ダブルリードの苦労人   作:桜紅月音

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そういえば、今日からアマプラでユーフォシリーズ見れるようになりましたね。

何回か見たい所。
そして、アンケートにお答え頂いた皆様、ご調査にご協力ありがとうございました。

今後やる分岐ルートの話の参考にさせていただきます。
とは言っても。晴香先輩と香織先輩はやらないといけないですね(笑)


44.新体制と苦労人

全国大会が終わり3年生が引退して 新たな役員の選出が始まった。

部長の指名された優子が教壇に立つ。

 

「部長に指名されました吉川優子です 反対意見 ありますでしょうか?」

 

「いいんじゃない?」

 

「賛成!」

 

優子の問いに対して、希美と滝野の二人がそう返した。

 

「ありがとうございます では信任されたものとみなします」

 

「続いて 副部長の選出です」

 

優子がそう言うと、夏紀が立って、少し遅れて僕も経つ。

 

「副部長に指名された 中川夏紀です」

 

「同じく副部長に指名されました鈴木拓哉です」

 

「え?」

 

僕達が名乗り出た事によって優子は驚いている。

あすか先輩…見たかったのはこういう事でいいんですか。

 

「反対意見 ありますでしょうか?」

 

「ちょっ… ちょっと待ってよ!あんた達が副部長?聞いてないんだけど」

 

「言ってないし」

 

「うん」

 

優子に問いに対して、夏紀と僕はそう返す。

 

「本気なの!?先輩たち何考えてるのよ…」

 

「知らないよ、私だってあんたが部長って聞いた時は「はあ?」ってなったし」

 

「違うわよ。拓哉は分かるけど。夏紀が選ばれたのが意味分からないって言ってんの!」

 

「なんで私はダメなの!」

 

「やっぱりこうなったか…」

 

「どういう意味よ!」

 

「いや なるでしょ 普通」

 

「あの人 完全に面白がってるなぁ…」

 

後藤…面白がってたよあすか先輩…

 

「そういうわけで 全く気は進まないけど 先輩の頼みなんで こいつをサポートしていきたいと思います よろしく」

 

「人のこと指ささないでほしいんですけど」

 

「失礼しました 部長」

 

「くぁぁ…!もぉーバカにしてーっ!」

 

隣で騒ぎだした2人の事は置いておくか、下手に止めたらきりがない。

先輩方はこういう事も計算して僕を幹部職に置いたんだろうし。

仕切っていきますか。

 

「という訳でこの三人でやっていく事になったのでよろしくね」

 

「もう、鈴木が部長で良くね」

 

「あはは…滝野…それ言ったら…」

 

「滝野!それはどういう意味よ!」

 

こうやって優子が突っかかるに決まってるよね。

今から始まるであろう苦労を思うと頭が痛い…

 

こうして 北宇治高校吹奏楽部が新たなスタートを切ることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*******

 

「拓哉先輩が部長になるって思ってました」

 

「私の相談に乗ってくれたりとかしてくれましたのでてっきり…」

 

「私も鈴木先輩が部長になると思ってました」

 

「そうそう、てっきり鈴木先輩が部長だと」

 

今日は三者面談の日って事もあり、授業が午前で終わるが部活はいつも通りにある日。

滝先生は面談の関係で来れない為。自主練である中、僕は一年生の4人と話していた。

 

「4人が僕が部長だって思ってた事にびっくりした…」

 

「先輩程、部長にぴったりな人いませんよ」

 

「僕が部長なんて務まらないって…幹部に選ばれたの今でも不思議に思ってるのに」

 

「そうですか?だって先輩って、私達の事もですけど、結構周りを見てるので部長にふさわしいって思ったんですけど」

 

「あはは、褒められるのは嬉しいね。そこまで評価してくれてありがと」

 

と言って久美子の頭を撫でる。

 

「先輩!?恥ずかしいですって」

 

「久美子…嬉しそう」

 

「麗奈…そんな事ないって」

 

久美子の頭を撫でていると、川島さんが僕の肩をトントンと叩いて入口の方を指した。

そこにはみぞれが居た。

 

「拓哉君、パート連…」

 

「分かった、ちょっと待ってて」

 

そうみぞれに言い、オーボエの入ったケースを持って彼女の元へと行く。

 

「それじゃ、各々練習頑張ってね」

 

『はい!』

 

四人に手を振って教室を後にする。

 

「さっき、頭撫でてた?」

 

「うん、撫でてたよ」

 

「私もやって欲しい」

 

「えっ?いいの?」

 

「うん」

 

みぞれが頷いたので、みぞれの頭を撫でる。

久美子とはまた違う髪の感触がした。

 

そのまま、パート連の教室に行く。

 

「寂しくなったなここも…」

来南先輩と岡先輩が引退して、ダブルリードは僕とみぞれの2人になった。

直近までうるさかった部屋が懐かしくて寂しく感じてしまう。

「うん…でも拓哉君がいるから…私は平気」

 

「僕もみぞれが居るから寂しくはないよ」

 

 

ヒロインは?

  • 小笠原晴香
  • 中世古香織
  • 鳥塚ヒロネ
  • 喜多村来南
  • 傘木希美
  • 加部友恵
  • 井上順菜
  • 剣崎梨々花
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