これの為にやった訳ではないんですが、話が合ってしまいました。
ではどうぞ
次の日、優子と教室で話していた。主にアンサンブルコンテストの事で
「拓哉参加するのね」
「うん、面白そうだし」
実際やってもいいならやってみたかったのはあるし。何より優子が参加するなら参加するつもりでいた。優子がトランペット、僕がオーボエで吹くのは、後何回かと思うし。
まぁ…滝先生に止められていたけど…そこは…どうにかして説得した。
「やるからには頑張るわよ」
「それはもちろん」
その後の話として、僕が参加することを聞いた梨々花ちゃんから一緒に吹きたいと言われたが、流石に断った。
楽器室に貼ってあった編成表を見て
「駿河ちゃんと一緒か」
「一緒にやってたので駿河ちゃんに話したら『拓哉先輩と一緒なんですか!ぜひお願いします』って言ってました」
「それなりには接してきたからね…」
と言った瞬間、背後にいた優子にほっぺをつままれた。
「随分と鼻伸ばしてたみたいね」
「そんな事ないって、あくまで同じパートだったからだよ」
「そんな事分かってるわよ」
僕、優子、希美、夏紀、駿河ちゃんの5人で管楽五重奏をやる事になった。
「拓哉先輩とまた一緒に吹けるなんて信じられないです!」
「うん、少しの間だけどよろしくね」
「はい!」
「あの子凄いね。周り三年生ばっかなのに」
「拓哉が居るからじゃないかな?」
「で、優子は良いの?」
「あれぐらい気にしてないわよ。後で拓哉の事絞めるけど」
「気にしてるじゃん…」
「うっさい」
簡単な挨拶だけど交わして楽譜を貰った。
「フラワー・クラウンね…」
「どうしたの?」
「希美…わざとでしょ」
「ばれた?」
「そりゃそうでしょ、クラリネットの楽譜じゃん…これ」
「だって拓哉、クラリネット吹けるじゃん」
「まぁ…吹けるけど…普通はオーボエの楽譜持ってくるでしょ」
希美に突っかかるようにそう言うが、当の本人は笑いながら誤魔化していた。
「先輩!クラ吹けるんですか!」
「うん、流石に今の二年生程じゃないけど…」
「吹けたら驚きよ」
「とりあえず…明日からクラ持ってやればいいって事ね?」
「そういう事で」
「次から次へと…」
勝手に名前を書かれた事といい、今回のクラといい…無茶ぶりにも程がありますよ本当…
-練習中-
引退した後、オーボエとクラの練習をやっていた事もあってそこまで苦労はしなかった。
演奏を隣で聞いていた優子が声をかけてきた。
「拓哉って本当に何やっても上手よね。クラだってそうだし」
「そう?上手に出来てるならヒロネ先輩のおかげだね」
「本当に、鳥塚先輩って拓哉の事信頼してたもんね」
「あはは、先輩方からは本当によくしてもらったよ」
「あの時に告白して、こうやって付き合えて良かったわ」
「僕も優子と付き合えて幸せだよ」
「//」
優子が照れているのを見て、あの時の告白が脳内に蘇ってくる。
このやりとりを見ていた駿河ちゃんが声をあげた。
「…拓哉先輩と優子先輩ってこうやって見ると本当に付き合ってるのが分かりますね」
駿河ちゃんがそう言って、こちらを見ていると夏紀が隣から声を発した。
「2人って春から同棲するんだよ」
「ええ!?そうなんですか!?」
夏紀の発した言葉に、駿河ちゃんが驚きの声をあげる。
「最初に聞いた時はびっくりしたよねー」
「ねぇ〜同じ大学だからってさ、同棲だよ!凄くない?」
「流石!先輩!」
そこは憧れる所ではないって…
隣にいる優子が痺れを切らし始めた。
「そこ~そんな話しないでさっさと練習しなさいよ!」
『は〜い』
「すみません…」
優子に怒られた3人は再び、楽譜に目を通し、練習を再開した。
クラの練習ってヒロネ先輩が居たからって設定にした筈なんですけど。まさかここで伏線回収みたいになっちゃった…
*以前のスタイルに戻してみました。
色々と考える事が多くて大変です…(汗)
野球×ユーフォ ヒロイン 3年生順
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小笠原晴香
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中世古香織
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斎藤葵
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姫神琴子
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鳥塚ヒロネ
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吉川優子
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中川夏紀
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鎧塚みぞれ
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傘木希美
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加部友恵
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島りお
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黄前久美子
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高坂麗奈
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川島緑輝
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加藤葉月
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井上順菜
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堺万紗子