……。

 

(中略)

 

はい、スバルが黒竜との契約解除まで行きました。

で、難易度を上げたので、スバルの記憶は無い状態です。

 

「カグヤを探しているんです」

いやいや、私がカグヤです。え、何か会話が噛み合いませんね。

嫌な予感がします。医師に見せます。

 

……記憶喪失に加えて、相貌失認まで発症していますね。

しかも後遺症で? それは(臓物ちらりずむするほどの致命傷を負ったのであれば)そう(記憶喪失だけで済む訳ない)ですよね。

主人公補正が負の方面に働いています。

 

叫びたい、このやるせない気持ち。

ですが、ここから始めて終着点まで持っていきますよ。

 

スバルはもう武器を取れないようですね。器質性の記憶障害に加えて相貌失認まで患っているのであれば、無理に戦場に連れて行く方が酷です。ツバメさんにスバルをお願いします。

 

……スバル。だからって使っていた武器を渡さないで下さい。もう自分は使えないから売って金の足しにして下さい? 

悲しいこと言いますね……(武器を受け取って装備しながら)

 

時々スバルの様子を見に行きます。ここで大事なのはスバルが私を声で覚えているということです。声を掛けてからスバルに思い出させる猶予を差し上げて、話をするように心がけます。

気遣いは大事。

 

スバルの様子を隙あれば見に行ってますが、気のせいか心ここにあらずと申しますか。

 

あの、まさか……今のスバルって声で他者を認証するせいで精神面の負荷が重くなっていってませんか? 

それで黒竜の“声”に依存していっていませんか? 

 

他者との交流を最低限にしているようですし、精神的支柱を黒竜の“声”だけにしています? 

全力で手助けします。スバルに負担と感じさせないように上手く。

 

「……羨ましいなぁ」

 

ん? スバルの声が聴こえましたが、……足早いですね。追いつけません。

 

……凄く嫌な予感がします。スバルの仮住まいにいきましょう。

 

はい。無造作と言わんばかりに、机の上に組紐が置いてありますね。

待って待って待って!? そうはならないでしょう! いやなっていますね!? 

 

周囲にスバルの行方を聞いてみます。

 

……駄目でした。頼みのフブキさんに匂いで辿ってみて頂いたところ、神隠しにあったように夏の里入り口で匂いが消えているとのこと。

……ミホシハバキを天に還すの御朱印を入手する前にこれですか。

泣いていいですか? 

 

 

 

「無理しないで、カグヤ」

「泣きませんよ、スバル」

「ほら、擦ったら跡になるよ」

「うう……」




四戦ニ敗(二勝の内一回は死亡)のカグヤですが、メタ世界では幸せなのでセーフ。
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