独立傭兵なのにHALフレーム 固定なのなんでさ? 作:こたっちゃん
621のアセンブルに時間がかかったので遅くなりました。
この駄け……
パッパ
「駄犬呼ばわりはやめてもらおう」
ルビコン星系にあるとある惑星。そこで3人の少女に詰められている1人の少年と、それを見て困惑している男がいた。
「621、あなたは中量二脚を使うべきです。中量二脚はスピードと装甲を合わせもち、様々な状況に…」
617は中量二脚型のACがいかに素晴らしいかを621に説明している。
「617!説明が長いよ!そんなんじゃ621もわかんないよ!だから621も私と同じ"これ"使おう!」
619は自分が使っている四脚型のACを621に勧めている。
「……………ん、(圧)」
620は621にパイルバンカーの写ったタブレットの画面を見せながら無言の圧をかけている。
「え……と……あ……」
「………………」
これを目の当たりにしたウォルターは困惑した。
事態は数日前に遡る。その日は621が再手術を終え、拠点ヘリへと戻ってきていた。
「えぇー!?621、包帯とれてるー!」
「これは…全身を再手術したのですか?ハンドラー。」
「その通りだ…あいつが声帯部分の再手術以外も望んだからな…今の621は視覚や聴覚や味覚なども取り戻せた。だが、あいつは強化人間手術を行う前から足が弱かったようだ…歩くことは難しいだろう…それにあいつの右目はもう治らない…。」
そういいつつ、ウォルターは車椅子に乗った621を見る。
保護膜がとれて露になった顔は10歳ほどの少年を想起させる。だが、右目には眼帯を着けており、歩行も難しい。
きっと、この仕事が終わればもっと良い再手術を受けられるはずだ。必ずこいつにも普通の生活を、と考えるウォルターであった。
「
「621、そう急ぐ必要はない。毎日会話すればいずれ話せるようになる」
「
「お前達、今日から数日俺は野暮用に出てくる。だからその間、621の世話を頼む。」
「わかりました。ハンドラー」
「「…………わかった」」
ウォルターが数日拠点から離れることを知り、元気がなくなる619と620。
「しばらく依頼は受け付けないようにしてある。食事の準備等はわかっているな、617」
「はい。問題ありません。」
「ならば、俺はそろそろここを出る。お前達もゆっくり休め。」
そういって、ウォルターは部屋から出ていく。
「ねえ、621?619って呼んでみて!」
「
「619、621はまだしっかりと発声できないとウォルターも言っていたでしょう…。」
約5日たった。3人と話していた621はかなり話せるようになっていた。
「621、お風呂の時間ですよ。」
「わかっ、た61、7おねえ、ちゃん」
「?」
621は急に動かなくなった617を不思議そうに見ている。
「ハッ、一体今のは…?」
「どうし、たの?おねえち、ゃん」
「あっ♡」
617は鼻血を流しながら倒れた。そして、621が慌てて呼んだ619と620にベッドに放り込まれた。*1
それから、更に数日。そろそろ、ウォルターも戻ってくる頃だ。そんなとき、621がウォルターに連絡を入れた。
<ウォルターへ
自分のACを組みたいです。
621>
それから、数分後。
<確認した。使いたいパーツが決まったら、俺に報告しろ。注文しておく。>
それから、この事を617達に報告した。
事態は冒頭へと戻る。
「お前達……」
「「「!?」」」
「……621に自分と同じパーツを使ってほしい気持ちもわかるが…そのACを使うのは621だ。621の意見は聞いたのか?」
「…聞いていません。ハンドラー。」
「それではダメだ。勧めるのは構わないが、押し付けることは違う。」
「「「ごめんなさい。ハンドラー。((ウォルター))」」」
「謝る相手が違う。」
「「「ごめんなさい。621」」」
「いい、よ。おねえち、ゃんたち」
「「「はぅあ!」」」
ウォルターは更に困惑した。
621
機体名:ハウンド5
R-ARM UNIT:RF-024TURNER
L-ARM UNIT :SG-027ZIMMERMAN
R-BACK UNIT :BML-G3/PO5ACT-02
L-BACK UNIT :SB-033M MORLEY
HEAD :HD-011 MELANDER
CORE :VP-40S
ARMS :AR-011 MELANDER
LEGS :RC-2000 SPRING CHICHEN
BOOSTER :BST-G2/P06SPD
FCS :FC-008 TALBOT
GENERATOR :DF-GN-08 SAN-TAI
EXPANSION :ASSAULT ARMER
621が組んだACは重逆関節型のACだった。 ショットガンとライフルとミサイルでスタッガーを取り拡散バズーカと逆関節からなる強力な蹴りを主軸に戦う機体だ。
「うぉるたー、これが、いい。」
「わかった。注文しておこう。それとお前達。621のACが組み終わったら、新しい仕事の話をする。」
ぶっちゃけブラコンハウンズが書きたかっただけです。
ウォルターのエミュが難しくて厳しいって。
恐らく次回辺りでこのチャプターは終了します。
次回[宇宙港奪還]
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