今回のも短いです、すみません。
でもパチは打ってきました。
1kで15k回収と2.5kで2.5k回収、3kで4.5k回収でした。
甘デジのシンフォは当たり浅いし、やってやれないことは無いモード楽しくていいですね
医者の声が、途切れ途切れに耳へ流れ込んだ。
「かろうじて一命はとりとめました。ですが、容体が安定するまでは絶対安静、予断は許されない状態です」
「よろしくお願いします。俺たちは鎧の行方を追跡する。どんな手がかりも見落とすな!」
熊おじさんがお礼を言って黒服の人たちを連れて去っていった。
その足音が、紬の耳には遠く、薄く残る波のようにしか聞こえなかった。
胸の奥がざわつく。あの日の光と炎の断片が、脳裏にざっと押し寄せる──両親が倒れ、瓦礫の匂いと血の熱が混じった夜。あのときの、止められなかったあの感覚。
視界が揺れる。頭に浮かんだのは、血に染まる両親の姿。そして、次に浮かんだのは――響が同じように倒れている情景だった。
「……っ!」
紬は無意識に、隣で俯いている響の手を強く握りしめていた。力が入る。指の節が白くなるほどに。
「ちょ、ちょっと痛いよ? 紬……?」
響が困ったように眉を寄せる。でも、手を放せなかった。むしろ指先が勝手に力を込めてしまう。
「響は……響は怪我しないよね? 3人でずっと一緒に居てくれるよね?」
「…………」
「ぇ、響……?」
どんな時でも元気な返事をくれた響から返事が来ない。
心臓を手でつかまれる感覚。肺を握りつぶされる感覚。
世界に独りぼっちになる感覚。
嫌な感覚が体中を駆け回る。
「あ、ごめん。よく聞いてなかったy……」
「嫌だ。みんな一緒じゃなきゃ……そうだ、未来……未来はどこ? 未来は……!? 未来がいない!」
「っ! 落ち着いて紬! 未来はここにいないだけだよ! ちゃんと帰ったらいてくれるから! 帰ったら会えるから!」
響の声が鋭く響く。必死に言い聞かせるような強さがあった。
響と目が合う。
普段のような明るさはないが、それでも日常の一つであるその瞳を見て、胸の奥のざわめきが、少しずつ沈んでいく。けれど、完全には消えない。翼さんが危篤になった現実が、恐怖をさらに煽る。
――もし次に倒れるのが響だったら。僕はまた、何もできないままになる。
「……ごめん。僕……響のこと、守りたいのに。何も、できない」
小さな声でこぼした瞬間、響が顔をそむけながら呟いた。
「ううん。私も……」
そんな時
「お二人が気に病む必要はありませんよ」
そんな緒川さんの声が聞こえてきた。
はっと顔を向けると、自販機で飲み物を買っている緒川さんの姿が映る。
「翼さんが自ら望み、歌ったのですから。ご存じとは思いますが、以前の翼さんはアーティストユニットを組んでいまして」
「ツヴァイウィングの……」
「それが天羽奏さん。今は響さんの胸にあるガングニールの奏者でした。ですが、2年前のライブの日、被害を最小限に抑えるため、奏さんは絶唱を解き放ちました」
「絶唱……」
「奏者への負荷をいとわず、シンフォギアの力を限界以上に解き放つ絶唱はノイズの大群を殲滅せしえましたが、同時に奏さんの命も燃やし尽くしました」
「やっぱり、絶唱っていうのを使うと、死んじゃう…んですか?」
「必ずしもそうだというわけではありませんが、奏さんはギアとの適合値の不足分をLinkerという薬剤で補っていましたし、あの時はその効果も切れかけていましたから。それでも、身体への負荷は相当なものです。そして翼さんは、奏さんの抜けた穴を埋めるるべく、がむしゃらに戦ってきました。同じ世代の女の子が知って然るべき恋愛や遊びも覚えず」
息をのむ音が聞こえる。
それは、僕らを守るために。
それなのに僕は……
「そして今日、剣としての使命を果たすべく、歌を歌いました……不器用ですよね。でもそれが、風鳴翼の生き方なんです」
「そんなの、ひどすぎます……それなのに私はなんにも知らずに一緒に戦いたいだなんて」
響が嗚咽を漏らしながらそうつぶやく
「そんなの、僕だって……翼さんの覚悟も知らないで、一緒に居てくれる人がいるって。翼さんはそれでも叩くことを決めていたのに……」
「紬さん。響さん。僕からのお願いを聴いてもらえますか? 翼さんを嫌いにならないで
下さい。翼さんを世界に一人ぼっちにさせないでください」
「「……はい」」
僕と響は声をそろえてそう誓った。
世界に独りぼっちになることほど、辛いことは、ないから。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
話が進まなすぎますね……。すみません。
火曜日はAmazarashiのライブに行くのと、土日はちょっと忙しいので、書く時間あるかな……?
パチ打ちながら書けばいいのか?
やってみます。
タグを土日の間につけることを目標にします。
次も見てもらえたら嬉しいです。