公開される事にはこの小説はどこまで進んでいるのか。
「皆さんもすでに聞いてるかと思いますが 無事 田中さんがコンクールに出場できることになりました」
「結局 みんなに迷惑をかけるかたちになってしまって 本当に すみませんでした これから本番まで必死で練習して いい演奏したいと思います よろしくお願いします」
「なんか ずいぶん 真面目な挨拶だなぁ 性格 変わった?」
「そうですね ちょっぴり 大人になったのかも」
「演奏は確実に よくなってきたように思えますが 慢心はいけません 決して思い上がらず 最後まで向上心を持って 練習に励んでください」
「ラストスパートかけるぞ!」
『はい!』
あすか先輩が部活に戻ってきた。
全国大会まで後もう少しである。
そんなある日、晴香先輩とあすか先輩に呼ばれた。
「呼び出してごめんね」
「大丈夫ですよ、それで呼ばれた理由って?」
「用事はね、鈴木、副部長やってね」
あすか先輩に肩を掴まれ、そう言われた。
幹部職に入れられるだろうなとは思っていたけど…
「…えっ?副部長…?」
「うん…でも…リーダー的な仕事嫌いでしょ拓哉君」
晴香先輩が隣からそう言ってきた。
この感じ的には、最初に僕の名前上がったんだろうなぁと
「晴香先輩は、本当に僕の事理解してますよね…」
「でもね。拓哉君程の人を幹部に入れないのは違うかなって思って副部長でお願いするけど…いいかな?」
「晴香先輩、謝らないでくださいよ。先輩達から選んで貰ったので副部長ありがたくやらせていただきます」
「よし!これで私達の仕事は完了だね」
「鈴木、他の幹部大変だから頑張ってね」
あすか先輩から不穏な言葉が聞こえて来た。
「って言う事は…部長は優子か夏紀辺りですか…?」
「おおー正解だよ鈴木」
「そう優子ちゃん」
正解だったのか…
「私は最初から優子ちゃんを部長にするつもりだったんだよ。でもさ、晴香が鈴木を部長にするって言ってね、話し合って鈴木を副部長にするならっていいよって晴香が言ってさ」
「それで、優子ちゃんに部長をお願いしたら了承を貰ったから、鈴木を副部長にって訳」
「つまりは、影響力があって、良くも悪くも突っ走る優子は、部長以外は務まらないからって事で、暴走した優子を止めるのは僕って事で解釈でいいですか?」
「流石鈴木ね。そういう事」
本当に影響力があり過ぎるんだよな優子…
「部長は優子、副部長は僕でやって行くって事でいいですか?」
「いや、夏紀にも副部長頼んで了承貰ってるから3人で」
「完全に理解しました」
つまりは、部長の優子を夏紀と僕の2人でサポートしつつ、止めれるのは僕達って事か。
「そういう訳だから頼んだ」
「引き受けたんで今更引き下がれないですよ」
「要件はこれだけだから終わりね」
「それは良いんですけど…もし、僕が断っていたらどうするつもりだったんですか?」
二人に意地悪だけどそう聞いてみる事にした。
「えっ?断ったらヒロネも呼んで首を縦に振るまで解放させなかったよ。それぐらい鈴木は影響力あるから」
「そうですか…」
いや、僕も優子と同じ感じに思われていたって事か…
それはそれでなんか嫌だな…
「後、この事は優子に内緒ね。夏紀にも言ってるけど」
「なんでまた…」
「その方が面白いからに決まってるから」
「あすか先輩…」
いやこの先輩…面白がってるでしょ…
「じゃ…教室に戻りますね」
先輩二人に頭を下げて自分の教室に戻った。
教室に戻ると、優子が話しかけて来た。
「拓哉〜聞いて」
「うん、何?」
「次の部長私だから」
「優子が部長なんだ。おめでとう」
さっき先輩から聞いたから驚きもないけど。
とりあえず驚いてるような感じにしておく。
「もっと敬いなさい」
そう言う優子はとても嬉しそうだった。
またそれと同時に、彼女が大きくなった様に見えた。
ヒロインは?
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小笠原晴香
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中世古香織
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鳥塚ヒロネ
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喜多村来南
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傘木希美
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加部友恵
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井上順菜
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剣崎梨々花