絶望少女と魔王達の神殺し 〜魔女狩りの世界に転生したので、神に抗います〜   作:なないろすらいむ

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番外編
番外編 世界観・用語解説 1


 

 こんにちは!作者のなないろすらいむと言います!

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

 今回は本編に出てきた専門用語や世界観の解説回です。

 

恐らく本編、現時点で結構専門用語が多いので頭に「?」マークが浮かんでいる読者様も少なく無いと思います。

そこで2章完結を皮切りに一旦説明させて頂きますね。

 そんなの必要ないという方はこの回は飛ばして貰って大丈夫です。

 

 では、説明させて頂きます。

 

 ――世界観の説明――

 

 今の所、他の一般的な異世界転生系作品と同じなんちゃって中世ヨーロッパという認識で大丈夫です。

 なので現代日本の様な電気・テレビ・自動車・通信機器と言った物は一切ありません。識字率も低いです。変わりに魔王や悪魔・魔女達が使用する「魔法」や神々や教会勢力が使う「神力」があります。「神力」は男性、「魔法」は女性(魔女)のみが使える物となっています。

 

 教皇アダムスが絶対的な権力を持ち、各地域で教会による「魔女狩り」が横行して、魔女・非魔女限らず何人もの少女が処刑されているちょっとシビアな世界でもあります。アダムスの意向により女性は聖職者になれません。

 

 この世界は約500年前に「魔界戦争」という人間に敵対的な一部の魔界の魔王や悪魔達が人間界に侵攻し、結果として魔王達vs教会陣営(アダムスや白き勇者等)の壮絶な戦争が起きたという経歴があります。

 なので魔王や悪魔達との繋がりがある魔女はこの世界の人々にとって驚異的な存在なのですね。

 1章の聖レクス市民やマーロウの村の住人達が教会の言いなりだったり、エリシェヴァやセレスティアに魔女疑惑がかかった際の掌返しが酷いのはこう言った背景があったりします。

 

 

―― 人物・専門用語解説 ――

 

・ミツキ

 本作の主人公です。翁によってこの世界に転生した存在です。

 黒い長髪・黒目と言った日本人的な容姿をしていて、赤いドレスにツバキの髪飾りと言った服装をしています。主な武器は剣。好奇心と正義感が強い性格です。

 全体的な世界観が少し暗めなのでバランスをとって明るい感じの性格にしています。

 

 

・翁《おきな》

 主人公を転生させた謎の青年です。異空間にいます。

長髪の黒髪で褐色の肌を持ち瞳は金色、紫色と黒色の神秘的な衣装と言った容姿をしています。

 色々事情があって主人公の夢など間接的にしか人間界に干渉する事が出来ません。主人公に、教会と天上神達を倒し世界と魔女達を救う為に、各魔王達からシギル(紋章)を貰う様に命じます。シギルを貰う毎に彼の権能が解放されて行きます。

 ベルゼブブやアスタロトと言った他の魔王達からも認識されている存在でもあります。

 

 色々説明しましたが取り敢えず、一般的な異世界転生作品で言う主人公を異世界に転生させたりステータスを説明してくれる神様という認識でOKです。

 

 

・シギル《紋章》

  各魔王達が持っている紋章の事。強力な魔力で出来ており、全て集めると天上界への鍵となります。

 

・天上界

 天上神達が住まう場所です。人間界や魔界よりずっと高次元な場所にあり通常の方法では行く事が出来ません。

 

・天上神

 天上界に住むこの世界の神々の事です。万能な力を持ち、教会や教皇アダムスに信仰されています。

 ある事情により翁同様人間界に直接的な干渉ができない為、天使等を使って間接的に干渉して来る存在です。

 

・魔女

 悪魔や魔王と契約し魔法を使える様になった女性の総称です。教会から処罰対象とされており、見つかり次第公開処刑にされてしまいます。

 

・ネファスの魔女

 魔女達の中でも悪魔ではなく魔王と契約をした強力な魔女の事です。一般魔女より強力な魔法を使う事ができ、魔王に謁見する為の謁見魔法を行使出来るのは彼女達だけです。

 現時点ではルークやエリシェヴァがこれに該当します。

 

・謁見魔法

  名前の通り各魔王に謁見する為に使用する魔法です。膨大な魔力を必要とする為ネファスの魔女にしか使えません。また謁見出来るのは自身が契約した魔王のみです。

 

・魔界

 悪魔や魔王達が住む世界の事です。こちらも人間界より高次元な場所にある為、通常の方法では行く事が出来ません。ネファスの魔女なら魔王の了承次第で向かう事が出来ます。

 

・悪魔

 魔界の一般住民です。人間に敵対的だったり好意的だったり、無関心だったり、悪戯好きだったりとそれぞれ個体差があります。

 教会から討伐対象にされています。

 

・魔王

 悪魔達の頂点に立ち、魔界の理を司る者達の総称です。悪魔と同じく魔女との契約方法や、人間への好感度や立ち位置も個人によってバラバラです。

 因みに今迄謁見してきたベルゼブブやアスタロトは人間に好意的な魔王です。 

 

・翁の巫女

 アダムスや魔王達が翁によって転生させられた者を指す時に使用している呼び名です。なので、

 転生者=翁の巫女

 という認識で大丈夫です。

 

 

・翁の権能

ミツキが使用する能力です。翁の力の一部を使用出来ると言った仕組みになっています。どれも強力でチート級のものばかりですが乱用すると次第に精神を蝕まれ、最後には人間性を失い発狂してしまうというデメリットがある為完全に万能という訳ではありません。

 

① 時間停止の権能

 名前の通り時を操り停止させる事が出来る権能です。

 

② 破壊の権能

 念じるだけで対象を強度や耐性を全て無視し木っ端微塵に破壊出来る権能です。

 

③ 生命の権能

 常時発動(ゲームで言うパシッブスキル)の権能です。

この権能が発動している間はどんな傷や怪我も即再生し、死ぬ事もありません。他人に共有する事も可能ですがこの場合にのみ精神的負荷が発生します。

 

・エリシェヴァ

 一章で仲間になった少女です。金髪の長髪に緑色の瞳をしていて、茶色と緑色のロングスカートにブーツと言った服装をしています。

 魔王ベルゼブブと契約しています。

 主人公やルークみたいに武器は持っていません。唯、治癒魔法を行ったり、周辺の草や木を急成長させ、敵の動きを阻害と言った方で戦闘に参加する事が出来ます。

 いわばJRPGで言うヒーラーみたいな存在ですね。

少し気が弱いですが落ち着いていて知性的な性格をしています。

 

・聖レクス市

 エリシェヴァがいた町です。

魔界戦争時に魔王アスモデウスの被害を受けた過去があり教会やアダムスへの信仰が強い街になっています。

 

・治癒魔法

 エリシェヴァがベルゼブブと契約した事により使用出来るようになった魔法です。名前の通り人間の傷や怪我を治す事が出来ます。また応用として植物を急成長させたり、生命反応の探知等も出来たりします。

 

・魔王ベルゼブブ

 "豊穣"を司る魔王です。エリシェヴァと契約しています。外見は茶髪に緑の目の青年で蛾や蜂の羽の様に変形した翼と羊の様な2本の角を持っています。かつては高位の神だったらしいです。

 

・教会

 天上神達を信仰し世界を牛耳る組織です。

現在は悪魔や魔王の残党を討伐したり、各地に浄化官を派遣し魔女狩りを行っています。

 

・教皇アダムス

 教会のリーダーです。金髪碧眼の青年と言った容姿をしています。かつては、魔界戦争にて人間界に侵攻してきた数多の悪魔や魔王を討伐し、世界に平和をもたらした英雄でしたが、現在では天上神を盲信し各地で魔女狩りを行う悪党になってしまいました。主人公達の最終目標の一人です。

 

・浄化官

 教会の階級の一つです。現地に赴き、魔女狩りや悪魔・魔物討伐を行っています。現実世界で言う異端審問官みたいな認識で大丈夫です。

 

・神官

 教会の階級の一つです。天上界からの天使をむかえたり、民衆を代表して天上神に祈りを捧げる役目を持っています。現実世界で言う司祭みたいな認識で大丈夫です。

 

 ――

 

・ルーク

中性的な女騎士、銀髪の短髪に軽鎧を纏い、左眼は青、右眼は紫と言ったオッドアイで普段は右眼に眼帯をしています。一人称は「僕」、右目のシジルで記憶魔法を使い、セレスティアを探す旅を続けています。マーロウの村出身で、過去の罪悪感(セレスティアの裏切り)に苛まれています。アスタロトと契約していて記憶魔法を使います。

 

・記憶魔法

 ルークが使用する魔法の事です。右眼で発動し、相手の記憶を読み取り相手の技や能力をコピーし自分の物にする魔法です。これだけだと万能チート能力に思えますが、

 

 ・コピー出来るのは自身の魔力量の範囲まで

 ・コピーした魔法・技の同時保有数は最大5つまで

 

 という条件があります。つまり

 

 ・ルークの魔力量を超える様な、物凄く強力な技はコピー出来ない。

 ・コピーした技、魔法の同時保有数が5つを超えた場合一番古い物から忘却される。

 

 という制約がある為これも完全に万能な魔法、という訳ではありません。

 

 ・忘却魔法

 ルークの記憶魔法の一種です。

右眼から発動させ、範囲内の対象の直近(約2.3日程度前迄)の記憶を強制的に消去させる事が出来ます。

 強力な魔法ですが、その分ルーク本人への負担も大きいです。

 

・魔王アスタロト

 "戦争"を司る魔王、ルークが契約している魔王です。

黒髪長髪で金色の角を持つ女性で、瞳の色は紫色、白い軍装の軽鎧と言った容姿をしています。戦場のような居城に君臨しています。

 

・城塞都市ヴァルハラ

 各ギルドが街を牛耳る戦士や騎士たちの街です。

その為他の街より比較的教会の影響が薄く魔女達が隠れやすいと言った背景があります。

 

 

 ・セレスティア

 ルークと同じ孤児院出身の幼馴染です。緑がかった金髪に銅色の瞳を持ちます。謎の力でゴブリンやオークの軍団やドラゴンを無傷で瞬殺した事からマーロウの人々から「無敵の聖女」として崇められていました。しかしかの天使虐殺事件以降、村を飛び出し現在行方不明になっています。

 

・天使達

 天上神達が人間界に使わした使徒の事です。

マーロウに赴いた天使達はセレスティアを異端認定し処罰しようとしましたが、彼女の謎の力により返り討ちに遭ってしまいました。

 

・マーロウ村

 ルークとセレスティアの故郷の村です。魔界戦争時には魔王モロクの被害にあっていました。

 セレスティアが逃げ出してから間もなくして魔物の襲撃に遭い、廃村になってしまいました。

 

・伝説の白き勇者

 魔界戦争時に何処からともなく現れアダムスと共に魔王を討伐した存在です。戦争終結後に失踪し、現在は行方不明になっています。

 

・サンクタ・エヴァ

 世界の裏で暗躍する過激派魔女集団です。

魔女狩りの被害に遭った魔女達によって構成されています。その為団員の殆どが教会と天上神を恨んでおり、教会関係者や天上神を皆殺しにし、魔女達の為の新世界を作るという過激な思想を持っています。

 現時点では、ある魔王を復活させようと企んでいるみたいです。

 

・白いドレスの少女

 サンクタ・エヴァのボス。名前が本編でまだ判明していません。黒髪に短髪、頭の両サイドにリボンと白いドレスと言った見た目をしています。

 

・イザベラ

 サンクタ・エヴァの幹部、赤髪の魔女で気が強い性格をしています。

 

・ソフィア

 サンクタ・エヴァの幹部、青髪の魔女イザベラよりはややクールな性格をしています。

 

・かの魔王

 サンクタ・エヴァや白いドレスの少女が復活させようとしている魔王です。詳細情報が明かされておらず謎に包まれています。

 

 

 

 

――以上が現時点での専門用語解説です。少しでも物語を理解する助けになれば幸いです!

 他にも質問、感想等あればコメント欄に書いてもらえれば回答致します!

 次回は三章、「業火の魔王編」になります。

今迄よりもよりダークな章になる予定なのでお楽しみに!

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