神のお告げですよ皆さん! 〜我が青春は神と共に〜   作:ウズベ

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調印式までの出来事はだいぶカットしましたが、スレについてはまた別の機会にお送りします


お告げ21 神の技

セリカは頭を抱えていた。

 

「なんでこーなるわけ?」

 

目の前にいたニキから眩い緑色の光が溢れる出していたのだ。

 

「どこかの漫画じゃないの、これじゃあ!」

 

騒ぎを聞きつけたアヤネたちも入ってきたがすぐに光を放つニキを見て絶句していた。

 

「あの光… まさか本当にニキちゃんは?」

 

「ニキ、光り方を教えて」

 

アヤネが呆然としていた中、シロコはニキからやり方を聞き出そうとしていた。

 

「実は"わっぴー"と唱えながらあの踊り狂う魔法陣を描いて踏んだんです。そしたら、身体中から光が溢れ出したんです!どうやって止めれば良いのか…」

 

「みんな、おは…ひゃああああああああ!!」

 

先生が皆を探して教室に入ろうとした中、突然の光に驚いて腰を抜かしてしまった。なお光については数時間で自然に収まった。

 

調印式まで残り16日__

 

 

(あの技… あの光を発してから身体から力が湧いてくる)

 

「あの光と2つの魔法陣を使えば、戦闘で役に立つのでは!?」

 

なんとも奇妙な技を使おうとするニキ、その相手は早々に現れた。

 

「丁度いい、彼女たちで試しましょうか」

 

「はぁ〜!」

 

念じた途端空中に魔法陣が展開された。

 

「え?」

 

「な、なんだあれ!?」

 

皆が驚く中、武器による攻撃で魔法陣は拡散して敵の足元に展開する。

 

「んひょおおおおおお!おほっ、ほほーい!!」

 

「これって…!」

 

セリカが呆然としていた中ニキの攻撃は続いた。

 

「あっつ… どうしよう…」

 

方や踊り狂い、方や暑さでモジモジしているスケバンたちが見られていた。

 

「ふむ、こないだの魔方陣を応用してみたのですがなかなか効果がありますね。さらに!喰らえ、神のお告げフラッシュ!」

 

「それがどうしたんだよ!」

 

覆面をポケットから出して光を放つが大した効果はなかった。

 

「あれぇ〜?」

 

「おいしっかりしろ!何変なことしてんだよ!!」

 

スケバンが動揺しており、攻撃が思うように進まなかった。

 

「…」

 

その光景にシロコは頬を膨らませる。

 

 

スケバンたちは動揺していたのかあっさりと敗北を喫したのだった。

 

「いや〜 まさか魔法陣を操るなんてニキちゃんもいよいよその道に… おじさんは複雑だよ」

 

「でも、これならどうにかなっちゃいそうじゃない!? 色々と効果はアレだけど…」

 

「ニキ、ふざけてる?」

 

セリカが喜ぶ反面シロコからの評価は良くなかった。

 

「良いでしょう… そこまで満足いただけないのなら、私はしばらく修行に入らせていただきます。より一層の信仰心を増やしてアリウスとの戦いに備えるとしましょうか」

 

 

それからニキは対策委員会としての活動の合間に4つの技を習得したのだった。その間に調印式も残り10日と差し迫っていた。

 

ニキたちの目的はアリウスの妨害と先生の保護だった。

 

「改めて整理しましょう。場所はトリニティにある古聖堂」

 

対策会議の議題は調印式についてだった。

 

「ヒフミさんにも尋ねましたが歴史的にもかなり重要ん場所だったそうでどうやらここにティーパーティや万魔殿の主要メンバーはもちろん多くの風紀委員会や正義実現委員会のメンバーが出席するそうです」

 

「と言うことはあの人たちも…」

 

ノノミの言葉に皆が思い出したにはゲヘナの風紀委員会の面々だった。

 

「周辺の警備は固い。怪しい行動は取れない」

 

現在シロコとセリカが現場の調査に向かっていた。

 

「ニキちゃんの占いによるとアリウスのサオリの手で飛行船が沈められると来ましたが、ここも恐らく…」

 

ノノミの言葉にホシノがうなづく。

 

「そういえばニキちゃんの方は大丈夫なの?なんか怪しげなことを徹夜でやってるそうじゃない」

 

「大丈夫ですよ。新しい必殺技を開発しましたので。神のもたらす技__神技を」

 

その日の夕方になってシロコとセリカが戻ってきた。戻るや否や2人が地図を広げた。

 

「裏道はほとんどなかったよ。大人数じゃ目立っちゃうから散らばって動くことになりそうだね。当日は連絡を取り合いつつ、動こう」

 

「一応、当日まで厳重な警備が敷かれ、首脳陣はその日まで一歳現れないとのことです」

 

ノノミが報道陣がもたらした情報を見せていた。

 

「後連邦生徒会に関してですが…」

 

スマホの画面を切り替える。映っていたのは七神リン会長代理と数名の室長たちだった。

 

「あの人たちには動きがないそうです」

 

「まあ予想通りね」

 

そこまで期待されてなかった連邦生徒会については忘れ去られて、最終的な行動計画が練られた。

 

 

それからあっという間にその日を迎えるのだった。

 

「とうとうこの日が来た…!」

 

前日に柴関でラーメンを食べたニキは決戦の朝を迎え呼吸を整える。

 

「アレは一体…」

 

ニキは夢を見ていた。滅びゆくキヴォトスの街の一角で見えたのは黒い衣に包んだシロコだったのだ。

 

(以前にも見えたあの光景… きっと、警告なんだ。最悪の結末を私たちで別のものに変えてみせる)

 

決意を抱いたニキは家を出た。

 

「おっとっと!」

 

きちんと鍵はかけていったので防犯上は大丈夫だ。

 

家を出るとシロコが待っていた。

 

「おはようございます」

 

「おはよう」

 

2人は目的地付近に向かった。その後2人は散会して調印式会場に潜入するのだ。

 

「そういえばどうだったの?ここ数日の占いは」

 

「(シロコ先輩周りは伏せておこう…) 先生を占ったんです。そしたら以前転移したアリウスらしき場所に先生の姿がありました。別の生徒も一緒にね」

 

「…」

 

移動中に2人は会話を続けている。すでに街のあちこちでは街頭調査や会場付近の中継がされていた。

 

「その生徒ですが見覚えがあります。以前ホシノ先輩を助けに行く時にヒフミさんの元を訪ねたことがあったでしょう?その時に見た占いで壁を破壊した少女と同一人物でした」

 

「誰なの?」

 

「聖園ミカ、トリニティのティーパーティだった方です。確か今は幽閉されていたはずですがね」

 

「それなら大丈夫。きっと邪魔をしてこないはず」

 

会話を続ける中でいよいよ2人も会場付近に差し掛かった。

 

ホシノはノノミと、アヤネはセリカと共にすでに予定の場所に到着していた。

 

「では、また後で」

 

2人は別れた。

 

 

その日がついにやって来た。

 

テレビやネットではこの歴史的な出来事に誰もが釘付けになっていた。

 

「いよいよなんだね」

 

固唾を飲みながら歴史的瞬間を眺めるものたち

 

「どうですかレイサさん」

 

「はい!特に怪しいところはありませんでした!!」

 

変わらぬ使命を全うするものたち

 

「行くぞ、スクワッド」

 

日常を過ごそうとするものたち、暗躍するものたち、暗躍を止めるものたちも次々と動く

 

「… ナギちゃん」

 

離れた場から見守るものものも

 

「キキキキッ!!」

 

腹に一物抱えるものも

 

いずれにせよ、この日からキヴォトスの歴史は変わった。

 

「アレって確か…」

 

「!?」

 

1発のミサイルによって___

 

To Be Continued...




次回予告

ついに来てしまった破滅の時!

アリウスの魔の手からゲヘナとトリニティを守り抜け!

そして迫る最悪の瞬間、果たして絶望の中に光はあるのか?

次回、激闘 エデン条約

ニキ「神よ、私たちに力を」
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