仮面ライダーレジェンド VS ツーカイザー 作:キャメル16世
これまでの「仮面ライダーレジェンド VS ツーカイザー」は……
皆様ご機嫌よう、バトラーです。
仮面ライダーレジェンドことカグヤ様は単身で敵陣営へと挑み、令和ライダーの力を用いて交戦する。
対するダークレジェンドも新たなダークライダーの力を用いて対抗し、遂にはレジェンドを変身解除まで追い詰める。
「ヨホホイ♪ヨホホイ♪ヨホホイホーイ♪」
しかし、そんな所にあるひとりの男が駆けつける。
陽気な歌とダンスを踊り、ゾックスは再びカグヤ様と横に並ぶ。
「海賊のパワー!ツーカイザー!」
「ゴージャスのパワー!仮面ライダーレジェンド!」
再び揃った黄金の戦士たち。
いよいよ最後の戦いが始まろうとしていた……
……さて、私もそろそろ行動に出なければ…
仮面ライダーレジェンド
VS
ツーカイザー
ep.7「ゴールデン!痛快に行くぜ!」
「……」
対峙するダークレジェンドは2人のことをじっと見つめていた。
「…行くぞ、ゾックス」
「…おぅ…カグヤ!」
レジェンドとツーカイザーは息を合わせダークレジェンドへと戦いを挑んだ。
「…はっ!」
「おりゃっ!」
「……っ」
2人の攻撃を躱しながらも反撃を試みるダークレジェンド。しかし息の合った2人の戦法に、ダークレジェンドは少々押されていた。
「フリント!おい!聞こえるか!?」
「……」
「…クソっ!やっぱり駄目なのか…!?」
戦いの最中でも、ツーカイザーは希望を捨てずにダークレジェンドに声を掛け続けた。
「諦めるのはまだ早い」
「えっ…?」
「貴様の妹を救うのに、ゴージャスな作戦を思い付いた。今、バトラーがその準備に向かっている」
「……フリントを…救えんのか…!?」
「…あぁ。だから力を貸せ」
この戦いの前にフリントを救う方法を見出していたレジェンドは、ツーカイザーに視線を送る。
「…おぅ!」
「何をごちゃごちゃと…!淡い希望など捨ててしまえ!」
「…っ!」
「…っ……貴様に本物の伝説というものを見せてやる!一気に行くぞ、ゾックス!」
「あぁ!」
ダークレジェンドの攻撃を避けたレジェンドは仮面ライダー1号のカードを取り出し、ツーカイザーはゴレンジャーのゼンカイギアを取り出した。
『 CHEMY RIDE!』
『 回せ!』
『 GO・GO・GO・GORGEOUS!』
『 1GO 』
『 セーンタイジャー!』
『 ヨーソロー!』
『 セーンタイに レボリューション!』
レジェンドは仮面ライダーゴージャス1号へと変身し、ツーカイザーはゴレンジャーの力でラグビーボール型の爆弾「エンドボール」を生成。
「よしっ…行くぞ!リッキー!」
「あいよアニキ!」
エンドボールを地面に置き、リッキーに向かって蹴り飛ばすツーカイザー。
「行くぜカッタナー!」
「オーライ!決めてくれ!カグヤ!」
次々にパスされるエンドボールは、最後にゴージャス1号の元へと飛んでくる。
「…トォ!ライダー…キーック!!」
ゴージャス1号は高く飛び上がり、エンドボールをライダーキックの要領でダークレジェンドへと蹴り飛ばした。
「ゴージャスハリケーン!バッタ!」
「…っ」
ダークレジェンドへと向かうエンドボールは形を変え、無数のバッタへと変形し、蝗害とも言えるバッタの大群の爆弾が彼を襲う。
「……」
「…動きが止まった!」
一時的に行動を停止したダークレジェンド。
あとはバトラーが来れば……
「カグヤ様ッ!」
「バトラー…!ゴージャスなタイミングだ!」
そんな事を考えていると、絶好のタイミングでバトラーが帰って来ていた。
「今だ行け!バトラー!」
「はいっ!……錬金連合の皆さん…力をお貸しください!!」
バトラーの手にはケミーライザーが、そしてそれにはユーフォーXのケミーカードが装填されていた。
ガッチャードの世界まで援護を要請したバトラーが、錬金連合の者から借用した物だ。
『 ケミーライズ!UFO-X!』
『ユーフォ〜』
ケミーライザーから召喚されたユーフォーXは迷わず戦闘不能になったダークレジェンドへと飛んで行き、キャトルミューティレーションを彷彿とさせる光を浴びさせる。
「…っ!?」
するとなんと、ダークレジェンドとフリントの身体が分離。フリントを掴んだユーフォーXはツーカイザーに彼女を預ける。
「フリント!?大丈夫か!?」
「アネキ!しっかりしろ!」
「起きてくれよアネキ!」
気絶しているフリントに必死に声をかける3人は、心配そうな顔で彼女の顔を覗く。
「……ん…んん〜…?……あれ、アタシこんなとこで何やってんだ…?」
「……フリントぉぉ!」
「「アネキィィ!」」
「うわっ!ど、どうしたんだよ3人ともぉ!」
フリントの安否を確認した3人は喜びを露わにしながら彼女に抱きつく。
「……フッ…さて」
困惑する彼女を目に、レジェンドは少し安心した様子でものけの殻となったダークレジェンドを見つめる。
『 GORGEOUS ATTACK RIDE!』
『 LE・LE・LE・LEGEND!』
「はァっ!はぁぁぁ!!」
一切の抵抗の無いダークレジェンドに必殺のキックを放ち、ようやくダークレジェンドは爆散。
残ったダークレジェンドライバーだけが地面を転げていた。
「……っ」
「…やれやれ…ダークレジェンドが敗れるとは……流石はレジェンド、そしてその仲間達ですねぇ…」
しかし、地面に転がったダークレジェンドライバーを拾い上げたクダチは、少しだけ不敵な笑みを浮かべていた。
「…ですが、これも想定内……貴様等は予定通り、私の発明の餌食になるのです!」
『 DARK LEGENDRIVER 』
「……っ」
クダチはダークレジェンドライバーを装着し、変わらず不敵な笑みを浮かべていた。
「……アニキ、あいつ…」
「フリントは下がってろ。リッキーとカッタナーと一緒に居ろ」
「…うん」
兄妹達の身の安全を優先したツーカイザーは3人を避難させた後レジェンドの横に立ち並ぶ。
「貴様、そのドライバーは危険なんじゃなかったのか?」
「…ふふっ…貴様は少し勘違いしているようだなぁ……このドライバーは適合者でなければ身体への負担が大きくなり身を滅ぼす……だが、適合者であればそんな心配は要らない…」
「それがどうした?」
「……まさか…」
「…そう!このドライバーは私が私の為に作り上げた最高傑作!私こそがこのドライバーの適合者であり、私専用のドライバーなのだぁ!それにフリント君が変身していてくれたおかげでいいデータが採れた……お陰で、更なるステップへと進めるぞ!」
『 CHEMY RIDE… 』
「変身…!」
『 DARK LE・LE・LE・LEGEND!』
クダチは仮面ライダーダークレジェンドへと変身。
フリントの時とは比べ物にならない程の覇気と邪悪なオーラ。
クダチの言っている事に偽りは無いようだ。
「さぁ…100人のダークライダー共よ!私に力を与えなさいぃぃ!!」
するとダークレジェンドは懐から黒いレジェンドカメンライザーを取り出す。
「…な、なんだあれは…!?」
「私が開発した超兵器!その名も『ハンドレッドカメンライザー』!今こそハンドレッドの真髄を…見せる時だァ!」
『 HUNDRED KAMEN RISER 』
ダークレジェンドはハンドレッドカメンライザーを点に掲げ、1枚のカードを取り出した。
それはダークレジェンドとも似つかない異形の仮面ライダーが描かれていた。
『 HUNDRED CHEMY RIDE…!』
「さぁ、歴史が変わるぞ…!我々ハンドレッドの歴史がァァ!」
ダークレジェンドはハンドレッドカメンライザーを変形させ、ドライバーへとセットした。
『 HU・HU・HU・HUNDRED!』
ダークレジェンドの周囲に100にもわたるダークライダーカードが集まり、それがダークレジェンドへと集結する。
姿を現した異形の姿は、禍々しくも全身を銀色に包んだ姿をしており、全身に散らばれた100枚のカードには歴代のダークライダー達が描かれていた。
「……遂に…遂に完成した…!これこそが私の最大にして最高の傑作!!」
「…っ」
「マジか……」
姿を変えたクダチにたじろぐふたり。
「仮面ライダーハンドレッド…!」
「「…っ!!」」
「…私に勝とうなど……100年早いな」
「さぁ、ハンドレッドを統べる力!その真価を思い知るがいい!」
仮面ライダーハンドレッドへと変身を遂げたクダチは、手をかざすだけで歴代のダークライダーが用いる武器を召喚出来る。
「はァ!」
「ぐはっ!」
仮面ライダーオーガの武器『オーガストランザー』でレジェンドを一閃するハンドレッド。
「てめぇ!」
「フッ!」
「ぐあっ!」
続いて仮面ライダーパラドクスが用いる武器『ガシャコンパラブレイガン』のガンモードでツーカイザーに向けて射出する。
「こんな程度では終わらんぞぉ!」
「…っ!」
「はァっ!はァァっ!」
「ぐあぁぁぁっ!」
仮面ライダーポセイドンが用いる武器『ディーペストハープーン』でレジェンドとツーカイザーを薙ぎ払う。
「フハハハハ!もはやハンドレッドは私一人で十分だァ!貴様らを倒し、全ての世界を我がものとする!フハハハハ!ハハハハハハハ!」
勝利を確信するハンドレッドは天を仰ぎながら高らかに笑った。
「…くっそ……どうする…あいつ、強ぇぞ!」
「…クッ……どうするもない…!奴をゴージャスに殲滅するのみだ!」
「…ヘッ…やっぱりお前なら折れてねぇよな」
「フッ…当然だ……カグヤ様はもうゴージャスから逃げない」
「…そうだな…俺も、痛快に行くぜ!」
「アーニーキー!」
再び覚悟を決めたツーカイザーに、フリントの呼ぶ声が響く。
「フリント?どうした!さっさとここから逃げろ!」
「アニキ!これ、使ってぇ!」
「うおっと……これ、新しいセンタイギアか…?」
フリントによって投げ渡された4枚のセンタイギア。それぞれ46から49の数字が振り分けられている。
「なるほどなぁ…!じゃ、まずは……」
『 回せ!』
ツーカイザーは46番のセンタイギア『ドンブラザーズギア』をギアダリンガーにセットした。
『 ヨーソロー!』
『 セーンタイに レボリューション!』
『 龍虎之戟!』
『 超一龍!アチョォーーー!!』
現れたドンドラゴクウの幻影がツーカイザーと重なり、手には『
「……今更スーパー戦隊の力が私に勝るとでも?」
「ハッ…てめぇはなんもわかってねぇな!」
「……」
「…これが俺の……ゴージャスってヤツだ!」
まっすぐ向かって行くツーカイザー。龍虎之戟を前に突き出し、一撃を入れようとしていた。
「フッ!甘い!」
そんなツーカイザーの足元を狙うようにディーペストハープーンを突き出した。
「お前がなぁ!」
「なにっ!?」
しかしツーカイザーは龍虎之戟を用いり棒高飛びの要領で攻撃を躱し、空中から斬撃を食らわせる。
『 エクス虎!ホアチョーッ!』
次に龍虎之戟をアックスモードに切り替え、至近距離からの斬撃を背後から喰らわせる。
「くっ!こんな程度でッ!」
「おらおら!どんどん行くぜ!」
『 ヨーソロー!』
『 セーンタイに レボリューション!』
『 ヴェノミックスシューター!』
スパイダークモノスの幻影が現れ、ツーカイザーの手に握られていたのはヴェノミックスシューターだ。
『 マッドジェル!』
ヴェノミックスシューターのキーを3回捻ると、銃口に毒のエネルギーが蓄積する。
『 ハイドロヴェノム!』
「おりゃぁ!」
「クッ!」
ハンドレッドは放たれた毒のエネルギーを防ぐ為、仮面ライダータイガの武器『デストクロー』を出現させシールド代わりに腕へと装着する。
「クッ…借り物の力で私に抗うと言うのかッ!」
「それはてめぇもだろうが…!だが今の俺達は違う。スーパー戦隊も、仮面ライダーも!」
『 ヨーソロー!』
『 セーンタイに レボリューション!』
『 ブンブンコントローラー!』
続いてツーカイザーはブンブンジャーのセンタイギアをセットし、ブンバイオレットの武器『ブンブンコントローラー』を出現させた。
『 コマンド承認!』
『 必殺技起動!』
「俺の…いや、この世界のお宝なんだよ!!」
「…っ!」
「ビュンビュンアロードライブ!」
『 バクアゲファイヤー!』
ブンブンコントローラーから放たれた無数の矢がハンドレッドに降り注ぐ。
「…グッ…!グアァァァっ!」
「……っ」
砂埃が舞い安否が不明だっだが、明けた先には攻撃を受け止めたハンドレッドの姿があった。
ハンドレッドの両手には、仮面ライダーオーディンの武器『ゴルドセイバー』と『ゴルドシールド』が握られていた。
「…貴様らの意志などどうでもいい!私は私の野望を果たすのみ…忌々しいその黄金をぉ……私の闇で覆い尽くしてやるぅ!!」
ゴルドセイバーをひと薙ぎしただけで、辺りに黄金の風が行き渡り、建物を朽ちさせていく。
「…そんな事はさせない」
「……」
「カグヤ様からすれば、貴様の野望こそどうでもいい。力に溺れ、権力に縋る貴様の今の姿ほど醜いものは無い」
「……なにっ…!?」
「カグヤの言う通りだな…この世は楽しんだ者勝ち!笑って勝った奴が1番強ぇんだぜ!」
レジェンドは最後のカードを取り出した。今の奴に相応しいお菓子の仮面ライダーのカード。
そしてツーカイザーも最後のギアを取り出す。今の奴に必要なものを兼ね備えた、ゴッドネスな戦士のギア。
『 CHEMY RIDE!』
『 回せ!』
『 GO・GO・GO・GORGEOUS!』
『 GAVV!』
『 ホッピングミー!ジューシー!』
『 ヨーソロー!』
『 セーンタイに レボリューション!』
『 グーデバーン!』
レジェンドは仮面ライダーゴージャスガヴに変身。
そしてツーカイザーはゴジュウポーラーの力を得てグーデバーンを装着した。
まだ見ぬ力を手にした2人は、再びハンドレッドに立ち向かって行く……
To be continued...
Next...
「ハンドレッドに刃向かったことを後悔させてやる…」
「カグヤ様のゴージャスに限界など無い…!」
「俺達には負けられない理由があんだよ!!」
「一体お前達は…何者なんだァ!?」
「俺は──!」
「我が名は──!」
ep.8「クライシス!最後の戦い」