「あんたはどうなると思う?」
「知らんとしか言えない。先輩達の判断に任せるしかない」
現在、練習…はしていない。
朝から体調があまりよろしくはなかった為、保健室に行こうとしたのだが…吉川に捕まってしまい音楽室に同級生と先輩達と一緒にいる羽目になってしまった。そして、吉川からそう聞かれてそう返す。
と音楽室の扉が開いて
「はっ はっ 今、香織が発言したところ!」
橋先輩が戻ってきて、そう発言した。
そして、周りに居た先輩方も橋先輩に聞き返す。
「なんて言ってた?」
「先生に逆らったらサンフェスに出場できなくなるかもって」
と先輩たちのやり取りを聞いて、僕はそっと音楽室を後にしようとすると
「鈴木、ちょっとどこに行くつもり!」
と吉川に呼び止められるが
「それだけ聞いたら十分、静かな場所に行ってくる。先輩達が帰ってきたら呼んでくれ」
と言い手を振って音楽室を後にする。
あの空気感が苦手なのだ。静かになれる場所に行きたいのだ
「拓哉君って独特というか…」
「はぁ…また後で私が呼びに行くので…」
という会話を先輩と吉川がしていたが聞こえるはずもなく…
「鈴木、練習中だが、なぜここにいる」
静かな場所…つまりは保健室に向かっていると、副顧問の松本先生に捕まってしまった。
今日はよく人に捕まるなぁ
「ちょっと気分が悪くなりまして、少し保健室で休もうと向かってました」
「そうか。呼び止めて悪いな、もし迎えとかいるなら言うようにな」
「はい。お気遣いありがとうございます」
と松本先生にそい言って、保健室に着くと。
「拓哉君も体調悪いの…?」
鎧塚さんが居た。音楽室に居なかったから教室に居るのかなと思っていたけど
「ちょっとね…鎧塚も?」
「あの空気苦手…」
「分かるよ、僕の場合は体調不良だけどね…」
「先生に言わなくていいの…?」
「出てくるときに一言だけ言ってきたし、さっき松本先生に会ったから大丈夫だと思う」
「…そう…」
と鎧塚はそれだけ言って、僕とは反対方向を向いてしまった。
「先生、ベッド借りますね」
「はいよー吉川さん来たら起こしてあげる」
と保険の横山先生に言われて
「別に起こさなくてもいいんですよ…」
と言いながらベッドに横になるとすぐに寝る事が出来た。
「ほら起きない!」
次、目が覚めたら吉川の顔が目の前にあった。
「吉川ありがとね」
「ふん、いつもの事だから」
「というかなんで体操着?」
いつの間にか着替えてきた吉川の恰好を見てそう返す。
「先生がグラウンドに集合って」
「あー走るのか…」
「なんで思うのよ」
「いや…グラウンドだったら…」
「とりかく、着替え持ってきたから着替えなさい!」
「サンキュー」
と言って、さっさと着替えを済ませて、グラウンドに向かった。
「鈴木君、体調は大丈夫ですか?」
グラウンドに到着すると。こちらに気づいた滝先生がそう話しかけてきた。
「寝てなんとか良くなりました」
「そうですか。でも無理はよくありませんよ?」
「お気遣いありがとうございます」
と周りを見ると、吹奏楽部が一周走っていた。
「グラウンドを走ればいいんですかね?」
「はい、そうですが…大丈夫ですか?」
「普段と変わらないので吉川と走ってきます」
「分かりました、でも少しでも悪いと思ったらやめてくださいね。では、全速力で一周走ってきてください。タイムは90秒です。それ以上かかった人はもう一周追加でお願いします」
「分かりました。ほら吉川行くよ!」
「ええーーーー?」
と悲鳴をあげている吉川を手を引いて、グラウンドに駆け出す。
途中で吉川の事を置いていってしまった事が悔やまれるけど、タイムの事は気にしないといけないので悪いな吉川
皆より少しばかり後に走り出したのだが、何人かを追い越していったけど大丈夫だよね
そして、ゴールすると先にゴールしていた人達が楽器を吹いていた。
綺麗な音ではなかったけど。
とかいう自分も息が上がっていたので、綺麗とは言えなかったけど
「なんであんたがそんなに元気なのよ」
と吉川に睨まれたけど…
「朝走ってるから、これぐらい平気なんだけどなー」
と言った事で彼女からの視線が強くなったけど
ヒロインは?
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小笠原晴香
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中世古香織
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鳥塚ヒロネ
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喜多村来南
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傘木希美
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加部友恵
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井上順菜
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剣崎梨々花