独立傭兵なのにHALフレーム 固定なのなんでさ?   作:こたっちゃん

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どうも、こたっちゃんです。今回も前回と同じくらいです。

???「お気に入り登録をしてくれるご友人たち…素敵だ…♡」


ご友人…♡素敵だ…♡

あの後、俺は整備室へと案内された。

カーラ曰く、今回の整備費はタダらしい。

ていうか俺の名前、ナインなんだ。9の数字はAC 内での最強の証でもある。てことは最強?俺が?

やったぜ☆

そしてついに、カーラとの対談だ。これで俺の今後の命運が決まる。

 

俺は意を決してカーラのいる部屋に入る。そこは交渉部屋のような感じで、ソファが対面でおかれており右側にカーラとAC サーカスを小さくしたような約1.5mほどのロボット。おそらく、カーラの作ったAIチャティ·スティック*1だろう。

 

「待ってたよ、ナイン。話をしよう。まず単刀直入に聞くがなぜあんたが生きてんだい?あんたは、アイビスの起動実験で、死んだはずだ。」

 

え、待って俺死んでたの?本当に?

 

「…悪いがカーラ、俺は本当に死んだのか?」

 

「ああ、本当さ。あの時、あんたは死んだ。死んだはずだった。でもなぜか今生きている。一体どんなトリックだい?」

 

マジか。でもわからん。この体がなぜ生き返り俺がこの中にいるのか。正直に伝えるしかないか…。

 

「すまないが、俺にもわからない...。覚えてないんだ。その起動実験のことも、自分のことも。」

 

「それは......本当かい?」

 

「本当だ…。でも、少しだが覚えていることもある…君やウォルターのこととかね。」

 

少し、しんみりとした空気になっていたところでカーラが切り出す。

 

「あんたは...コーラルについて、どう思う?」

 

「コーラルについて、か…。」

 

正直なぁ。確かに危険ではあるんだろうけど、

 

「俺はコーラルは有用なエネルギー。人類の可能性を広げるものだと思う。」

 

「……………コーラルのせいで、人類が滅ぶ可能性があるとしてもかい?」

 

「…それでもさ。………コーラルの危険性、それは自分自身で体験してきたからな。でも…それでもだ。それと同じくらい、コーラルは有用だ。その有用性を危険だからと捨てるのは、人類の進化の可能性を捨てているに等しい…。」

 

沈黙が流れる…。

 

「………やっぱりあんたはなにも変わってないね.......ナイン、あんたに1つ依頼したい。」

 

「ああ、構わない。」

 

「実はうちらRaD を裏切ったクズが、グリッド012に隠れすんでやがる…。そのクズの排除を依頼したい…。あんたの実力なら大丈夫だろうが、あのクズはあれでもランカー上位だ。気を抜くんじゃないよ。」

 

「ドーザーってのは大体がクズだろうが、君が言うならよっぽどだな…。そいつの名前を教えてくれ。」

 

「オーネスト·ブルートゥ*2だ…。このクズは、うちから金と技術、それからあたしが弄ってたおもちゃを盗みやがったのさ…。」

 

「………わかった。その依頼、受けようじゃないか。」

 

「よろしくたのむよ、ナイン。ああ、それから報酬金のことだが………」

 

「その事だが…カーラ、ウォルターに仕送りなんて出きるか?」

 

「まぁ、できるが……何をする気だい?」

 

「じゃあ、これをウォルターに送ってくれ。それが今回の報酬だ。」

 

俺は端末を操作し、カーラの端末にそれを送る。

 

「ああ、わかっ…!?あんた一体どこでこんな大金を!?」

 

「出所に関しては知らなくてもいい。とにかく、その金をウォルターに送ってくれ。それを報酬とする。」

 

「……わかったよ、ナイン。」

 

「んじゃ、時間が決まったら教えてくれ。それまで、待機しておくからさ。」

 

 

 

<->

 

 

 

対談が終わって、ナインが部屋を出る。

 

「はぁ、こいつは考えものだね…。」

 

いよいよ、あいつがあたしたちの計画を知ったらどうなるかねぇ......。もしもそのときは…。

 

「まあ、あいつがあのクズを消してくれるからね…。少しは気分がよくなるだろうさ。」

 

さて、準備をするとしよう。

 

 

 

<->

 

 

そんなわけで、今俺はカーラの依頼を受け、グリッド012にいる。

 

「ようこそ!ビジター!このような僻地まで来てくださるとは……感激だ…♡」

 

俺は今!この依頼を受けたことを!後悔している!

 

「ブルートゥ!あんたが盗んだものを返しに来てもらったよ。」

 

「おや?カーラのご友人でしたか。素敵だ…♡ならば、私にとっても友人同然です。新しいご友人…楽しい時を過ごしましょう…♡」

 

おええええ!気持ち悪ぃ!

ゲームで聞いてたのと全然違う!すごい声が耳にくっつく!なにこれ!?

 

「遠くから新しい友人がたずねてくる…。素敵だ…♡本当に心が踊ります。」

 

「ほっときな、ナイン。気にしないほうが身のためだ。」

 

ま、まあ確かにそうだな…。気にしない!気にしない!

 

「お待ちしてますよご友人…♡私は貴方と上手に踊れるでしょうか…?心配だ…けれどそれよりずっと楽しみです…♡」

 

もう、ブルートゥがキモすぎていつの間にか四脚MTを倒してたよ。これはカーラがああ言うのもわかるね…。

 

「スロー♡スロー♡クイッククイックスロー♡スロー♡スロー♡クイッククイックスロー♡待ち遠しいですね…ミルクトゥース。」

 

ぐあああああ!頭がぁ!頭がぁ!おかしくなるぅぅぅ!

気持ち悪ぃ!マジで!

 

「友人ならばもてなしたい、喜んでくれたなら…素敵だ…♡」

 

はあ、はあ、やっとついた…。

 

「ここが終点だよ、ナイン。やつはここにいるはずだ。」

 

「了解…。」

 

マジできつかった…。現実だとここまでなんだね…。

とりあえず、ブルートゥは奇襲を仕掛けてくるだろうし…。あ、見つけた♡えい♡

 

「ご友人!サプライズをさせてくれないのですか!?」

 

「させてやるかよ!」

 

そういいつつ、火炎放射器『Bad Cook 』で火をばらまくブルートゥにコーラルライフルを放つ。

 

「カーラ…貴女はいつも私に新しい出会いをくれる……素敵だ…」

 

こいつが素敵だ…って言う度悪寒が走るぜ…。

 

「ジェネレータの甘美な調べ…ミルクトゥースも喜んでいます。」

 

「いい加減黙ってくれねぇかなあ!!」

 

「ミルクトゥースも…レールキャノンも啼いている…親元を離れカーラを恋しがっていたのでしょう。不憫だ…」

 

「…かける言葉も無いよ…。」

 

「スロー♡スロー♡クイッククイックスロー♡スロー♡スロー♡クイッククイックスロー♡素敵なステップです…ご友人♡」

 

「そろそろ、黙らせてくれると助かるよ…。」

 

カーラも相当きてるらしい。

 

「くたばりやがれ!変態紳士!」

 

ミルクトゥースにコーラルミサイルが直撃する。

 

「新しいご友人…贈り物をくれるのですね…素敵だ…♡」

 

「…死んだみたいだね…。良かったよ。」

 

「やっとくたばったか…。」

 

「良くやってくれた、ナイン。後はこっちでやっておくよ。」

 

「ああ、報酬の件頼んだぞ。」

 

「わかってるさ。ウォルターにもいい報告ができそうだ。」

 

はあ、疲れたぁ…。機体のダメージは少ないけど精神的には大ダメージだ…。

もう帰って寝よ…。

*1
AC6に登場するキャラクター。カーラの作ったAI であり、『RaD』の情報担当。

*2
AC6に登場するキャラクター。作中で1ミッションしか出てこないのに、その濃すぎるキャラで人気になっている。




ご友人には早めに退場してもらいました。不憫だ…。
次回[主人公が出てこないってどうなっているんだってばよ!?]
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