神のお告げですよ皆さん! 〜我が青春は神と共に〜   作:ウズベ

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ニキからアビドス生との好感度

高い シロコ
普通 ノノミ、アヤネ
低い セリカ、ホシノ


アビドス生からの好感度
高い シロコ
普通 ノノミ、セリカ
低い アヤネ、ホシノ





お告げ2 強襲!便利屋68

 

 

 セリカがカタカタヘルメット団に攫われ、行方不明になりかけてから数日、先生を交えて対策会議があったが……

 

「神のお告げです! ラッキーアイテムをインターネット経由でキヴォトス中にばらまきましょう! 今なら動画サイトを使って宣伝、神の力で人々の運気を上げ……「却下〜」」

 

「なによ! 思いきり被ってるじゃないの!!」

 

 少し前にセリカはゲルマニウムブレスレットによる内容を挙げたがそれは詐欺だった。

 

 そんな中、代案をあげたはずのニキもあえなく却下され、先輩たちも……

 

「他校のバスをジャックすればオッケ〜!」

 

「銀行を襲う」

 

「アイドルです⭐︎」

 

 ご覧の有様だった。

 

(困った…… こんな時は……!)

 

「はあっ!」

 

 手を空に向けて掲げた。ニキに見えていたのは銀行強盗とアイドルの映像が途切れで流れていた。

 

(バカな! 神のお告げを上回っているだと!?)

 

 一瞬戸惑いながら咳払いをして答える。

 

「神が言っています。強盗とアイドルがいいぞ、と。早速始めましょう! 神のお告げです、シロコ先輩とノノミ先輩に協力します!」

 

「に、ニキ〜? もう少し慎重に……」

 

 先生が戸惑いを見せ始めた。

 

「ん、ありがとうニキ!」

 

「良いわけないじゃないですか!!」

 

 アヤネの怒号が響く。

 

「良い加減に…… してくださーい!」

 

「「す、すいませーん」」

 

 

 

 その後会議は終わり、一同は柴関ラーメンへ。

 

「アヤネちゃん、海苔をどうぞ」

 

「……ありがと」

 

 会議の後で少し拗ねた態度をしていたアヤネをなんとか全員で落ち着かせようとしていた。そんな中、柴関に突如として現れた謎の金欠4人組と意気投合していた。

 

「ふむ、ここであったも何かの縁。一つ占ってきますか?」

 

「あら、面白そうじゃない! やっていきましょう!!」

 

 赤髪のリーダー格の生徒が目を輝かせる。

 

「では早速…… 神のお告げです!」

 

 手をかざすとニキの目には劇場で赤いドレスに身を包んだ社長を名乗る生徒の姿が映った。

 

「ドレス」

 

「え?」

 

「社長さん、あなたはいずれドレスを着て、お仕事をすることになるでしょう。煌びやかな劇場で赤いドレスに身を包んでね。

 

 お仕事がうまく行くのかもしれませんよ」

 

「あら、そうなの!?」

 

 社長を名乗る生徒が満面の笑みを浮かべる。その横で他の3人の社員たちが苦笑いしたり、手を叩いて称賛していた。

 

「そうだ! この3人も見てもらってもいいかしら?」

 

「社長?」

 

 課長を名乗る生徒が不満げな表情を浮かべる。

 

「良いじゃん良いじゃん! 面白そうだし」

 

「では行きますよ。はぁあああ!!」

 

 ニキの目にまず映ったのは雨の日、激しく降る雨の裏路地で、猫たちの面倒を見ている課長と名乗る生徒の姿が見えた。

 

「ふむ」

 

 続いて、室長と名乗る生徒。彼女は爆弾を投げつけている様子が映された。

 

「……ほう」

 

 最後に平社員の生徒。

 

「よくもアル様のお金をぉおおお!!」

 

「あ、あはは……」

 

 怒り心頭で暴れ回る彼女の姿にはニキも表情を引き攣らせる。

 

「神のお告げが来ました」

 

「おぉ……!」

 

 その場にいた皆が、待ち侘びていたかのように感嘆の声を上げる。

 

「まず、そちらの課長さん。あなたには雨の日に猫と出会う光景が映りました」

 

「ふーん……」

 

「続いて室長さん、あなたは爆弾を投げている光景が。ご用心を」

 

「何それ〜」

 

 室長がアハハと笑い声をこぼす。

 

「最後に平社員さん、あなたはには…… どこかを襲う様子が見えました。

 

 何やら社長さんのお金に関するトラブルによるものですが、気をつけてください」

 

「え、はい……」

 

 平社員だけ結果に困惑している様子だった。

 

 そのままお互いの活動にエールを送り合って別れた、はずだった。

 

 

 

 翌日、昨日あった4人組が傭兵を引き連れて襲ってきたのだ。彼女たちは便利屋68。金を受ければ何でもやるをモットーとした4人組だったのだ。

 

「この恩知らずが!」

 

 昨日柴関で大将からラーメンを奢ってもらっただけでなく親しげな会話をしていた分セリカは怒りを滲ませていた。その様子に社長のアルは気圧されていたがすぐに持ち直す。

 

「アビドス高校はいただくわよ!」

 

 戦意は数的有利からか向こうが上、対策委員会もそんな状況でも何とか食らいつこうとしたため、戦場は膠着していた。時間も昼から夕方へと移っていく。

 

 先生も指揮を取り、対策委員会も反撃に映っていた。そんな中アルがシロコと一対一で交戦していたため注意が逸れていた。

 

(この状況は恐らく……!)

 

 ニキは走り出した。すでにシロコはアルに狙われており、お互いに睨み合っている状況だった。

 

「チャンス! ここで後ろから!!」

 

 ニキの放った一撃はアルを狙う。

 

「社長!」

 

「神のお告げの元に、あなたには今ここで倒れてもらいます!!」

 

「え……」

 

 カヨコの呼びかけで咄嗟に反撃しようとしたアルだったがニキの方が攻撃のスピードは早く、ロケットランチャー__プライム・フォーチュンの一撃が命中した。

 

「きゃっ!」

 

「よし! 大将さえ倒せば……」

 

 安堵したニキだったが突如真横から弾幕が。

 

「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない!!!」

 

「ぐはっ!」

 

 怒れるハルカのショットガンによる弾幕を受け、ニキが地面を転がり回る。

 

「くっ…… ?」

 

 転がった先にはすでに爆弾が設置されていた。

 

「どかーん!」

 

 ムツキの用意した爆弾攻撃でさらに吹っ飛ばされていった。

 

「うわあああ!!」

 

「ニキちゃん大丈夫!?」

 

 ホシノが叫ぶ。

 

「は、はい…… なんとか!」

 

 立ち上がるニキを執拗にハルカが狙う。

 

「う、うわぁあああああ!!」

 

「くっ!」

 

 その時夕方のチャイムが鳴って、戦いは終わった。傭兵たちが定時を迎えたことで便利屋も戦線を維持できなくなった。

 

「これで勝ったと思わないことね!!」

 

 アルが捨て台詞と共に撤退し、便利屋の脅威は去ったが……

 

「いてて……」

 

「ニキ、大丈夫かい!?」

 

 先生が駆け寄る。

 

「あいつら、なんでニキばっかり……!」

 

 戦いが終わるまでニキはハルカとムツキ、カヨコの3人からから狙われていたのだ。

 

「見たところ大きな怪我にはなってないようですが……」

 

 ノノミやアヤネが手当てをしていた。

 

「油断しました。神のお告げであの社長を襲ったのですが、いててて!!」

 

「厳しかったら、おじさんの家に来る?」

 

「いえ、大丈夫。帰って寝るだけですのでご心配には及びません」

 

 すると全員の腹の音がなった。

 

「よーし! それじゃあ帰りにラーメンだ! もちろん先生の奢りでね」

 

「え!?」

 

「「ありがとうございまーす」」

 

「財布確認してみるね……」

 

 

 

 先生の奢りで皆ラーメンを食べていた。

 

「ありがとう先生」

 

「う、うん…… みんなしっかり食べてね」

 

 先生が苦笑いする中、ニキが手をさすっていた。

 

「おいおい大丈夫かい?」

 

 柴関ラーメンの大将が心配そうに尋ねる。

 

「少し怪我をしてましてね。うっ……!」

 

「でしたらここは……! シロコちゃん!!」

 

 ノノミの言葉にシロコがうなづいて答える。

 

「え?」

 

「食べさせてあげます!はい、あーん」

 

「え!?」

 

「いいなぁ…… おじさんも食べさせて欲しかったよぉ〜」

 

「揶揄わないでください、ホシノ先輩!」

 

 ニキが顔を赤くしながらラーメンを食べさせてもらっていた。

 

「もう…… シロコ先輩にノノミ先輩ったら……」

 

「怪我してるんなら私たちが食べさせる!」

 

「無理しちゃダメですよ〜」

 

 2人に食べさせてもらうのは少しニキには恥ずかしかったため、まだ恥じらいをみせていた。

 

「今日はゆっくり休んでね、ニキ!」

 

 ラーメンを食べ終えた一同はそのまま帰宅するのだった。

 

 

 帰宅して早々、シャワーを浴びてからニキは占いを始めた。

 

「シロコ先輩……」

 

 脳裏に浮かんだ人物を占っていた。見えたきたのはどこかの通りでシロコがスケバン3人を制圧した場面だった。

 

「今のはシロコ先輩? 何故スケバンを? 絡まれたんでしょうか……」

 

 眠ろうとする中ニキの頭に先生の姿が過ぎる。

 

(今日も活躍されてましたね、先生は。あの方は一体? あの方の指揮で私たちは変わった。やはり何かが違う。私はあの方に従えばいいのでしょうか?)

 

 戸惑いを隠せないニキ、しかしこの後アビドスに大きな試練が立て続けにやって来ることを神はまだ告げなかったのだ。

 

 

 To Be Continued.

 




ニキ「はい、本日はシャーレの先生にお越しいただきました。テーマはズバリ神話について!」

先生「神話には様々な種類があります。日本神話やギリシャ神話、ケルト神話、北欧神話など多種多様な神話があり物語として語り継がれています。恋愛から現代的にちょっとどうなのって言いたくなるような話題も数多くあります」

ニキ「はい、先生ありがとうございました。また次回!」

先生「次回 誕生、覆面水着団」

ニキ「神のお告げですよ皆さん!」
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