激重感情持ちが増えた   作:Mtru

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お久しぶりです。
書くのに時間がかかったのはそういうことです。
すみませんでした。

某〇ハンの梅田が周年でしたので行ってまいりました。
シンフォギア3は2台ありますが、非常に言いにくいんですが全く回らずでして……
その上アクシアの風→だとしても疑似連→撃槍(3)テンパイ→響リーチ後半
でハズレ引いて心折れました。
最終決戦は3回連続負けたので私の世界戦だとアダム倒せてないので地球おわりました()

実はタグをつけました(今更)
よければ読んでやってください


違った仲が直れば

「どうして……」

 

 

 

扉の前に立つ翼さんに驚いて、考えがまとまらなかった。

 

 

 

「息災か、高坂。学校に行っていないと聞いてな。様子を見に来たんだ」

 

 

 

「っ……」

 

 

 

学校に行っていないこと、二課の人も知ってるんだ……。

 

 

 

「迷惑かけてごめんなさい。体調が悪いとかじゃないんです。ただ、行く意味がなくて……あっ! 上がってくださ──っとと、散らかってるんだった……!」

 

 

 

いつまでも翼さんを外に立たせておくわけにもいかず、部屋を振り返ると、見事に散らかった自室が目に飛び込んできた。

 

(数日分のカップ麺の容器……これだけでも端っこに追いやろう)

 

 

 

「すぐ片付けます! ちょっとだけ待っててください!」

 

 

 

片付けには五秒もあれば十分だった。

散らばったカップ麺の容器をゴミ袋に詰めて、部屋の隅に置くだけ。

 

 

 

「お待たせしました! どうぞ!」

 

 

 

「うむ、邪魔をする」

 

 

 

 

 

「…………」

 

 

 

部屋に入った翼さんは、無言で立ったまま何度も頷いていた。

訳を聞くと、「やはり自室とはこういうものだな」とのことだった。

意味はよく分からない。

 

 

 

「それで、あの……どういったご用件でしょうか?」

 

 

 

恐る恐る尋ねると、翼さんはやわらかい表情で口を開いた。

 

 

 

「要件というほど大したことではない。学校に行っていないと聞いて、先輩として話を聞こうと思ったのだ」

 

 

 

翼さんの口調には、確かな気遣いが感じられた。

だからだろう、自然と話せた。

 

 

 

「実はこの前、雪音さんと戦った時に親友を巻き込んじゃったんです。それだけでもすごく嫌だったんですけど……僕と響は、その子にノイズと戦ってることを内緒にしてて。二課の人たちがいろいろ説明してくれたみたいなんですけど……それでも僕は親友に嘘をついて、隠し事をしてて……それで仲違いしちゃって……」

 

 

 

言葉にするうちに、涙があふれてきた。

 

 

 

「僕ら、ずっと一緒にいようって言ってて。この不思議な力で危険から守るって決めたのに。一番傷つけたのは、僕で……」

 

 

 

「…………」

 

 

 

翼さんは黙って僕の吐露を受け止めてくれた。

しばらくして嗚咽が落ち着いた頃、静かに言葉を紡ぐ。

 

 

 

「高坂は自分を悪く考えすぎるきらいがあると、私は思う。確かに隠し事をしていたが、それは知られれば危険な目に遭うかもしれなかったからだ。お互いに心の整理ができていなかっただけだ。高坂はこれまで、その親友を守り続けていた。戦うことだけが“守る”ではないんだ」

 

 

 

「翼さん……」

 

 

 

「時が来れば、きっと修復できる。私たちの学年まで聞こえてくるぞ。――一年生に、とても仲の良い三人組がいるという噂が」

 

 

 

翼さんは苦笑しながら立ち上がり、部屋を出ていこうとする。

 

 

 

「あの、ありがとうございます! もう一度、ちゃんと話をします!」

 

 

 

僕がそう言うと、翼さんは振り返り、少し微笑んで言った。

 

 

 

「元気づけられたならよかった。奏のようにできるか、少し不安だったんだ」

 

 

 

そう言って歩き去っていった。

 

 

 

(未来と、もう一度話をしよう。ううん、一度じゃない。何度だって。バラバラのままなんて、絶対にいやだから)

 

 

 

決意を胸に、僕は部屋へ戻った。

まずは着替えて、ゴミを出さないと。

こんな部屋を見られたら、未来はきっとすっごく怒るだろうから。

 

 

 

 

 

「こんな感じかな」

 

 

 

一通りゴミをまとめ終え、部屋を振り返ると、いくらか足の踏み場が増えていた。

脱ぎ捨てた服は……まあいいか。ペットボトルとカップ麺だけ捨てよう。

 

そう思って袋を持ち、外に出たその時――

けたたましい音を立てて、警報が鳴り響いた。

 

最近になって聞くことの増えたノイズ警戒警報。

すぐに二課の端末に着信が入る。

 

 

 

『翼です。立花も一緒にいます』

 

 

 

さっきまでここにいたのに……早い!

 

 

 

「高坂です!」

 

 

 

『ノイズを検知した。相当な数だ』

 

 

 

熊おじさんの声が聞こえる。

未明に検知されていた反応と関係があるらしい。

でも難しいことは、大人に任せるしかない。

 

 

 

そんなことを考えていると、翼さんが現場へ向かおうとするのを熊おじさんが止めていた。

杖をついているのが見えた。――いくら翼さんでも危険すぎる。

 

翼さんの分まで、僕らが頑張らないと。

 

 

 

「僕は行きます! 避難する人を守ります!」

 

 

 

『……シェルターまでの護送だけだ。戦闘は許さん』

 

 

 

「わかってます!」

 

 

 

許可を得て、部屋を飛び出した。

 

 

 

 

 

いつもは響を追いかけて走っていた。

だから、ひとりで走るのはほとんど初めて。

それなのに、不思議と怖くなかった。

 

 

 

「押さないで! ちゃんと全員入れるから!」

 

 

 

(早く終わらせて、未来と仲直りするんだ! ノイズなんかに邪魔させない!)

 

 

 

避難誘導を終えた僕は、高台へと移動した。

街灯に糸を巻きつけ、思い切り体を引き上げる。

次に大きな木へ糸を伸ばし、振り子のように体を飛ばす。

あとはビルの屋上に――着地!

 

 

 

「なんだか慣れてきた! 映画見て寝るってホントだったんだ。ありがとう、進〇の巨人!」

 

 

 

周囲を見渡し、逃げ遅れた人がいないか探す。

 

 

 

「パッと見た感じはいなさそうだけど……ん?」

 

 

 

町外れ。

豆粒のようにしか見えないけれど、ノイズに追われている人がいた。

それだけじゃない。

遠くて見えづらいけど、あの白いリボン――未来だ。

 

 

 

「っ! 急いで助けないと!」

 

 

 

映画で見たことはないけど……

今いちばん早く遠くへ行く方法。

 

二本の鉄骨に糸を巻きつけて――思い切り引っ張る。

そして、足を離した!

 

 

 

「いっけぇぇ! 間に合えぇぇ!!」

 

 

 

パチンコの要領で、自分の体を弾き飛ばす。

風を切りながら進んでいく。

前方では、未来が力尽きたのか膝をついていた。

 

 

 

「立って、未来ぃぃ!! 生きるのを諦めないで!!」

 

 

 

声が届いたのか、未来は立ち上がった。

けれどノイズの攻撃を避けた拍子に、ガードレールの外へ吹き飛ばされてしまう。

そのまま、未来とノイズが落ちていく。

 

 

 

「させないっ!!」

 

 

 

視界の端に、人影。

顔は見えない。でも、その歌声を聞けばわかる――響だ。

 

未来に伸びた触手を絡め取り、響へと糸を伸ばす。

 

 

 

「どぉりゃあああ!!」

 

 

 

糸を伝い、一直線にノイズを撃破する響。

 

 

 

「あとは未来を!」

 

 

 

すぐに未来へ糸を伸ばし、響と繋いだ糸を引く。

ノイズを殴った反動で離れた響も引き寄せる。

二人がかりで未来を抱きしめ、そのまま落下。

 

 

 

「ここで使えなきゃ意味ない!!」

 

 

 

全力で糸を紡ぎ、三人乗りのクッションを編み上げた――が。

 

 

 

「「「ぅわぁ!!」」」

 

 

 

衝撃は殺せたものの、反動でクッションが跳ね、坂道を転げ落ちていく。

響がジェット噴射で勢いを弱めたが……

 

 

 

「「「うわああぁぁあぁ!?」」」

 

 

 

どてん、どてん、ばしゃーーん!

 

 

 

「「あいたたた……」」

 

 

 

「ぷはっ! なんで僕だけ川に!?」

 

 

 

「「「……あははははは!」」」

 

 

 

二人に引き上げてもらい、三人で向かい合う。

数日ぶりなのに、すごく懐かしい。

笑い合ったあと、未来が口を開いた。

 

 

 

「ありがとう。響と紬なら絶対助けてくれるって信じてた」

 

 

 

「ありがとう。未来ならきっと諦めないって信じてた。だって、私の友達だもん」

 

 

 

「こっちこそありがとうだよ。信じてくれて、ありがとう!」

 

 

 

そう言うと未来は感極まって泣き出し、僕と響を抱きしめて思い切り倒れこんだ。

 

 

 

「「へあっ!?」」

 

 

 

「こわかったよぉ……!」

 

 

 

僕らも涙が止まらなかった。

 

 

 

「私、響たちが黙っていたことに腹を立ててたんじゃないの……。誰かの役に立ちたいのは、いつもの響だもん。でも、最近はつらいことも全部背負い込もうとしてた。紬も一緒だって聞いて、二人とも私の前からいなくなっちゃうんじゃないかって……それが怖かったの。だけど、それは二人を失いたくない私のわがままだった。そんな気持ちに気づいたのに、今までみたいに素直にできなかったんだ……」

 

 

 

「未来……」

 

 

 

覆いかぶさる未来の肩をつかみ、響が正面から向き合う。

やっぱり、話せば分かり合える。仲直りだ。

なのに――どうしても、響と未来の髪から目が離せない。

 

……くっ、だめ。今、笑っちゃ……。

 

 

 

「ぷっ……!」

 

 

 

「え、なに?」

 

 

 

笑いをこらえきれなくなったのは、響も同じだった。

僕らがいきなり笑い出したことで、未来は困惑したように声を上げる。

 

 

 

「だ、だってさ! 二人とも髪ぼさぼさ、涙でぐちゃぐちゃ! 紬に至ってはびしょびしょ! なのにシリアスな空気なんだもん!」

 

 

 

「もう! 響だって似たようなものでしょ!」

 

 

 

「そーだそーだ! 響だって相当だー! あと、やっぱりなんで僕だけびしょびしょ!?」

 

 

 

「えぇ!? うそぉ!? 未来、鏡貸して!?」

 

 

 

「鏡はないけど……これで撮れば?」

 

 

 

未来が取り出したのは携帯。

 

 

 

「撮るの!?」

 

 

 

未来はそそくさと内カメラを起動し、高く掲げる。

 

 

 

「響、もう少し寄って」

 

 

 

「うん……ちべた!? 紬、冷たっ!」

 

 

 

「わー!? 髪の毛わしゃわしゃしないで!?」

 

 

 

「もとからひどいから大丈夫だよ」

 

 

 

「未来も相当だから!!」

 

 

 

わーわー、きゃーきゃー。

 

 

 

「撮るよー?」

 

 

 

ぱしゃり。

 

未来の携帯から、聞き慣れた音が鳴る。

撮れた写真を三人で覗き込むと――

 

 

 

「おぉー!? すごいことになってる!? これは呪われたレベル!?」

 

 

 

「私も想像以上だった……でもそれ以上に……」

 

 

 

「「紬がすごい!」」

 

 

 

「わーー!! 事実陳列罪だー!! ていうか、とどめは響がわしゃーってしたからでしょ!?」

 

 

 

夕焼けに、僕ら三人の笑い声が響いた。

僕にくっついたせいで未来と響も少し濡れてたけど、

今までで一番、あたたかく感じた。




最後まで読んでくれてありがとうございます。

今月ほんとに負けまくっててやばいです。
金曜日シンフォ4の199が1kで2回初当たり引いたんで今週は行ける日だと思ってたんですが……
周年につられて普段行かないホール言ったのが敗因ですかね

しばらくは3の甘デジで軍資金を増やしてまた3のライトミドルにリベンジさせて頂きます。
〇ハンの梅田はさすがにもう行きません。
周年で1k2回転はさすがに笑えませんでした。
シンフォ3は釘締められがちとはいえここまでとは

だとしてもシンフォ3を打つことはやめないんですが。
1万回転はずれても1万と1つ目の保留できっと

また甘デジで増やしてメンタル回復したら投稿します。
どうでもいいあとがき最後まで読んでくれてありがとうございました。
また次回も読んでいただければと思います。
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