新しい創造へ 作:なつきさん
皆さん、初めまして。(定型文)カグヤです。初投稿です。お初にお目にかかります。
では……よろしくお願いします。え、何か?
今回も黒竜の乗り手でお送り致します。
前回は思ったより相当早くスバルが来てくれて
ありがとうございます。ですが人間は欲深い生き物。もう一度走るのもやぶさかではありません。
今回の目標はスバルの隣。以上です。
今回は、前回判明した天鬼開闢法の穴を利用してスバルともっと良い感じになります。
住人の皆様とスバルとの絆は幸い友人止まりで済んでいます。良い仲も居なさそうです。
今回は黒竜に蘇生してもらいます。代償はスバルが払ってくれます。お詫びに後で責任(意味深)を取ります。(鋼鉄の意志A+++)
ありがとうございます黒竜。そしてこれからもよろしくお願いします黒竜。
しかしながら思うのですが、白竜は黒竜を悪様に言いますが、そんなに悪い子ですかね?
黒竜曰く勝手にライバル視されているとのことですので、私も黒竜も気にしないので気になりませんが。
それに本当に悪い子なら代償有りとは言え、自身の乗り手を蘇生させて白竜の乗り手に託すとは思えないのですが。
私が白竜に乗っていた時、彼女──黒竜は現金資産47Gでもスバルを蘇生させるのに必要な代償足りうると言ってくましたよ。それとも前前世辺りで黒竜に脳でも破壊されました?
ちなみに私は昏睡期間が続きます。具体的には2ダンジョン分くらい。あ、この世界のスバルは独り旅派ですか。そして私のように装備剥ぎ取りはしないと。さすがスバル。優しい。
それにしても……ああ^~、スバルの寝所^~〜。コホン。失礼しました。
そろそろ起きましょう。起きてまず境内の掃除をします。それから振り向いて挨拶します。
二つ名が「流浪の巫女」になっていますが、我慢します。遺憾の意。
……よく昏睡状態から復帰してすぐ境内の掃除なんて出来ますね私。しかしこれも必要経費。演出は大事ですので。
さて、これからスバルと深い仲に──
「結婚しよう、カグヤ!」
展開が早い!ですがこれは僥倖!
自分が咎人であると躊躇いつつ、故郷も滅んで帰る場所のない私への同情だけでは無いですよね?と確認しながら。即快諾するのも不自然ですし。かと言って、ここでつまらない意地を張って「同情で言っているなら断ります」などと強い言葉を使えば、スバルは引き下がってしまうでしょう。(幼少期にn敗)
殿方──、いえ、スバルは本当にいきなりですね。恐れ知らずなんですから、と嗜めるようでいてその実褒めつつ
完全に落ちました。はい、翌日は祝言です。祝福してください。結婚にはそれが必要です。
六柱のうち半分不在での祝言となりますが、当初の目的はひとまず達成しました。
現状維持が一番難しいと一番よく言われていますので、ここからが本番です。慢心駄目、絶対。
──そして何やかんやでスバルがミホシハバキをすめらぎの舞で強制送還しました。横で見れるのは良いですね。特等席です。他にあと一人居る?存じません。私が
で、来ましたね。スバルが「子供が欲しい」と。私はスバルさえいればもう良いので申し訳ないですがお断りします。
……まあ何と申しますか。ええ、ええ。一昨日の夕刻まではそう思っておりました。
本当ですよ。ですが、気が変わりました。スバルとの証が欲しい。
よって思い立ったが吉日。ですが、好機を狙うのは大事です。寝る前にこちらから提案します。当然スバルは嬉しそうです。
……おや、良い感じにスバルが何かを思い込んでくれました。ふふ、良いことづくめ。叡智シーン?スバルは見せませんよ。私?スバルが見せないでしょう。
そしてしばらく経った後、……なーんかここ連日体調不良ですね。故郷で真冬に水で身を清めた時だってここまで酷くありませんでしたよ。何故。え、おめでた?見ただけで分かるのですか白竜。
……であれば、私と契約していた時、私がスバルに懸想していたの分かってましたよね白竜。何か申し開きはありますか白竜。……まあ良いでしょう。その代わり命続く限りスバルの盾になって下さいね白竜。でなければ来世どころか今生でイライザにしますよ白竜。大丈夫です、スバルと貴方は一蓮托生。命を奪うような真似はしません。
そして縁結び神社で何かあると?気になりますね。
嫌な予感がします。スバルより先に確認したいですが──。
……外が騒がしくありません?春の里で騒動?里長助けてください?しょうがありませんね。
おっとスバルに止められました。身重が無理をするなとのこと。そうでした。いけないいけない。
それに私は既に里長とかいう
あ、ちょうど良いですね。
それでは少し時間を置いて、裏手から里を出て、念の為転移術使って、廃神社奥まで行きます。黒竜、出番ですよ。上空の縁結び神社に行って下さい。お役目です。
……ああ、矢張り、世界ノ渡法ですか。
ハイ、潰します。潰しました。流行りの祠破壊系というものですね。◇特性付与[イリヤ]はされません。なので遠慮せずいきましょう。スバルが私以外を選ぶ並行世界など不要ですからね。もちろん、再度スバルが私を好いて恋愛をしてくれる可能性は充分にあります。ですが、今回も安定かつ確実を取ります。
巫女がそんなことやって良いのかって?巫女の前に私はスバルに恋する乙女です。
恋は秘めるもの、愛はつまびらかにするもの。両立できます。そして、恋する乙女は素敵で無敵。問題ありませんね。
では帰りますよ、黒竜。
ちなみに天鬼開闢法以降で黒竜に乗っているとバレたら
……必要な犠牲でした。分かりますね?
では何事もなく帰れました(1敗)ので、このまま頑張ってスバルの一番であり続けます。
後はこの子が私に似ずにスバルそっくりの男の子に生まれてくることを祈りつつ、過ごしていきます。万が一、私に瓜二つの女の子が生まれたら、年若い娘に負ける可能性があります。
嫌ですよ、ここまで上手く行ってきたのに!気持ち悪い思考をするな?こちらは約20年分の懸想を、なんか知らない内にBSSされた身ですよ、こうもなります。
そうこう思っているうちに陣痛が始まりました。
……って、ちょ、待ちなさい(アズマっ子)、白竜。人を集めるようにスバルは言いましたが、その……、独身男性を呼ぶ必要は……ないでしょうが……!百歩譲ってサカキさんは良いです。ええ、過去にご結婚されていたかも分かりませんし。何よりスバルに私のことを良い娘さんだと、大事にしなさいと何度も言ってくれましたし!それ以外の殿方は駄目です。お医者様でも薬師でもない、年若い独身男性がお産のどこに役に立つとお思いで!?
……怒りで痛みが消えることってあるのですね。
キングオトメロンを鼻からひり出すような痛みがあると、里人の女性陣から覚悟するように言われましたが、気付いたらスバルにそっくりで愛嬌がありそうな男の子が生まれていました。
ありがとうございます、お産を手伝ってくれたツバメさん、ヒスイさん、ヤチヨさん、ザザさん。ありがとうございます、親のように心配して下さったサカキさん。そして何よりも私のために祈ってくれたスバル、ありがとう。もちろん色々協力して頂いた黒竜も、ありがとうございます。あと産後すぐ立てる丈夫な身体に産んでくれた顔も覚えていない母。頑健が過ぎます。
白竜には竜神社の正面を出入りする度に、必ず衣装箪笥に後ろ足の指を良い感じにぶつけるよう呪っておきます。
黒竜は還れず(HAPPY END)
白竜に当たりが強いですが、これまでの経緯を考えれば残念でもないし当然。もうモコロン呼びしなくなったのであった。