仮面ライダーレジェンド VS ツーカイザー 作:キャメル16世
これまでの「仮面ライダーレジェンド VS ツーカイザー」は……
ここまでご覧になってくださった皆様、バトラーです
マイ・ロード、鳳桜・カグヤ・クォーツ様は我らが世界の為ハンドレッドへ牙を剥く事を決意する
「どうする?大人しくこの世界から手を引くか……ここでカグヤ様に倒されるか!」
「…貴様を倒す事が、我々の宿願だァ!」
同じく宇宙界族、ゾックス・ゴールドツイカーもカグヤ様と手を取りハンドレッドの驚異へと立ち向かう。
「何故だ…!何故倒れないッ!一体お前達は…何者なんだァ!?」
「俺はゾックス・ゴールドツイカー!世界を股に掛ける界賊だ!」
「我が名は鳳桜・カグヤ・クォーツ!伝説を超える仮面ライダーだ!」
「「…覚えておけ!」」
これはそんなカグヤ様とゾックスの戦いを描いた物語
そして……
「こうなればァ…もうこんな世界などどうでもいい!超兵器を超える『最終兵器』を以て、この世界諸共宇宙の塵となれ!!」
『GAAAAAAAAAAA!!!』
『GAAAAAAAAAAA!!!』
「ハハハハハ!さぁ来い!二つの世界がぶつかれば、この世界もいよいよ終わりだァ!!」
起動してしまった『ビッグバンマジーン』は、宇宙に飛び立ち、迫ってくる「海賊トピア」を拝んでいた。
「…クッ……一体どうすれば…!」
「…んなもんぶっ壊すしかねぇだろ!あのデケェのを倒せば、海賊トピアもどうにかなんだろ!?」
焦るレジェンダリーレジェンドの肩にスーパーツーカイザーが手を置く。
「…策があるのか?」
「なんなら得意分野だ。フリント!行けるか?」
『あいよアニキ!なんなら魔改造してもっと強くしたぜ!』
すぐさまフリントに連絡したスーパーツーカイザー。すると前方の雷雲からクロコダイオーが現れた。
「…ヘッ!フリント…やっぱりお前は、俺の最高の妹だ!」
『 ビッグ・バン!』
ギアダリンガーのゼンカイジュウギアを操作すると、ギアから電気的な音声が流れる。
「行くぜリッキー!カッタナー!痛快に合体だ!」
「待ってましたぁ!」
「またまたアニキと合体だぁ!」
現れたクロコダイオーと、巨大に変形したスーパーツーカイザーSDが合体。更に各所にツーカイリッキーとツーカイカッタナーが合体し、ガトリングと刀が合体した武器を装備していた。
「痛快に完成!スーパーツーカイオー!」
「……ほぉ、なかなかゴージャスな代物だな」
完成したスーパーツーカイオーは振り向きレジェンダリーレジェンドを見た。
「カグヤ!お前も乗れ!」
「…フッ…あぁ!」
スーパーツーカイオーに乗り込んだレジェンダリーレジェンドはコックピットにワープしていた。
「はぁっ!」
「…ん?」
宇宙まで飛び立ったスーパーツーカイオーは、その武器を『ビッグバンマジーン』に向けた。
「そんなもので…この最終兵器に勝てると思っているのか!?」
「行くぜぇ!」
「はぁっ!」
スーパーツーカイオーの攻撃に合わせてレジェンダリーレジェンドも攻撃の体制を取る。
「はぁっ!」
「はぁっ!」
「おりゃァ!」
「たぁッ!」
「フハハ!何も効いていないな!そんな程度では世界の破滅は止められないぞォ!」
しかし『ビッグバンマジーン』はその攻撃をものともせず、傷一つ付いてはいなかった。
「このマシンさえあれば!私はハンドレッド最強の存在なのだァ!」
「くっそ!どうすれば…!」
「…ならば、このロボもカグヤ様がゴージャスに彩ってやろう!」
『 LEGEND FINAL ATTACK RIDE!』
『 SU・SU・SU・SUPER SENTAI!』
「…はぁぁ…!はっ!」
レジェンダリーレジェンドがレジェンドカメンライザーにスーパー戦隊のカードを装填し使用すると、ゴージャスなオーラがスーパーツーカイオーの全身に行き渡る。
「うおっ!何だこれ!?」
「金ピカだぁぁ!」
黄金に輝くスーパーツーカイオーは、紺碧の宇宙の中で唯一輝いていた。
「名付けて、『ゴージャスツーカイオー』!」
『 GO・GO・GO・GORGEOUS!』
『オペレーション!』
「よっしゃぁ!これなら行けるぜぇ!」
「色が変わったから…なんだと言うのだァァ!?」
ツーカイオーの変化に動揺したダークレジェンドは『ビッグバンマジーン』を動かしいくつものミサイルを発射する。
「はっ!ほっ!はぁっ!」
「何っ!?」
しかしレジェンダリーレジェンドによってゴージャスになったゴージャスツーカイオーはその攻撃を軽々避け、『ビッグバンマジーン』の懐に入り、刀による斬撃を喰らわせる。
「これでも喰らえぇ!!」
「グッ!」
ガトリングから放たれる無数に弾けるエネルギー弾。宇宙の中で体制を崩すダークレジェンドは危機を感じていた。
「クッ…!世界の理をも破滅させるこの最終兵器がァ…!貴様らのような奴らに負ける筈ないのだァ!!」
『ビッグバンマジーン』は両腕を合体させひとつの大砲型へと変形させる。
「仮面ライダーも!スーパー戦隊も!この世界の歴史から消え去る
「……っ」
『ビッグバンマジーン』から放たれる強力なエネルギー砲がゴージャスツーカイオーを包み込む。
「……なっ…!?」
しかし、黄金のベールに阻まれその攻撃も否されてしまった。
「…仮面ライダーの歴史も、スーパー戦隊の歴史も消える事はない。この世界にスーパーヒーローを覚えている者が居る限り、我々の歴史は永遠と紡がれていく…!」
『 LEGEND FINAL ATTACK RIDE!』
「…これで最後だ!ハンドレッド!」
『 A・A・A・ALL RIDERS!』
『 KUUGA!AGITΩ!RYUKI!FAIZ!BLADE!HIBIKI!KABUTO!DEN-O!KIVA!DECADE!W!OOO!FOURZE!WIZARD!GAIM!DRIVE!GHOST!EX-AID!BUILD!ZI-O!ZERO-ONE!SABER!REVI!VICE!GEATS!GOTCHARD!GAVV!ZEZTZ!LEGEND!!』
「はぁっ!」
全ての仮面ライダーの力を引き出したゴージャスツーカイオーは天高く飛び上がる。
仮面ライダーの力が込められた巨大なカードのエフェクトが連なり『ビッグバンマジーン』までの道を作る。
「行っけぇぇぇ!!」
右足を突き出した状態でそのカードのエフェクトを次々と潜り抜けるゴージャスツーカイオー。
仮面ライダーの力を重ねる毎に右足に重みが増す。
「はぁぁぁああ!!」
「ぐおっ…!」
『ビッグバンマジーン』の胸部にゴージャスツーカイオーのキックが命中する。
「ばっ…!馬鹿なァっ!この私がぁ…!ハンドレッドの真髄であるこの私がァ!こんな奴らに負けるなどぉ…!」
「はぁぁぁぁぁっ!」
「…ゴージャスに、散れっ!」
「お…おのれ…!……おのれレジェンドォォォォォオオオォォォォォオオオ!!!」
攻撃に耐えかねた『ビッグバンマジーン』は宇宙の中心で爆散し、大きな花火を作り上げた。
正にビッグバンとも言える、宇宙一ゴージャスな花火だ。
「世界痛快!」
「オール!ゴージャス!!」
「……フッ」
「……フッ」
平和になった世界を背に、ふたりは微笑み合うのだった。
「カグヤ様。巨大なオーロラカーテンの制御に成功し、無事海賊トピアは元の世界に返す事が出来ました」
「…そうか。助かったぞ、バトラー」
「えぇ……ご無事で何よりです、カグヤ様」
「……あぁ」
戻って来たカグヤ様はなんの障壁の無い無限に広がる空を見上げ、安心そうに呟いた。
「…貴様達も大義だったな。ゴールドツイカー一家」
「……おぅ」
揃っていたゴールドツイカーの4人に激励の言葉をかけるカグヤ様。そんな中ゾックスは少し嬉しそうに返事する。
「フリントも取り戻せた。海賊トピアも元に戻った。俺達がこの世界にいる理由はもう無いな」
「……そうか」
「…あぁ。またどっかで会おうぜ?またどこかの世界でな」
背中を見せたゾックスは、別れの挨拶をカグヤ様に掛けた。
「……待て」
「……」
「…言った筈だ。貴様らのような奴に渡す物など、塵一つ存在しないと」
「……ちぇ、バレてたかぁ」
振り返ったゾックスの手には、あるひとつのカードが握られていた。
「レジェンドのカード!いつの間に…!」
それに気がついていなかった私は少し驚いてしまった。
「返してもらおうか」
「……嫌だって言ったら?」
「……フッ」
「 LEGENDRIVER 」
笑みを浮かべたカグヤ様は迷わずレジェンドライバーを装着した。
「……ヘッ…そう来なくっちゃな」
それを見たゾックスは嬉しそうにギアダリンガーを構えた。
「カ、カグヤ様…流石に今争うのは……」
「良いから!お前もこっち来い!」
「えっ!?」
カグヤ様を止めようとしていた私をフリントが誘導する。
まるで二人の邪魔をするなとでも言いたげだ。
『 CHEMY RIDE!』
『 回せ!』
「変身」
「チェンジ痛快!」
二人は向かい合い、お互いの瞳を見つめる。
「行っけぇ!アニキぃ!」
「「やっちゃえやっちゃえぇ!」」
「……カグヤ様…」
変身した両者は、互いに黄金の身体を輝かせていた。
その瞳に映るものは、一体何なのだろうか……
「痛快に行くぜ…!」
「…さぁ、ゴージャスタイムだ!」
ふたりの戦いは、世界に夜明けが訪れるまで行われた。
仮面ライダーレジェンド
VS
ツーカイザー
ep.Final「レジェンダーズ!ゴージャスタイムだ!」
「……お宝ゲット〜…」
クロコダイオーの中で、ゾックスは満足するまでそのカードを見詰めていた。
「アニキー!もう行けるぜ〜!」
「あぁ……んじゃ行くか!俺達の新天地だ!」
「よっしゃぁ!黄金トピアとかあるかなぁ〜!」
「何言ってんだ!カードトピアの方が絶対良い!」
カッタナーとリッキーが喧嘩混じりにじゃれ始めた。
そんなふたりを見たフリントは、満足そうな笑みでゾックスを見た。
「なぁなぁ!アニキはどんな世界に行きたい?」
「……そうだなぁ…」
そんな質問をされたゾックスは、彼のある言葉を思い出した。
『知らないのか?ゴージャスとは……世界を切り開く為に必要な、“諦めない心”。それを手にした者に与えられる称号だ』
「……ゴージャストピア、とかいいんじゃないか?」
「…おぉ…!ゴージャストピアかぁ!」
「いいなそれぇ!面白そぉー!」
「賛成だぜアニキぃ!」
「…よし!それじゃあ目指せゴージャストピア!!」
ゴールドツイカー一家の家訓。
面白そうな事には頭から突っ込め!
その信念を帆に掲げ、彼等は突き進む。
「ヨッホホーイ!」
「…これこそ、カグヤ様のコレクションに相応しい」
世界を去ったゾックスを見送り、屋敷の中でカグヤ様は金色に輝くセンタイギアを見詰めていた。
「……そういえばバトラー、先程から何をやっているんだ?」
「カグヤ様…!わたくし、カグヤ様のゴージャスさを世界に届けるべく、執筆をしておりました!カグヤ様のゴージャスは仮面ライダーの世界に留まるべきではありません!」
「……ほぉ…それはゴージャスな心構えだな」
執筆活動をしていた私にカグヤ様は微笑んだ。
「…だが、まだまだだな」
「……と言うと?」
「……カグヤ様のゴージャスさは、文字などでは表せられない」
「…っ」
ぐうの音も出ない言葉だった。
正にその通り、カグヤ様のゴージャスさは文字や文章などでは表せられない。これは私とした事が失態だった……
「だがカグヤ様も同じ事を考えていた。これからもハンドレッドの脅威は消えない。ましてやクダチが敗れたことでその支持は激化するだろう…」
「……では、どうすれば…」
「……旅に出るぞ」
「…えっ!?」
ここでカグヤ様から衝撃の言葉が出て来た。
これまでであれば、世界がカグヤ様も求めるのだと旅を拒んでいたが、どういった心情の変化なのだろう…
「カグヤ様は世界にゴージャスを届けなければならない。仮面ライダーも、スーパー戦隊も、その他の様々なヒーロー達も、もれなくカグヤ様がゴージャスにする!その為には各世界を旅し、様々なヒーロー達に触れ合う事が先決だ」
「……カグヤ様…」
「…我々はまだ旅の途中だ。そしてカグヤ様の旅が終わる事は無い!世界の全てにゴージャスを届ける、その時まではな」
「……はい!」
いつも通りのカグヤ様は、その輝きを保ったままオーロラカーテンシステムの中枢まで訪れた。
世界を映すオーロラがいくつも現れる。
「…カグヤ様。まずはどの世界から行きましょう」
「……そうだな…」
カグヤ様の…いいえ、私達の旅はここから始まるのです。
いつか貴方の世界にカグヤ様が現れたら…
貴方もきっと目にするでしょう、カグヤ様が世界に届けるゴージャスを!
貴方の瞳に映る世界に、ゴージャスがあらんことを。
fin.
「…へぇ〜…この次元には、こんなヤツらが居んのかぁ」
世界を旅するカグヤを、陰ながら見つめる青年がいた。
「…こいつは…最高にギャバイなぁ!」
多元宇宙を行き渡る彼の目は、ギンギラに輝く。
「……そんじゃ、俺もそろそろ行くかなぁ!」
宇宙に手を差し伸べた彼はその言葉を叫ぶ。
「…蒸着ッ!」
紅く煌めく装甲を、宇宙の輝きと共に生きる戦士。
その名も、『宇宙刑事 ギャバン・インフィニティ』!
「今度は…どんなギャバイ奴らに会えるかなぁ〜」
彼が見据える先は、常に無限の宇宙が広がっていた。
Next... PROJECT R. E. D.
あとがき
本作を最後まで読んでくれた方、ありがとうございました!
最後は詰め詰めになってしまい怒涛の展開となってしまったことをお許しください
それでも書きたいことがかけて自分は満足しています!
実はこれ仮面ライダーガヴの放送中に執筆しようとしていたのですが、途中の展開や敵の設定などを試行錯誤していた結果、いつの間にかゼッツが放送していました。
なので最後のオールライダーの力でしれっとゼッツの力を使ってるカグヤ様です。ゴージャスですねぇ
そして超宇宙刑事ギャバンインフィニティの放送も迫ってまいりましたねぇ!
まさか本当に戦隊が終わってしまうとは…()
最後に差し込んでおいてなんですが、ギャバンを題材にする予定は今のところ無いのでご了承を…
最後になりますが、感想・評価の程よろしくお願いします。
ではまたどこかでお会いしましょう
by キャメル16世