ブルアカマコアスレ   作:eriza7170

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【蝗】撃破、数日後、とりあえず動ける体を選ぶためにエアがミリアムだけを独立させた
その時にまるで三人のヘイローが左右下に三分割されたかのようになってしまったが、これはむしろいい傾向らしい。
絶望による反転というのはシロコテラーからの情報で知っていた、分裂への痛みなどでそうならないか心配だったが杞憂だったようだ。
621番目雷帝の情報によると精神の自己分裂と再結合を繰り返した結果絶望への反転すら、色彩すら目にしても反転しない強固となったらしい。
それほどまでに実験を繰り返されたなんて腸が煮えくりそうになるが、泣きながら数百年ぶりの再会を喜んでいる三人には何も言えない。
過去は消えない、だが彼女らは既に認めて、認めさせれて生きている、ならここからは面白くしてやろう。


どうしてこのキヴォトスでそのフレームを選んだ!?

001

 

RAD医療技術者「さて!じゃあカーラの姉御に倣って面白い話をしましょう!」

 

カーラ「よんだかい?」

 

RAD医療技術者「カーラの姉御!?なんでここに!?」

 

カーラ「私はチャティのボディもAIも作った製作者だよ?こんな義体談義なんて私の専門さ、専門職が傍にいたほうが安心できるってもんだろ?」

 

ミリアル「「……その目のクマ、ご苦労をかけているようで」」

 

ミカル「ありがとうかしら?カーラお姉さん」

 

ルシア「えーっと、ありがとうね、カーラお姉さん」

 

カーラ「気立てがいい子じゃないか、さて、ミリアム、とりあえず技術開示が許されたACパーツカタログとエアの義体シリーズをそちらのPCに送るよ、あくまで見た目の話さ」

 

ミリアム「「……別に私は二人を守れるならマネキンでもいいのですが」」

 

カーラ「それじゃ威圧感目的だろう?こういうのは見た目にも中身にも凝ってこそさ、その方が面白いだろ?最近でもないけど戦傷者の義手がロケットパンチが撃てるなんて珍しくもないんだよ?実はラミーも昔にコーラル酔いのままに作業しようとして自分の腕にSWEET SIXTEENを移植しようとしてたからね。」

 

RAD医療技術者「(姉御、それうちだけです姉御、あとそれ今のラミーにとっちゃ絶対的な黒歴史です)」

 

ミカル「そうですわよミリアル、私達ができないオシャレをたくさんしてくださいかしら?」

 

ルシア「えー、そーだよ、私達のこの体じゃ私達は満足してても周りのみんなを怖がらせちゃうからね、代わりに」

 

カーラ「そのあたりを解決する手立てもある、あんたたち三人ともオシャレできるよ?」

 

ミカル、ルシア「「ぇ?」」

 

カーラ「まぁそこらへんは二人が動けるようになったあとにしようじゃないか、今はミリアルのターンだよ」

 

ミリアル「「ちょっと年甲斐もなくわくわくしています……あ、これかっこいいですね」」

 

カーラ「お、どれど」

 

 

カーラの笑顔が消えた、いや、厳密には消えていない、顔半分は笑顔、顔半分は真顔という人格が分裂したとしか思えない表情となっていた。

 

そこにあったのは過去、オールマインドが独断でランク付けしていた、そのミリアルがいるパソコン画面に映っていたのは一つのランカーACだった。

 

AC:ミルクトゥース / MILK TOOTH

アリーナランク:08/B

アリーナ初回報酬:COAM 80,000 / OSTチップ 4

 

 

ミリアル「「これ気に入りました」」」

 

カーラ「ち、ちなみに、ぶ、武装面とかカラーリ、ングはどうする?」

 

ミリアル「「これでいいです、かっこいいですし、あ、エンブレムの人は生きてますか?センスがいいですね、話してみたいです」」

 

カーラ「ビジター!今すぐ来てくれないかい!あんたの部下がミルクトゥースを気に入った!我が子のフレームに罪はないが!この話がブルートゥに届く前にアイツの復活時即時発見と抹殺とミリアルの説得を手伝ってくれると助かるね!」

 

レイヴン【よりによってそいつを気に入ったのか!?待ってくれ!今すぐ行く!金田ァ!ACをかっ飛ばす!】

 

金田【ただいま参りまぁす!】

 

ミリアル「「???」」

 

ミカル「えー、私はこのビタープロミスってやつがいいと思うなあ、装備もカラーリングもエンブレムもかっこよくない?」

 

ルシア「私はよく来てたフロイトさんのロックスミスがいいかしら?使いやすそうよね」

 

カーラ「ビジター!早く来てくれると助かるね!あんたの部下のセンスが独特だよ!」

 

カーラ「チャティ!いるかい!今すぐ監視カメラの映像を全て確認しな!あのキモさだ!今もうこっちに向かってきている可能性がある!」

 

チャティ【三人共、その選択肢は悪いが笑えない、個人個人の趣味であることは理解しているが、そのあたりの否定材料はビジターが説明してくれるだろう、防衛設備のランクを最大限引き上げる】

 

三人「「「???」」」

 

 

002

 

ミリアム「「要するに選択した三人ではミカルとルシアに迷惑がかかると」」

 

ミカル「えー、わたしは気にしないよ?」

 

ルシア「ミリアムの好きにさせてあげたいけど、ハウンズの皆のイメージが下がるのはいやかしら」

 

ロニー「俺もフレームには罪はないと思っている、アビドス廃坑対策委員会も一体WRECKER一式を砂漠除去用に使っている、だがそのカラーリングと武装とエンブレムの組み合わせだけはやめてくれ、常時あの奇妙な言葉の羅列が24時間機体から流れそうだ、だが拡散バズーカはいい判断だ、初心者でも当てやすい、キヴォトス人向けの歩兵兵器として手持ちが計画されてたな」

 

ロニー「ビタープロミスは星内外問わず恨みを買いまくっている、あの機体パーツ、カラーリング、エンブレムに関してのすべてが払わない借金で外部アーキテクトに依頼されたらしい、借金取りからの逆恨みが怖いならやめておいたほうがいいだろうな、ミリアルという身分を借金詐欺に使われる可能性もある、そうなったらハウンズは何しても止まらないだろう、俺も含めてな。」

 

ロニー「フロイトはACに関してはしつこい、本当にしつこい、まぁたぶん同じ姿をしたところで問題は……ないか?だが三人は過去のロトゥワを知っているんだろう?それについて話を聞きにくるかもしれない、何度もな。」

 

ミリアル「「残念です、ですが私もハウンズの皆さんに迷惑がかかるのは避けましょう……そうですね、ではロニーさんのヘッドパーツのシリーズは?」」

 

ロニー「あれか、あれはあくまで様々な危険地帯を探査する用のACだ、廃品スカベンジャーから傭兵まで数多くの愛用者がいる……ミリアル達はRAD製が好きなのか?」

 

ミリアル「「まぁ、命の恩人なのもありますが、二人の寿命問題が解決したなら二人があと何十年何百生きるのかもわかりませんので、長く活動できる剛性の強い体がいいかなと思いまして」」

 

ロニー「ふーむ、そういう問題もあるか」

 

カーラ「ならWRECKERだね……まぁエンブレムとカラーリングさえ違ったら来ないだろう……と思いたいね、アビドスにやってきたって話は聞かないしね、でもいいのかい?あれは土木作業だ、戦闘用じゃない、義体サイズでも性能はあんまり違いはないと考えると剛性と簡素なパーツっていう利点しかないよ?」

 

ロニー「製作者がそれを言うのか」

 

カーラ「本来ならあれは土木作業員だ、戦闘員として使ってるほうがおかしいのさ、最低限戦えるようにはなってるけどね」

 

ミリアル「「あまり二人の財布を圧迫させることはしたくないので」」

 

ミカル「うーん、確かに私達って散財癖があるから心配だね」

 

ミカル「今までは勝手に雷帝さんが勝手にあらゆる銀行から小数点以下のお金を自動的に私たちの銀行に入るようにしていてくれたかしら?でも蝗ごと壊れちゃってそうかしら」

 

カーラ「なんだいそれ!?電子銀行さえあれば無限にお金が手に入るじゃないか!」

 

ロニー「……つまり三人はお金持ちだったのか?」

 

カーラ「お金持ちってレベルじゃない、銀行と人間さえいればまさに無限の富が手に入る、だがそれを壊されたってんなら二人の働き先が必要だ」

 

ロニー「それなら問題ない、三人はハウンズだ、まぁウォルターを傷つけようとした件についての謝罪は必要だろうが……ちょっと外に行ってくる」

 

 

ロニーは患者室から出ていった、少々の不安感が三人に湧き上がる、何せ三人が傷つけたようとしたウォルターは良くて信頼、悪くて狂信されているといっていい。

そんな人を傷つけようとしたのだ、許されなくて当然だと三人は考えていた、だがロニーはまだ三人はハウンズだと言ってくれた、それがうれしい。

 

五分後くらいだろうか、ロニーが部屋に入ってくる。

 

 

ロニー「ウォルターが許すって言った、まぁ個人の意見はあるだろうがハウンズの方針は許すという方向だ、重ねて言うが謝罪と感謝の行脚は必要だろう。それ以上は俺からは言わん」

 

ミカル「ロニーさん、カーラさん、ありがとう、そしてあなたの大切な人を傷つけようとしてごめんなさい」

 

ルシア「本当にごめんなさい、そしてありがとうございます」

 

ミリアル「「ほんとうにごめんなさい、そしてありがとう」」

 

ロニー「……俺は何もいわん」

 

カーラ「複雑な顔をしてるねビジター、まぁそういうのも人生さ」

 

ロニー「ヘッドギアをつけているのにわかるのか?」

 

カーラ「あんたの何倍も人生やってるからね、酸いも甘いもかみ砕いて来たのさ、それくらいわかるよ。」

 

ロニー「まぁ感情を取り戻してから数年しかたってないしな俺、そうなると四人のほうが年上なのか?」

 

カーラ「灰かぶりの私より年上の学生なんてとおもったけど、そうさね、おや、つまり三人は留年ってことかい?」

 

ミカル「私たちが……」

 

ルシア「留年……!」

 

ミリアル「「……それもそうですね?」」

 

 

三人はそれぞれショックを受けた、留年というよりは時間が時間通りに経っていないだけなのだが

 

 

ミカル「ちゃんと勉強しないとかしら?でももう私たちの脳味噌は思い出でいっぱいよね」

 

ルシア「えー、どうしよう?私達、確かにロニーさんみたいな改造人間だけど脳味噌は生身だったっけ?外付けとかに移せないよね」

 

ミリアル「「……あ!私に移せばよいのでは?ヘイローが同じならできそうな気がします!621世界線の雷帝に聞いてみましょう!」」

 

ロニー「ヘイローに関しては何もわからん、カーラは?」

 

カーラ「私も何もわからないね、知っているのは銃弾や爆発に対する異常な物理耐性くらいだ、あーでも獣人も同じくらい丈夫だったね、そうなるとオートマタくらいか?ビジターあんたオートマタを破壊しまくってたろう?」

 

ロニー「別に好き好んで破壊してない、敵対者で実験してただけだ」

 

カーラ「それを好き好んでっていうんだよ」

 

ミリアル「「私の体は分解しないでください、お願いします」」

 

ロニー「俺が見境ないみたいに言うんじゃない」

 

 

オートマタを素手で分解し、モズの早贄の如くガレキにブッ刺したり、失神したオートマタを武器に振り回した男のセリフである、信じられるだろうか?否だろう。

だが彼は仲間には優しい、というか優しすぎるところがあるので実際は大丈夫なのだろう。

 

 

カーラ「さて、ちょっと話過ぎたかね、そろそろお昼時だ、休憩を入れようか、ビジター、ちょっと付き合いな」

 

ロニー「うん?わかった、また来るぞ三人とも」

 

RAD医療技術者「しゃべる暇がなかった……ではまた定期健診でお会いしましょう!」

 

三人「「「またね」」」

 

 

三人が退出し、三人が残る

そこには確かに幸せな空間があった、それはこれからも続くだろう。

曇りは晴れた、これからは晴れるだろう。

 

 

ルシア「ねぇ、ミリアル、ミカル、私、今久しぶりに未来に希望を持っているのかしら」

 

ミカル「ねー、久しぶりだね」

 

ミリアル「「絶対に二人とも……いえ、ハウンズの皆も全員守ります」」




各半オリ生徒の元ネタ

620番目の世界線の雷帝
第一助手の性格と倫理観のなさ、企業の金稼ぎの才能。
コーラルの代わりに二人のイレギュラー的細胞力と精神の高さを目にした彼女はそうして狂ったのではない。
最初から倫理観もなく、キヴォトス人でありながら人死にも許容する、というか作り出す、ACで言えば第一助手、ブルアカで言えば仙丹研究の人体実験を繰り返していたカイ以上の激烈な者だった。
なんせ本来何百何千という実験が犠牲な実験をただ二人の人間に行い続けた執着心も持ち
同時に秘密を守ろうとする自己愛の深さもある
雷帝の中でも一番の狂人

元ネタ 第一助手 コジマ技術者 強化人間を作り出した者と悪の変態企業すべて

作者の中の異名 完全なる悪の自由意志 自身が異常だと分からなかった破綻者、憧れの分からないままにコーラルリリースを成し遂げて死んだイグアス


621番目世界線の雷帝 
秩序(雷帝)を壊す者でありながら同時に人を愛す秩序(管理者)である者。
レイヴンの火を小規模だが起こした者。
唯一と言ってもいいほどミカル、ルシア、ミリアルの三人をただの人のように愛していた雷帝。
秩序善という混沌が表に出まくった雷帝の中でのイレギュラー。
彼女がただ一人で黙々と作り上げた一発の銀の弾丸によって平行同位体雷帝装置を壊した。
これによりシロコ以外の手でも世界は滅亡したことが確定するようになった、だが滅びを待ち、繰り返すだけだったキヴォトス世界線を収束させ救世主(イレギュラー)の到来を作り出した。
そうして彼女は次世代の世界線に残した、それは999番目の世界線の雷帝の血縁者にひっそりと秘密裏に、裏の人格受け継がれている。
だがイレギュラーであり秩序だった彼女はイレギュラー足りえなかった、最後の最後で世界線を壊したことによる反動の時間切れ。
そうして彼女は三人の友人に看取られることとなった。

元ネタ AC1の自由になるための管理者破壊 ACFAの人を生かすために人を殺す虐殺ルート レイヴンの火の小を殺して多を生かすという人類の救済という別側面 

作者の中の異名
イレギュラーでありながら秩序 
多(企業や封鎖機構)を犠牲にしてでも小(ルビコンの民)を生かそうとしたルビコンの解放者の別側面
キヴォトス人類を愛した世界線虐殺者


ハウンズだけがいる世界線。
傭兵組織として株をあげていったハウンズは結成から数百年後。
ある時独立した技術でのオリジナルACフレームの開発に成功する。
平均的なそれはBAWS以来の傑作品と呼ばれ、星内星外問わず愛されるベストセラーとなった。
そうして一つの企業と化した彼ら(オートマタや獣人)彼女ら(青春テクストを貼られた神々)は一つの変化を迎えることとなる。
大人となることだ、人類種として。
そして傭兵組織とACパーツ企業を連携し行うということである。
ハウンズはRADとBAWSと連携し、最古と最新の技術を組み合わせた信頼性あるパーツでコームを稼ぐこととなった。
そうして星外へと飛び出すには時間はかからなかった。

【大人への就職】ルート

達成事項
先生がいない
ハウンズのみでイレギュラーネームド数人の確保
技術ツリーの永遠なる継承を達成する
生徒を大人にする
ハンドラーウォルターの寿命による死亡
C4-621の寿命による死亡
エアの自然消滅
雷帝の消滅
オールマインドを含むゲマトリアすべての撃滅
ブランチを犠牲者5名以下で討伐
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